2010.06.30
久しぶりに中野ラーメンストリートにある「油そば 高山麺工房」に寄ってみることにした。毎日のように店の前を通っているのだけど、そこそこお客さんも入っているようで、狭い店でもあり、その後なかなか入る機会がなかった。油そば専門というのは、やはりちょっとハンデかもしれない。
19時過ぎという時間、今日は先客も(後客も)なく、空いていたので入ってみることにした。入り口手前の券売機でお気に入りメニューのと食券を買ってカウンターに着席。
カウンターに貼られているメニューと油そばの美味しい食べ方みたいなやつ。ポケッとそんなのを眺めているうちにご提供。
「とりそば(W盛り 340g) 680円」
上品な見た目の油そばでしょう? これがこの店の油そばの特徴かな。大盛り・W盛りまでは同じ値段。W盛りと言っても340gしかないから、油そばとしてはちょっうどいいくらいのレベルだろう。大き目の鳥チャーシュー3枚が目を惹く。早速まぜまぜ・・・すると、まろやかな鶏の香りが立ち上がる。いいね。
ちょうどまぜまぜが終わったあたりで出されたのが、右側のスープ。以前来たときはなかったから、最近追加したものだろう。改めてメニューを見てみると、「全そばスープ付」と書き足されていた。
これは嬉しい。ラーメンとつけ麺にはあって油そばにないのがスープ。いつも油そばで物足りなく感じるのは、まさにこのスープがないということだったからだ。
油そばを食べていて、少々クドく感じ始めた頃にスープを一口すすると、見事に口の中をリセットしてくれる。そうして麺を食べ終わり、底の方に残ったタレにこのスープを加えてやると、おおっ、やっぱり旨いぢゃないのさ(^o^)v
あ、そうそう、油そば自体も美味しかったですよ。一般的な油そばに比べれば細めのストレート麺に薄めの醤油系タレが良く絡んで旨い。鶏チャーシューも文句なし。
惜しむらくは、このスープがいかにも少ないこと。もう少し器にイッパイに入れるか、大き目の器にするかしてくれると、もっともっと嬉しいなと思った次第。
ともかくも、油そばにスープが付くようになりました。いいことではないかと思います。未食の方も、そうでない方も一度どうぞとお勧めしておきます。
◆油そば 高山麺工房 (2010.5.15?正式オープン)
中野区中野5丁目57-4 最寄駅:中野
営業時間:11:00-深夜? 無休らしい
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2010.06.28
いつもの帰り道。途中で家内からのメール。今日は夕飯の用意がないという。拍子抜けのような、ちょっと嬉しいような。さてどうしようか。一日一麺の私としては、今日はまだ食べていないしなぁ。うん、では麺類皆兄弟ということで、薬師アイロードにある名店、「オリエントスパゲティ」に立ち寄ることにした。
例によってカウンターに座って、好物の「オリエント風ナポリタン」の有無を聞くと、残念ながら今日はなし。それならばとナポリタンと並んで私のお気に入りのメニューであるこれをオーダー。
「タラコと納豆のスパゲッティ 950円」 タラコと納豆という組み合わせに驚くことなかれ。これがまた旨いのですよ。タラコのヌルリ感と納豆のネバネバ感合わさると、なんともいえない濃厚さが口との中に広がるのですな。
スパゲッティの方はもちろんアルデンテ。文句なしの美味しさなのでした。
納豆が苦手な人はともかく、そうでなければ是非一度どうぞとお勧めしておきます。
◆オリエント スパゲテイ orient spaghetti
http://www.arthur-seaton.com/orient/ 中野区新井1-23-22 最寄駅:中野 or 新井薬師前
11:30~22:00(LO.21:30) 金土祝前日 24:00(LO.23:30) 無休
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2010.06.27
昨日の「覆麺」に続いて、今日第4日曜日は「がんこ池袋」のイベントデイだ。情報によると今日は和え麺(油そば または まぜそばのことね)」だという。今にも降り出しそうな天気の中、とにかく出かけてみることにした。
「ナッツ類の和え麺(鶏白湯スープ付き) 1,000円」
これがその和え麺。トッピングされているナッツ類は、クルミにアーモンド、ピーナッツ、松の実、カシューナッツの5種類だそうだ。
左がまぜまぜしたあとの画。実際食べてみると、いつもの細麺にこのナッツが絡みついて、面白い食感を生み出している。
タレは塩ベースなんだろうか。ほどよい塩気のほかに、食べ進んでいくとタレ自体の油に加え、ナッツ類の油脂が強くなって、少々クドサが気になってくる。
というタイミングで鶏白湯のスープを口に含むと、この絶妙な塩加減のスープがクドサをきれいに消してくれる。最後に底に残ったナッツ類の塊りにこのスープを加えたら、いい感じだった。
ということは、後半部分はつけ麺にするか、スープをぶっかけてラーメン風にして食べても美味しかったのかもしれない。やってみればよかった。
あ、後からサービスしてくれた味玉を割ったのは私。上手く割れず、ちょっと汚いのはご容赦(^^ゞ
面白くも美味しい「和え麺」だった。池袋は覆麺に負けず劣らずいろんなことをやってくれる、来月がまた楽しみだ。
◆元祖一条流がんこ 池袋店
豊島区東池袋1-13-12 最寄駅:池袋
営業時間:11:30-22:00頃(売切終了・中休みありかも)
不定休(ほぼ無休)
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2010.06.26
毎月第4土曜日は恒例「覆麺 智」のデスマッチ(スペシャルデー)だ。
ここのところデスマッチでも大した行列はできない。開店時、整理券組を入れても30人と並んではいなかったようだ。例によって定刻を10分ほど過ぎて開店。
今日のスペシャルは、今時流行りの「食べられるラー油」を使った、まぜそば または塩ラーメン。豚しゃぶ(左)のトッピング付きだそうだ。右が家元特製の「ラー油」。塩ラーメンを選択すると、こんな風にして出してくれる。少しだけ箸にとってなめてみたけど、幸い殆ど辛さは感じない。揚げニンニクの風味が効いた正に「食べられるラー油」だ。
「食べられるラー油の塩ラーメン 1,000円」
どっちにするか迷ったけど、まぜそばは明日の池袋のメニューでもあるので、ラーメンにした。
左上のどんぶりの陰ににチラッとだけ見えているのが先ほどの「ラー油」。トッピングの味玉と青唐辛子は五段以上サービス特権のもの。左側に載っているのは、揚げネギ。他はいつもの大判チャーシューとモヤシ、メンマにキザミねぎとなかなか豪華だ。
まずは、ラー油を載せずにレンゲで清湯スープを一口。おお、優しい味のスープだ。豚骨と鶏に魚介といういつものダシに、後で「ラー油」が足されることを考えてタレを薄めにしてあるのだろう。麺はいつもの細ストレート麺。
