2009.05.31
先日 Nylaicanaiさんに教えて貰った「すば」の旨い店だ。最寄駅は東西線落合駅なので「@落合」としたけど、場所は小滝橋交差点の北側。中野からだと、この交差点を高田馬場方向に回り込んですぐの左側にある。
「八重山(やいま)すば ゆいまーる」
店内はL時型のカウンターだけ10席ほど。壁にはメニューが沢山貼ってある。持ち帰りやお弁当もできるみたいだ。
そんな中から選んだのは、やっぱりこれ。
「八重山ラフテーすば(大盛) 900円」
普通に「八重山すば」を頼んだ後、先客が頼んだラフテーが目の前を通って行った。あまりにも旨そうだったので、つい「ラフテーを追加してください!」(^^ゞ
「沖縄すば」にしては、思ったよりずっと細い麺だ。断面は丸。「八重山すば」としてはこれくらいの太さがスタンダードなのだろうか。でも細くても、しっかりとしたコシがある美味しい「すば」だった。
スープは豚骨と鰹、そしてコンブを使っているそうだ。このコクはコンブが出しているのだろうか。美味しいスープだ。
これは「ラフテー(三枚肉)」。柔らかくて凄く旨かったけど 200円というお値段はちと微妙だ。他に具は豚肉の細切れとわけぎ。途中でコーレーグースをほんの数滴垂らしてやると、いきなりすっきりとした味に変化する。これも旨い。
「タコライスと八重山すばのセット 950円」
こちらは家内が頼んだもの。少し食べさせて貰ったけど、ピリカラでなかなか美味しかった。
この場所にこんな店があるとは今まで知らなかった。大きな交差点を回り込んですぐという場所だから、気をつけていないと見落としやすいのかもしれない。
沖縄というか石垣島の料理に興味があるかたはは、一度是非どうぞ。
◆八重山そば ゆいまーる
http://www.yuimaru-isg.com/index.html
新宿区高田馬場3-37-4 最寄駅:落合<下落合<東中野
11:00-21:00 不定休(月曜休が多い)
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2009.05.30
以前「とら会」に麺史郎さんが投稿してくれて以来、ずっと気になっていた武蔵野うどん風の店がある。4/4開店だそうで、その後の評判もいいみたいだ。なんでも、もともと大泉学園で「麺屋とらのこ」というラーメン店をやっていたご主人が始めた「うどん屋」さんなのだそう。場所は練馬駅からだと目白通りを越え、豊中公園方向に斜めに下ったところにある。
「肉汁や」という名前が、いかにもという感じでソソるではないか。
土曜日のお昼少し前という時間。行ってみると幸い空いていた。開店後しばらくの土日には行列もできていたそうだけど、それも一段落したのだろうか。券売機でメニューに「おすすめ」と書いてあった「極肉もり」を買って着席。
並盛りは茹で上がりの量で 500g、中盛りは 600gで 50円増し、大盛りは 800gで 100円増しだそうだ。
店内はコの字型カウンターのみ12席。ちょうど半数が埋まっていた。テーブルの上には、ご覧のとおり「にんにくチップ」に「鰹粉」「カレー粉」と、各種調味料が用意されている。待つことしばし。厨房には男性二人。フロアー担当は、きれいな奥さん?と可愛いお姉さん。
「極肉もり(並 400g) 630円」
いきなり目を引くのは、つけ汁の方の色だ。見ると表面に赤茶っぽく浮いているのは大量の魚粉。少しすすって見ると、予想どおり通常の武蔵野うどんらしい肉汁の味の他に、強い鰹節が来る。これが元ラーメン屋さんたる由縁なのだろう。
ちょっと細めのうどんを何もつけずに食べてみる。いきなり予想以上の硬い食感。そして後からジワリと小麦粉の旨味が付いてくる。その硬さはコシというより硬いという印象だ。事前情報によると地粉に讃岐うどんで使われる ASWを混ぜて製麺しているのだそうだ。であるが故に「武蔵野うどん」を名乗らず「肉汁うどん」なのだろう。言われて見なければ判らないけれど、もちっとした食感はそのせいかもしれない。
