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2010.02.28

「ひろまる@新井薬師前」の和風旨ソバ

 我が家から最も近いラーメン専門店。徒歩4分、距離にして320mの「麺Dining ひろまる」である。今日は初めて家内を連れて行くことにした。

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 開店時間を少し過ぎて店に着くと先客はなし。券売機で家内に奨めたのと同じ食券を買って着席。軽くビールでも飲みたいところだけど、今日は我慢。

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 「和風旨ソバ(大盛200g) 820円」
 うん、やっぱりこの店のメニューではこれが一番。非常に水準の高いラーメンだ。アッサリ醤油とメニューにはあるけれど、結構オイリーで充分濃厚な魚介の風味(って魚粉ドバツなんだけど)と旨味が伝わってくる。魚粉はかなり細かいものらしく、幸いなことにジャミジャミ感はない。

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 三河屋製麺製の細ストレート麺は加水率低め。今時らしく硬めに茹でられていてこの旨味の強いスープを良く持ち上げてくれる。麺自体も旨いから食べ進むのも楽しい。
 トッピングはバラ肉のチャーシューとロース肉?のチャーシューが1枚づつに、細長い穂先メンマ(これが旨い)、きざみ青ネギと海苔。更にみじんに刻んだネギ。

 大盛にしても たった200gしかなくて 120円UPというのだけは、納得感がないんだけど、まぁ美味しいから許そうか。

 家内も気に入ってくれたみたいだ。今度は娘達にも食べさせてみよう。

◆麺Dining ひろまる
 中野区新井5-9-8 最寄駅:新井薬師前
 11:30-14:00 18:00-22:00
 但し木曜は15:00まで、夜の部なし 月曜休

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2010.02.27

「覆麺@神保町」海ガメと伊勢海老のSP

 第4土曜日。例によって「覆麺@神保町」のイベントデイだ。でも今日はいつもとちょっと違う。先日ブラック師が自身の家系の中で最長寿を記録したことを記念してのスペシャル・ラーメンである。

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 予告されていたとおり海ガメと伊勢海老をふんだんに使ったラーメンになるらしい。そのせいもあって今日の行列は凄い。開店時には整理券組と併せて80人近い人たちが並んでいたのではないか。たぶんこれまでの最高記録だろう。

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 右の画は、ブラック師とホワイト氏が開店の直前に店頭に出てきて、これもまた予告どおり覆面を脱いだ時のもの。もうすでに皆さんご存じのとおりブラック師の正体は、そう海外を転々とし、メキシコ?を最後に消息を絶っていた「あの人」ですね。
 今日以降はずっと覆面無しで行くそうだ。「覆麺」になってからも何度も覆面なしのお顔を見ているけれど、かつてトレードマークだった長いアゴ髭がないと、随分可愛く見えてしまう。

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 こちらは今回のメイン。手前左が青海ガメのエンペラと肉、右が刺身用の正肉。中央が伊勢海老。この伊勢海老があまりにも大きくて立派だったので、もう少し寄って撮ったのが右の画像。

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 今日の寸胴の様子。海亀の生肉10kg、エンペラ5kg、伊勢海老6.5kgを使っているそうだ。他に、丸鶏や魚介。その伊勢海老と丸鶏、リンゴが浮かんでいるのが見える。右はソテーしてラーメンにトッピングされる海ガメの正肉だ。

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 「海カメと伊勢海老スープの塩ラーメン 2,010円」
 なんと一杯 2,010円もするラーメンですよ。具材を考えるとたしかに納得せざるを得ないのだけど、たしかにちとお高い(^^; まぁそれでも「家元」の追っかけとしては付いていかねば。塩にするか正油にするかを聞かれたので迷わず「塩」を選択。

 がんこ系らしいよく澄んだ黄金色のスープは、口に含んでみると思ったよりずっとオイリー。でも、嫌みはない。海カメのダシってどんなのだろうと思っていたけど、正直私には判らないや。伊勢海老の風味は判ったけどね。そしてかなりショッパイ。

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 こちらはソテーしてトッピングされた海カメの正肉。右は「何ものだか判らない海カメの肉」だそうだ。脂の強い内臓系の肉のように感じた。

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 麺はいつもの細ストレート麺。このショッパ旨いスープを良く持ち上げる。どうせなら大盛にしてこのスープをもっと味わえば良かったかなぁと思った。

 2,010円という値段に相応しいかどうかは人それぞれ違うかもしれないけど、私にとっては充分美味しいラーメンなのでした。

 次回スペシャルはホワイト氏の誕生日 3/14(日)だそう。生パスタ麺を使った、豆乳と牛乳のホワイト&ホワイトラーメンですと。それもやっぱり食べに行かなきゃね。

 帰りがけに見てみると、行列は靖国通りを曲がり、三菱UFJ銀行にまで達していた。ざっと100人を超えていたのではなかろうか。

◆覆麺(ふくめん) 会員制
 千代田区神田神保町2-2 のあたり 最寄駅:神保町
 11:00-22:00 土日祝は 18:00頃まで 売切れ終了あり
 不定休(ほぼ無休)
 非会員の方は会員と同伴か、土日祝日にどうぞ

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新店「可以@神保町」3/2オープン予定

 渡辺樹庵氏プロデュース、あの「渡なべ@高田馬場」の2ndブランドが、神保町にオープンするそうだ。

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 「神保町 可以(かい)」。場所はの「覆麺」の並び、すぐそばだ。噂では味噌系の店になるらしい。

 「覆麺」の他、「二郎」に「用心棒」。ここもまた水準の高い激戦地になりますね。

◆神保町 可以 (かい)
 千代田区神田神保町2-2-12 最寄駅:神保町
 営業時間・定休日不明 3/2(火)オープン予定

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2010.02.26

「六厘舎TOKYO@東京駅」で朝つけ麺

 午前中に八重洲で打合せの予定が入っていた。少し早めに出て目指すは八重洲南口の地下一番街。「六厘舎TOKYO」の朝定食狙いである。最初からそのつもりで朝食は抜いて来ている。

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 9:30。さすがに空いている。いつもは大行列が当たり前なのだけど、この時間は狙い目かもしれない。行列がないのはもちろん、店内も3割程度の入り。カウンターの奥の方に座って待つことしばし。

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 「朝つけ麺(大盛)680円」
 先日は「朝つけ定食」を食べたので、今日はこれ。

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 豚骨濃厚魚介のつけ汁に本店よりもやや細め、と言っても充分太い浅草開化楼製の麺がよく合う。魚粉っぽいのがちょっと気になるけど、旨い旨いと朝からつけ麺を完食。

 セルフでスープ割りも頂いて、ご馳走様でした。

◆六厘舎 TOKYO
 http://rokurinsha.com/
 東京駅八重洲口地下 一番街
 朝営業 8:00-9:45 11:00-22:00 売切れ終了
◇東京ラーメンストリート
 http://www.tokyoeki-1bangai.co.jp/ramenstreet/
 「六厘舎TOKYO」「塩専門 ひるがお」「二代目 けいすけ 海老そば外伝」「らーめん むつみ屋」

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2010.02.25

横浜家系ラーメン 川崎家@川崎

 一日置いて再び川崎である。今日は「川崎二郎」が中休みの時間帯に当たってしまったので、次善の策として選んだのがここ。

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 「横浜家系ラーメン 川崎家 榎町店」である。通しで営業してくれているのがありがたい。

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 「ラーメン+海苔 650円」
 トッピングの海苔は、一度行くと一枚貰えるサービス券2枚で無料。家系に共通するこの大きな海苔をスープに沈めて、溶けてほぐれる寸前のところを麺に絡めて食べるというのがワタシ的楽しみの一つ。これだけ沢山海苔があると嬉しい。

 例によって今日のコールも「硬め、濃い目、多め」。自分で後から載せたのは、まずは紅ショウガ。そしてチャーシューの上に無臭ニンニクと辛みそ、おろしショウガを少しづつ。

