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2010.09.29

「二代目 武道家@中野」で硬め濃いめ

 飲み会の最中にラーメンの話になって、家系の話で盛り上がった。遅い時間に二次会を終えての帰宅途中、中野駅のホームに着いたあたりでは、もう気分は完全に家系。迷わず南口へ出て、向かったのはここ「二代目 武道家」である。

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 遅い時間だというのに、店内は6割ほどの入りだろうか。相変わらず繁盛しているようだ。券売機で食券を買って、近くのカウンターに着席。今日のコールもいつもどおり「カタメ コイメ オオメ」。麺の硬さ、タレの量、脂の量をお好みで選べるのがこの店や家系の特徴だ。

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 「ラーメン(中盛り) 750円」
 茶濁したスープに太麺、チャーシュー。ほうれん草に大き目の海苔が3枚。これぞ家系の特徴ですな。テーブルに載っているニンニクや豆板醤、ショウガ、胡椒などはお好みで使うとよい。今日はニンニクだけ少々。
 スープを一口すすると、おおっ、これまたまさに家系という豚骨醤油の強い味。ケモノの存在を感じさせるスープだ。濃い目にしたから、かなりショッパいのだけど、飲んだ後的にはきっとこれでちょうどいい。

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 もう一つの家系の特徴。表面を覆ったアブラを突き破って麺を上げると、盛大に湯気が上がる。
 この家系御用達酒井製麺製の極太麺の食感が好きだ。今日の茹で加減はややヤワ目か。前回はやたら硬かったよなぁ。麺上げの担当によってばらつきがあるのも家系らしさのひとつだろう。

 例によってウマイウマイと食べ進むうちに、ショッパさがキツく感じてきた。珍しく全汁はせずに 1/4ほどスープを残した。今日のはいつものより濃かった? これも家系らしさだろう。

 家系も定期的に注入しておく必要がありますな。

◆横浜家系らーめん 二代目 武道家
 中野区中野3-34-32 最寄駅:中野
 11:00-15:00 16:00-26:00 無休
  (2009.5.20オープン)

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2010.09.26

「魚屋よ蔵@中野」で昼間っからポン

 いつものことだけど悪魔を食べた後は猛烈に喉が渇く。野菜ジュースを1本飲んだくらいではとても追いつかないのだ。中野ブロードウエイまで買い物に出かけたついで?に喉を潤して行くことにした・・・って、どっちが先なんだか(^^ゞ

 「立呑酒場 魚屋よ蔵@中野」。中野のちょっと裏通り、昭和新道商店街にあるこの店は、最近日曜日の営業を開始してくれた。しかも14時からという嬉しい時間設定だ。今日15時過ぎという時間、先客は一人だけ。

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 「晩酌セットB(ホッピーセットと刺身+お総菜)880円」
 選んだ刺身は「タコ」。そして「ミミガーの燻製」。大将、「若」大将と世間話などしながらアッという間に中を三杯。これだけではちともの足りなかったのでトリハイを一杯追加。いいねえ、休日の昼間っから飲むってのは。

 とはいえ、これ以上飲むとまだ日が落ちる前だというのに逝ってしまいそう。ちょうど気持ちが良くなったこの辺でやめておくことにしよう。

 困ったなぁ。日曜日、しかも真っ昼間っからでも気持ちよく飲むことができるようになってしまった。これじゃあ抜く日がないよねぇ(^^;

 お会計は1,200円強だったような気がする・・・やっぱ酔ってるか(^^ゞ これもまた有り難い。

◆立呑酒場 魚屋よ蔵
 中野区中野5-48-5 最寄駅:中野
 中野昭和新道商店街
 17:00-24:00 日祝 14:00-21:00 水曜休

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「がんこ@池袋」乾物類スタミナの悪夢

 昨日の覆麺には行けなかったけど、今日の「新一条流がんこラーメン@池袋」は悪魔の日だ。はずせない。
 先日聞いた情報によると乾物類の内容はナイショ、スタミナはニョロニョロだそうだ。ニョロニョロは頂けないけど、そのまんま出てくるのでなければなんとか許せるよなと、とにくかく出かけることにした。。

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 開店前の店先には悪魔狙いの同好の士が並ぶ。そう、今や都内で、スープまで専用に作る悪魔を出すのは、この店と13日の金曜日の「覆麺」だけ?となってしまったから貴重なのだ。
 あれこれ話すうちに、ほぼ定刻どおりに開店。

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 「乾物類スタミナの悪魔ラーメン 1,000円」
 いかにも池袋の悪魔という濃く茶濁したスープに悪魔肉、そしていつものバラ肉ロールのチャーシューに味玉、メンマ、キザミねぎ、海苔が載っている。
 一口スープをすすると、悪魔らしい強いショッパさがドンと来て、続いて魚介と乾物類?の旨味が押し寄せる。そうこれぞ「悪魔」なんですねぇ。

 ニョロニョロはニシキヘビだそうだ。これをご主人のルイスさん自らが煮干しにしてダシの一部としているらしい。他には普通の煮干しの他、エビやイカ(スルメ?)などの乾物類を沢山使っているという。

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 麺はいつもの断面が○の中細ストレート麺。サッポロめんフーズ製のこの麺がいつもながらに旨い。ほんとにツルツルのシコシコなんですね。そうして本来玉子色のその麺が、こんな風に悪魔色に染まって上がってくる。

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 更にショッパ辛く味付けされた悪魔肉が逃げ道を無くす・・・のだけど、旨いから食べられる。トッピングの味玉といつものチャーシューが救いになっている。

 悪魔には一味唐辛子が良く合う。途中でサッと振りかけてやると、悪魔のショッパ辛さが一味の辛さで中和されるかのような錯覚が起こる。

 ご主人ルイスさんが作るものは、どれも水準が高い。元々本人が料理人であるところに持ってきて、家元直伝のレシピが加わるのだから不味かろうはずもない。
 文句なし。さすがは「がんこ池袋」という出来なのでした。

 今日も悪魔注入完了。今度またこんな「悪魔」を食べられるのはいつだろう。奇数月だから11月まで待たなくてはならないか。待つのもまた楽しみの一つではありますな。

 ピクピクし始めたコメカミを感じつつ(^^;、帰宅の途についたのでした。途中で野菜ジュースを買って帰ることにしよう。もちろん「これイチ」をね。

◆元祖一条流がんこ 池袋店 (新一条流がんこ)
 豊島区東池袋1-13-12 最寄駅:池袋
 営業時間:11:30-15:00 18:00-22:00
 売切終了 不定休(ほぼ無休)

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2010.09.25

「むろや@新宿御苑」の冷やしトマト麺

 今日は「覆面智@神保町」のデスマッチデーなんだけど、時間が合わず行くことが出来ない。代わって訪れたのは久しぶりのここ。「むろや@新宿御苑」である。
 先日の池袋で得た情報によれば、ひょっとしたらまだ限定をやっているとか。まぁもし無ければないで久しぶりに通常メニューを食べるも良し。

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 15時少し前に着いてみると、先客は一人だけ。券売機は?と見ると、良かった、まだやっていた。限定のチケットを買って着席。
 ご主人のFさん。急に寒くなってしまって「冷やし」はどうしようかと思ってたと、にこやかに応対してくれた。ご主人がお仲間の陣中見舞いがてら様子を見に行ってきたという「大つけ麺博@浜松町」の話などを聞きながら待つことしばし。

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 「限定 冷やしトマト麺 900円」
 見てください。このルックス。トマトの冷製スープに麺が浮かぶというようなものを想像していたのだけど、まるで違った。ホールトマトを潰したもの上に、もう(限定も)お終いだからとカットトマトを大量に載せてくれた。上の緑はバジルかな。

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 良くかき混ぜて麺を頬張ると、エビ油とオリーブオイル?、ニンニクの風味もする。そしてそれらが麺に絡んで上がってくるわけですな。
 その麺はいつもと違う太めの平打ち麺。これツルツル感と歯応えの両方があって旨いわぁ。さすが浅草開化楼、ですかね。

 そして、限定ではお馴染みの鶏チャーシュー。これもまた塩加減が絶妙で、このタレというかソースが良く合う。

 こんな冷やしもありだよなぁ。なんとも言えず旨い、たぶん今年最後の「冷やし」になった。

 残念ながら「覆麺」には行けなかったけれど、大満足の「一日一麺」。台風一過で天気も気分もいい秋の日を文字通り味わうことができたのでした。

◆ラーメン むろや
 新宿区四谷4-25-10 最寄駅:新宿御苑前 or 四谷三丁目
 11:15-15:00 17:00-21:00 日曜は休みが多い
・麺の量(中盛まで同じ値段)
 ラーメン: 並 180g (700円) 大盛 270g(+100円)
 つけ麺 : 並 200g 中盛 300g(750円) 大盛 400g(+100円)