これをバラ肉が沢山入って 且つ 鰹粉一杯の肉汁に浸けて食べると、うん美味しい。非常に水準の高い、武蔵野うどん風の肉汁うどんに仕上がっている。うどんが良く肉汁を持ち上げてくるのだ。そしてかなり細かいパウダー状の鰹節粉も口に中にまとわりつく。これだけが余分だなぁ。
もう少し「糧」と呼ばれる季節の野菜が入っていて、魚粉ではなく「節」によるダシでこの鰹風味を出してくれていたら、文句なしなのだけど・・・「魚粉抜きで」と注文できるとしたら、どんな肉汁だったのだろう。
とはいえ、とにかくも美味しいうどんだった。「丹愚@沼袋」なきあと、近くで手頃に旨いうどんをとなると、ここになりそうだ。
他のメニューは上の画のとおり。壁面に並んだ焼酎や酒類を見ると、夜は呑むこともできるみたいだ。一杯やって、武蔵野うどん風のうどんで仕上げるというのもいいかもしれない。
そうそう、麺の量は茹で上がりで 500gと書かれているけれど、ちともの足りない。茹でる前の量に換算すると 300g程度の印象だ。ハラペコさんには中盛りか大盛りがおすすめだ。うどん好きな人は一度是非どうぞ。
◆肉汁うどん 肉汁や
練馬区豊玉北5-8-12 最寄駅:練馬
11:00-15:00 18:00-21:00 当面無休らしい
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2009.05.29
『音とBar 「なかの底(てい)」』である。昨年6月末のオープン。場所は中野駅北口からだと、ラーメンストリートを早稲田通りまで突き抜けて、薬師愛ロードに入り、しばらく行って左側。ライオンズマンションの中にある。
その名のとおり半地下の底、一番左手奥だ。まぁ知っている人以外にはここまでは絶対来ないだろうなぁというシンドイ場所だ。入り口左手にはカレー屋さんの「胡椒亭」があるので、それを目印に・・・って、やっぱりわかりにくいか(^^; 地元の人には「佐藤精肉店」の真ん前のビルで、トラキチの店の奥と言えばわかる。
右の画、ドアノブを見て貰えればこの店の性格がわかるだろう。
昼間はレンタルスタジオ。夜はライブスタジオであったり、ピアノバーであったりと、日によって時間によって営業形態が変わっていたりする。
ライブはジャズやフュージョン系がメインらしい。狭い店内にはグランドピアノにドラムセット、ウッドベースにギター(エレアコ)、バイオリンが置かれ、腕に覚えがある人さえ集まれば、いつでもセッションなりライブなりが始められるようになっている。
ピアノバーだった今日はジャズピアノ?のイケメンとこの店のママ(というにはお嬢さんお嬢さんした美女)が即興でライブをやってくれた。実に楽しげだ。楽器をできる人が羨ましい。そしてやっぱり音楽はライブに限るなぁなどと思いながら聞いていた。
おいてある楽器はいつでも使っていいそうだ。もちろん自分の楽器を持ち込むのもあり。いいなぁ、そういうコンセプトのお店。
かくいう私は、昔と違って最近は音楽というものにとんとご無沙汰だ。そんな私のお目当てはといえば、本当のところはママさん(みずほちゃん)か(^^ゞ ちなみにこのママさんは「パニパニ」の常連さんでもあって、その縁でこの店を知ったわけ。
こんなコスチュームでバイオリンを弾かれると、おぢさんの鼻の下は伸びっぱなし。(今日は特別。いつもは、もっと大人しい格好をしているそうだ)
なんとまぁ居心地のいいお店なことか。またひとつ、行きつけの店ができてしまいそう。中野駅を降りてから、自宅にたどり着くまでのわずか10分ほどの間に、これほど誘惑の多い街もめったに無い。いよいよ通勤経路を変えようかしらん(^^;
なお、当日の営業内容は下のブログでチェックできる。ライブに行ってみたい人も要チェックね。
◆音とBar なかの底(てい)
http://mizuhology.exblog.jp/
中野区新井1-14-16 ライオンズマンション中野B1F
最寄駅:中野、新井薬師前
ピアノバー 20:00~24:00 土日月休