 他のトッピングは、チャーシューとほうれん草。いかにも家家らしい独特の動物臭のするスープを、硬めで頼んだ酒井製麺製の中太ストレート麺が良く持ち上げる。

 濃いめ多めで頼んだスープは全部飲んではいけないと思いつつも全汁。家系らしい川崎家、お気に入りです。

◆ラーメン川崎家 榎町店
 神奈川県川崎市川崎区榎町6-2 最寄駅:京急川崎・JR川崎
 11:00-22:00 水曜休

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2010.02.24

「がんこ西早稲田」真鯛の悪魔正油

 最近の西早稲田はイベントの告知が遅い。今回のも直前になって告知されるものだから、ヘタをすると知らずに終わってしまっていたかもしれない。幸い今回も光右衛門さんやラヲタさんが教えてくれたから、食べ損ねずにすんだ。

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 とにかく職場を早めに出て、早稲田からダラダラと続く長い上り坂を早足で歩いてようやくお店に着いたのが 18:30。よかった、まだ骨も出ているし、スペシャルのメニューも出ている。

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 「真鯛の悪魔正油ラーメン(大盛)+味玉 1,100円 」
 今日はタレを正油・塩・悪魔の中から選べる。「真鯛の塩」は未食だったので少し迷ったのだけど、「悪魔」の文字を目にしたら、もう止まらない。

 見てください、このスープの色。ちょっと茶濁した醤油色、「これぞ悪魔ダレ」という色なのですね。そうしてその味は・・・期待どおりのショッパ旨さ。ちょっとコメカミにピクピク来るくらいの強いショッパさなのだけど、それに負けない魚介を中心としたダシの旨みにハマるのです。

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 本来玉子色の細ストレート麺は、悪魔の正油色に染まって・・・むふ、これがまたいいのですね。

 チャーシューはいつものバラ肉ロールのもの。これが悪魔肉だったら、まさに悪魔そのものなんだけど、悪魔ラーメンはやらないと宣言したご主人としては、ここまでが限界なのだろう。

 大盛りにして味玉を付けると 1,100円。でもファンとしては「文句ない文句ない」のショッパ辛くて旨いラーメンなのでした。

 明日もこのダシを更に煮込んだラーメンをやってくれるという。なんとかして行きたいところだけど、明日は難しそう。指をくわえて誰かのレポートを読むことにしよう。

◆元祖一条流がんこ 西早稲田店
 新宿区西早稲田3-15-7 最寄駅:西早稲田、高田馬場
 12:00-19:00 土日祝休

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2010.02.23

久しぶりの「ラーメン二郎@京急川崎」

 数ある二郎系の中でも私が愛して止まない「二郎@京急川崎店」である。まぁちょっと大げさだけど、お気に入りの二郎なのだ。と言う割りにはここへもなかなか来る機会がない。それでもなんとか営業時間中に川崎にいることができると、なんとしてでも寄ってみようと思う。今日も行列が絶えない。ざっと10人待ちだ。

 券売機の前で一瞬迷った。久しぶりの「川二郎」だから「大豚」にしようかと思ったのだ。でももう「大」はきっと無理だよなとこちらを選択。

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 「小豚ラーメン 800円」
 いつもにこやかなご主人に「どうぞ」と促されて、呪文は例によって「ゼンマシ」。つまり「ヤサイ・ニンニク・カラメ(タレ)・アブラ」を全て増量の意味ね。するとご主人、片手を上げて「了解」を示すいつものポーズ。

 出てきたブツにテーブル上に置かれているコショーを多めにかけて、唐辛子を二種類ともトッピングしたのがこの画。いやぁ私の大好きな「二郎」の景観なんですね。
 そうして、レンゲでスープを一口すすると・・・おおっ、まさに直系二郎。濃くてヤサイの甘みとカネシの旨み、更にアブラの甘みが効いた、文句なしの京急川崎なんです。

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 まずは麺を持ち上げたところをパチリとやっておいて、天地返し。ここから先はワッシワシとシャニムニ食べ進むわけです。あ、時々唐辛子を足しながらね。
 今日の豚は日光の手前(今市)だったかなぁ。肉の硬い部分と脂身部分がハッキリ分かれてて、脂身のカタマリ部分が多かった。まぁ仕方ない。それも含めて「二郎」なんだもの。

 スープをすすり、極太ストレート麺とヤサイを一緒に頬張るのが至福のとき。これがファンにはたまらない瞬間なんですな。うまい旨いと完食の全汁。いやはや、大満足。「大豚」にしなくて正解。これで苦しいくらいの満腹だ。

 JR川崎駅からはちょっと遠いけど、やっぱりわざわざ来てよかった。はたして今度はいつ来られるだろうか。

◆ラーメン二郎 京急川崎店
 川崎市川崎区本町 2-10 最寄駅:京急川崎 or JR川崎
 11:00-14:00 18:00-22:00 土 11:00-16:00 日祝休

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2010.02.22

久しぶりの「武蔵野そば処@中野」

 昔から気に入っている店だといいつつも、ここへ来るのはなんと3年ぶり。友人Mがシメにどうかというので、久しぶりに寄ってみることにした。
 「武蔵野そば処」。老朽化に伴い店を建て替えてからというもの、それまでのひなびた雰囲気が随分変わってしまい、足を運ぶ回数が減ってしまっている。

 それでも気取らない田舎蕎麦を食べさせてくれる店というところは変わらない。飲んだ後の蕎麦には最適だ。といいつつ、この店に来るとまた飲んでしまう。シメがラーメンの場合にはそれだけで終わるのだけど、そば屋だとついつい。

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 「もりそば (値段忘れた)」
 蕎麦焼酎を蕎麦湯で割って飲む。そして蕎麦をすする。なんかいいねぇ。冷たい蕎麦が飲んだ後の喉を下っていく感覚がいいのですよ。

 上の方に写っているのは、薬味。左下の通常のネギの他に、黒ごま、しその実、菊の花、紅葉おろし等が出てくる。これを下地に加えながら食べ進んでいくと、また変化があってよろしい。

 古くからあるお店で、この友人とも高校か大学の頃に初めて来て以来、何度も食べに来ている。次回はシメではなく、天ぷらなぞも頼んでジックリ攻めてみたいと思っている。

◆武蔵野そば処
 中野区中野5-55-11
 18:00-24:00(売切れまで) 日曜休

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2010.02.21

新店「くらくら@中野」のとんこつラーメン

 中野駅南口から中野通り沿いに南下して、中野五差路を超え200mほど。わずか4日ほど前にオープンしたばかりのお店「Noodle Studio くらくら」である。@中野と書いたけど、最寄駅は新中野になりそうだ。

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 つい先日未知さんから頂いたコメントで知ったお店だ。これまではアートギャラリーとして営業していたところ、ご主人の趣味が昂じて豚骨ラーメンも始めてしまったということだ。そのご主人の本業は写真家。主に東南アジア方面を題材に活躍されているらしい。

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 清潔な店内は、確かにラーメン屋という雰囲気からはほど遠い。まさにアートギャラリーだ。夜の部では酒肴も供している。

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 「無添加とんこつラーメン 500円」
 チャーシューの煮汁をメインのタレにした豚骨ダシのスープで、いわゆる今時の濃厚ドロリ系や、油脂の強い博多風豚骨白湯ラーメンとは違ってマイルドな豚骨ラーメンに仕上がっている。ちっとも脂っこくないのだ。濃い味好きな私的にはもの足りなく感じそうなものなのだけど、さにあらず。豚骨とチャーシューの旨味がしっかり効いた、優しくも美味しいラーメンだった。

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 極細ストレート麺がヤワめに茹でてある。でも、これも好印象。優しいスープに合っていると思うのだ。自慢のチャーシューは煮付けたあとに炙ってあって香ばしい。しっかりした歯応えもあって、最近流行のトロトロ系とはひと味も二味も違う感じだ。かみしめた後から味が付いてくる。二枚入っているのだけど、もっと食べたいと思った。