そうして「ラー油」を最初は少し加えて食べてみる。なるほどこの優しい清湯スープに合う。家元の狙い通りだろう。
というわけで。全部をドバッと入れてみたのが左の画。これを麺に絡ませてジャージャー麺みたいに食べてみると、旨いっす。優しいスープに優しいラー油の組合せ。まぜそばも食べてみたい気はしたけど、これはこれでよし。
家元らしい発想の美味しいラー油塩ラーメンなのでした。
来月のスペシャルは、「タラバ蟹スープの塩ラーメン(カニ雲呑とハムチャーシューのせ)」だそうだ。楽しみにしていよう。
◆覆麺 智(とも) 会員制
千代田区神田神保町2-2 のあたり 最寄駅:神保町
11:00-22:00 土日祝は 18:00頃まで 売切れ終了あり
不定休(ほぼ無休) 平日夜の部 17:00-22:00 のみ会員制
非会員の方は会員と同伴か、オープンの平日昼の部または土日祝にどうぞ。
但しオープンであってもラーメン大好きな人に限るそうです。
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2010.06.25
いつもの金曜日、「パニパニ」で一杯やっていると、何ヶ月ぶりかで義理の娘がやってきた。今日はハシゴしたい気分でもあって、娘を連れて河岸を変えることにした。
いくつか候補を出した中から、彼女が選んだのがここ、「鰻蒲焼 味治(みはる)」である。
この画は、いわゆる「ひと通り」ね。今日は「八幡巻」はなかったようだ。やっぱり味治の串焼きは水準が高い。素材の良さや串打ちの良さはもちろんのこととして、何より焼き加減が絶妙なのですな。
娘は初めて食べる「キモ焼き」の苦みがダメだと言う。なんともったいない。尿酸値が気になるものの、そこはお父さんがカバー。
鰻の串焼きをアテに、そして愛らしくも人なつっこい義理の娘を相手にキンミヤを一杯二杯とやっていると、さきほどからのパニパニでのアルコールも手伝ってかなり酔い気持ち(^^;
ダイエット中だという娘は早々に帰して、お父さんは再び「パニパニ」へ。実はここら辺りから記憶がなく・・・。
姉妹店の「川二郎」に比べると、ちょっとお高めだけど、何より行って座れるのがいい。時間帯や曜日にもよるかも知れないけど、まず座れないということがない。席の間隔も川二郎よりゆったりしてるしね。
未食の人は是非一度どうぞ。昼の部の鰻丼もお勧めです。
◆味治 (みはる)
中野区中野5-57-10 最寄駅:中野
12:00-14:00 17:00-21:00 日曜休
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この6/18、新小岩にオープンしたばかりの店「麺屋 一燈(いっとう)」である。秋葉原で一仕事終えた後、珍しく時間に余裕ができたので、東の方へ足を伸ばしてみることにした。
ご主人は柏大勝軒や大黒屋本舗等いくつもの有名店で修行した人で、満を持しての開店みたいなことが店頭のポスターに書いてあった。
12時半を少し過ぎた時間。カウンターのみ11席の店内は8割ほどの入り。すぐに座れた。オープン直後は行列が出来ていたそうだけど、もう落ち着いたようだ。実は最初、お昼時でもあり、その行列を目当てに店を探したのだけど、そんなもの全くなかったので、ちょっと迷った。
「濃厚魚介らーめん 750円」
いかにも鶏白湯という感じのスープは、ややトロミのある魚介風味。その農耕という名の魚介は、魚粉に頼っていないみたいで好感が持てる。優しい味の美味しいスープだ。
上の画の左下に写っているのは魚介だしのジュレ(煮こごり)だそうで、途中でスープに加えてみてくださいだって。実際に入れて見たけれど、それで大きく味が変化するということはなかった。
加水率やや低めと思われる細麺は、このトロミのあるスープをよく持ち上げて、なかなか旨い。でも普通盛りだと麺の量は 130g。ちょっと上品すぎるなぁ。
チャーシューの代わりに入っているのは紫蘇風味の鶏団子。ナンコツを混ぜてあるようでコリコリした食感も楽しめる。
他の具は、ほうれん草に青ネギ、きざみネギ、メンマ。
総じて完成度の高い、美味しいラーメンだと思った。ラーメン的不毛の地みたいに思っていた新小岩にして待望の新店かもしれない。また新小岩に来る機会があったら、寄ってみようと思っている。
◆麺屋 一燈(いっとう)
葛飾区東新小岩1-4-17 最寄駅:新小岩駅
11:00-15:00 18:00-22:00(売切終了)
月休 但し祝日の場合は火曜日
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2010.06.24
中野駅を南口に出て用を足した。さてどうしよう。最初は「地雷源」に行こうかなと思ったけど、今日はもっと強い味のラーメンが食べたいと思った。そんなわけで「二代目 武道家」である。
19時少し過ぎという時間。店内は半分ほどの客の入り。麺の硬さ、タレの量、脂の量をお好みで選べるのが家系の特徴。近くのカウンターに座って食券を示しつつ、いつもどおり「カタメ コイメ オオメ」をコール。
「ラーメン(中盛り)750円」
表面をアブラが覆っているせいで、全く湯気が立っていない。しっかりした食感のチャーシューと大きめの海苔、そしてほうれん草というのがまた家系の特徴。ニンニクと豆板醤、ショウガを少しだけチャーシューの上に載せて、これは後のお楽しみに。
レンゲでスープを一口すすってみると、うわっと思うほど濃い。まだおろしショウガを溶いたわけでもないのに、何故かショウガの風味を感じる強い味のスープだ。
酒井製麺製の極太麺。今日の茹で加減がまた硬い。確かに「カタメ」とは言ったけど、これほど硬いのは家系では始めてかも。ゴワゴワ感さえ感じる茹で上がりだった。硬いのは嫌いじゃないので、何の文句もないけれど、麺にしてもスープの濃さにしても担当によってこうも違うものかと改めて驚かせられた。
先にトッピングしておいたニンニンクなどをそれぞれ溶いてスープに入れると、また風味が変わって楽しい・・・のだけど、この濃すぎるスープは全汁せずに、ほんのわずかだけ残した(^^;
「二代目 武道家」のカタメコイメ、作り手にもよるのだろうけど、なかなか侮れません。お好きな人は是非どうぞ。
◆横浜家系らーめん 二代目 武道家
中野区中野3-34-32 最寄駅:中野
11:00-15:00 16:00-26:00 無休
(2009.5.20オープン)
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2010.06.23
美味しいつけ麺が食べたいなと「中華麺屋 喜紳@中野駅前」。ご主人がいたら沼袋移転の話を聞いてみようと思ってたのだけど、やっぱり不在。品川のお店か、それとも製麺の方かな。また次の機会に聞くことにしよう。
「和風つけ麺 650円」
和風と名づけられたつけ汁は、今時流行りのものほど強く魚介が主張するわけではなくて、豚骨と鶏で丁寧にダシをとった醤油ベースのもの。
