「喜野ヤ@駒ヶ根」で新そばをたぐる
「たぐる」なんていうと、まるで蕎麦通みたい? まぁ信州の奥深く?駒ヶ根までやって来たのだし、これもまた「せっかくだから攻撃」で新そばを食べてみたいではないか。
事前に地元の知人に聞いてみたところ、駒ヶ根で美味しい蕎麦屋というと、真っ先にこの「喜野ヤ(きのや)」が出てくるそうだ。
というわけで、ナビを頼りに店の前に着いてみると、おおっ「新そば」の貼紙がしてある。狙いどおりだ。
こちらがこの店のメニュー。でも、注文すべきは最初から決まっている。
「せいろそば(大盛り) 850円」
田舎の蕎麦の盛りは、それなりの量があるよね。一部の高級?そば店みたいな2~3口で終わってしまうような量しかないと、どんなに旨くても満足感はないもの。
先日常陸太田で食べた新そばと比べると、殆ど緑色はしていない。もちろん収穫のタイミングも、そこから粉に挽かれるまでの時間などもあるのだろうから、緑色イコール香りの高さや鮮度を現すものではないのだろう。
でもですね、要するに旨かったから、文句ないのですよ。コシが強いと感じるのと硬いと感じるのとの、ちょうど中間ぐらい。絶妙な茹で加減、締め加減なんだろうなぁ。そして新蕎麦の香り高く・・・だから文句ないのですってば。
下地はカツオと鯖節かな、それにミリンの風味がするやや甘めなもの。これも私好み。でもやはり半分くらいは「そば」だけで食べてしまったような・・・。
大盛りにしたのだけれど、旨いうまいとペロリとを食べ終わってしまった。仕上げの蕎麦湯はドロリとした濃厚タイプ。これがまたいい。
また、駒ヶ根に来る機会があったら・・・って、一体いつのことやら。でもまた食べに来たい蕎麦なのでした。
◆喜野や (きのや)
長野県駒ヶ根市上穂栄町19-5
11:00-14:00 17:00-19:30
月曜及び日曜夜休 創業昭和55年
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