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我が家からすぐ近くにあるにも拘わらず、何故か行ったことがないお店「中野 泡盛&沖縄料理 ちむ屋」で飲んだ。と言っても遅参したために、泡盛ばかり飲んで、料理は島らっきょうとゴーヤくらいしか食べなかった。腹が減っていたので、締めに頼んだのはこれ。
「沖縄すば(大) 800円」
丁寧に豚骨と鰹でとったダシ。そんな印象のきれいなスープだ。強すぎない鰹ダシがいい。
すばの方も旨かった。かなりコシが強めの麺。そうして三枚肉の柔らかさ加減がいい。途中でテーブルに置かれているコーレーグースを足してやると、スッキリした味わいがプラスされる。この店のはあまり辛くない。少し多めにいれてやるといいかも知れない。
うーむ、我が家のそばに、こんなにうまい「沖縄すば」を食べさせる店があったんだ。また行って、今度はちゃんと沖縄料理の数々を食べてみよう。
でも「すば」だけを食べたい時は昼の時間帯にかな。夜の部は呑みと一緒でないと、ちと気が引けそうだ。
◆中野 泡盛&沖縄料理 ちむ屋
http://www.geocities.jp/chimuya_oyakata/index1.html
中野区新井1-36-3 最寄駅:新井薬師前・中野駅
11:45-14:30 (14:00LO) 18:00-23:30 (22:30LO) 月休
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2009.05.28
先日のスペシャルの時に、先着10名限定でお土産に貰った「もち豚肩ロースの生ハム」を食べてみることにした。
見た目はこんな感じ。きれいなピンク色に白い脂肪が入って見るからに美味しそう。メロンに載せてなんて上品なことはできないから、ナイフで適当に切り取って食べてみると、何よりもショッパい。塩抜きが必要なくらい。でも後から豚肉の旨みがジワリとやってくる。
これは間違いなくアルコールに合うぞ。最初はビールではじめたのだけど、途中からウイスキーに変えることにした。このショッパ旨さに合わせるにはビールではダメ。ウイスキーの中でもとびきりピートの強いヤツがいい。というわけで、引っ張り出してきたのはコレ。
"Laphroaig Aged 15 Years"
ムフ。とっておき、秘蔵の1本をこのために開栓。いやぁ、すばらしいフレーバー。このアイラモルトの逸品を飲むと、また生ハムが欲しくなる。そして生ハムを食べるとモルトが進むという具合で、もう止まらない。
気が付いたら、自宅でヘベレケの私がいたのでした(^^ゞ
少しだけ残ったけれど、これチャーハンにでも入れたら美味しそうだなぁ。もったいないか(^^;
◆元祖一条流がんこ 池袋店
豊島区東池袋1-13-12 最寄駅:池袋
営業時間:11:30頃-22:00頃(中休みありかも)ほぼ無休
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2009.05.27
久しぶりに新橋で友人と待ち合わせて飲んだ。となると締めのラーメンはここ。私的新橋ナンバーワンの「和麺屋 長介@新橋」である。
比較的早い時間だったせいか、幸い空いていた。たった5席しかないカウンターだけの店内に先客は一人だけ。つけ麺にしようかどうか迷った末に、やっぱり券売機で買ったのはこれ。
「長介らーめん 850円」
なかなか見た目がいいでしょう。この「長介らーめん」というメニューは、いわゆる「全部入り」というもので、トッピン具は、海苔の左下に隠れて見えにくいけど太くて旨いメンマに、バラ肉のチャーシュー、長イモの千切り、半熟の味玉、焦がし玉葱、海苔、かいわれ、きざみネギ。かいわれの左右に載っているのは魚粉とトロロ昆布だ。
これらが溶け込んだトロミの強い豚骨魚介のスープが丸富製麺製の玉子麺によく絡む。長イモの千切りとトロロ昆布、そして麺を一緒に頬張ると、トロトロを通り越してドロドロ状態。これがまた旨い。
具の中では、チャーシューとメンマが秀逸。結構多めに魚粉が載っている割りには、あまり魚粉魚粉していないのもいい。
新橋地区で「ラーメン」を食べたくなったら一度どうぞとお勧めしておきます。