喜神の太麺といえば、この極太の平打ち麺。これが旨いのです。ツルツル感を楽しみながら麺を頬張ると、ギュッというコシの強さを感じる食感。
この麺が和風のつけ汁をよく持ち上げて旨い。やっぱりつけ麺は麺が旨いのが基本だよねと。
喜神ご自慢のチャーシューはブツに切られてつけ汁の中ね。
中野駅近辺で美味しいつけ麺と言ったら私的には「喜神」か「藤丸」。未食の方がいらしたら一度是非どうぞ。喜神は近い将来、沼袋?に移転してしまうかもしれませんしね。
◆中華麺屋 喜神
中野区中野5-62-7 最寄駅: 中野
11:30-23:00 (スープ切れまで) 無休らしい
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2010.06.21
お昼過ぎという時間、久しぶりに中野の名店「栄楽」に寄ってみようかなという気になった。丸長のれん会系ね。店の前まで行って、もしも行列ができてたらパスと思っていたのだけど、タイミングが良かったみたいで、幸い行列はなし。店内は満席というのは相変わらずだ。しばらく待って私一人分の席が空く頃には、もう5人ほど並んでいる。
「つけそば(大盛) 850円」
麺の流れる方向を揃えた丁寧な盛り付けはいつもの栄楽のものだ。ここのところ(と言っても年に一回程度だけど)私的には勝率が低いと感じていたので、過度の期待はせずに・・・それでも目の前にこうやって出されるとやっぱ期待するよね。
まずは、何もつけずに自家製だと聞く極太ストレート麺を食べてみる。そしてつけ汁を、一口。
かつて、ここの「つけ麺」には何度か思わずうならされたものだ。ファンまたは常連さんの多いお店だという。一朝一夕の出来不出来で語るような店でもあるまい。そんなことも含めて地元に愛されている店なのだと思う。
◆栄楽
中野区新井2-1-1 最寄駅::中野
11:00-15:00 日曜水曜休
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2010.06.20
家内と出かけたついでにどこかでラーメンを食べて行くことにした。クルマでの移動 且つ 日曜日だから選択肢は少ない。で結局、家内の意見を入れて決めたのがここ。東長崎の名店「研究食房 オリオン食堂2」である。
13時頃に着いてみると、満席ではあったけど幸い行列はなし。券売機を見ると、限定で「特煮干し」なるメニューがあった。以前にも煮干し系のメニューをを食べたことがあるのだけど「特煮干し」ともなれば。もっと濃いに違いないとこれを選択。
「特煮干しつけ麺(大盛り)850円」
麺の方にトッピン具が載っているのはいつもどおり。つけ汁の方は、やや緑色がかったグレー。煮干しの香りが盛大にするものの、実際つけ汁を口に含んでみると、味の方はイマイチ煮干しのパンチが来ない。うーん、知らぬうちに「むろや@御苑」のそれと比べてしまっているかな。
麺は粉から特注している極太縮れ麺。開化楼製の極太麺によく似た食感と味を感じさせてくれる旨い麺だ。この麺に煮干し風味のつけ汁がよく絡みますな。
でも、「特煮干し」というにはちと弱いような・・・って、勝手に「濃い」煮干し風味を期待しているのは私だけであって、お店の「特」は別の意味なのかもしれないわな。
「醤油ラーメン+味玉 700円」
こちらは、家内が頼んだもの。一口食べさせて貰ったけど、こちらの方が煮干しの芳香がほどよく香って、私好みだったなぁ。
次回また機会があったら、普通のラーメンを食べてみようと思った。
◆研究食房 オリオン食堂2
http://www.orion-syokudo.com/
豊島区南長崎5-15-3 最寄駅:東長崎
11:00-0:50 無休
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2010.06.19
お目当てのDVDプレイヤーを買った後は、もちろんここ。秋葉原といえば私にとっては「がんこ八代目@末広町」。ここが真の目的地みたいなものなのですね。
店の中に入ると、先客は1人だけ。見た目は怖そうだけど、気さくなご主人が「おおっ来たなぁ」だって、何のこっちゃ。じきに先客もいなくなると私一人だけ。空いてていいね。デジカメを取り出すと、ご主人「きれいに撮ってね」とわざとらしい笑顔を見せる。いつもの光景ではあるけれど、一応「だからオヤジさんを撮るんじゃないっての」と突っ込んでおく。
「コッテリ(醤油)+味玉 800円」
タレを濃いめでお願いした。末広町の醤油コッテリは、そのままでも充分美味しいし、それなりにショッパくもあるのだけど、私はこのカラメがお気に入り。このちょっと強めの味にしておくのですね。
何故かというとコッテリの細かい背脂がこのショッパ辛さをある程度中和してくれるから。がんこらしいショッパ旨さをコッテリで堪能するには、カラメにというのが私流。
サッポロめんフーズ製の細縮れ麺がいつどおり硬めに茹でられている。この食感がいいのですね。もちろんショッパ辛いスープ、背脂との相性も文句なし。
そしてスープの中に浸しておいたバラ肉ロールの大判チャーシューを、麺と一緒に頬張る・・・このトロけかけたチャーシューと麺との組合せが絶妙なのです。
他の具はトロトロの味玉に、コリコリのメンマ、キザミねぎ、海苔。
例によって完食の全汁。定期的に注入しておきたい「がんこ八代目」なのでした。
◆元祖一条流がんこ 八代目
千代田区外神田3-7-8 最寄駅:末広町・秋葉原
11:30-16:00 17:00-19:00(スープ切れ終了) 日月祝休
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久しぶりの秋葉原。我が家のDVDプレイヤーの調子がよくないので、偵察がてら例によって電脳ストリートをブラブラ。まぁ、それ自体が楽しみでもあるしね。
で、いつもの秋葉原の王様みたいな店で見つけたのがこれ。
「PASITHEA DVD-D6000 DVDプレイヤー 2,999円」
元々DVDの再生さえできれば、文句はないのだけど、USBメモリにも、SDカードにも対応しているという。つまり、これらのメディアに avi や jpeg、mp3等が入っていれば再生できるということだ。
まずは普通のDVD-Rを再生してみて動作確認した後に、4GBのSDHCに入っているjpegをスライドショーにしてみたら・・・粗々の遅々。うーむ、取り敢えず表示できると言った程度かな。まぁ、この機能はオマケということで(^^;
わずか 3,000円ですから、DVDが見られれば文句なし。呑み一回分ですものね(^^;
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2010.06.18
鶴見の海寄りの場所でひと仕事を終えた。この近くにDASH海岸があるんだよなぁ、などと思いながら京急鶴見駅へ戻り、次の目的地である横浜へ向かった。午後4時近くという中途半端な時間。昼飯を食っていないせいもあって、腹減ったなぁ。
