「がんこ@池袋」燻製鮭の悪魔
第4日曜日は昨日の「覆麺」に続き「がんこ池袋」のスペシャルの日。先月のスペシャル「ニシキヘビ?」には来られなかったので、今月こそはと思っていた。しかも奇数月だから「悪魔」のはずだ。
開店前に着いてみると、店の前にはいくつか見知った顔があるけれど、全部で10人強だろうか。行列というほどでもない。
左は新玉ねぎをスライスして冷水にさらしたもの。サーモンには玉ねぎでしょうというわけだ。開店前にこの状態のものを食べさせて貰ったのだけど、甘くて美味しい新玉ねぎだった。右は「スモークワインサーモン」の切り身。これがトッピングされるみたいだ。
こちらは今日の寸胴と悪魔肉。寸胴の中には身がタップリと付いた鮭の中骨が沢山入っているのが見える。8kg使ったそうだ。右は久しぶりに見る悪魔肉。きっちり醤油色に染まっていて、見るからにショッパそうだ。それだけでなんだか嬉しい。
「燻製鮭の悪魔ラーメン 1,000円」
そうして出て来たのがこれ。なんだか「がんこの悪魔」らしくないルックスだ。サーモンのピンク色というか紅色が映えてウツクシイ。味玉は自分で割ったもの。
トッピングは左から悪魔肉、オニオンスライス、スモークワインサーモン、メンマと海苔、味玉、そしていつもの大判チャーシュー。
スープを一口すすってみる。旨い、そして思ったよりずっとオイリー。鮭から出る油脂なのだろう。そのせいか鮭の旨味がよく伝わってくる。でももう一方の悪魔たるゆえんのショッパさは、かなり大人しめだ。醤油のコクが良く出た優しい悪魔と言うところだ。
いつもの細ストレート麺がこの悪魔スープをよく持ち上げて、醤油色に染まって出てくるのが良くわかるでしょう。これがまた旨い。いつものがんこチャーシューがトロケかけたところを麺と一緒に頬張ると・・・うーん至福の時。
やや厚めに切られた豚バラ肉を醤油をメインに生姜や多めの酒などを使って煮る悪魔肉は相変わらずショッパ旨い。いつもは悪魔スープのショッパさからの逃げ道をふさぐ役割も果たしているのだけど、今日は悪魔らしさの多くを担っているように思える。
それでもこの悪魔スープ、やっぱり残せない。血圧には悪いと思いながらも完食の全汁。
スモークワインサーモンの切り身が旨かったなぁ。鮭(ノルウェー産トラウト)をワイン、食塩、砂糖、香辛料に漬け込んで、桜で燻煙したものだそうだ。千葉にある「ワインの薫り食品」謹製。ご主人によると、ここのものはどれもとても美味しいのだとか。
この食材でもう一度普通のラーメンをやってくれないかなぁ。それもできれば塩で。そう思わせる素晴らしい食材だった。
そうそう、ずっと休業中の「虎の食卓@岩本町」はスタッフが集まらないことから、このまま閉店してしまうようだ。立地的に頻繁には行けなかったけど、美味しいしファンも付いているのに惜しいことだ。
◆元祖一条流がんこ 池袋店
豊島区東池袋1-13-12 最寄駅:池袋
営業時間:11:30-22:00頃(売切終了・中休みありかも)
不定休(ほぼ無休)
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