 中野駅南口からはちょっと歩くので、なかなか何度もは来られないかもしれないけれど、また食べに行こう。そう思わされた「豚骨ラーメン」だった。

 無添加(無化調)で、この味を出していくのは難しいことだろう。昨日食べた今時の九州系豚骨白湯ラーメンとはまるで違う「くらくら風豚骨ラーメン」。こういう優しい豚骨ラーメンもいい。若者達にはウケないかなぁとも思うけど、ご興味のある方は、是非一度どうぞとお奨めしておきます。店の前に出ている小さな看板を見逃さないようにね。

◆Noodle Studio くらくら
 東京都中野区中央4-26-9 最寄駅:新中野・中野
 12:00-15:00 18:00-22:30 水曜休

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'10新井薬師のカンザクラ

 お薬師さんの境内の隅、「カンザクラ(寒桜)」が見頃を迎え始めている。

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 ひょっとして「カワヅザクラ(川津桜)」かもしれない。けどまぁ、カンザクラの仲間だろう。

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 来週あたりには満開iになりそうだ。

◇NIKON D2X + TAMRON AF18-250mm F/3.5-6.3 Di II

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2010.02.20

新店「リンダマン@沼袋」の黒とん

 新店と言うには少しばかり時間が経ってしまったけど、この1月にオープンした博多とんこつが看板のお店「リンダマン」である。
 場所は沼袋駅の南口を出て左へ徒歩1分。これまでにも何度か足を運んだのだけど、何故か休みにばかり当たってしまって、ようやくの初訪問となった。

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 「リンダマン」という名前は次女と一緒に観た映画「クローズ・ゼロ」に出てくる大きくて外人っぽい最強の男と同じだ。つまり「最強の博多とんこつ」を標榜しているのかもしれない。すでに駒込や千葉方面に同名の店がオープンしているから、この沼袋の店は3号店になるのだろう。

 店に入ると真っ先にキタのは豚骨臭。右手に券売機。メインらしきメニューに「白とん」、「黒とん」、「赤とん」とある。「白とん」はいわゆる豚骨白湯だろう。「赤とん」はなんだか辛そう。というわけで、「黒とん」を選択。

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 「黒とん 680円」
 予想どおりマー油で黒くなった博多風というか熊本九州系豚骨白湯ラーメンだった。まずはスープをすすってみると、マー油のニンニンク風味が思い切り効いて、なるほどそれっぽい。

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 麺は博多とんこつ風らしく低加水の極細ストレート麺。硬さについては、敢えて何も注文をつけず店なりで頼んでみたら、やっぱりちょっとヤワかった。カタメまたはバリカタ以上で頼んだ方がいいみたい。
 厚めのチャーシューが2枚入っていたのだけど、これが日光の手前。バサッとした印象だ。

 他のトッピングは揚げたガーリックを砕いたもの?にキクラゲ、海苔、青ネギ。

 普通なら必ず替え玉(120円)するところだけど、今回はパス。特別にお腹が空いているわけでもなかったからかなと。全体の印象は、特別なことはないけれど、まさに看板どおり「博多豚骨」風ラーメン。
 それでもこの手のラーメンがない沼袋という土地では、結構イケるかもしれない。

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 つい先日4号店がお隣の新井薬師前駅の南口、「駅前食堂」の隣にオープンした。でも何かの工事の不都合で、しばらく休業しているようだ。ご近所様で、博多とんこつ風ニンニク風味系にご興味のある方はどちらかのお店に一度行ってみてはいかがだろうか。

◆とんこつラーメン リンダマン
 中野区新井3-38-10 最寄駅:沼袋
 11:30-14:30 17:30-23:30 定休日不明

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2010.02.19

「喜紳@中野」の油そば

 お気に入りの店、と普段から言っている割りには実に久しぶり。なんと3ヶ月ぶりの「喜紳@中野」である。ご主人は昨年5月にオープンさせた品川店の方にかかりきり。どうも大将がいないと足が遠のいてしまうなぁ。

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 久しぶりに「つけ麺」を食べるつもりで店に入ったのだけど、券売機の前でこのメニューを発見して気が変わってしまった。いつから始めたのだろう。喜紳自家製の極太平打ち麺が「油そば」として食べられるのなら、是非食べてみたいと思ったのだ。

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 「温玉 油そば 680円」
 ちょっとジャンキーに見えるかな? でも、いかにも旨そうだと思いません?
 見た目が綺麗なうちにトッピングを書いておくと、まずは温玉にチャーシューのフヅ切りと挽肉を甘辛く炒めたもの、かいわれ、細切りの穂先メンマ。
 早速マゼマゼして食べてみると、うん濃いめの味付けで旨い。やはり麺が旨いと油そばは活きますな。でもちょっと物足りない気がする。

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 テーブルに出されたラー油を多めにかけてやったのが上の画。やっぱこうなると旨そうに見えないのが「油そば」の悲しいところ。でも、このラー油のお陰で味がピリッと締まって物足りなさが消えた。ここから先は一気に食べきってしまった。

 さすがは「喜紳」。油そばを作らせても水準の高い美味しいメニューに仕上がっている。未食の方にはどうぞとお奨めしておきます。

◆中華麺屋 喜神
 中野区中野5-62-7 最寄駅: 中野
 11:30-23:00 (スープ切れまで) 無休らしい

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2010.02.18

再訪「楽釜製麺所@新宿西口」

 新宿で埼玉の奥地に住む友人と一杯飲った。お勘定を済ませ帰ろうとすると、先日私が書いていたうどん屋に連れて行けという。

 というわけで、先週来たばかりの「楽釜(らくがま)製麺所 新宿西口直売店」である。20時過ぎという時間、行列こそないものの結構混んでいる。

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 「肉ぶっかけ(温)うどん(大) 480円」
 この肉が大きい。厚みも結構あって、これで 100円UPなら充分お得だろう。前回同様。キザミねぎと揚げ玉、更におろし生姜をたっぷり載せてと。

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 あ、今日の茹で加減はいい。前回感じたヘタリ感がなくてツルツル感とコシの両方を充分感じさせてくれるうどんだった。多めにかけたイリコだしもよかったのかもしれない。
 大きくて厚みのある「肉」はしっかりした歯ごたえもある。甘辛く味付けた煮豚だ。さっきも書いたように、この「豚」が入って 480円はかなりお得な感じがする。

 ラーメン不毛の地、新宿西口ヨドバシ界隈。これからは呑んだ後には、この楽釜製麺所でということが多くなるような気がする。

◆楽釜製麺所 新宿西口直売店 (らくがませいめんじょ)
 http://sankofoods.com/shop/rakugama/index.html
 新宿区西新宿1-12-6 最寄駅:新宿
 7:30-23:00(LO 22:30) 無休

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2010.02.17

「藤丸@中野」でつけ麺

 中野駅周辺のつけ麺界では「喜神」と並んで、現在私的好みナンバーワンを争う店「藤丸」である。

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 19時少し過ぎという時間、先客は二人。この二人が出て行くと入れ替わりにすぐお客さんが入ってくる。そして殆どの人が「つけ麺」を頼む。もうしっかり地元では認知され根付いていもいるようだ。
 壁のメニューを見てちょっと迷ったけど、今日はラーメンではなくてそのつけ麺。

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 「つけ麺(塩)300g 700円」
 トロミのある(と言ってもドロリ系ではない)鶏白湯スープのつけ汁からは、煮干しの芳香が立ち上がっている。見た目の美しさとあいまって、いかにも旨そうだ。

 そうして大成食品製の太ストレート麺。ツルツルでいて噛むとクニュッとした感じのコシが伝わってきて、素晴らしい食感を提供してくれる。やっぱりつけ麺の麺は旨くなくっちゃ。先日の「Kaeru」や「ぽっぽっ屋」系などで提供される浅草開化楼製のゴワッとするくらいの食感とは双璧をなすという感じだ。