ふと横浜までの駅名を見ていると「神奈川新町」という駅名を発見。そう言えばこの駅に、蒲田にある二郎インスパイヤー「元気の源」が店を出していたことを思い出した。
というわけで、神奈川新町駅で途中下車。改札を出て国道を渡ると歩道橋の影に店があるのがわかった・・・のだけど、なんと中休み時間だった。悲しひ。でもまあ幸いなことにすぐ隣にもラーメン屋さんがあった。「九州大分ラーメン たまがった」ですと。というわけで、この店で腹ごしらえすることにした。
「ラーメン 650円」
豚骨白湯というにはスープの色がやや茶色っぽいかな。そして低加水の極細ストレート麺。いかにも九州系の豚骨ラーメンという感じだ。味の方もそのまんまだし。普通に旨い。
麺の量が少ないのも九州らしさか。最初かに替え玉ありきみたいなスタンスね。であるならば 450円くらいが妥当だよなぁと思ったけど、そこいらへんだけ首都圏価格なわけね。地元大分の人がこの値段を見たらたまがってしまうかも知れない。
ともあれ、当然替え玉(100円)をカタメでお願いして、ニンニク少々と紅ショウガを投入。
あっというまに完食。普通に旨いね。でもやっぱり二郎インスパイヤしたかったなぁ。
◆九州大分ラーメン たまがった
神奈川県横浜市神奈川区新町2-7
11:00-29:00 無休らしい
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2010.06.17
この6/15、丸の内の東京ビルTOKIA地下にオープンした「トナリ」である。元々は「六厘舎@大崎」の「隣り」、「ジャンクガレッジ」の跡地にサードブランド?として「タンメン」を売りにオープンしたものが、昨年9月に東陽町に移転。この店はその支店(丸の内店)ということになるようだ。
午後4時少し前という時間、行ってみると先客は一人だけ。まさにビジネス街の真っ只中なわけだから、この時間にそうそうお客さんがいるわけもない。でも、私のように昼食時間が不規則な人間にとって、この中休みなしでの営業というのはありがたい。
着席して注文したのは当然この店のウリである「タンメン」。出来上がる直前に「ニンニク入れますか?」ならぬ、「おろし生姜入れますか?」と尋ねられた。思わず「ゼンマシデ」などといってしまいそうになるのをこらえ、取り敢えず「ハイ」。タンメンに生姜ってのは合うのか? デフォでいいのか?などと思いながらも待つことしばし。まぁとにかくも出てきたのがこれ。
「タンメン 700円」
野菜炒めの左側に丸く小山になっているのが、ニンニクのように粗くおろした生姜ね。全体はいかにもタンメンらしい仕上がりで、見た目からもシャキシャキ感が伝わってくる感じ。
スープを一口すすってみると、あ、これは旨いやぁ。さすがは六厘舎系と思わずうならされた。
タンメンというと、真っ先に思い出すのは「はつね@西荻窪」の野菜だけで一切の雑味を排除した清清しささえ感じるタンメンなのだけど、ここのはそれと対極をなしているように思う。豚肉やタコ足などの具材の旨みに、野菜の甘みが合わさった複雑な味。旨味の強いスープに仕上げている。野菜はモヤシにキャベツ、にんじん、ニラ、コーンなど。
六厘舎系なのだから、きっと浅草開化楼製なのだろう。極太平打ち麺は、やや硬めに茹でられていて、ツルツル感と歯ごたえの両方を感じさせてくれる旨い麺だった。もちろんこの強いスープにも負けないで、最後までコシを残していてくれた。
おろし生姜を途中で溶かしてみたけれど、この強い味のタンメンになら結構合うなと思った。私的にはなくても問題なし。まぁ好みでしょう。
シャキシャキの野菜を味わいながら、美味しいタンメンを食べた。もちろん完食の全汁。最後にスープを飲んでいて思った。これを味噌ベースで仕立てたら、そのまんま美味しい味噌ラーメンになるに違いない。
◆トナリ 丸の内店
千代田区丸の内2-7-3 東京ビルTOKIA B1
11:00-22:00 無休
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2010.06.16
今日の一麺は何にしよう。なんとなく先日「喜神」で食べたようなあっさり系醤油がいいかななんて思っていたのだけど、退社間際に覗いたサイトで思わず「おおっ!」とうならせられる画像を見てしまった。
となると頭の中というかパブロフ的に口の中には、二郎インスパイヤな味が充満してしまって、もう他の選択肢は考えられない。「二郎でなきゃダメ」ではなくて、今日の場合はここ「らーめん Kaeru(カエル)@中野」じゃなきゃダメ状態。
そんなわけで、いつもの「パニパニ」で一杯やった後、自宅への帰路をとらずに回れ右。
「ラーメン 700円」
券売機の前でいささかの迷いもなくラーメンの食券を買ってテーブルへ。ご主人から「いつもの(生卵とご飯以外)ゼンマシですよね」と聞かれた時にちょっとだけ迷った。さきほどの画像が頭をよぎり、「あ、ニンニクはドカ盛りで」と言いそうになって、かろうじて思いとどまったのだ。このあと帰宅して娘たちから総スカンを喰らうのを恐れたわけだ。ニンニクをマシといて何を今更的な気がするものの、まぁそこは気持ちというか・・・気の小さいお父さんだこと。
で、出てきたのがこれ。いわゆるゼンマシね。ヤサイ、ニンニク、アブラ、カラメ(タレ)、タマネギ。他に生卵とご飯も無料なんだけど、そちらはパス。
こちらは自分で黒胡椒と一味唐辛子をかけた後の状態。こっちの方がジャンクっぽくてソソられるのは私だけ?(^^; 一気に食べ初めてしまったので、珍しく天地返しをした後の画を撮り損ねた。その状態にも一味を軽く振り掛けるのが私流。辛くなりすぎない程度にね。
浅草開化楼製のちょっとゴワッとするくらいの極太縮れ麺。やっぱりこの麺が旨い。ヤサイを増しにするのは、この極太の麺と一緒に頬張りたいからでもあるのですね。
豚骨醤油の甘辛いスープを麺が良く持ち上げる。麺を何口か頬張ってはスープをひとすすり。こうするとバランスよく麺とスープが減っていくし、美味しくもあるのですね。
最後に残しておいたバラ肉のチャーシューを頬張って完食。スープは底の方だけ少し残した。ニンニク臭の家族対策ね。
「らーめん Kaeru」、進化中です。二郎インスパイヤ系の中でも充分旨い方だと思う。だんだん「らしく」なってきているしね。未食の方は是非どうぞ。あ、マシをコールしなければ量的にはほぼ普通でいけますよ。
お父さんは帰りがけにコンビニでブレスケアを買って、大量に飲み下しましたとさ(^^ゞ
◆らーめん Kaeru (カエル)
中野区中野5-56-15 最寄駅:中野
11:00-15:00 17:30-23:00
月曜休 2009/9/27オープン
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2010.06.15