◆和麺屋 長介
港区新橋4-11-5 最寄駅:新橋
11:30-14:00 17:00-24:00(金14:00迄) 土日祝休
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2009.05.26
2009.05.24
「とら会」の情報で沼袋に新店が仮オープン中だと知った。となれば行かねばなるまいと「がんこ池袋」の後に寄ってみることにした。つけ麺ならまだ入る(^^;
「麺神 舞来(まいき)」。場所は沼袋駅北口から「ホルモン」方向。もうこれだけで地元の飲ん兵衛にはピンとくる。記憶に間違いがなければ元は大衆酒場のあった場所で、お店もそこを居抜きで使っているみたい。ひょっとして経営者は同じ? カウンター5席と小上がりにテーブルが3つ。4人掛けが二つと二人掛けが1つ。
店内にはご主人とフロア担当の奥さん、そして休日だけのお手伝いかな? 20歳ちょっとくらいの可愛いお嬢さん。とても家族的でいい雰囲気の店だ。
つけ麺をオーダーすると、その可愛いお嬢さんがカウンターの向こう側のご主人に「つけで」と伝達。するとご主人がお嬢さんに向かって「いきなりつけかい?」とボケかますので、聞いていた私は「いいえ、キャッシュで」と合わせると、奥さん大ウケ。お嬢さんだけ意味が判らずなんだかキョトン状態。
てなことはおいといて、出てきたのがこれ。
「つけ麺(並盛200g) 690円」
割りと丸い断面の太ストレート麺を、まずはそのまま食べてみる。ツルツル感の強い旨い麺だ。これならまずはつけ麺としてほぼ合格だろう。
つけ汁はと一口すすってみると、あ、旨いじゃないですか。豚骨魚介のトロミのあるタイプで私好み。かといって麺彩房や斑鳩みたいな強いトロミではなくて、矛盾するようだけど、わりとスッキリした印象。
「ダシの味をそのまま味わって欲しいので薄めの味付けにしてある。濃いめを希望の方はテーブル上のタレを足して下さい」みたいに書いてあるけれど、これはこれでいい。濃い味、強い味が好きな私でさえ、タレの追加は不要。このままで充分と感じる旨味のあるつけ汁だった。麺との相性もよくて、このつけ麺は旨いや。
つけ汁の中には長細い大き目のチャーシューが1枚入っているのだけど、この塩加減と食感がまた抜群。美味しいチャーシューだった。他に仮オープン中のサービスということで、半熟トロトロの味玉をつけてくれた。
あと、つけ汁の中に、カリッとした食感のものが入っていた。正体は何だろう? ご主人に聞いてみたけど内緒だそうだ。それでも、この「カリッ」を発見したからこそ、ラーメン店を始める気になったというほど、このスープの肝になっているものらしい。うーん、気になる。
気がつくとスープ割りもせず、つけ汁を飲み干していた。スープ割りはポットに入れられて出てくる。これを飲み干した器に入れて飲んでみると、やや魚介を感じるあっさりしたものだった。
何か突出したものがあるわけではないけれど、沼袋のこの地で思いがけず美味しい麺に出会った。そんな感じのお店だった。
夜飲んだ後は「GOMA」。昼間ならここ。沼袋に美味しいつけ麺(ラーメン)の店が戻ってきた。今度は是非「らーめん 640円」を食べてみようと思う。たまには「ホルモン」にも顔を出さなきゃだし。
なお、つけ麺は 中盛 300g が 740円、大盛 400gが 790円。メニューなどを整えて、正式オープンはたぶん6月に入ってから。今のところ 6/3の予定だそう。お近くの方には是非にとお奨めしておきます。
◆麺神 舞来(まいき) 仮オープン中
中野区沼袋1-39-3 最寄駅:沼袋
11:30-14:00 16:30-不明 不定休らしい
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毎月第4日曜日は「池袋がんこ」のスペシャルの日。奇数月が普通のスペシャルで、偶数月は悪魔スペシャル。がんこファンにとっては、昨日の「覆麺」に続いての「がんこ系スペシャル」になる。
いつもどおり少し早めに着いてみると、昨日と同じがんこ仲間の顔が揃っている。あれこれ言っているうちに定刻どおり開店。