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2010.09.24

吉野家の牛鍋丼

 昼食にと久しぶりに入った吉野家。普通に牛丼を食べるつもりで入ったのだけど、店先のPOPに「牛鍋丼 280円」とある。うわっ、安いじゃないかと思わずそれを注文。

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 「牛鍋丼 280円」
 うーむ、見た目で牛丼と違うのは、ご飯を覆う牛肉とタマネギの他にシラタキと焼き豆腐(一つ)が入っていること。

 でも食べてみると普通の牛丼と殆ど違和感はなく食べることができた。実際、いつもどおり紅生姜をドバッと載せ、七味唐辛子をササッとかけると、もう殆ど牛丼の世界。

 価格破壊、かなぁ。その昔、私が学生時代の吉野家は牛丼の並盛りが 300円だったと記憶している。

 そういえばその頃、吉祥寺駅の井の頭口にある店では、すぐお隣の「養老の滝」が昼の部として牛丼を売り出し始めていて、その額はたったの 200円だった。「養老の滝」の店先の看板に「100円を笑うものは100円に泣く」と大書されていて、結構笑えた。

 バイト学生だった私は、「養老の滝」の肉は厚い代わりに硬くて明らかに味は落ちるのだけど、この100円の差は如何ともしがたく、毎日のように「養老」の方に通っていた・・・。

 そんなことを思い出しながら、ふと気がつくとドンブリがカラになっている。ドンブリ一杯の幸せ?(^^; お勘定を済ませてごちそうさまぁ。

 あれからもう30数年、牛丼はまだ 350円。企業努力と競争原理、大したもんだ。この 280円、文句なしでイケますよ。

◆吉野家@中野北口店
 中野区中野5-66-3 最寄駅:中野
 無休 24時間営業

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2010.09.23

「がんこ16代目(高戸橋)」秋分の日スペシャル

 珍しく事前に「がんこ16代目@高田馬場」の祝日スペシャルの情報が入った。というわけで、神保町でふくらんだ腹をさすりつつ向かったのは新目白通りと明治通りの交差点「高戸橋」。約1年半ぶりの訪問になる。

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 この高戸橋16代目は「がんこ」発症、ぢゃない発祥の地。当時家元の下で、末広町の八代目あたりまでがこの店で修行していたのだそうだ。
 店に着いて中を覗いてみると、あいにく満席だ。大雨の中しばらく待つと席が空いて座ることができた。

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 狭~い店内のハジっこには先日も会ったがんこ仲間のT氏の顔が見える。帰り際にちょっとだけ挨拶をすることができた。

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 「ホタテ貝柱・飛び魚と大山地鶏の塩ラーメン 1,000円」
 大盛りか味玉を選ぶことができるので味玉をお願いした。
 がんこの「塩」らしく澄んだスープは、アゴダシが効いて、後からホタテの風味が柔らかく付いてくる。なるほど豚ではなく鶏、それも大山地鶏の上品さがこのスープに良く合っているわけだ。塩気は最近のこの店らしく、がんこにしてはやや抑えめ。

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 麺はがんこらしい極細のやや縮れ麺。麺自体が旨い。ブロック状のバラ肉からやや厚めに切り取られたチャーシューがまた絶品。さすがは「がんこ高戸橋」と思わせられる出来だ。

 途中で奥の方の焦がしネギを沈めてやるとまた香ばしい甘さが加わる。いいねぇ。

 他のトッピングは半熟トロトロの味玉にキザミねぎ、カイワレ、穂先メンマ。この穂先メンマが柔らかくて、でも歯応えがあって旨かったなぁ。

 「がんこの塩」の中でもとても完成度の高い逸品だと思った。私的にはタレの増量をお願いすれば良かったかなというところ。

 やっぱりこの店も外せない。また機会を見つけて食べに来ることにしよう。

◆元祖一条流がんこ 十六代目
 豊島区高田3-22-12 最寄駅:高田馬場 (or 学習院下)
 18:00-1:00 日祝休

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「覆麺 智@神保町」乾燥カキと焦がしネギの正油

 朝から雨、時折激しく降っている。秋分の日だから、朝のうちにまずは墓参を済ませるつもりでいたのだけど、この雨では仕方ない。延期させてもらうことにしよう。

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 そんな雨でも、こちらには行くのです。「覆麺 智」の祝日スペシャルね。
 定刻を10分遅れて開店。今日もO店主と白妹S嬢の二人体制のようだ。

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 今日のメニューと寸胴の様子。澄んだダシの上にレモン?が見える。

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 「乾燥カキと焦がしネギの正油ラーメン 880円」
 右下の海苔の上に載っているのは乾燥カキを粉末に砕いたもの。魚粉ならぬ牡蛎粉だ。もっとこの牡蛎がドンと来るのかと思ったけど、そうでもなかった。家元がいないからこそできる?新しい試みなんだろうけど、やっぱり粉にして入れるのではなくて、きっちりダシとして取って欲しかった気がする。

 まぁ、それはなくともトッピングを崩して沈めてやると、焦がしネギの甘みと香ばしさが伝わってきて、ジワリと旨かった。

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 麺はいつもの極細麺。ややヤワメだったかなぁ? おや今日の味玉はいつもの半熟トローリでなくてハードボイルド?などと思いつつも完食。今日もまたお後のことを考えて全汁はなし。

 今週末のデスマッチは「豆乳スープの味噌ラーメン」だそう。行けるかなぁ。

 ごちそうさまと店を出て、・・・さてそれでは高田馬場方向へと向かうことにしよう。

◆覆麺 智(とも) 会員制
 千代田区神田神保町2-2 のあたり 最寄駅:神保町
 11:00-22:00 土日祝は 18:00頃まで 売切れ終了あり
 不定休(ほぼ無休) 平日夜の部 17:00-22:00 のみ会員制
 非会員の方は会員と同伴か、オープンの平日昼の部または土日祝にどうぞ。
 但しオープンであってもラーメン大好きな人に限るそうです。

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2010.09.22

「野郎ラーメン@神田」で野郎ラーメン

 神田で仕事を終えた。中野へ帰るつもりでいたのだけど、気分は二郎系。というわけで「野郎ラーメン@神田」である。

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 18時過ぎの店内は先客1人。雨が降り出しそうな空模様のせいか、足早に駅へ向かう人たちが多い。そう言えば天気予報でも夜から雨って言ってたっけ。
 外の券売機の前で「豚野郎」にしようかどうか迷ったんだけど、共食い(^^;になるのを避けてこれ。

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 「野郎ラーメン 680円」
 この店の「ヤサイ」は炒めたもので、マシにすると別料金になってしまう。だから今日のコールは「ニンニクアブラ」。ヤサイをマシにしないときは「カラメ(カエシ増し)」のコールを付けないことが多い。

 うん、野菜炒めの甘みが溶け込んで、ライト系の「野郎」によく合う。やっぱりなかなか旨いねぇ。

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 二郎インスパイヤーにしてはやや細めのストレート麺はツルツル感と適度な弾力があってグッド。ブタもらしくない上品なおいしさがある。
 シャキシャキ野菜と一緒に麺を頬張る。これが二郎系のいいところ。

 神田にも元直系二郎(系)の「ラーメン神田店」というのがあるのだけど、こちらの方が駅から近いということもあって、二郎が食べたいとなると、つい「野郎」になってしまう。

 すぐ並びにあるのに最近「味伝」にも行っていない。気持ちが「二郎」でないときに行ってみよう。

◆野郎ラーメン 神田本店
 千代田区鍛冶町1-5-1 最寄駅:神田・新日本橋
 11:00-16:00 17:30-23:00(売切れ終了) 日曜休

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2010.09.20

「がんこ@池袋」ハマグリのホワイトラーメン

 敬老の日の今日は「覆麺 智@神保町」同様、こちら「新一条流がんこラーメン@池袋」でもスペシャルを提供する。覆麺ではスープを少し残したから連食しても大丈夫かなと思いつつ、池袋まで移動。店の前に着いてみると 6人ほどの行列が出来ている。

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 並んでいると見覚えのある顔が後から加わってきたので、情報交換などしながら待っていると、ようやく店内に入ることができた。上は店内に貼ってあった今日のメニュー(左)と次回スペシャルの告知。