 つけ汁の中にはバラ肉チャーシューを短冊に切ったものと、大き目のメンマ、キザミねぎ。どれも旨い。

 スープ割りは煮干しの香り。ポットに入れられているので、つけ汁を殆ど飲み干してしまってから、空いた器にこのスープだけを注いでやる。これだけでも充分旨い。

 この店の鶏白湯ラーメンもうまいけど、やっぱりつけ麺がいい。未食の人には是非どうぞとお奨めしておきます。中野駅からはちょつと歩くけど、わざわざ足を運んでも損はないと思いますよ。

◆藤丸(ふじまる)
 中野区中野5-42-5 最寄駅:中野駅
 11:30-15;00 18:00-20:00 但し売切終了 日休

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2010.02.16

2.5"IDEハードディスクケース

  先日の土曜日、おばぁちゃんの用事で「ヨドバシ@新宿西口」した時にワゴンセールされていたものを、ちょうどいいやと買ったものだ。手持ちのハードディスクケースがどうもダメなので、買い換えようと思っていたのだ。

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 「Freedom 2.5"IDEハードディスクケース 870円」
 余裕ができたので、今日になってようやく開けて試してみたところ、あれ?HDDを認識しない。おっかしいなぁ、せっかく買い換えたのに初期不良かぁ?と。
 念のために別のHDDをつないでみたら、あっさり認識してくれた。えっ?ということは、悪いのはHDDの方で、ケースというか IDEのインターフェースが悪いわけではなかったということ?・・・つい先日まで動いていたはずのHDDだったから、逝っているとは疑いもしなかったのだ。うーむ、たったの 870円とはいえ、もったいないことをした。

 壊れたと思っていたハードディスクケースに活きているHDDをつないでみたら、ちゃんと動いた・・・バカだねぇ。IDEの2.5"ケースなんて二つも持ってたって、どうにもならないのに。

 強いて言えばアルミ製なのと、USBの補助電源が付いているというのが、このケースのいいところ。データ移行くらいにしか使わないので、滅多に出番はないのだけど、次の機会には使ってみようと思っている。

 それにしても、我が家にHDDの手持ち(予備)が随分増えたこと。小容量のものばかりだ。自分用のメモ代わりに書いておこう。

 3.5"SATAⅡ 80GB×1, 320GB×1
 3.5"SATA 80GB×1
 2.5"SATA 80GB×1, 同 160GB×1
 2.5" IDE 20GB×2, 同 40GB×2
 1.8" IDE 40GB×2
 USB外付けHDD (IDE) 320GB×1

 SATA 3.5"は次の機種(って、いつのことだか)の起動用ドライブに使えるとして、その他のHDDは・・・うーむ、どうしてくれよう。考えてみると起動ディスクなんて、もうSSDの時代かもしれないし・・・全部秋葉原に持っていけば、今夜の飲み代くらいにはなるかもしれないな(^^;

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2010.02.15

「ひろまる@新井薬師前」の濃厚魚介つけ麺

 今日は西武新宿線を使っての帰路、いつもより早い時間に帰宅できると歩きながら帰るコールをすると、夕飯の用意がないという。それはそれで良し。ラッキー!みたいな(^^ゞ
 昨年末、新井薬師駅から自宅までの途中にできたラーメン専門店「麺Dining ひろまる」。たしかこの2月からは夜の部で酒肴の提供が始まっているはずだ。19時少し過ぎという時間、空いていていい。

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 取り敢えず、券売機で食券を買っておいて着席。酒は何を頼もうかと思ってメニューを見ると、なんと酒肴の提供は8時からとある。まだ1時間近くもあるではないか・・・。と思ったのは、私の早とちりで18時からだったらしい。(その後FILEさんからのコメントで判明してので訂正しました。)

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 「濃厚つけ麺(300g)800円」
 先日食べた濃厚魚介らぁ麺と同じく、つけ汁に魚粉がトッピングされている。

 まずはこの魚粉を崩さずにつけ汁だけを口に含んでみる。凄い旨みだ。最近流行りの濃厚豚骨魚介ドロリ系とでも言うか。これだけ旨みが効いているのなら、もう魚粉は要らないだろうと思うのだけどなぁ。この魚粉のトッピング自体が昨今の流行りだとしたら、ちょっと違うような気がする。魚粉をドサッと載せて(入れて)「はい魚介系・節系でござい」みたいなのには違和感があるもの。

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 麺の方は、平打ちとがしがし麺なる太麺から選べると思っていたのだけど、がしがし麺がデフォルトのようだ。通常は200gで、300gまでは同一料金となっている。 丸に近い断面の麺自体は、硬めに仕上げられていて、今時風。ツルツル感もよし。この強い旨みのつけ汁に合わせるには、この太麺でということなのだろう。

 短冊に切られたチャーシューと、短めのメンマもよし。美味しいつけ麺に仕上がっている。

 最後に「和風旨つけ」の時に感じた、お酢の強さみたいなのはなかったので、スープ割りを頼むことにした・・・のだけど元々の旨みが強いせいか、スープ割り自体はあまりピンとこなかった。

 これで、この店のメニュー4種類を食べたことになる。一番のお気に入りは最初に食べた「和風旨ソバ」。つけ麺なら、この「濃厚つけ麺」だろう。

 前にも書いたように大変水準の高いラーメン専門店です。ご近所の方には是非どうぞとお奨めしておきます。

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 ついでに夜の部(18時から)のメニューを掲載しておきます。

◆麺Dining ひろまる
 中野区新井5-9-8 最寄駅:新井薬師前
 11:30-14:00 18:00-22:00
 但し木曜は15:00まで、夜の部なし 月曜休

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2010.02.14

「大喜庵@高円寺」の梅しおとりつけ麺

 昼飯をどうしようかと考えていると、家内がラーメンを食べに行こうという。それではと、まだ家内を連れて行ったことがない「高円寺らーめん横町」へ行くことにした。

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 「高円寺らーめん横町」と言えば私にとってはここ。「高円寺とりそば 大喜庵」である。家内もあの「大喜」の初の支店だと聞いて一度行ってみたかったそうだ。
 11:15分過ぎの「らーめん横町」は日曜日だというのに、まだどこも行列はできていない。と思ったら「TETSU」には早くも数人の行列ができはじめた。

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 「梅塩とりつけ麺(大盛) 800円」
 たしか券売機にはつい最近までなかったメニューだ。今日こそは「梅塩とりそば」を喰うぞと思い定めて来たのだけど、このボタンを見てあっさり路線変更。つけ麺の大盛は無料だそうだ。

 なるほど梅塩つけ麺だ。ってなんのこっちゃ。だってそのまんまなんだもの。あの「梅塩とりそば」をつけめんにするとこうなるという(^^;

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 美味しかったですよ。本当に。麺がややヤワイかなという以外なんの文句も無し。でもやっぱりどうせなら、「梅塩とりそば」を食べたかったなぁ。

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 「梅しおとりそば 780円」
 こちらは家内が頼んだそのラーメンの方。いやぁ、なんだかとても羨ましかった。つけ麺の完成度も凄く高いのだけど、こいつには敵わない。そんなラーメンなのですね。普段は醤油ラーメンが好きな家内も、これは美味しいと驚いていた。

 次回こそ「梅塩とりそば」で。近いうちにた来なくては。

◆高円寺とりそば大喜庵
 高円寺らーめん横丁
 杉並区高円寺南3-70-1 高円寺ストリート2番街B1
 11:00-23:00 (どの店も売り切れ終了) 無休

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'10新井薬師の枝垂れ梅

 果たして「枝垂れ梅」なんていう種類があるのかどうかは知らない。でも、まぁ勝手にそう呼んでいる。

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 こちらもようやく咲き始めたところ。見頃はまだまだ先だけど、この小さくて可憐な花が気に入っている。しばらく新井薬師からも目が離せない。

◇NIKON D2X + TAMRON AF18-250mm F/3.5-6.3 Di II

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2010.02.13

讃岐うどん風「楽釜製麺所@新宿西口」

 昨年秋頃から新宿西口のヨドバシカメラ近くに讃岐うどん屋さんが出来ている。「楽釜(らくがま)製麺所 新宿西口直売店」である。

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 一度入ってみようと思いつつも、結構な行列が出来ていたりでこれまで機会がなかった。今日は早い時間だったこともあって、ヨドバシに買い物がてら寄ってみることにした。