中野北口界隈でつけ麺を食べたいとなると、最近では真っ先に思い出すのがここ「藤丸」である。このあたりのつけ麺界では「喜神」と並んで、私的には一二を争う店だと思っている。
19時過ぎという時間。いつもこれくらいの時間帯に行くことが多いのだけど、常に数人の先客がいる。繁盛しているようで何よりだ。
「つけ麺(塩)300g 700円」
つけ汁をご覧下さいまし。きれいな鶏白湯だと思いませんか? でも決して鶏が強すぎるということはなくて、煮干しの芳香が立ち上がって食欲をそそるのですね。
麺は大成食品製の太ストレート。このツルツルでムチっとした食感がたまらないのです。もちろんトロミのあるつけ汁をよく持ち上げてくれる。途中でテーブルに備え付けの「えび辛」を少量たしてやると味が変化して楽しい。
つけ汁の中の具はチャーシューを短冊に切ったものと、大き目のメンマにキザミねぎ。
ウマい旨いと、300gの麺もあっというまに完食。煮干しの香りのスープ割りで、結局つけ汁も全汁してしまった。いつもどおり大満足の「藤丸」なのでした。
数少ない「つけ麺」専門店です。つけ麺はちょっと・・・という人も、良かったら一度とせうぞ。
◆藤丸(ふじまる)
中野区中野5-42-5 最寄駅:中野駅
11:30-15;00 18:00-20:00 但し売切終了 日休
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2010.06.14
昨晩から降り始めた雨はずっと振降り続いていて、いかにも梅雨という感じのじめじめした天気。中野駅で下りて、手っ取り早く旨いラーメンをと考えるとここ。「喜紳@中野」である。お気に入りの店のはずなのに、ご主人が品川店の方にいることが多いこともあって、どうも訪問の間があいてしまいがちだ。
この店に来ると、つけ麺を頼んでしまうことが多いのだけど、今日は気持ちがラーメン。
「醤油ラーメン 600円」
見た目はいかにも東京風の醤油ラーメンだ。スープを一口すすると豚骨と鶏のダシがよく効いて、強すぎない醤油の風味。やっぱり喜神のスープは旨い。
麺は自家製の細ストレート麺。加水率やや低めと思われる麺がしっかりとした食感と小麦粉を感じさせてくれる。相変わらず旨い麺だ。この麺を食べると、今度は極太の麺をつけ麺で食べてみたいと思ってしまうのですな。
具にはバラ肉の美味しいチャーシューのほか、穂先メンマに海苔、キザミねぎ、かいわれ、ナルト。例によって完食の全汁。いつもながら美味しいラーメンだった。未食の方は是非どうぞ。
さて先日、未知さんがコメントで教えてくれた「喜神、沼袋へ移転」の情報ですが、大将がいないこともあって、移転予定が事実だということ以外、時期も含めて詳しいことは何もわからなかった。スタッフのお兄さんに聞いたけど、あまりハッキリとは答えてくれなかったし。まあ仕方ない。また何かわかりましたら、報告します。
◆中華麺屋 喜神
中野区中野5-62-7 最寄駅: 中野
11:30-23:00 (スープ切れまで) 無休らしい
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2010.06.13
前々日あたりからの天気予報にやきもきしていたのだけど、今日は好天。梅雨入り直前の日曜日、近所の友人宅でのデイキャンに招かれていたからだ。
そんなわけで久しぶりにキャンプ・グッズの出番。早めに友人宅へ行って、他の友人達が来る前に設営してしまうことにした。好天なら好天なりに日よけとして、あるいは途中で突然降られても大丈夫なように、まずはタープ。中野の住宅地で3m×5mのタープを張って、なおあまりある庭があるというのは本当に羨ましい限りだ。
ペグダウンにちょっと苦労したけど、ひととおり設営を終えてまずは缶ビールをプシッ。こればかりはどのキャンプでも同じ至福の一瞬だ。
11時のスタート時間をメドに集まってきたのは高校時代からの友人たち8人。タープの下で風に吹かれながら、一人着くたびにビールでカンパーイ!などとやっていると、アッというまに出来上がって・・・。
あとは飽食のデイキャンの模様をお目にかける。
年季物の角形七輪で最初に焼いたのはソラ豆。旬のものだしビールに合いますな。そしてBBQグリルの方で焼き始めたのはスペアリブ。ちょっと目を離した隙に焦がしてしまったみたい。一部が炭化してる(^^; こちらはもちろん赤ワインが合うよね。飲み物は途中から焼酎やも加わって・・・。
こちらは、仙台産の大きな牡蠣。ちょっと加熱してやってレモンでぺろり。いやはや文句ありませんな。
「天使の海老」。ニューカレドニアのきれいな海で天然の食材のみで養殖した海老だそうで、これがまたちょっと炙ってやるだけで、皮など剥かずに頭から食べられる。始めて食べた旨い海老だ。
右は、大きな鰺。炭火で塩焼きにした。肉厚でこれがまた旨い。
こちらがメインの「宮崎和牛」。A4の上物だそうだけど、風評被害とでも言うのだろう。出荷停止になる直前の肉が思いのほか安く手に入ったのだそうだ。大きなブロック肉を弱めの炭火でじっくりと焼いていく。食べるのに夢中で撮り忘れてしまったけど、外側がパリッ、中はレアという絶妙の状態。宮崎の畜産農家頑張れと念じつつ、血のしたたる牛肉に舌鼓。
宮崎牛と同時に炭の中に入れて焼き始めたのはデザート用のリンゴ。家主が仕込んでくれたものだ。右が焼き上がりで、素晴らしいシナモンの香りがする。こいつにタップリのアイスクリームを載せて、ああ文句ない文句ない(^o^)v
昔話にも花が咲き、気がつくともう6時を廻ってる。飽食のデイキャンプにご馳走様なのでした。撤収して帰宅。歩いて5分だもの、楽ちん。都会の庭でデイキャンプ。こんなのもいい。風呂に入った時の軽い疲労感はなんとも言えませんな。
◇RICOH GX200 24-72mm/F2.5-4.4
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2010.06.10
午後2時過ぎに八重洲口で一仕事終えて、ようやく昼食が取れる。腹減ったぁ。さてどこへ行こうと考えて、近辺では何も思い浮かばず、銀座一丁目まで歩くことにした。目指すは久しぶりの「ジャポネ@銀座1丁目」。
5分ほどで着いてみると、行列は10人ほど。これならイケる。着席まで15分程度だったろうか。いつもながら回転は早い。何を食べようかなと考えて、今日はこれ。
「バジリコ ジャンボ(大) 700円」
「バジジャン」ね。でも、なんかこの店のジャンボにしては少ないような気が・・・こんなもんだったろうか。以前はもっとボリューム感があったような気がするんだけど。一時期の小麦粉関連製品が値上がりしてからというもの迫力に欠けるというか。かといって、「横綱」を注文するのは通常時では無理があるし・・・。
などと思いつつ黙々と食べましたけどね。もちろんここの場合には、旨いまずいよりボリュームによる満足感の方が強いわけでして、ちょっと少なめに感じたとは言え、充分な満足感を得ることができたのはいつもどおり。