寸胴には長ネギや玉ねぎの他に、リンゴにレモン、パイナップルまでが入っている。沈んでいて見えないけれど、この中に大量の自家製生ハムが入っているらしい。当初はこの生ハムから出る塩分だけで、カエシを使わずにスープを作るつもりだったのが、実際やってみると、思ったほどの塩加減にならなかったらしい。
結局専用にカエシを作ったところ、ボンヤリした部分がなくなって、うまくなったとのこと。
「もち豚の肩ロース生ハムの塩ラーメン(中盛り) 1,000円」
がんこの塩らしい、よく澄んだ黄金色のスープだ。いつものチャーシューの代わりに大き目の海苔の上にトッピングされているのは、もち豚の生ハム。これを後からスープに漬けるとまた一味変わるのだそうだ。
口にしてみると、スープはなるほど生ハムの風味がする。見た目より脂が強いのは生ハムから自然に出たものだそうだ。それでもレモンやパイナップルなどの柑橘系が効いているのか、すっきりした塩味のスープになっている。
そして、ツルツルの食感の中太ストレート麺。これがこの脂とも合って、さらにツルツル感を増して、実に旨い。途中で、トッピングの生ハムをスープにしばらく浸してから食べてみると、かなりショッパイのがわかる。そしてスープにもそのショッパさが溶け込んだ感じで、塩気と風味がより濃くなった。
他の具は、いつものメンマに沢山のワケギ。
いやぁ、毎度感心させられる実に旨いラーメンだ。がんこ総本家家元の味を受け継いでいるというだけでなく、ご主人ルイスさん自身の実力も相当なものなのだろう。
このスープはやはり残せない。完食の全汁。もっとスープを飲みたい。そんな気にさせられた一杯なのでした。
食べ終わるとルイスさんからアルミホイルに包まれた怪しげなブツを手渡された。先着10人限定で、晩酌のお供だそうだ。嬉しいねぇ。そちらのレポートはまた後日。
来月のスペシャルは悪魔。また楽しみにしていよう。
◆元祖一条流がんこ 池袋店
豊島区東池袋1-13-12 最寄駅:池袋
営業時間:11:30頃-22:00頃(中休みありかも)ほぼ無休
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2009.05.23
「湯島聖堂」でひと休みしたがんこ仲間三人は秋葉原へ。秋葉原と言っても、このメンツで電脳ストリート巡りをしようというわけではない。もちろん目指すは「がんこ八代目@末広町」だ。
三人して「こんにちは~」と中にはいると、K店主はちょっとビックリしたよう。それぞれの顔は常連として認知してはいても、お互いが知り合いだったとは思ってはいなかっただろう。背の高い助手君の方は「神保町に行ってきましたね」と、すっかり見破られているみたいだ。
で、今日の狙いはこれ。今年もこの五月から始めているはずのメニューだ。
「冷やし塩らーめん 800円」
見て下さいな。いかにも涼しげでしょう。もちろん器も冷蔵庫の中で冷やされていて、ドンブリを持っただけで涼しさが伝わってくる。今日みたいな暑い日にはピッタリだ。
冷水で締めて硬めに仕上げられた極細麺と、紫蘇風味の冷たい塩ベース魚介系スープ。このスープがほんとに旨い。スープだけでも売り物になってしまいそうだ。
表面に散らされているのは白ゴマ。トッピングには鶏の胸肉チャーシューにメンマ、紫蘇の葉、海苔、そして小梅が二つ。この鶏チャーシューがまた絶品。絶妙の塩加減に絶妙の歯応え。今年も、もう文句なしの冷やしラーメンに仕上がっているのでした。
世の中に冷やしラーメンは数あれど、ここのほど美味しい冷やしはない。うんそうだ!と強くうなづく私なのです。未食のかたには是非是非どうぞとお奨めしておきます。
あ、ちなみにほぼ同じ味を「がんこ小滝橋店@落合」でも食べることができます。
さて、明日は「がんこ@池袋」のスペシャルだ。
◆元祖一条流がんこ 八代目
千代田区外神田3-7-8 最寄駅: 末広町・秋葉原
11:30-16:00 17:00-19:00(スープ切れ終了) 日月祝休