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 「ハマグリのホワイトラーメン 1,000円」
 乳白色のスープの上に載っているのは、いつものバラ肉ロールの大判チャーシュー。こちらは神保町と違って、いかにもホワイトラーメンというルックスであり、味だ。がんこらしくショッパ旨いスープが牛乳でまろやかになっている。

 そしてハマグリの風味は少し遅れて付いてくる。やっぱりご主人ルイスさんが作るホワイトは旨い。今では師匠を抜いているのではないかという気がするくらいだ。

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 麺は断面が丸のいつもの中細ストレート。この麺がこの店の売りでもあって、いつもながらにツルツルのシコシコで旨い。

 旨いウマイと食べ進んでいたのだけど、麺をもうじき食べ終わろうというところで突然限界がやってきた。先ほどの神保町が効いているのだろう。麺と具材はなんとか食べきったけど、スープは無理。半分以上残してしまった。
 ご主人に「申し訳ない。飲みきれなかった」と謝って店を出た。うーむ、たかだか2連食さえも(と言っても「がんこ」系だけど)難しくなってきてしまった。年はとりたくないもんだ(^^;

 こちらも23日は何かやってくれるかもしれない。楽しみにしていよう。

◆元祖一条流がんこ 池袋店 (新一条流がんこ)
 豊島区東池袋1-13-12 最寄駅:池袋
 営業時間:11:30-15:00 18:00-22:00
 売切終了 不定休(ほぼ無休)

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「覆麺 智@神保町」牛乳コーンスープの塩

 敬老の日。「覆麺 智」では祝日スペシャルをやってくれるそうだ。メニューは何だったか判っていないけど、とにかくも友人Sとともに出かけることにした。

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 今日は定例のデスマッチというわけでもないので、整理券もなければ、開店前の行列も少ない。開店時間の11時時点でのお待ち人数はざっと10数人といったところだろうか。

 ほぼ定刻に開店。今日は店主O氏と白妹S嬢の二人体制。家元がいないのはちと寂しいけど、まぁ仕方ない。

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 開店の直前に店先に貼られたのがこれ(左)。ようやく今日のスペシャルの内容がわかった。右は寸胴の様子。澄んだダシの中に丸鶏が沈んでいるのがかすかに判る。

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 「牛乳コーンスープの塩ラーメン (バターのせ) 880円」
 レタスの上に載っているのは、クラムチャウダーのクラム抜きみたいなヤツ。左下はハムチャーシュー、中央下はスイートコーン、そしていつもの海苔の代わりに青海苔が散らされている。

 そのスープを一口すすると、見た目もそうだけど、思ったよりトロミ感が少ない。なるほど、だからホワイトラーメンとせずに牛乳とコーンのスープという言い方にしたわけだ。「いつものホワイトとは違いますよ」、そんな風言っているように感じた。そして全体に大人しめの印象。ちと物足りないので、タレを少し足してもらった。うん、この方がいい。

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 麺は前回のデスマッチで使ったものと同じと思われる、極太平打ち麺。この麺がまたツルツルのシコシコで旨い。O氏は茹で加減を気にしていたけれど、ちょうど良い仕上がりだった。
 バターを溶かし、ブラックペッパーを振ってやる。バターのショッパ甘さとペッパーのピリッがよく合って、平打ち麺に絡んで上がってくる。うーん、これもいいねぇ。

 最近この店が好んで使うハムチャーシュー。これ自体なかなかな旨いのだけど、いつものバラ肉ロールの大判チャーシューの方が好きだな。とろけたところを麺と一緒に食べるあの快感が味わえないのはつまらない。
 ややショッパ目に仕上げられたチャウダー風野菜煮込み?もこのスープによく合っていて旨い。

 今日はお次が控えているので全汁は避けて、スープを 1/3ほど残すことにした。でも、それもツライことだったなぁ。

 さて、それではお次の店、池袋へと向かうことにしよう。

◆覆麺 智(とも) 会員制
 千代田区神田神保町2-2 のあたり 最寄駅:神保町
 11:00-22:00 土日祝は 18:00頃まで 売切れ終了あり
 不定休(ほぼ無休) 平日夜の部 17:00-22:00 のみ会員制
 非会員の方は会員と同伴か、オープンの平日昼の部または土日祝にどうぞ。
 但しオープンであってもラーメン大好きな人に限るそうです。

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2010.09.19

屋内用地デジアンテナは準難視聴地域でも有効か(2)

 先日書いた「屋内用地デジアンテナは準難視聴地域でも有効か(1)」の続き。

 総務省の関連団体「Dpaのデジサポ」に無償の貸し出しを申し込んでいた地デジ用アンテナとチューナーのセットが届いた。金曜日に申し込んで届いたのが水曜日だから充分迅速な対応だ。あまり認知されていないせいで、貸し出しの申し込みが単純に少ないからかもしれない。

 さて、これで何をやろうとしているかを簡単におさらいしておくと、「我が家のような、ビル陰電波障害のせいでアナログ地上波がまともに受信できない難視聴地域の屋内でも、地デジがちゃんと受信できるか?」というテーマを実際にテストして確かめてみようというものだ。(前回も書いたけど、我が家は中野区?の認定した難視聴地域をわずかに外れている。かつてネット上に載っていたはずの難視聴エリアを示した地図を、今探しても何故か見つからない)

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 こちらが届いた受信セット。この土日でテストしてみることにした。まずは上の階の室内から。環境としては所謂SRCコンクリート(ALC)という建物の4階、地上からは8mほど?の高さ。窓は2方向にあるけど、どちらも東京タワー方向には面していない。更にその窓は網入りガラスで、どれを取っても電波を通しにくそうな・・・。天気は晴れ。

 ともかく地デジ対応の液晶テレビ「AQUOS LC-20D30-B」に借りたアンテナを繋いでみた。うーん、微妙な結果。(ちなみに我が家のテレビは全て地デジ対応ね)

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 指向性のアンテナなので窓を閉め切った室内で方向をあちこち変えてみた。この室内だけで言うと安定して写るギリギリのレベル。

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 アンテナをちょっと移動して隣の階段室(この壁=ALCの外側は遮蔽物が何もない)で東京タワー方向へ向けると、CATV以上、ほぼピークの電波強度が得られた。

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 二つ下の2階で、今度は「BRAVIA 26J1」に同じように繋いでみた。結果はほぼ同じ。室内だけだとギリギリ視聴可能かちょっと危ないレベル。再びアンテナを階段室まで持ち出す(ケーブルは5mのものがジョイント金具付で2本付いている)と、ALCの壁越しだというのに 100%の電波強度が得られる。

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 続いて、3階の「AQUOS LC37GS10」に、送られてきた地デジチューナーをDVD/HDDレコーダーを通して繋いでみた。この建物の中ではここが一番状態がいいみたいだ。室内だけで安定した視聴が可能だった。そして同じく階段室までアンテナを移動すると同じくピークの電波強度。

 ついでにブツは小さいし非常に軽いので窓から手持ちで出してみた。東京タワーの方角に向けることはできないのだけど、ほぼ安定して視聴ができていた。手持ちなのでブレることもあって、ちょっと不安定だったけど、ほぼOKという感触。

 地デジはビル陰電波障害に強いとされていて、室内でも東京タワーが見通せる場所ならまず間違いなくOKで、見通せなくても都区内ならば受信できる可能性は高いという噂は聞いていたのだけど、後者の場合は必ずしもうまくは行かないようだ。

 屋内で東京タワー方向に向けることができたとしても、その壁の向こう側は隣の家というようなマンションや、密集した戸建てなどはかなり難しいかも知れない。四方がコンクリートの壁で、且つ東京タワー側には窓もないという我が家は悪条件だと思っていたけど、東京タワー側のすぐ隣に高い建物または遮蔽物がないだけ、まだいい方みたいだ。

 貸し出された屋内屋外両用の地デジ対応UHFアンテナは、「DXアンテナ製 US200」という機種。ヨドバシ価格で 4,980円。この程度の出費で地デジが見られたら文句ないのだけどなぁ。

【結論】
 とにかく建物や部屋の位置(アンテナの位置)で随分変わることが判った。だから一概には言えない。迷っている人はとにかく無償なのだから、この貸し出し制度を利用してみることだと思う。

 我が家の場合、安価な室内アンテナをテレビのそばにちょっと置いてという形での視聴は難しそう。完全に安定した視聴を可能にするには電波状態のいい場所(階段室)にアンテナを置いて、ケーブルを引っ張って来る必要がある。

 よって、当面の間はCATV(JCN中野)の基本コース(地上波の再送信のみ 500円/月)で行くことにしよう。

 この金額ならまぁいいか、メンテナンスフリーだしね。これが 600円とか700円なら、即、屋外のUHF用アンテナに切り替えてしまうのだけど、500円というのはなかなか微妙な金額だ(^^;