ちなみに今回たぶん初めて「バシリコ」を食べたわけだけど、私的には「ジャリコ」か「ジャポネ」の方が好みだったみたい。
お腹が空いているときにお勧めします。未食の方は一度是非。そして男の子なら一度は「横綱」をどうぞ(^o^)v
◆スパゲッティー&カレー ジャポネ
中央区銀座1-2 銀座INZ3
最寄駅:銀座一丁目 or 有楽町 or 京橋
月~金 10:30-20:00 土曜日 10:30-16:00 日祝休
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2010.06.09
いつもの帰り道、「パニパニ」を覗いてみると古くからの悪友Mが奥の方に陣取って呑んでいる。合流してしばらく呑んだ後、たまには蕎麦でも食いに行こうかと言う話になった。今日はラーメンも食べていない。一日一麺、麺類皆兄弟というではないか。
「武蔵野そば処」。老朽化に伴い店を建て替えてからというもの、それまでのひなびた雰囲気が随分変わってしまった。それでも小上がりにある囲炉裏用の「自在」がかつての店の雰囲気をわずかに伝えてはいるか。
蕎麦焼酎・雲海を蕎麦湯割りで貰うことにした。すでにパニパニでも出来上がりつつあったから、あくまでも締めということで、軽めに1杯2杯。アテには塩ラッキョウに谷中ショウガ。
「もりそば 大盛(値段忘れた)」
こうしてみると、やっぱり呑んだあとの締めには蕎麦でしょう。ラーメンよりはちょっとだけ健康にいいような気がするけど、蕎麦屋の場合にはラーメンと違って余分に呑んでしまうから、あんまし意味ないか。
ともかくも酒ヤケした喉を冷たい蕎麦が下っていく感覚がたまらない。
左はこの店の昔からの特徴でもある薬味。左から、黒ごま、しその実、菊の花、紅葉おろし。もちろん通常の青ネギもある。薬味を変えながら蕎麦をすするのが、ここの楽しみでもあるのですな。
冷たい蕎麦の喉越しを楽しんだあとに、どろどろの蕎麦湯割り。これをきっちり飲み干すと、なんだか酔いが翌日に残らないで済むような気がする。
気取らずに呑んで食べられる蕎麦処です。良かったら一度どうぞ。
◆武蔵野そば処
中野区中野5-55-11
18:00-24:00(売切れまで) 日曜休
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2010.06.08
「銀座で一番うまい」を売り文句にというか、そんな予告を出しておいて先月17日にオープンした、その名も「銀座ラーメン」である。
三原橋の交差点から少し銀座側に戻って北へ徒歩1分。内外装ともにお金がかかっていそうなお店だ。もう夕方という時間に着いてみると、広い店内に先客はなし(後客もなし)。
普通、券売機の左上というのはその店の基本メニューが来るものだと思うけど、この店の場合は全部入りみたいな特製がいきなり 1,000円の大台超え。「ゲッ、値段が銀座一かよ!」みたいに思ったけど、基本メニューは一番右にあった。
右の画はつけ麺の時につけ汁を温めるために使われるというIHヒーターね。亀有にオープンした店で有名になったヤツだ。
「ラーメン 700円」
つけ麺の方が売りみたいだったけど、ラーメンを選択。見た目はやや白濁した豚骨魚介醤油といった感じ。実際スープを一口すすってみると、鰹節を主体とした魚介が真っ先に来る。そしてややトロミのある豚骨ダシの旨み。「ああ、これは青葉インスパイヤだわ」というのが第一印象。メニュー構成も基本的にラーメンとつけ麺のみとよく似てる。
コシのある美味しい中細ストレートの麺もカネジン食品製らしいし、まさに青葉チックだ。他の具は、大きいけど薄めのチャーシュー1枚にメンマ、青菜のクキ、わずかにキザミネギ、そして海苔。
青葉チックということは、つまりは私好みの味ということでもある。銀座で一番かどうかは別にして美味しいラーメンだと思った。ただ今時としては、このシンプルなメニュー構成で、しかも銀座という土地でやっていけるのだろうかとちょっと心配になってしまう。
今度機会を見つけて、つけ麺を食べてみようと思っている。
◆銀座ラーメン
中央区銀座4-10-14 最寄駅:東銀座・銀座
11:00-23:00 土日祝 11:00-22:00 無休
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2010.06.06
本来は「小江戸 川越」で蕎麦か武蔵野うどんを食べたいところだったのだけど、事前の調査不足のせいで、結局どこにも入らずに帰ってきてしまった。どうにもハズレを引きそうで怖かったのだ。日曜日だから「頑者」はやってないしね。
新井薬師前まで戻ってきて、さて何にする?と聞くと、久しぶりにオリエントスパゲッテイがいいと言う。まだランチタイムに間に合うよね。
ランチセットの野菜サラダをアテに生ビールを一杯。結構歩いた後なので喉が渇いている。プハーッ。この為に歩いたようなものだよね(^^;
「5種類の春野菜が入ったジェノベーゼ(大盛) 1,250円」
ランチタイムなので大盛でもお値段は同じ。メニューには「5種類の春野菜」と書いてあるけれど、私に判ったのはアスパラとプチトマトに小さなジャガイモだけ。他はソースに溶け込んでいるのだろうか。パカ舌の私にはよくわからない。
ともあれ、このジェノバソースというかバジルソースのスパゲッティは旨かった。ちょうど今日川越の寺院でみた新緑の風味をそのまま楽しんでいるみたいで、これはグッドな選択だったと自画自賛。
家内が頼んだのは、サラダスパゲッティ。好きずきだけど、どうしてこんなイロモノが好きなんだろう。健康的に見えるからなんだと思うけど、私的にはせっかくの手打ちうどんを「サラダうどん」にしてしまうのと同じで、どうしても納得できないシロモノなのですな。と言っても、お店側でグランドメニューに入れているのだから、同じように主に女性からの需要が多いのだろう。
◆オリエント スパゲッテイ orient spaghetti
http://www.arthur-seaton.com/orient/
中野区新井1-23-22 ヒグチビル1F 最寄駅:中野 or 新井薬師前
11:30~22:00(LO.21:30) 金・土・祝前日 24:00(LO.23:30) 無休
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朝から好天。特に何の予定もない日曜日である。天気予報も今日は一日晴れ渡ると言っている。そんなわけで、かねてより家内がリクエストしていた「小江戸 川越」へ行ってみることにした。
朝、さっとネットで検索してみると、新井薬師前から目指す本川越までは、途中から急行に乗り換えてちょうど一時間。割引のチケット情報も得ることができた。往復の乗車券に市内観光バスのフリーパス代(500円)を含んで、新井薬師前から 1,220円。電車だけの往復運賃が 900円だから、結構お得みたいだ。