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 「ぶっかけ(温)うどん(大) 380円」
 器が大きいので量感が伝わらないかもしれない。並では少なかろうと大を選択したのだけど、思ったよりボリュームはあった。昼飯にはちょうど良いくらいだろう。
 余分なトッピングはせず、無料の揚げ玉とキザミねぎだけをタップリ。

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 麺はボリューム感とコシを感じさせるためか、一般的な「讃岐」と比べて太め。やや茹で過ぎでヘタッた感じはあるものの、ツルツル感と、ぶっかけつゆは結構それらしい。うん、普通に美味しい。

 私が知っている(と言っても本場の体験はわずかだけど)讃岐うどんと比べると違和感はあるものの、新宿という場所でこのボリュームとお値段なら、まぁ文句はない。

 この付近でお腹が空いていて、行列が大したことがないようなら、一度どうぞとお奨めしておきます。私もそんなタイミングで、また行こうと思う「讃岐うどん風」のお店です。

◆楽釜製麺所 新宿西口直売店 (らくがませいめんじょ)
 http://sankofoods.com/shop/rakugama/index.html
 新宿区西新宿1-12-6 最寄駅:新宿
 7:30-23:00(LO 22:30) 無休

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2010.02.12

'10 哲学堂の梅4

 哲学堂に廻ってみると、白梅の「トウジ」は、もう見頃を過ぎ、代わって「シロカガ(白加賀)」が咲き始めていた。

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 まだ、ポヨポヨと咲き始めたばかり。暖かい日が続けば来週末頃には見頃を迎えるかもしれない。

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 「トウジ」がピンクがかった白であるのに対して、この「シロカガ」は、黄色味が強いのが特徴。来週あたりまた来てみようと思っている。

 なお、梅園というほどではないけれど、この梅が咲いているのは哲学堂の下の公園。妙正寺川の南側ね。

◆NIKON D2X + TAMRON AF18-250mm F/3.5-6.3 Di II

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「双葉@大田市場」で昼定食

 久しぶりのモノレール。流通センターで一仕事終えたところで、ちょうどお昼時になった。浜松町まで戻ってからランチを、とも思ったけど、ふと思い出したのが「大田市場」。築地ほどではないにせよ、場内の食堂が結構評判になっている。この機会を逃すとなかなか行けないよなぁと足を伸ばすことにした。

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 思ったより距離があった。20分以上歩いてようやくたどり着くと、噂に聞いた「三洋食堂」や「富士軒食堂」は行列が出来ている。それではと店先のお品書きを見て決めたのがここ。「味の店 双葉」である。行列こそできてないけど、この店も大混雑だ。

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 「銀ダラの煮付け定食 950円」
 ちょっとばかりお値段が張るけど、どうですこのボリューム。と言っても比較の対象がないから判りにくいかもしれない。丼のご飯は大盛か?!と思うほどだし、味噌汁の量もしかり。メインの「銀ダラ」もかなり大きくて、一般にスーパーなどで買う切り身の1.5倍くらいは楽にありそうだ。

 ご飯の上に載っているのは大根の菜っ葉と茎を刻んだもの。左手上は大根オロシだ。これらをテーブルに置かれた大きな器から好きなだけ取ることができる。

 何よりメインの「銀ダラの煮付け」が美味しい。絶妙な甘辛さに煮付けられている。そうして銀ダラを食べ終わったあとの煮汁をご飯にかけてやると、「あぁ日本人に生まれて良かったぁ」みたいな(^o^)。まだいくらでもお代わりができてしまいそうだ。

 とはいえ、これで充分腹一杯。味気ない社食や大きなビルの食堂と違って、久しぶりに幸せな昼定食だったのでした。
 通常の日替わり定食は 850円だそうだ。それでもこの質と量なら文句ないところだろう。

 市場内のお店はどこも朝早くから開いていて、午後早めに閉店してしまうそうだ(伝聞)。そうなるとなかなかハードルが高いのだけど、また機会を見つけて他のお店にも行ってみたものだと思った。

◆味の店 双葉
 大田区東海3-2-7 大田市場内 最寄駅:流通センター
 営業時間:不明 日祝休(市場の休場日と同じらしい)

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2010.02.11

「むろや@新宿御苑」の限定まぜそば

 かねがねこの店の旨い麺とタレを使って「油そば」をやってくれないものかと思っていた。また実際ここにそう書いたこともある。
 FILEさんにメールして、ひょっとして何か限定をやっていないかと聞いてみると、なんとちょうど「まぜそば」をやっているという。そうと聞いては行かねばならぬ。「西早稲田」を完食全汁したばかりでちとシンドイけど、とにかく行くのだ。というわけで「むろや@新宿御苑」である。

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 「限定まぜそば 750円」
 見て下さい、このボリューム感。出てきた瞬間、ヤベッと思いましたね。まだお腹はパンパンだもの。でもそこは男の子。チャレンジあるのみとばかり、早速まぜまぜしてと。
 おや思ったよりタレが多い。あと気がついたのは、確かに「まぜそば」であって「油そば」ではないことだ。油を殆ど、あるいは全く使っていない。そして塩や正油も抑えられていて煮干しを中心とした魚介でタレ全体を作っている
感じだ。

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 浅草開化楼製の極太縮れ麺を活かすのはこういう「まぜそば」だろうという。素晴らしい。

 トッピングは中央の生玉子とモヤシ、チャーシュー、キザミねぎ、水菜、かなり太めの穂先メンマ、サケ?のフレーク、ナルトの千切りに高菜。この高菜がいいアクセントになっている。

 「西早稲田」した後だというのに、一気に食べ進めることができた。さすがは「むろや」。そう思わせられる一杯だった。

 近いうちにもっと「煮干し」方向に振った「まぜそば」をやってくれるという。それも楽しみにしていよう。

◆ラーメン むろや
 新宿区四谷4-25-10 最寄駅:新宿御苑前 or 四谷三丁目
 11:15-15:00 17:00-21:00 日曜は休みが多い
・麺の量(中盛まで同じ値段)
 ラーメン: 並 180g (700円) 大盛 270g(+100円)
 つけ麺 : 並 200g 中盛 300g(750円) 大盛 400g(+100円)

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'10新宿御苑の梅とカンザクラ

 曇り空というか霧雨が降ったり止んだりという天気だったけど、新宿御苑へ出かけてみることにした。去年はちょうどこれくらの時期に梅の見頃を迎えていたからだ。

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 ところが実際行ってみると、まぁざっと5分から6分咲きと言ったところ。見頃は一週間か10日くらいは先のことだろう。

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 かなり暗くて、あまりいい状態ではなかったけど、なんとか撮れたのを何枚か。こちらは「トウジ(冬至)」

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 「カワヅザクラ(川津桜)」。こちらもまだ5分咲き程度。でもご覧のとおり薄い桃色の可憐な花を咲かせてくれていた。

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 一番目立っていたのが、この「カンザクラ(寒桜)」。ほぼ満開だ。この周辺だけちょっと華やかだったなぁ。
 お年寄りのカメラマン・カメラウーマン達がこの木を取り囲んで、さかんにシャッターを切っていたので、私も混じってパチリ。全体を撮らなかったのは、左側の工事中の有象無象やジジババたちを入れたくなかったから。寄って撮ろうとすると「シッシッ」という声が聞こえてきそうだ(^^;

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 最後にオマケ。例年梅と同じ時期に咲いている「ペーパーホワイト」。例によってピンが甘いのはご容赦。

◆新宿御苑
 http://www.env.go.jp/garden/shinjukugyoen/
 東京都新宿区内藤町11番地
 最寄駅:JR千駄ヶ谷・東京メトロ新宿御苑前・新宿三丁目