 「当面の間」としたのは、東京スカイツリーの出力開始まではという意味。2012年の春以降だそうだ。それを待って、屋上にUHFアンテナを設置しようかと考えている。幸い今のところ我が家と押上との間に新宿のような高層ビル群ができることもなさそうだし、スカイツリー方向なら東京タワーよりも無理なくアンテナを向けられる。

【蛇足】
 同梱されていた地デジチューナー(ピクセラ PRODIA PRD-BT103-PM1)を、アナログのDVD/HDDレコーダー「三菱DVR-HE700」に繋いでみて気がついた。地デジ並(に近い)の画質で録画できるようになったのはいいとして、HDDに録画したその地デジのタイトル(番組)は、このレコーダーがCPRMに完全には対応していないせいで、DVD-Rにはダビングできないという(DVD-RWだけは可能みたい)。もう一台あるSONY製のも同じみたいだし・・・(;_;)

 テレビは取り敢えず地デジ対応にして、そこからLineOutで DVD/HDDレコーダーに繋ぐ、または地デジチューナーをレコーダーに繋いで安く上げようと思っていたアナタ、お持ちのレコーダーがCPRMに対応しているかどうか、確認しておいた方がいいですよ。

 これで、テストは一通り終わり。興味のある方は一度借りてみては如何でしょう。全て無料の上に着払い返送用の伝票まで付いていて、とっても便利。
 迷っている人、あるいは単に地デジチューナーを繋いで見てみたいという人にもお勧めです。

◆ Dpaのデジサポ(総務省のテレビ受信者支援センター)
 http://digisuppo.jp/index.html

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2010.09.18

「濃菜麺 井の庄@練馬」で濃菜麺

 例によって昼飯はラーメンのつもりで出かけようとすると、家内が一緒に連れて行けという。どこがいいか聞くと、以前行った練馬駅近くの野菜と濃いスープの店がいいという。
 ああ、はいはい、そのまんまだよね。というわけで「濃菜麺 井の庄@練馬」である。石神井公園の有名店「麺処 井の庄」の姉妹店ね。

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 お昼少し前に着いてみると、10人がけのカウンターに先客は6人。券売機で食券を買って着席。

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 こちらはテーブルの上にあったメニューと、ジロベジの薦め。毎度、これを追加しようかどうか迷うのだけど、この店に期待するのは二郎系じゃないよなと納得させて、定番のこれ。

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 「濃菜麺 750円」
 せめて野菜大盛りにすれば良かったかな。二郎系を求めていないなどといいながら、やっぱり見た目がちょっともの足りない(^^;。
 それでもスープを一口すすると、濃い旨味が伝わってくる。野菜の旨味が溶け込んで、いやぁ旨いなぁ。前に書いたけど、このダシを味噌ダレで仕上げると、相当旨い味噌ラーメンになりそう・・・かな。

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 このトロミの強いスープを持ち上げる太ストレート麺は三河屋製麺製だそうだ。この麺も美味い。

 厚めに切られたチャーシューは、程度に歯ごたえがあって味加減もよし。どれをとっても水準の高い美味しいラーメンに仕上がっていた。

 例によって完食の全汁。ご近所さんで未食のかたがいらしたら、是非一度どうぞ。

◆濃菜麺 井の庄
 練馬区練馬1-6-18 最寄駅:練馬
 11:00-16:30 17:30-22:00 木曜休

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2010.09.17

「地雷源@中野」で我流旨味ソバ(醤油)

 6月に冷やしラーメンを食べに来て以来の訪問。元方南町の有名店「我流旨味ソバ地雷源@中野」である。

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 18時半過ぎの店内は先客1名。後客はなし。ほんとは評判の「カレーつけソバ」を食べるつもりで来たのだけど、券売機の前で激しく迷ってしまった。結局、選択したのはもっともスタンダードなこれ。

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 「我流旨味ソバ(醤油) 750円」
 澄んだ醤油色のスープにトーチで炙ったチャーシューが載る。他のトッピングはサクッとしたメンマに海苔、キザミねぎ。いかにもスッキリとした感じの地雷源らしいラーメンに仕上がっている。
 コクのある深い味わいとはこういうのを言うのかもしれない。

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 今日の麺はいつもより明らかにヤワめだった。ブレなのか、それとも最近はこれがデフォなんだろうか。三河屋製麺製のこの細ストレート麺は、もう少し硬めの方が合うし、麺自体の旨味も伝わると思うのだけど・・・。

 などと言いつつ、完食の全汁。やっぱりこの店のスープは残せない。もっと定期的に足を運ばなくてはと思った。

◆我流旨味ソバ地雷源 Jiraigen
 http://www.jiraigen.com/
 中野区中野2-28-8 最寄駅:中野
 11:00-21:30 中休みありかも?
 無休 但し、曜日時間帯でメニューが異なる
 月-土 22:00-25:00 濃厚味噌らぁ麺、裏七Jimmy
 金 11:00-21:30 22:00-25:00 BLACK FRIDAY
 日 11:00-21:30 PRECIOUS HOLIDAY

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2010.09.16

逝った海馬「ここはどこ?」

 私のサブメモリであるコンデジに残っていた画像。「はれ?何だこれ?どこだ、ここ?!」・・・しばらく考えて思い出した。

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 「鞍山(あんざん)@中野」のたぶん「鶏そば」だと思われる。この店でのお気に入りのメニューだ。でも、味とか値段とかサッパリ覚えていない。

 私のメインメモリーは最近揮発性の度合いを強め、大して飲んだわけでもないのに、機能不全を起こすことが頻繁になってきた。弱くなったというより、進行しているという方が正しそうた。

 うーむ、困ったもんだ。

◆中華料理 鞍山(あんざん)
 中野区新井1-14-1 最寄駅:中野
 11:00-15:00 17:00-01:30 第2日曜休

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2010.09.15

AFが突然効かなくなって!?

 TAMRON AF 18-250mm F3.5-6.3 Di II (Nikon) A18

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 このレンズを昨年末にフジヤカメラで見つけて、「おっ、安い!」と飛びついてからというもの、軽いし便利だしで何かと重宝していたのだけど、ここ数ヶ月調子が悪い。撮っている途中で突然AFが効かなくなって、シャッターも切れなくなるのだ。カメラの電源オフでも治らないこともあって、しばらく待つと治っているという不思議な症状。

 テレ端で発生することが多い気がしたので、光が足りないと起こるのかなと思っていたけれど、明るい場所でワイド側でも発生する。もちろん、NIKON純正やSIGMAのレンズでは同じ事象は発生していない。
 ともかくもAFのフリーズはありがたくない、ってか困ったものだ。慌ててMFに切り替えて撮ったりするのだけど、シャッターチャンスを逃すこともしはしば。それに気持ち悪いし。

 また困ったことに、この事象は頻発するものの、いつもというわけではない。つまり再現性がないから、店やメーカーに持ち込んでも取り合ってもらえない可能性もある。さてどうしようと思いながら、ネットを検索してみると・・・おやま、驚いた。TAMRONの高倍率ズームレンズとNIKONのボディという組合せでは同様の事象が結構あるみたいで、掲示板を賑わしている。ふーん。
 まぁ、ネットには問題が起こった人しか書かないし、読むことも少ないだろうから、悪い情報だけが際立って見えたりする。だから、今回の私の事象も本当はレアケースなのかもしれない。

 保証期間内でもあるし、取り敢えず症状として上記のようなことを書いて、TAMRONの東京営業所@神田に持ち込んでみると、出て来た可愛らしいお姉さんが特にこれといった質問も無く、受け付けてくれた。10日間ほどで修理・返送してくれるそうだ。

 そして持ち込んだ翌日から数えて一週間後、丁寧すぎるほど厳重に梱包されてレンズが戻ってきた。修理内容の欄には「同じ事象は確認できなかったけど、電装部品を調整、電気的接点部分の強化をした」旨書かれていた。
 ということは原因はボディー側との接触不良? 互換レンズメーカーとしてはボディー側の責任にはできないよなぁ。

 先日の町田でざっと350枚ほども撮ってみたけれど、同じ事象は起こらなかった。良かった、またこれでアンチョコなカメラライフがおくれる(^^ゞ

 製品としての評価は若干マイナスになったけど、アフターサービスまたはサポートとしての対応は非常に良いものだったので、プラマイゼロのチャラかな。
 なんだか買ったときに書いたコメントの後日譚になってしまったような・・・。

