「がんこ@池袋」乾物類スタミナの悪夢
昨日の覆麺には行けなかったけど、今日の「新一条流がんこラーメン@池袋」は悪魔の日だ。はずせない。
先日聞いた情報によると乾物類の内容はナイショ、スタミナはニョロニョロだそうだ。ニョロニョロは頂けないけど、そのまんま出てくるのでなければなんとか許せるよなと、とにくかく出かけることにした。。
開店前の店先には悪魔狙いの同好の士が並ぶ。そう、今や都内で、スープまで専用に作る悪魔を出すのは、この店と13日の金曜日の「覆麺」だけ?となってしまったから貴重なのだ。
あれこれ話すうちに、ほぼ定刻どおりに開店。
「乾物類スタミナの悪魔ラーメン 1,000円」
いかにも池袋の悪魔という濃く茶濁したスープに悪魔肉、そしていつものバラ肉ロールのチャーシューに味玉、メンマ、キザミねぎ、海苔が載っている。
一口スープをすすると、悪魔らしい強いショッパさがドンと来て、続いて魚介と乾物類?の旨味が押し寄せる。そうこれぞ「悪魔」なんですねぇ。
ニョロニョロはニシキヘビだそうだ。これをご主人のルイスさん自らが煮干しにしてダシの一部としているらしい。他には普通の煮干しの他、エビやイカ(スルメ?)などの乾物類を沢山使っているという。
麺はいつもの断面が○の中細ストレート麺。サッポロめんフーズ製のこの麺がいつもながらに旨い。ほんとにツルツルのシコシコなんですね。そうして本来玉子色のその麺が、こんな風に悪魔色に染まって上がってくる。


更にショッパ辛く味付けされた悪魔肉が逃げ道を無くす・・・のだけど、旨いから食べられる。トッピングの味玉といつものチャーシューが救いになっている。
悪魔には一味唐辛子が良く合う。途中でサッと振りかけてやると、悪魔のショッパ辛さが一味の辛さで中和されるかのような錯覚が起こる。
ご主人ルイスさんが作るものは、どれも水準が高い。元々本人が料理人であるところに持ってきて、家元直伝のレシピが加わるのだから不味かろうはずもない。
文句なし。さすがは「がんこ池袋」という出来なのでした。
今日も悪魔注入完了。今度またこんな「悪魔」を食べられるのはいつだろう。奇数月だから11月まで待たなくてはならないか。待つのもまた楽しみの一つではありますな。
ピクピクし始めたコメカミを感じつつ(^^;、帰宅の途についたのでした。途中で野菜ジュースを買って帰ることにしよう。もちろん「これイチ」をね。
◆元祖一条流がんこ 池袋店 (新一条流がんこ)
豊島区東池袋1-13-12 最寄駅:池袋
営業時間:11:30-15:00 18:00-22:00
売切終了 不定休(ほぼ無休)
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