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「がんこ西早稲田」真鯛の正油ラーメン

 建国記念日である。「がんこ西早稲田」ではスペシャルをやってくれるという。真鯛ダシのラーメンだというから、行かないわけにはいかない。開店時間の少し前に着いて、しばらくのお待ち。

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 先着していた顔見知りの方とあれこれ話すうちに定刻となり、開店。今日は他に親子連れが一組いるだけだ。

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 「真鯛の正油ラーメン+水餃子 1,000円 」
 塩バージョンもあったので少し迷ったのだけど、正油にした。正油というより濃いコンソメスープのように澄んだスープだ。一口すすってみると、う、旨い。ちっとも正油正油してなくて、真鯛のダシがジワリと効いてくる、コクのあるスープに仕上がっている。いやぁ、このスープも旨いわぁ。ずっとスープだけをすすっていたいと思ってしまうほどだ。

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 もちろん、いつもの?細ストレート麺にこのスープが良く合う。「?」を付けたのは、いつもより少しばかり加水率が低めに感じたからだ。でも単に茹で加減の差かもしれない。ややボソッとした印象だったけど、これはこれでコクのあるスープに合っていた。

 具はいつものバラ肉ロールのトロトロチャーシューに大きめのメンマ、ネギ。そして水餃子。いつもつい頼んでしまうのだけど、この水餃子はなくてもよかったか(^^;
 青唐辛子を加えてやるとピリッと締まって、またこれがいい。

 後の予定もあったのでセーブするつもりでいたのだけど、旨いウマイと完食の全汁。やっぱりこのスープは残せない。今月はあと一回や二回はスペシャルをやってくれるかな。また行けるといいのだけど。

◆元祖一条流がんこ 西早稲田店
 新宿区西早稲田3-15-7 最寄駅:西早稲田、高田馬場
 12:00-19:00 土日祝休

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2010.02.10

「大喜庵@高円寺らーめん横丁」の味噌とりそば

 高円寺ラーメン横丁。オープン直後は一部の店を除いて行列が絶えなかったみたいだけど、最近はお昼時以外は殆ど混むこともないみたいだ。19時過ぎという時間、「TETSUI」にだけは5人程度の行列ができていた。あの「大喜」の味が行列無しで、しかも中野の隣の駅で食べられるというのは、ファンにとってはありがたいことだ。

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 で今日は、先週金曜日に来たばかりの「高円寺とりそば大喜庵」である。どうしてもまたあの「梅塩とりそば」が食べたくなったからだ。でも、券売機の前で激しく迷った。まだ食べていないメニューが一つだけあったのだ。結局湯島天神下の本店にはないメニューだという、未食のこれを選択。

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 「味噌とりそば 780円」
 やっぱり大喜らしく見た目も美しい。普段はあまり食べない味噌ラーメンだけど、さすがは大喜。味噌ミソしていない。味噌のトガッた部分のない、とてもマイルドなスープに仕上がっている。味噌らしいほうが好きという人も多いのだろうけど、私的にはこんな味噌がいい。

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 麺は塩や醤油よりやや太めのストレート麺。塩に比べるとやや麺がヤワいと感じるのは私だけか。もう少ししっかりした歯ごたえが欲しいところだ。

 トッピングは、鶏チャーシューに細く刻んだ油揚げ、青ネギ、白髪ネギ、桜大根。油揚げと桜大根が新しい。そうして相変わらず鶏チャーシューが旨い。

 なるほど大喜が味噌をやるとこうなるという出来だと思うけど、私的にはやはり先日の「梅塩とりそば」が最強。これでひと通りメインのメニューは食べたから、今後は梅塩か塩に専念しようと思っている。

 さて有名なご主人は、天神下の方をお弟子さんに任せて、ずっとこちらで陣頭指揮を執る、みたいな噂があったのだけど、ここのところ見かけない。少し残念だけど、無理もないか。ご主人が不在でも、クォリティが落ちない美味しいラーメンを提供し続けてくれるのなら文句はないのだ。

◆高円寺とりそば大喜庵
 高円寺らーめん横丁
 杉並区高円寺南3-70-1 高円寺ストリート2番街B1
 11:00-23:00 (売り切れ終了) 無休

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2010.02.09

メインマシンのDVD-RWとHDDを換装

 「秋葉原でお買いもの・偵察編」で書いたように、ずっと不調だった RICOHのCD-RWドライブがついに逝ってしまった。CCCDをリッピングできる優れものだったのだけど、もうそんな需要もない。

 メインマシンの光学ドライブは既にLG製のDVD-RWドライブが付いているのだけれど、これ一本じゃオンザフライができない。
 というわけで秋葉原で調達することにした。

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 「LITEON DVD-RWドライブ iHAS124-06 2,780円」
 先週の下見とネットでの事前調査の結果、要するに一番安かったのがこれ。いつもの秋葉原の王様みたいな名前の店で買ったものだ。「Nero8 Essencial」付きでこの値段だから、もう文句ない文句ない(^^;

 店頭のプライスカードには LITEON製となっていたけど、帰って開けてみると、メーカーのロゴマークはどこにもなく・・・なんだかちょっと不安(^^;
 そうして、どうせ開腹するならと、すぐお隣りのDOS楽園みたいなお店で買ったのがこれ。

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 「HGST HDS721010CLA332 SATAⅡ 1TB 7,450円」
 現在使っているSATAの 320戯画が手狭になってきたので、メインマシンのデータドライブも換装することにした。これで一気に「寺」の世界。境内がグッと広くなる。

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 久しぶりにメインマシンを開腹。たまったホコリを荒っぽく掃除機で吸い出して、DVD-RWドライブと HDDを換装。簡単なものだ。
 DVD-RWドライブは ちゃんと "iHAS124 y" として認識してくれた。よかった(^o^)v

 今回換装したHDDは データドライブなので引越しも簡単。パーティションを前のと同じように切ってクイックフォーマット。データの移行はバックアップ用の外付けHDDから単にコピーするだけだ。と言ってもそれなりに時間はかかる。4時間以上はかかったよなぁ。

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 そうして、早速 DVD-RWのテストをしてみることにした。まずはCDのバックアップ。"Clone CD"を使って何枚かオンザフライで焼いてみたのだけど、CDを1枚焼くのに 2分40秒しかかからない。速っ!

 続いてDVDのテスト。これまでは1台のDVD-RWでやっていたから、読み込みが終わるとメディアをいちいち入れ替えなくてはならなかったのが、シームレスで行けるようになった。書込のスピードも速くなったし、ほっといても焼きまで終わってくれるので、これは具合がいい。

 というわけで、やってよかったドライブの換装なのでした。

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2010.02.08

「らーめん Kaeru(かえる)@中野」進化中

 風邪気味なのか、ちょっと熱っぽい。こんな時にラヲタはどーするかというと、何故か二郎系なのだ。一部信者?の間では、「風邪には二郎」とか「病み上がりには二郎」なんて言葉がまことしやかに語り継がれている(かもしれない)。

 というわけで、中野駅からの帰宅途中にある二郎系「らーめん Kaeru(かえる)」である。

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 「ラーメン 700円」
 今日のコールは「ゼンマシ・生玉子抜き」。つまり「ヤサイニンニクアブラカラメタマネギ」。まぁいつもどおりね。

 あれ?麺が変わったと思ったら、「浅草開化楼製の極太縮れ麺」になっていた。今年から変えたのだそうだ。これまでの麺も開化楼似ではあったのだけど、やはり麺のコシと旨さが違う

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 そしてこの麺がスープによく合っている。麺を変えたというだけではないのかもしれない。間違いなく以前よりレベルアップしている気がする。果たしてどうなんだろう。タレが変わったのかもしれない。ライト系?という印象が強かった昨年よりも甘辛さが濃く私好みになり、全体にパワーアップしている感じだ。

 開化楼製らしいゴワゴワ感さえある極太麺を、野菜と一緒にワシワシと喰い進むのが二郎系らしくていい。

 これはウマいやぁ、と完食の全汁。いい方向に変わってきた気がする。これまでに食べたことがある人も、そうでない人も、今の Kaeruを一度是非どうぞとお奨めしておきます。