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九州じゃんがらラーメン@原宿

 久しぶりに青山で呑んだ。帰りは原宿経由、となるとどうしても寄りたくなるのがここ「九州じゃんがららあめん 原宿店」である。かつてこっちに事務所があった頃は良く寄ったものだけど、最近はすっかりご無沙汰。チェーン店系の中ではかなり気に入っている方だ。

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 19時過ぎの店内はほぼ満席。相変わらず繁盛しているようだ。番台のようなところで食券を買う仕組みも変わっていない。この原宿店が好きな理由はこのメニューがあるからなのですね。にんきのメニューだろうに、なぜこのメニューを出していない店があるのか不思議。何種類もスープを温めておく寸胴を置くスペースがないからだろうか。

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 「ぼんしゃん 700円」  ルックスはどこにでもある九州系の豚骨ラーメンなんだけど、このトロミが堪らない。大好きなんです、このスープ。まさに黄金の味ですな(^^;

 たぶん最後にこの店に来てから5年くらい?は経つような気がする。そして日本橋店で「ぼんしゃん」を食べてからも3~4年は経つだろう。
 それでも、全く変わらず美味しいスープを提供し続けるというのは凄いことだ。ブレがないから、どの店でも安心して食べることができるのも、じゃんがらや資本系のお店が採用しているシステムのいいところだろう。

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 こちら(左)は、酔っていたせいで、食券を買う際に薦められるままに買ってしまったトッピングのセット 200円也。シラフだったら絶対に買わなかっただろうに・・・「替え玉 150円」に合わせて投入というかトッピングした。

 替え玉は「ハリガネで」と言ったら「バリカタか粉落ししかない」と言われたので、バリカタでお願いした。以前この店の「粉落し」では失敗しているので、バリカタで正解。

 例によってウマイ旨いと完食の全汁。原宿に来たらまた寄るだろうな。ぼんしゃんを出している店は限られているみたいだけど、どこでも安定した味を楽しめます。都内に6店舗?ほどもある有名店です。未食のかたは一度是非どうぞ。

◆九州じゃんがららあめん 原宿店
 http://www.kyusyujangara.co.jp/  渋谷区神宮前1-13-21 最寄駅:原宿
 10:45-翌2:00 金土 10:45-翌3:00
 無休 1993/6オープン

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メインマシンのグレードアップ(Win7) その後

 7月に5年と3ヶ月ぶりで自宅のメインマシンを今時のスペックのものに組み換えたと書いた。そしてOSも今なりの WIN7/Pro(64bit) としたわけだ。その結果、当然かもしれないけど、各アプリの起動や画像ファイルの展開・処理スピードなどは格段に早くなった。

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 しかしながら、慣れた WinXP/Pro から Win7/Proへの移行には少々手間取った。組み換えてから、もうそろ2ヶ月。ようやく元の環境に近いものが成立したので、現時点における感想などをメモ代わりに記しておこうと思う。

 Windows 7(64bit)。その実態は Windows Vista の SP3 だという説があるけれど、とにかくユーザーインターフェース(UI)が随分変わってしまっている。
 短命だった Vistaには触れず、XPからいきなり Win7という人も多くなるだろう。とするとこのUIの変更は、自分なりにカスタマイズしていた人ほど違和感の強いものになりそうだ。

 XPからの移行であった私には、使い勝手という点でほぼ2ヶ月が経過した今でも明らかな違和感が残っている。

 スタートメニューやタスクバー周りなどは、できれば XPのまま、私の場合は更にWin95のままの方が、ずぅっといいのだけど、Win7 には XPにはあった、「クラッシックスタートメニュー」みたいな設定がない。あれこれイジると見た目は近い環境にはできるものの、それでもまだ随分使い勝手が違う、というかはっきり言って使いにくい。

 自分好みに変更したいスタートメニューは、実態が妙なところにあって、且つ作ったはずのフォルダーやショートカットが旨く反映されなかったりする。

 また頻繁に使うエクスプローラーの使い勝手がよくない。XPまでのようにフォルダの左側にサブディレクトリの存在を示す「+」マークが出ておらず、マウスポインタを近くに寄せると、ようやくそれらしいマークが出てくる次第。また左側のフォルダの配下にある右側ペインのサブディレクトリを削除したつもりが親フォルダを削除してしまってたり・・・。更に管理者権限のあるユーザーでも触れないフォルダーがやたら多い。

 エアロなんて要らない。そんなものよりXP/W2K時代のような、あるいはファイルマネージャー(古っ!)ライクなエクスプローラーが欲しい。

 なんだか文句ばかりになってしまったなぁ。UIはXPのままにしといてくれれば良かったのにぃ・・・それだと商品としてお金が取れないということか。

Windows7と使用しているアプリとの互換性

 続いて何人かの友人から貰っている「XP時代のソフトが Win7/Pro(64bit)環境で使えるか」という質問への回答。
 取り敢えずインストールしたソフトを列挙しておきますので、ご参考になればと思います。あ、もちろん私が使った機能だけね。

 OS: Windows 7/Pro(64bit) DSP版

○ 動作OKのもの
 ハードウェア環境は、こちらをご参照願いたい。
(なお、殆ど全てのソフトで「互換性」の管理者権限に「レ」を入れています)

ATOK2006 19.1.4.0 Vista用のパッチを充てる。

Google Chrome 6.0.472.55

画像閲覧ソフト VIX 2.21.148.0
縮小専用 1.5
縮小専用 Air

GIMP 2.6.10 (32bit,64bit)

DVD Shrink 3.2.0.15
DVD Fab HD Decrypter 8.0.0.5
DVD Decrypter v3.5.4.0
IMGBurn 2.5.2.0

CloneCD 5.3.1.4
 試用期間のみ動作確認。尻不明。

Becky! 2.55.00

秀丸エディター Ver.8.01a
秀丸メール Ver.5.39
LHut32

イメージ・ダウン 3.31

Microsoft Office 2003 Pro SP3
(MSも SP3からは正式対応を謳っている。取り敢えずインストールと起動は成立)

Craving Explorer 1.0.0 RC13


△ 制限付で動作可のもの
Photoshop 7.0
 MSのフォント名が文字化けする。スライドバー操作時に挙動不審な時がある。但し致命的なエラーはない模様。
 全ての機能を試したわけではないが概ね動作している。

Nero 8 Essential
(Win7への正式対応は Nero9以降らしい)
 単独での音楽CDのコピー(Buckup)は成立。DVD-Rの焼きのみは未確認。

 DVD Shrink 3.2.0.15 と本ソフトとの連携で焼くDVD-Rはダメ。
  焼いたメディアはPCでは認識し再生できるが、DVDプレーヤー(レコーダー)では4社5機種を試すも再生できず。
  このため、DVD Shrink + DVD Decrypter または DVD Fab 8 +IMGBurn でバックアップする方法に変更。こちらはすんなり成立。

IE(64bit) 8.0.7600 16385
 Flash Playerがインストールできないので 32bit版の方を使っている


× 動作不可のもの
 CloneCD 3.3

 こんなところかな? 他にも細かいソフトは入れたような気がするけど、ここに書くほどのこともないでしょう。

 なお、Win7とご使用中のアプリとの互換性については、こちら「Windows7 アプリケーション動作報告リスト」MSの「Windows 7 対応製品情報」をご利用頂くのがベターかと存じます。

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2010.09.14

「らーめん Kaeru@中野」で控えめなゼンマシ

 地デジネタは、アンテナセットが届くまで置いといてと。・・・いつものラーメンネタ(^^ゞ

 定期的に、ではないな、不定期に突然食べたくなるのが「二郎」。でも、残念ながら中野には「直系二郎」はない。ジロリアンとまで言わないまでも二郎ファンの私としてはこんな時に重宝しているのが、二郎インスパイヤなこのお店。「らーめん Kaeru(カエル)」である。

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 券売機の前で、久しぶりにつけ麺か油そばかを迷ったけど、結局いつもどおりラーメン。テーブルに食券を置くと、ご主人から「生卵抜きのゼンマシでいいですね」と先に言われてしまった。いつもなら「はいそれでお願い」と応えるところなんだけど、今日は珍しく控えめ。呑んだ後でもあり、「ゼンマシでいいけど、野菜だけちょっと少なめで」とお願いした。

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 「ラーメン 700円」
 それでもこのルックス。それなりに迫力があるよね。最近「盛り」が良くなっていると思われるので、控えめにして正解。スープをブラックペッパーと一味唐辛子を満遍なくかけて、なんとか天地返し。スープを一口すすると、あぁ旨いわぁ。この甘辛い豚骨醤油のスープこそ、堀切二郎系に共通のもの。最近とみに「ぽつぽつ屋」の雰囲気に近づいてきたように思う。