10時少し前に本川越に着いて、ちょっとゆっくりしてると、巡廻バスに先に行かれてしまった。次のバスまで15分のお待ち。何の下調べもせずに来るとこうなりますな。
反時計回りに巡廻するコースのバスに乗って、最初に降りたのは「中院」というお寺。天台宗の由緒ある古刹らしい。山門をくぐると目にも鮮やかな新緑が出迎えてくれた。本堂の前で手を合わせこそすれ、信心などとはほど遠い私でも、この緑の中を歩くのは気持ちがいいものだ。
この地域には他に日枝神社や喜多院、成田山別院など、いくつかの神社仏閣が集中している。ひと通り廻ってみて次の地域へと再び巡廻バスに乗ることにした。
こちらがその巡廻バス。ボンネットタイプの昔懐かしい雰囲気のあるバスだ。行楽シーズンでもあるのだろう、日曜日のこの日、結構混んでいて先ほどに続いて今回も座れなかった。
本来なら立ち寄りたい川越藩の本丸御殿は改修工事のため休館中だというので、そのまま「菓子屋横丁」まで乗っていくことにした。お土産やさんを覗きながら、「蔵造りの街並」で有名な「一番街」をそぞろ歩き。
城下町川越のシンボル的存在である「時の鐘」の高い鐘楼のすぐそばで、サツマイモの地ビール片手にプハーッなんて飲っていると、正午を告げる時の鐘がゴーーーン。いいねぇ。
ついでにすぐお隣りで売っていた焼き鳥を、この地域の名物である味噌ダレ貰うことにした。家内はサツマイモのアイスクリームを食べて「あ、これたしかにサツマイモ」なんて言って満足げ(^^;
あとは、残りの道を本川越の駅までプラプラ歩いて帰ることにした。朝10時少し前に着いて再び駅に戻ってきたのが13時少し前。正味でわずか3時間ほどの滞在だったけど、それなりに満足できた「小江戸 川越」の街並なのでした。
高田馬場から急行で1時間。ご興味のあるかたは、できれば新緑がきれいで梅雨が始まってしまう前にどうぞ。
◆小江戸 川越
http://www.koedo.or.jp/0_japanese/index.html
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2010.06.05
二郎インスパイヤー系というか堀切大(二郎)系の爆盛りで有名な「麺香房 暖々@平和島」から、あの名物店主がいなくなってしまったという。真相は郷里に帰られた後を「ラーメン大グループ」が継承。この5月半ばから店名は変えずにリニューアルオープン しているのだそうだ。
これは以前食べた「ラーメン+豚のゼンマシ」。下手にヤサイマシをコールするとエライことになり始めた頃のものだ。
最近ではなかなか平和島方面に行く機会もなく、行っても「髭」の方に寄ってしまったせいで、ここ4年ほどいけずにいた。もうあのご主人の優しい笑顔は見られないのかと思うと残念。
たった一人で11:00-24:30まで切り盛りして、しかも無休。サイボーグとまで呼ばれたご主人。身体を壊しての帰郷でなければいいのだけど・・・。
在りし日の「盛り具合」を見たい方は、こちらやこちらの記事をどうぞ。
ラーメン大に代わっても野菜の盛りは変わらないとは思うけど、やっぱりあのご主人がいないと同じ堀切系でも違った食べ物になりそうだ。
◆麺香房 暖々 (だんだん)
大田区大森東1-3-12 最寄駅:京急 平和島
営業時間・休業日 不明
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2010.06.04
会社からの帰り道、二郎系が食べたいと思った。だからといって最近の二郎はどこも思いつきで食べられるほど、アマい行列ではない。神保町は論外として高田馬場に行こうか、思い切って未食の桜台まで廻ろうかなんて考えているうちに中野に着いてしまった。
ま、いっかぁといつものパニパニで飲んでいたのだけど、やっぱりどーしても食べたい。別に直系でなくてもいいぢゃないか。そう中野にはここがあるではないかと。
「らーめん Kaeru(カエル)@中野」。20時少し前に行ってみると店内に先客は4人。今日は油そばでも細麺でもなく直球勝負。券売機でラーメンの食券を買って着席。
「ラーメン 700円」
「えーと・・・」と今日のコールを伝えようとすると、「ごはんと玉子以外ゼンマシですね」と先に言われてしまった。この場合のゼンマシは「ヤサイニンニクアブラカラメタマネギ」のことね。
で、出て来たのがこれ。あれ?こんなにヤサイの盛りって多かったっけ? 以前より育っている気がする。上にかかっている黒胡椒と一味は後から自分でかけたもの。
ちょっとゴワッとするくらいの浅草開化楼製極太縮れ麺が旨い。この旨い麺と天地返しをしてシンナリしたヤサイを同時に頬張るのが二郎系の楽しみでもあるのですね。以前はちょっとライト系かなと感じたスープも、ちゃんと豚骨ダシが効いてきてらしくなっている。
豚はバラ肉ロールの厚めのもの。これ豚というより、きれいなチャーシューです。もっと崩れてた方がらしいと言えばらしいのだけど、旨いから文句なし。
前にも書いたことがあるけど、いい方向というかより「らしい」芳香に変わってきている気がする。もちろん、完食の全汁。
これまでに食べたことがある人も、そうでない人も、今の Kaeruを一度是非どうぞ。
◆らーめん Kaeru (カエル)
中野区中野5-56-15 最寄駅:中野
11:00-15:00 17:30-23:00
月曜休 2009/9/27オープン
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2010.06.03
連夜の中野駅南口詣で。というほどのこともない。いつもの帰り道をほんの少し逆にしただけだ。昨夜食べた「冷やしらぁ麺(塩)」が気に入ったので、醤油バージョンも食べておきたいと思ったからだ。
「我流旨味ソバ地雷源」。19時過ぎの店内(1階)は8割ほどの入り。限定30食だそうだけど、今日も間に合ったみたいだ。券売機で食券を買って着席。で出てきたのがこれ。
「冷製こだわり出汁の冷やしらぁ麺(醤油) 850円」
見た目がまさに醤油してますな。でもスープをすすってみると、味は昨日の塩に驚くほどよく似てる。もちろん醤油の風味はするのだけど、基本的には強い節系が真っ先に来て、続いて鶏油?のまろやかさが穏やかについてくる。
具は「塩」と同じで、鶏の胸肉チャーシューに半熟玉子の半身と極太のメンマ。糸唐辛子に白髪ネギ、カイワレ。
左の画は別皿で供される梅味噌とワサビ。これも塩と同じだ。麺も同じね。塩も醤油も高いレベルでまとまっている逸品という印象。どちらがいいかは、まさに好みの問題かな。私はすっきりしてて見た目もきれいな「塩」を推しますが。
夏の暑い日には「冷やし」。でもやっぱり「地雷源」では、ラーメン(旨みソバ)の方を食べたいと思ってしまうだろうな。
◆我流旨味ソバ地雷源 Jiraigen
http://www.jiraigen.com/
中野区中野2-28-8 最寄駅:中野
11:00-21:30 中休みありかも?