◆らーめん Kaeru (カエル)
 中野区中野5-56-15 最寄駅:中野
 11:00-15:00 17:30-23:00
 月曜休 2009/9/27オープン

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2010.02.07

'10 新井薬師のモクレン(の蕾)

 お薬師さんの境内のハズレ、焼却炉の横にヒッソリとあるので、花が咲き始めないと気づかれさえしない。

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 今日の時点では、まだこんな感じ。もちろんまだまだだ。早くても3月中旬までは待たねばなるまい。

◆NIKON D2X + TAMRON AF18-250mm F/3.5-6.3 Di II

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2010.02.06

'10 哲学堂の梅4

 今週も哲学堂に廻ってみることにした。

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 白梅の「トウジ(冬至)」と紅梅の「八重寒紅(ヤエカンコウ)」はほほ満開を迎えている。

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 遅咲きの「白加賀(シロカガ)」や「思いのまま」はもうしばらく先になりそだ。今日は強風のせいで、寄って撮ったものは殆どペケ。また来週にでも来てみよう。

◆NIKON D2X + TAMRON AF18-250mm F/3.5-6.3 Di II

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2010.02.05

「覆麺@神保町」ズワイガニとホタテの塩

 「覆麺@神保町」。今日は黒覆面師のバースデイスペシャルだ。平日にイベントなんかをやられるともう一苦労。行けないことも多い。それでもなんとか間に合わせようと、やっとの思いで19時過ぎ頃にたどり着くとギリギリセーフ。
 黒覆面師に言わせるとスープ切れ寸前のこの状態は「若干スープが濁るかもしれない」くらい最も濃いところだそうだ。

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 「ズワイガニのフレークとホタテ貝柱の塩ラーメン 880円」
 大盛にして貰った。トッピングは塩味玉とバター、そして青唐辛子少なめ。
 塩ラーメンは「覆麺」らしい清湯スープ。ちっとも濁ってなんかいない。でもズワイとホタテの風味の方はしっかりと出ていた。たしかに「濃い」ところだ。

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 いつもの細麺はこのあっさりスープをよく持ち上げるのだけど、いかんせん大盛は失敗。なかなか減らないの(^^; この旨いラーメンがなかなか減らないというのは嬉しいことでもあるのだけど、ちと最後の方はツラかった。

 それでももちろん完食の全汁。お誕生日 且つ 一族最高寿命記録更新おめでとうございます。そしてご馳走様でした。

 月末の高齢じゃない恒例デスマッチは、ウミガメのスープだそう。ホントカ?みたいな食材だけど、それはそれでまぁ楽しみにしていよう。

◆覆麺(ふくめん) 会員制
 千代田区神田神保町2-2 のあたり 最寄駅:神保町
 11:00-22:00 土日祝は 18:00頃まで 売切れ終了あり
 不定休(ほぼ無休)
 非会員の方は会員と同伴か、第2第4土曜日にどうぞ

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「大喜庵@高円寺らーめん横丁」の梅しお

 昨年末以来、ほぼ一ヶ月ぶりのの「高円寺とりそば大喜庵」。あの「天神下大喜@湯島」のセカンドブランドだ。

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 相変わらず「TETSU」にだけ行列ができている。正に今時の味、若い人たちに受けているのがよくわかる。次いで行列はないまでも8割方入っているのが「中本」。こちらも若い人が圧倒的に多い。これもまた流行りなのかも知れない。

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 でも、私はあくまでもこちら。券売機の前で一瞬迷ったのち、天神下で一度だけ食べたことがある「梅しお」を選択。

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 「梅しおとりそば 780円」
 見た目も美しいのが大喜流ですな。そして出された瞬間にカツオの削り節の芳香がふわりと漂う。いやぁ素晴らしい。
 スープを一口すすると、嗚呼、もう堪りません。大喜の真骨頂ここにありみたいなラーメンになっている。梅の風味とカツオが、鶏と塩ベースのスープに完璧なまでに溶け合っていて、もう言うこと無し。

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 そして鶏チャーシュー。この鶏の焦がし風味がスープに溶け込んで、極細で加水率低めの麺に絡んでくるのですよ。もう夢中で食べてしまうというか。

 いやはや、なんとも言いようのない、でも無理して言うなら素晴らしいとしか言いようのないラーメンなのです。できることなら大盛りとは言わず、2~3杯一気に食べてしまいたいと思うくらいに。

 私が大好きな塩ラーメンに「がんこ八代目」の塩があるけれど、またそれとはちょっと方向が違う、ある意味とても上品な旨さとでもいうか。とにかく一度食べてみてください増し。

 飽きるまで食べ倒したい。そう思わされた至高の一杯なのでした。

◆高円寺とりそば大喜庵
 高円寺らーめん横丁
 杉並区高円寺南3-70-1 高円寺ストリート2番街B1
 11:00-23:00 (どの店も売り切れ終了) 無休

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2010.02.04

そば処 さらしな総本店@中野北口

 今日は娘たちが二人ともバイトで遅くなるという。それではと家内と二人、待ち合わせて蕎麦を食べに行くことにした。中野でそばというと、私の場合は「武蔵野そば」に行くことが多いのだけど、今日はもっと上品なお店へ。

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 「そば処 さらしな総本店 北口店」。随分昔に父親と一緒に何度か来たことがあるはずだけど、もう殆ど忘れている。私には量的にもお値段的にもお上品だったために、もっと庶民的なお店のほうがよかったのだと思う。

 平日の19時少し前。割りと空いている。入ると店員さんに案内されたのはカウンター席。ちょうど目の前で蕎麦打ちが見られる席だ。ヌルめの燗で日本酒を軽くやりたいところだけど、家内に「待ち合わせ前にもう飲んだでしょ」と止められてしまった。そば屋で酒が飲めないなんて・・・他の店で焼酎や洋酒を飲むのとはわけが違うのだよ・・・悲しひ。

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 手持ち無沙汰で待つうちに、目の前で蕎麦打ちの作業が始まった。

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 蕎麦粉をこねる行程から、手と麺棒での「のし(押し伸ばし)」、蕎麦包丁での蕎麦切りまで、見事な手さばきだ。

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 「さらしな(大盛)値段不明」
 普通盛が 750円だったから、1,000円程度かな。蕎麦打ちを見ているうちに提供された。いかにも更科系らしい真っ白な蕎麦は、信州の田舎蕎麦が当たり前で育った家内には、今でも違和感があるようだ。

 目の前で丁寧な、そして流れるような蕎麦打ちの工程を眺めながら食べる蕎麦がまずかろうはずもない。実際美味しい蕎麦だと思ったけど、もっとそばの香りが高くてもいいかなぁ。まぁ新蕎麦という時期でもないのだから、しかたないか。
 大盛りでもこの程度の量だと、やっぱり物足りないというのが正直なところ。

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 「天ぷらそば 1,680円?」
 こちらは家内が頼んだもの。天ぷらを分けてもらって食べたけど、旨かったなぁ。そばの方は、食べていないので不明。家内は少し蕎麦がらが混じった蕎麦の方がいいみたいだけど、美味しいと言っていた。

 いろいろあって、この店に食べに来ることが多くなるかもしれない。他にも沢山のメニューがある。少しづつ試してみることにしよう。

◆そば処 さらしな総本店 北口店
 http://sarashina-souhonten.ecnet.jp/
 中野区中野5-56-7 最寄駅:中野
 11:00-22:00 (LO 21:30) 無休

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2010.02.03

中華そば 共楽@銀座

 銀座勤めが長かった友人R氏に随分前から奨められていたお店「中華そば 共楽」。一時期は週に3回は食べていたというから、よほどお気に入りだったのだろう。
 昭和31年創業という老舗でもあり地場の有名店でもあるのだけど、これまで縁がなく一度も食べたことがなかった。