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 極太縮れ麺は硬めに茹でられていて、浅草開化楼製の麺独特のゴワッとするくらいの食感。そしてこの麺を、天地返しをしてスープに浸り、シンナリしてきたヤサイと一緒に頬張ると、うーん至福の時(^o^)v

 底の方にニンニクが溜まっているので、全汁してしまうと家に帰ってから、また臭いクサイと大顰蹙を買うよなぁと、わずかに残すことにした。それでもやっぱりブレスケアを買わないとマズイだろうな。

 進化中の Kaeru。気になる人は是非どうぞ。

◆らーめん Kaeru (カエル)
 中野区中野5-56-15 最寄駅:中野
 11:00-15:00 17:30-23:00
 月曜休 2009/9/27オープン

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2010.09.13

屋内用地デジアンテナは準難視聴地域でも有効か(1)

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 もう2年も前に「地デジ完全移行で思うこと」なんていう記事を書いた。この時はそれなりに危機感もあったのだけど、久しぶりに総務省のサイト関連のサイトを覗いて見て、少し安心した。もう1年を切った完全移行に向けて、随分と仕組みが充実してきている印象を受けたからだ。

 ご存知のとおり、生活保護世帯などへの地デジチューナーの無償提供が開始されている。他に各種助成金などもそれなりに整ってきているようだ。後はそういう制度ができていて、どうやれば使えるかを周知し、実際使えるようにする努力だろう。国や地方自治体だけに任せておいていいという問題ではなく、地域の一員として我々も近所にお困りのご家庭があったら、できるだけのことをお手伝いしていくべきだと思っている。

 とまぁ硬い話はおいといて、そんなサイトの中から今更ではありますが、見つけた情報をご紹介しておきますね。

 その1
 現在のアナログ地上波でビル陰電波障害のある地域の人たちが一番気になること。それは「今自分が住んでいる場所でも地デジ用のアンテナとチューナーを付ければ写るの?」(または現在付いているUHFのアンテナに地デジチューナーをつけるだけで写るの?)ということだろう。
 道路沿いに調査しただけではあるけれど、その調査結果が公表されているんですね(ページの下の方で、それぞれの地域を選ぶと表示されます)。

 デジタル波はこの手の障害に強いから、都心部の電波障害が大幅にあるいは劇的に減るハズ。ということは知ってはいた。実際この結果を見ると、まるでダメダメだった中野の一部地域(難視聴地域:東京タワーと自宅の間に西新宿の高層ビル郡があって、電波的な影になっている地域)の殆どがセーフ。受信良好という結果になっている。一部「詳細要調査」となっている地域もあるようだけど、文字通り要調査なのだろう。いずれにしても、これまでの難視聴地域の広さに比べれば、劇的に受信できる地域が増えていることは間違いなさそうだ。気になっている方は、一度このサイトをご覧頂くといいと思う。

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 その2
 なんと、このデジサポセンターでは、屋内でも屋外でも使用できる地デジ用アンテナとチューナーのセットを無償で1週間貸し出してくれるそうだ(その代わり視聴可否に関するアンケートに答えることが必要)。確かに一週間あれば、視聴確認には充分だろう。しかも屋内で使えるアンテナというところがいい。一定のスペースさえあれば、部屋のどこか、タンスの上なり何なりに置いておけばいいわけだ。屋根の上での工事が要らないということでもある。

 番外。人柱として?このセットを借りてみることにした。

 我が家の場合、中野区?が認定した(アナログの)難視聴地域をギリギリ外れているのだけど、殆どの地上波アナログはまともに写らなかったから、随分前にCATV(JCN中野)に加入している。そして既に地デジの環境は、そのCATV経由のパススルー方式(月額500円)で成立してもいる。
 「ビル陰電波障害に強いとされる地デジが、実際そんな地域の屋内でも受信可能か?」という点を確認したくて、このセットを借りてみることにしたわけだ。

 早速、申し込み書類をDLしてFAXしてみたのが金曜日のこと。土日を挟んで今日、月曜日には確認の連絡が入った。現物の到着は数日後ということらしい。

 届いたらこの土日にでも試してみるつもり。ご興味のある方もいらっしゃるだろうから、結果はまたレポートいたしますね。

追記:結果レポートはこちら 「屋内用地デジアンテナは準難視聴地域でも有効か(2)」

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2010.09.12

中野エイサー in フェスタ町田2010

 「町田家」でマイルドな家系に舌鼓を打った後、「フェスタ町田」のメイン会場へと向かった。

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 残暑というより、今日は猛暑だろう。そんな中、会場近くの駐車場脇では、出番が近づいている「中野新風(あらかじ)エイサー」の面々が最後の合わせに入っていた。みんなの目が真剣だ。いいなぁ、こういう風景。

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 その「新風」は浄蓮寺会場の2番手としてスタート。この暑いというより熱い中での演舞はさぞかし大変だろう。踊り始めた彼らたちからは、たちまち玉の汗が噴き出している。遠藤に陣取る沢山の観客も今日は命がけかもしれない。大して動き回ってもいないのに撮影しているだけで、バテてくる。そんな酷暑でもあった。

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 身体に大きく「熱中症」なんて書いたチョンダラー(道化役)のNT君もあっというまに汗でぐっしょり。それでも彼らは学生らしく元気イッパイに、そして彼女たちは可憐に踊ってくれていた。

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 少し間をおいて同じ会場に登場したのは「東京中野真南風(まはい)エイサー」の面々。
 こちらは、大学生の集まりである「新風」とは違って、社会人の若者を主体としたエイサー団体だ。両者とも中野を本拠地に活動していて、エイサー団体として都内でも指折りの存在になっている。

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 そんな彼ら、彼女たちも一瞬で汗だくになりながら、男たちは勇壮に、そして女たちは美しく舞ってくれていた。かなり贔屓目かもしれないが、私が見た限りでは「新風」と「真南風」、君たちの演舞が一番気合が入っていて、大きかったように思う。

 夕方の部までは観ていられなかったけど、中野のエイサーここにあり、そんな演舞を見せつけてくれたことだろう。そしてまた、さぞや打ち上げのビールが旨かったことでしょう。暑い中本当にご苦労さんでした。

 次の出番は 9/23 の「江古田の森・秋祭り」かな。そちらも期待してますよ。

◆フェスタ町田
 http://www.festa-machida.com/fm10/PC/

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初訪問「町田家本店@町田」

 今年も町田で開かれるエイサーのイベントに合わせて町田でラーメン。一昨年昨年と「胡心房」へ行ったので、今年は以前から行ってみたいと思っていた横浜家系ラーメン「町田家本店」である。

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 新宿南口にある「町田家 新宿店」に行ったのはかれこれもう4年も前のこと。当時都内では数少ない家系の一つであり、お気に入りでもあってよく食べに行ったものだけど、最近はとんとご無沙汰だった。町田には本店がある。「胡心房」の滋味深い豚骨白湯もいいのだけど、せっかく町田なのだから一度くらいは食べておかないとね。
 小田急町田駅からだと歩いて6~7分ほど。開店直後に着いてみると先客は一人だけ。

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 「ラーメン(中盛) 800円」
 食券を買って提示すると「お好み」を聞かれるのは、家系に共通。今日も迷わず「硬め濃いめ多め」をコール。
 で、出てきたのがこれ。おなじみのルックスですねぇ。家系らしい豚骨醤油に太麺、チャーシューにほうれん草、大きな海苔。そうして表面を覆うラード。

 スープを一口すすると、う、旨い。私の好きな味だ。最近こちらで食べる「武蔵家」や「武道家」と比べるとかなりマイルドな印象。でもこの味が、家系って旨いなぁと私に思わせたものに違いない。

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 ラードの層を破って麺をスープから上げると、湯気が立ち上がる。この瞬間がまた旨そうでたまらない。太麺がこの濃くて、でもマイルドなスープをよく持ち上げる。麺は思ったよりヤワめだったけど、うーん旨いなぁ。

 チャーシューも家系にしてはかなり柔らかめ。新宿もこんなんだったっけ?などと思いながら、途中でテーブル上のニンニクと胡椒をわずかにプラス。

 そしてウマイ旨いと完食の全汁。多分来年もここだな。やっぱり私は家系が好きなのでした。

 さて、腹拵えもできた。エイサーを観に行くことにしよう。

◆町田家 町田本店
 東京都町田市原町田3-7-2 最寄駅:JR町田駅
 11:00-27:00 無休

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2010.09.11

「覆麺 智@神保町」で悪魔ラーメン

 秋葉原へメディアのお買い物。行きがけの 11時半頃に店の前を通ってみると、おっ行列がない。土曜日だしスペシャルでもない時はこんなものなのかもしれない。

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 神田神保町は「覆麺 智」。これから行く秋葉原の「がんこ八代目@末広町」にしようかどうか激しく迷ったけど、今日はこれが食べたかった。
 店内は家元と店主O氏の二人体制。覆麺の食券を提示しつつ、「悪魔でいい?」と聞くと、家元がうなづいてOK。これが数量限定とはいえ定番メニューになっているのは嬉しいことだ。

