「がんこ@池袋」松茸の土瓶蒸しラーメン
第四日曜日、「新一条流がんこラーメン@池袋」のスペシャルデイ。事前情報によると、旬の素材「松茸」を使ったラーメンだそうだ。
今回は珍しく14時の開店。その少し前に着いてみると、いくつか見知った顔ぶれが先に並んでいる。昨日行けなかった「覆麺」のスペシャルの内容を聞いてみると、なんと「牡蛎とレモンに白ワインのラーメン」だったそうだ。うわぁ、なんてもったいないことをしたんだろう。これ大のお気に入りメニューなんだよなぁ。
てなことはおいといて、今日のスペシャル。なんと「松茸の土瓶蒸しラーメン」だそうだ。店頭に置いてあったのは巨大なマツタケ。これほどデカイのは観たことがない。福島産と言ってたっけな? ダシに大量に使ったのは中国産で、ラーメンにトッピングしてくれるのは福島産だと言っていた・・・ような気がする。
こちらがそのトッピング用のマツタケ。一度炙った?ものを丁寧に裂いてある。ボール一杯のマツタケ。なんて贅沢なんだろう。今年の豊作ぶりが判ろうというものだ。この豊作で菌が沢山地面に落ちて、来年も豊作だといいなぁ。
しばらくして二巡目で店内へ。もう店内に入った瞬間からマツタケの素晴らしい芳香がする。
「松茸の土瓶蒸しラーメン1,000円」
どうですか、このルックス。マツタケにレモン、鶏の胸肉?、ナルト。そうして水菜の上には銀杏が載っている。なんだか土瓶蒸しと茶碗蒸しの中間のようなトッピング。
で、スープを一口すすると、もう鼻腔が全てマツタケの芳香で満たされて、これはなるほど「松茸の土瓶蒸し」だわぁ。スープもいつもより豚骨を押さえているのか、それとも動物系は鶏だけなのか、マツタケの芳香を殺さない工夫がされているようだ。いつものがんこらしい醤油ベースのショッパさも押さえられていて、とにかく素晴らしいスープに仕上がっている。
中細ストレートの麺はいつもの断面が○のもの。いつもながら、この麺のツルツル感がいい。大好きな麺なのだ。
マツタケと右は鶏の胸肉。いつものバラ肉チャーシューを使わなかったのは、これもまたマツタケの風味を壊してしまわないための気遣いだろう。
何度か書いているけれど、ご主人のルイスさんには元々料理人としてのウデがある。そこへ「がんこ」のレシピが加わったのだから、高い水準でバランスされたラーメンができるのも道理というものだろう。
これもそんなあまりにも美味しいラーメンだった。これで 1,000円は明らかに安い。
例によって、というか、このスープは絶対に残せない。完食の全汁。大満足で店を後にしたのでした。いやぁ、それにしても旨かったなぁ。
◆元祖一条流がんこ 池袋店 (新一条流がんこ)
豊島区東池袋1-13-12 最寄駅:池袋
営業時間:11:30-15:00 18:00-22:00
売切終了 不定休(ほぼ無休)
| 固定リンク | 0
コメント