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 午後3時前という中途半端な時間。ちょうど前を通ると空いている。まだ昼食をとっていないこともあって、早速入ってみることにした。

 壁のメニューを見ると、ただの中華そばが 700円。このへんは銀座価格なんだろう。テナント料を考えるとまぁ仕方ない。
 初めての今日は、その友人がいつも食べていたという「わんたんめん」を頼むことにした。

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 「わんたんめん 850円」
 いかにも中華そばといった感じの醤油色に茶濁したスープには、背脂がわずかに浮いている。一口すすると、ワァうまいわぁ。昔ながらの中華そばで、たぶん豚骨と鶏ガラがメインのわずかに魚介ダシという。そう言ってしまうと、どこがどうということはない気がするのだけど、しみじみ旨いスープだと思った。

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 しいて言えば麺だけが妙にヤワいと感じた。これも「今時の」硬めに慣れてしまった私のせいだろう。考えてみれば、昔はこれくらいの茹で加減が当たり前だったと思うのだ。

 奥の方に殆ど隠れてしまっているワンタンは、ツルンのプルン。この溶けてなくなってしまいそうな、でも溶けてしまうことはない皮の食感がたまらない。口の中でしばらく遊ばせておきたいくらいだ。その誘惑を押しやって、ワンタンに歯を立てると中から肉汁がジワリ。うーむ、文句なし。水準高いっす。

 そして2枚載ったチャーシュー。これがしっかり食感があるタイプなんだけど、塩加減が絶妙で噛むほどに豚肉の旨さがちゃんと伝わってくる。わずかについている脂身がまた旨さを増している感じだ。
 今時の溶けてしまうような柔らかさのバラ肉チャーシューも大好きだけど、こんな昔ながらのチャーシューも素敵だ。

 かなり細め且つ短めに揃えられたメンマの塩加減と食感がまたいい。ここでは「竹の子」というらしいのだけど、麺と一緒に頬張ることも考えられている細さなのだろう。この「竹の子」をサッと炒めたら酒肴にちょうどいいだろうなぁなんて思った。

 いやはや、これまで食べたことがなかったのが悔しくなるくらいの「中華そば」だった。特にどこがというわけではない。でも、何も気負わず肩肘張らず、そんな町の中華そば屋さん「共楽」。銀座でオーソドックスな中華そばが食べたいと思ったら、一度是非どうぞ。できれば大混雑の昼食時をはずしてね。

 かくいう私も「ジャポネ」の誘惑に負けず、また行かなねばなるまい。

 銀座って「五行」を例外とすれば、実はラーメン的には不毛の地だと思っていたのだけど、こんな昔ながらの中華そば屋さんがあるということを再発見した。

中華そば 共楽(きょうらく)
 中央区銀座2-10-12 最寄駅:銀座一丁目
 11:00-17:00 土日祝休 昭和31年創業

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2010.02.02

「ひろまる@新井薬師前」の和風旨つけ麺

 我が家から徒歩4分とラーメン専門店としては最も近い「麺Dining ひろまる」である。昨年末のオープン以来、三度目の訪問となる。

 13時過ぎの店内は先客4人ほど。興味を持って覗いていく人たちも多いみたいで、割りと順調にお客さんが付いてきているように思える。
 これまではラーメンの方を二種類食べたので今日は「つけ麺」でいくことにした。

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 「和風旨つけ(300g)800円」
 見た目薄口醤油風?みたいなつけ汁に、太平打ち麺の組合せ。豚骨と鶏でとったダシに上手にタレを併せてある。これもまた美味しいつけ麺だ。軽く化調っぽい旨味も感じる。

 麺は平打ちらしいツルツル感があっていいのだけど、今時にしてはヤワめかなぁと感じた。つけ汁は充分に美味しいのだけど、アッサリ感を重視したせいか、私にはお酢の酸味が強過ぎる気がした。

 このつけ汁に熱々のスープ割りを加えると、きっとお酢がムワッと立ってしまうだろうなと思って、スープ割りは諦めることにした。

 ザクに刻んだチャーシューは旨いし、これもまた水準の高いつけ麺だ。とは思うけど、好み的にはこのアッサリ系の「和風旨つけ」は頼むことはないかなと。
 でも「濃厚つけ麺」の方はどうだろう。「濃く」なるとお酢の酸味が抑えられるかもしれない。また「ガシガシ麺」というのが選べるそうだ。それも含めて食べてみようと思っている。

 そういえば昨日から夜の部が始まっているはずなのね。そっちも興味あるな(^^ゞ

◆麺Dining ひろまる
 中野区新井5-9-8 最寄駅:新井薬師前
 11:30-14:00 18:00-22:00
 但し木曜は15:00まで、夜の部なし 月曜休

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2010.02.01

新井薬師では節分会の準備中

 新井薬師に廻ってみると、今年も本堂の前に舞台が作られ「節分会」の準備が進められていた。

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 例年、有名人などを招いて盛大にとり行われているのだけど、今年は誰が来るのだろう。そんなに超売れっ子が来たりすることはないのだけど、女優さんや十両クラス以上の力士を招いて毎年結構な人出のようだ。

 子供の頃、ここへ豆やお菓子を拾いに来たことを思い出す。やっぱり子供には有名人よりもお菓子だよね。

 なお、今年は12年に一度(寅歳)の「秘仏御本尊 御開帳」の年だそうだ。期間は5/1-5/30。今年は行ってみよう。これまで4回チャンスはあったはずだけど、恥ずかしながら一度も行ったことがない(^^ゞ

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 さて、こちらは境内の枝垂れ梅のようす。まだ殆どは硬い芽のままだけど、ほんの一部だけほころび始めていた。

◆新井薬師 梅照院(真言宗豊山派)
 正式名は、新井山 梅照院 薬王寺
 http://www.araiyakushi.or.jp/

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中野楽写 「江古田」

 今月のお題は「江古田(えごた)」。西武池袋線、練馬区側の「江古田(エコダ)」ではない。うーむ「江古田の森」を紅葉で使ってしまわなければ良かった(^^;

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 江古田というととにかく真っ直ぐな道という印象が強い。だからそんな道を撮ってみた。上の画は江原町付近から江古田1丁目方面を撮ったものだ。低い陽射しが冬っぽい?

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 そして、こちらは「みずの塔」と並んで、かつて江古田を象徴するランドマークだった「故三波春夫邸跡」。現在ではご覧の通り高級マンションになってしまっているけれど、かつてはこの高台に立派なお屋敷が建っていた。

 そのためにこの練馬の江古田へと続く道は「ちゃんちき通り」、お屋敷は「おけさ御殿」とも「ちゃんちき屋敷」とも呼ばれていた。

 高校生の頃、練馬の江古田までよくこの真っ直ぐな道を歩いていったものだっけ。いつも一人ではなかったような・・・。

◇RICOH GX200 24-72mm/F2.5-4.4

★「中野楽写」とは・・・。
 中野区在住のブロガーが毎月中野区内のあるスポットをそれぞれ独自に撮影して、お互いの内容を知らないまま同時にその記事を公開しようという企画です。
 同じスポットをそれぞれのブロガーがどんなアングルで切り取った(撮った)のかお楽しみに。

▼中野楽写にエントリーされている方のブログです。
Nylaicanaiさん 「Nylaicanai」
散々さん 「Hinata-no-Hotaru」
六三郎さん 「☆ 六三郎のカメラ散歩 ☆」
おやかたさん 「ぶーまーさんと優吉&うしちゃん~No boomer no life~」
エゴ氏さん Farmers Cafe
BUSH 「ぶぅログのーと」

 次回のスポットは「上高田」。うーむ困った(^^; 2月1日に公開予定です。

◇これまでの「中野楽写」
2010.01.01 「鷺宮」
2009.12.01 「沼袋」
2009.11.01 「平和の森公園」
2009.10.01 「薬師あいロード商店街」
2009.09.01 「中野駅北口」
2009.08.01 「新井薬師」
2009.07.01 「中野坂上」「宝仙寺」
2009.06.01 「哲学堂」

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