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 「覆麺の悪魔ラーメン 780円」
 五段以上特権のトッピングは「味玉と青唐辛子を少なめで」とお願いした。今日はこの「少なめコール」を忘れなかった。青唐辛子のピリッとした刺激は好きなのだけど、多いとカライのが苦手な私はシンドイからだ。

 スープが見事に醤油色をしているのが悪魔の特徴。見た目どおりとてつもなくショッパい。もちろんちゃんと魚介系を主体としたダシの旨味があるから食べられるのだけど。

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 いつもの極細麺が醤油色に染まって上がってくる。この麺がしっかりしてるから食べられる、というのも悪魔教をやめられない理由の一つかもしれない。

 右は「悪魔肉」。豚のバラ肉を生姜醤油と何かで煮込んだもので、これもまた悪魔という名が付くくらいだから、相当ショッパイ。

 途中で一味唐辛子を足してやると、これがまた悪魔によく合うんですねぇ。青唐辛子と違ったカラさがショッパさを中和してくれるような・・・気がする。

 旨いウマイと完食の全汁で、悪魔注入完了。この後猛烈な喉の渇きに襲われたのは言うまでもありません(^^ゞ

 そうそう、すっかり忘れていたのだけど、明日のスペシャルは「ビールとコーンビーフの塩ラーメン」だそうだ。去年食べたのは醤油だった。塩で是非食べたみたい・・・のだけど、行けるかなぁ。

◆覆麺 智(とも) 会員制
 千代田区神田神保町2-2 のあたり 最寄駅:神保町
 11:00-22:00 土日祝は 18:00頃まで 売切れ終了あり
 不定休(ほぼ無休) 平日夜の部 17:00-22:00 のみ会員制
 非会員の方は会員と同伴か、オープンの平日昼の部または土日祝にどうぞ。
 但しオープンであってもラーメン大好きな人に限るそうです。

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2010.09.09

「二代目 えん寺@中野」でベジポタ煮干じめつけ麺

 昨日の酒がまだ残っている気がする。昨夜、S平氏が連れていたきれいなお姉さんが一緒だったせいで、思いのほか深酒をしてしまったみたいだ。だからか、どうも調子が悪くて今日は朝昼ともに食事をとっていない。

 中野駅を下り立って見るとさすがに腹が空いている。「へいぼん」にしようかどうか迷ったけれど、先日食べて気に入った、「二代目 えん寺」を再訪することにした9/2にオープンしばかり、高円寺に本店がある、いわゆるベジポタ系のつけ麺を出す店だ。

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 18時過ぎの店内は、9人がけのカウンターに先客3人。まだ認知度も少ないせいか空いている。
 さて、券売機で買ったのは、先日来気になっていたメニューのこれ。思ったよりもやや時間がかかって出てきた。これは極太麺のせいだろうし、茹で置きをしていないことの証明でもあるので文句はない・・・のだけど、腹が減ってるとついつい気持ちだけが先走りしてしまう(^^;

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 「ベジポタ煮干じめつけ麺(大盛 330g)790円」
 大盛りまで無料ね。前回同様、見るからに粘度が高そうなつけ汁は、野菜のペーストが入っているのだそうだ。そして麦芽を練り込んだという極太麺。今日の麺は前回のような粒状感をあまり感じなかったけど、メニューによって変えてたりするんだろうか。それとも単なる気のせいか

 つけ汁は、強い魚介系風味の主体が、なるほど煮干しがメインだよね、と感じさせるものになっている。煮干し星人的には嬉しいことだな。

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 そして極太麺がこのドロリ系というか、ポタージュのような粘度を持つつけ汁をよく持ち上げる。ここで問題が一つ。先日のりたつさんがコメントで書いてくれたとおり、旨いウマイといつものペースで、この極太麺をつけ汁に漬けて食べていると、アッという間に、つけ汁がなくなってきてしまう。途中からペースを変えて、ミミッちくもつけ汁を節約しながら食べてギリギリだった。

 そのせいでスープ割りを、そのまんまスープとして飲むことができた。煮干しダシの香る美味しい割りスープだったのが良くわかった(^^;
 美味しいのに、麺の量に比べてつけ汁が少ないのが難点か。大盛りの時はつけ汁ももっと増量して欲しいなと思った次第。それとも、そう言えば足してくれたのだろうか。

 つけ汁の中にはトロトロのバラ肉チャーシューが短冊に切られて入っているのだけど、これがなかなかウマイ。豚肉の脂が持つ本来の旨みが感じられた。できれば輪切りのまま、そっくり食べてみたいと思った。

 二回食べてみて、ほぼ私的評価は固まった感じ。中野駅近辺で、つけ麺を食べたい時の選択肢には必ず入ってくる店の一つとして位置づけたいと思う。 興味のある方は、一度是非どうぞ。

◆二代目 えん寺
 中野区中野5-62-7 最寄駅: 中野
 11:00-16:00 17:30-22:00LO (土日祝は通し営業)
 当面水曜休

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2010.09.05

「無鉄砲 中野店@沼袋」で とんこつラーメン2

 家内と練馬方面にお買い物。新青梅街道を走っていると、先日行った「無鉄砲 中野店」が営業しているのを発見。そう言えばクーラーを入れ替えるか追加するかして、昼営業を開始すると言ってたよなぁと。まだ知れ渡っていないのか、ちょうどお昼時にも関わらず行列もない。

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 というわけで、近くのコインパーキングに車を置いて寄ってみることにした。店内は 1/3ほどの入り。相変わらず店員さんは元気が良くて、店内には活気がある。

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 昼の営業時間は11:30-14:00 だそうだ。夜はなかなか来られないから、昼の部を営業していてくれると嬉しい。
 券売機で食券を買って着席。良かった、たしかに冷房が効いている。麺の硬さとネギの量を聞かれるので「麺硬めのネギ多め」でお願いした。

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 「とんこつラーメン 750円」
 前回もそう感じたけど、ジャンクっぽいルックスの見るからに豚骨醤油のドロリ系。私、実はこういうルックスも好き(^^ゞ
 実際、豚骨を徹底的に煮出したのだろうなという高い粘度のスープで、このスープが思いのほかシツコクなくて旨い。

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 ちょっと西山製麺製の麺に似ていると感じた中細のストレート麺は、今回も同じ印象。しっかりした食感があって、このドロリ豚骨と良く合っている。
 スープを減らさないように半分ほど食べ進んだところで、替え玉を「細麺の硬め」でお願いした。

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 麺を食べ終わるのと同時に替え玉到着。こちらがその「細麺」を入れて貰ったところ。細麺とは九州系低加水の極細麺のことだった。てっきり最初に出てきた西山製麺似?の麺の延長線上にある麺だと思っていたのだけど違った。
 この麺が私的にはピンと来なかった。このドロリ系スープにはこの低加水の麺より最初の麺の方が合っているように感じた。。

 このタイミングででテーブル上の「辛し高菜」と「紅生姜」、「ニンニク醤油」、「スリごま」を投入。前回あまり辛くないと学習した(^^;「激辛の高菜」はこの程度の量なら私でもイケる。というか個人的に替え玉には欠かせないかもしれない。やたら濃いドロリ系スープに「辛し高菜」と「紅生姜」で、ちょっとスッキリ。

 一緒に行った家内も不思議とこのジャンキーなドロリ系が気に入っている模様。また空いていたら食べに行こう。

◆無鉄砲 中野店
 http://www.muteppou.com/index.html
 中野区江古田4-5-1 最寄駅:沼袋
 11:30-14:00 17:00-22:00 (売切れ終了) 不定休

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2010.09.04

新店「油そば専門店 鉄人@新井薬師前」オープン

新店「油そば専門店 鉄人@新井薬師前」オープン

 どうやら、この1日か2日にオープンしていたらしい。これまた、ゆたゆたさんからコメントで教えて貰った情報。先日開店予定を伝えた「油そば専門店 鉄人」である。

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 新井薬師前駅北口から歩いて3分ほど。通称「哲学堂通り」沿いの右側にある。かつて「燦亭」「めーばる製麺」が入っていたテナントだ。