無休 但し、曜日時間帯でメニューが異なる
月-土 22:00-25:00 濃厚味噌らぁ麺、裏七Jimmy
金 11:00-21:30 22:00-25:00 BLACK FRIDAY
日 11:00-21:30 PRECIOUS HOLIDAY
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お昼過ぎ、日本橋の取引先を出たところで、同行の後輩が昼飯はラーメンにしましょうと言う。どんなラーメンがいい?と聞くと、既に彼の中では決まっていたようで、最近オープンした「野郎ラーメン」に行きましょう、だって。おいおい、先日行ったばかりですがな。
でもまぁ、この後浜松町に行かなくてはならないことを考えると、神田駅方向にならざるをえないし、まいっかぁ。
「野郎ラーメン 680円」
コンデジを忘れたので、この画は携帯で撮ったもの。レンズに脂が付着してしまったのか、ちょっとヒドイのはご勘弁願いたい。
前回でかなりライト系の印象を持っていたので、今日は最初からニンニク、アブラ、カラメでお願いした。
これが正解。いわゆる二郎とはもちろん違う味だけど、前回よりずっと「らしくなった。ライト系には違いないけど、グッと「濃さ」が増して、私好みの味になってくれた。
これならいい。サッと炒められた野菜もよく合っていて、二郎インスパイヤーならぬ「野郎ラーメン」として充分いけると思った。
◆野郎ラーメン 神田本店
千代田区鍛冶町1-5-1 最寄駅:神田・新日本橋
11:00-16:00 17:30-23:00(売切れ終了) 日曜休
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2010.06.02
中野駅を下りて、久しぶりに南口へ回ってみることにした。目指すは「我流旨味ソバ地雷源」。昨日6/1から始まっている夏季限定の「冷やしラーメン」狙いだ。
店の前に着いてみると「冷製こだわり出汁の冷やしらぁ麺(醤油・塩)1日限定30食 850円」と書かれた紙が貼ってある。果たしてまだあるかなと思いながら、券売機を見てみると、良かったまだあるみたいだ。2階の様子はわからないけど、1階は8割の入り。相変わらず繁盛しているようだ。(上の画は食べ終わってから撮ったもの。この20時過ぎ頃になると空いているみたい。)
「冷製こだわり出汁の冷やしらぁ麺(塩) 850円」
黄金色のスープに鶏油だろうかアブラが浮いている。上に載っている梅味噌とワサビは別皿で提供されたものを自分でトッピングしたもの。
冷たいスープを一口すすると、強い節系が真っ先に来る。いいね、これ。油分もしつこすぎず、いい感じ。
麺は、通常のラーメンと同じものかな?中細ストレート麺。もともと旨い麺でないと冷やしには耐えられないものね。鶏の胸肉?のチャーシューが、柔らかくて塩加減もバッチリ。
途中まで食べ進んだところで、梅味噌とワサビを少しづつ溶かしてみた。梅味噌の方は妙にすっぱくなるとイヤだなと思っていたのだけど、むしろほのかな甘みに変わって文句なし。ワサビは鶏チャーシューにつけて食べると、あ、これ焼酎に合いそうみたいな(^o^)v もちろん、スープが引き締まったようで、最初からワサビを溶かしておいても良かったかなと。
他に具は、半熟玉子の半身と極太のメンマ。糸唐辛子に白髪ネギ、カイワレ。高いレベルでまとまっていて、いかにも完成された味という気がする。さすがは地雷源、次回は醤油の方を食べてみよう。
◆我流旨味ソバ地雷源 Jiraigen
http://www.jiraigen.com/
中野区中野2-28-8 最寄駅:中野
11:00-21:30 中休みありかも?
無休 但し、曜日時間帯でメニューが異なる
月-土 22:00-25:00 濃厚味噌らぁ麺、裏七Jimmy
金 11:00-21:30 22:00-25:00 BLACK FRIDAY
日 11:00-21:30 PRECIOUS HOLIDAY
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2010.06.01
今回のお題は「都立家政」。私にとっては思い出が多すぎる土地だということもあって、沢山撮った写真のどれを載せるべきか迷いまくった。高校の屋上からのショットとか、かつてのロードワークコースとか。あげく、駅周りだけでまとめることに。
お隣の鷺ノ宮駅が普通に見える。それもそのはず、駅間はわずか360mほどしかない。現都立鷺宮高校(旧都立中野高等家政女学校)のために出来た駅だからだろう。
今から35年ほど前の話、この鷺ノ宮・都立家政間の運賃がたしか40円?で、一ヶ月の定期代がなんと190円だったという記憶がある。学割とはいえ、とてつもなく安い定期代だった。
毎日見ていた駅のホーム。ベルボトムのジーンズにトレンチコートを着た長髪の友人が、大きなギターケースを抱えて所在なげに電車を待っていた光景が目に焼き付いている。
◇NIKON D2X + TAMRON AF18-250mm F/3.5-6.3 Di II
★「中野楽写」とは・・・。
中野区在住のブロガーが毎月中野区内のあるスポットをそれぞれ独自に撮影して、お互いの内容を知らないまま同時にその記事を公開しようという企画です。
同じスポットをそれぞれのブロガーがどんなアングルで切り取った(撮った)のかお楽しみに。
▼中野楽写にエントリーされている方のブログです。
Nylaicanaiさん 「Nylaicanai」
散々さん 「Hinata-no-Hotaru」
六三郎さん 「☆ 六三郎のカメラ散歩 ☆」
おやかたさん 「ぶーまーさんと優吉&うしちゃん~No boomer no life~」
エゴ氏さん Farmers Cafe
タカハシさん「まいにちのこと。つれづれ。」
◇これまでの「中野楽写」はこちらから
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