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 営業開始を 11:30と狙いをつけて行ってみると、ピンポーン。外の券売機で食券を買って店に入ると先客なし。テーブルには「美味しい油そばの召し上がり方」を書いたものが載っている。
 ラー油にお酢、白ゴマの他に、「鉄人特製ラー油」なるものもあって、これがラー油より辛めなのだそうだ。

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 「油そば(特盛 280g)+温玉 700円」
 通常の並盛り140gは 600円で、大盛り210gが 650円。油そばにしては少ない気がするので特盛りを選択。それでも「高山麺工房」あたりと比べてもまだ少ないか。
 温玉以外のトッピングは、チャーシューにモヤシ、水菜、海苔。

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 書かれているとおり、お酢とラー油を3周づつかけて、よーくマゼマゼ。そうして温玉を載せたのがこの絵。

 あまりジャンクな見た目ではない。比較的上品。細くてやや縮れた麺に、適度な濃さの醤油系?のタレが絡んでなかなか旨い。
 ・・・のだけど、ちょっと残念なのが麺。「油そば」とか「つけ麺」っていうのは、まずは麺が旨いことが前提だと思っているのだけど、その部分がちと弱い気がする。普通の麺という印象。もっと麺自体で食べさせてくれると嬉しかったなぁ。

 そうそう、途中で「鉄人特製ラー油」をかけて見ると、思ったより辛くはなかった。ピリ辛になって、この方が私好みかもしれない。

 家内も好きな油そば、今度はその家内も連れてきて感想を聞いてみよう。

◆油そば専門店 鉄人
 中野区上高田5-47-8 最寄駅: 新井薬師前
 11:30-16:00 17:00-25:00 定休日不明

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2010.09.03

「麺喰屋 澤@小岩」で醤油つけ麺

 冷房の効いた車内から小岩駅に下り立つと猛烈な熱気に包まれた。一瞬にして吹き出す汗。いやはや今日も酷暑が続いている。直前まで心は「小岩二郎」だったのだけど、この炎天下とても行列に並ぶ気になれない。

 というわけで小岩駅から3分ほどの「麺喰屋 澤」である。最近人形町にも店を出して話題になっていたので思い出した。

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 三年ほど前にの地にオープンした有名店なのだけど、私にとって小岩と言えば「二郎」であって、これまでずっと未食のまんまだった。14時少し前に着いてみると、カウンターだけ?20席ほどの店内に先客は4人。冷房も効いている。良かった。

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 最初はメニューの左上、醤油ラーメンを食べるつもりだったのだけど、それもこの暑さで気が変わった。

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 「醤油つけ麺(大盛)730円」
 ちょっとおしゃれな舟形の器に入って出てきた。つけ汁は茶濁していて見るからに粘度がありそう。一口すすってみると、豚骨のトロミと甘さ、更に強い魚介の風味がする。麺は思ったより細めだ。

 麺の方にトッピングされているのは味玉の半身にメンマ、チャーシュー2枚、海苔。

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 早速この中太ストレートの麺をつけ汁に浸して食べてみると、ツルツルシコシコの麺がいかにも今時風のつけ汁を良く持ち上げてくれる。なるほど評判になっただけのことはある。トッピングはどれも旨かったし、とても水準の高い店であることは間違いない。
 スープ割りをしてもらった、豚骨のまろやかなスープだった。これもいい。

 二郎に振られたら、また行ってみようと思っている。

 そうそう、夜の部にも力を入れているらしい。小岩で呑む機会があったら一度酔ってみたいものだ。

◆麺喰屋 澤
 江戸川区西小岩1-19-26 最寄駅:JR小岩
 11:30-15:00 18:00-24:00 木曜休
(木曜は「つけめんSAWA」として営業) 2007.6.15 Open

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2010.09.02

新店「二代目 えん寺@中野」本日オープン

 先日伝えたように、今日中野駅前の「喜紳」の跡地に「二代目 えん寺」がオープンした。高円寺にあって、いわゆるベジポタ系の走りとなった店の中野初進出になる。

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 店の外には生花が飾られ開店の雰囲気を出してますな。外装も店内もほぼ「喜紳」のまんま。厨房は2階にあって昇降機で料理を上げ下げする方式ね。あまりにも狭い店だから仕方ないけれど、作っているところ、あるいは作り手の顔が見えないというのが、喜紳時代から残念なところ。

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 店に向かって左側の入り口から入り、まずは券売機で食券を。一番左上にあるメニューをポチッ。7席?しかない店内は満席で、待つことしばし。

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 テーブル上には、コショウ、一味唐辛子、かつお粉、煮干し粉、ラー油、お酢などがおかれ、壁には製法などを書いた能書きが貼られている。

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 「ベジポタつけ麺(大盛 330g)790円」(大盛りまで無料)
 見るからに粘度が高そうなつけ汁に、やや赤身がかっていて麦芽練り込んだという極太麺。まずは麺だけを食べてみると、やや粒状感のある硬めの食感。

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 ご覧のとおり、この麺がドロリとしたつけ汁を良く持ち上げる。野菜のペーストが入っているというドロつけ汁は、豚骨ベースの他に強烈な魚介風味と魚粉がついてくる。これならテーブルの魚粉はいらないよねという印象。

 つけ汁の中には厚めに切られたトロトロのバラ肉チャーシューと、炙られてコリコリのメンマが入っていて、食感にもアクセントが付いている。

 個性がハッキリとした、つけ麺です。作り手の顔が見えないという不安感みたいなものはあるものの、この場所に残って欲しいなと。

 今度は新メニューと書いてあった「ベジポタ煮干じめつけ麺」というのを食べてみよう。ご興味のある方は一度是非どうぞ。

◆二代目 えん寺
 中野区中野5-62-7 最寄駅: 中野
 11:00-16:00 17:30-22:00LO (土日祝は通し営業)
 当面水曜休

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2010.09.01

中野楽写「松が丘」

 中野通りを北上して哲学堂の少し手前。中野区松ヶ丘1丁目28番あたり。ここには「切り通し」があるのをご存知だろうか。

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 切り通しなんていうと山道を連想してしまうかもしれないけど、上の画がそれ。この一帯はその地形から、昔は「片山」と呼ばれる土地だった。当時は一面の雑木林だったであろう上高田から続く台地がこのあたりで妙正寺川に阻まれて細くなり、小山のように見えていたのだろうか。

 そして中野通りを真っ直ぐ通すために、その片山を文字通り切り通したのが、この場所になる。

 父親や祖父とこの哲学堂付近のことで話しをすると、よく「片山」という地名が出てきたのを思い出す。今では「松ヶ丘」なんていう、元々は無かったはずの現代風の地名が冠せられてしまっていて、往時を忍ばせるものはかろうじてこの橋についている「片山橋」という名称だけ、・・・ではなかろうか。(あと町会名には残ってた)

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 この「片山」の北側は、妙正寺川に向かって急激に落ち込んでいて、崖地をなしている。崖から先の一部は川を挟んで江古田公園で、その急斜面に築かれた石段を上るとベンチが置かれ、ちょっとした憩いの場という風情・・・なんだけど、蚊が多くて半ズボンの私は、アッというまに5~6箇所刺されてしまった。痒いよぉ(^^;

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 こちらは、哲学堂通り(別名オリエンタル通り:かつてオリエンタル写真工業の工場が哲学堂に隣接してあった)に面してある「子育て地蔵」。ずっと前からあったんだろうなぁ。今回改めて発見したので取り敢えず残しておこう。

◇RICOH GX200 24-72mm/F2.5-4.4 &
  NIKON D2X + NIKON AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8G

★「中野楽写」とは・・・。
 中野区在住のブロガーが毎月中野区内のあるスポットをそれぞれ独自に撮影して、お互いの内容を知らないまま同時にその記事を公開しようという企画です。
 同じスポットをそれぞれのブロガーがどんなアングルで切り取った(撮った)のかお楽しみに。

▼中野楽写にエントリーされている方のブログです。
Nylaicanaiさん 「Nylaicanai」
散々さん 「Hinata-no-Hotaru」
六三郎さん 「☆ 六三郎のカメラ散歩 ☆」
おやかたさん 「ぶーまーさんと優吉&うしちゃん~No boomer no life~」
エゴ氏さん Farmers Cafe
タカハシさん「まいにちのこと。つれづれ。」
arzさん 「に・ぴ・こ・り・と」 (←初参加さんです)

 次回のスポットは「弥生町」。10月1日に公開予定です。
 中野にお住まいのあなた。良かったら一緒にいかが?

◇これまでの「中野楽写」はこちらから

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