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「覆面@神保町」を出た後、がんこ仲間のメガネさん、アミーゴさんとともに秋葉原まで歩くことにした。今日は暑い。木陰で涼を求めるために途中で、「湯島聖堂(旧昌平坂学問所)」に寄って行くことに。
これまでにも敷地内を通り抜けたことはあるけれど、奥までは入ったことはないのでいい機会だ。
「杏壇門(きょうだんもん)」と奥に見えるのは「大成殿(孔子廟)」。
ここに若き日の勝麟太郎(海舟)も通ったのかと思うと感慨深いものがある。(当時の昌平坂学問所の敷地殆どは現在の東京医科歯科大学になっているのだそう)
坂を下っていくと途中に孔子象が見えた。斜め横からと正面からの孔子象をパチリ。
◇RICOH GX200
◆湯島聖堂
http://www.seido.or.jp/
文京区湯島1-4-25 最寄駅:お茶の水
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第4土曜日、ということは「覆麺@神保町」のデスマッチ(いわゆるスペシャル)である。今日は事前告知が充分でなかったせいか行列も比較的少ない。
さて今回は、自らの死期が近いと思いこんでいるミスターブラックが、彼の師(なんだそうだ)「がんこラーメン」の家元 一条安雪氏 直伝の「三作目牛骨ラーメン」を、二日連続で提供してくれるという。なんでも創業時の「がんこ@高戸橋」で、昭和59年~61年頃に出していたラーメンだそうだ。(今回ようやく一条氏を師と公言したわけだけだ。まぁ「師」と言うのもヘンな気がするが)
定刻を15分ほど遅れてミスターブラックによる、いつものパフォーマンス。上出来をアピールしていた。右は今日の寸胴。澄んだダシにリンゴとタマネギが浮いている。
「がんこ三作目 正油牛骨ラーメン 1,000円」
見事に澄んだ正油スープ。牛骨ベースのは久しぶりだ。その牛は未産のメスで、豚と鶏はそれなりのものを使っているそうだ。他のスルメ、コンブ、ニボシ等は追い天日干しのものを使ったと書かれている。
コッテリを頼んだのだけど、背脂(と言っても、がんこらしく真っ白で細かい上品なヤツね)を入れ忘れたらしい。後で適当なタイミングで入れてくれるそうだ(^^; それはそれで二度楽しめていい。
スープをひと口すすってみると、スッキリした上品な醤油味だ。「がんこラーメン」らしく、魚介を感じるショッパ旨いスープに仕上がっている。
麺は極細の縮れ麺。この旨い麺がスッキリしたスープをよく持ち上げる。いいねぇ。
この段階で、背脂を追加して貰った。すると味が一変して、濃厚なコクが加わった感じ。青唐辛子をサービスしてくれるというので、テーブルの上に載っていた揚げネギとともに少し足してみると、これが正解。ピリッとした辛みが背脂の強さを見事に中和してくれて、これは旨いわ。
三作目の時代の「がんこ」を知っているわけではないけれど、かつて知っていた「がんこ」の味に似た懐かしくも、本当に旨いラーメンだった。ミスターブラック(まだ言うか?(^^;)が背脂を入れ忘れてくれたお陰で、いっぺんにアッサリとコッテリの両方を食べることが出来た(^o^)v
そのミスターブラックがまた旅に出るのではないかという噂もある。真偽のほどは判らないけれど、死期が近いと本人が思いこんでいるのは本当らしい(^^; 長生きしてくれないと、がんこ追っかけ組の我々は困ってしまうではないか。がんこは生活必需品なのだから。
◆覆麺(ふくめん)
千代田区神田神保町2-2 のあたり 最寄駅:神保町
11:00-22:00 土日祝は 18:00頃まで 不定休(ほぼ無休)
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2009.05.22
再び横浜家系ラーメンである。食べ始めると不思議と続く。本来川崎といえば真っ先に「二郎@川崎」が出てくるのだけど、中途半端な時間にセミナーが終わるものだから、もう中休みの時間に入ってしまっている。
というわけで「横浜家系ラーメン 川崎家 榎町店」まで歩くことにした。
「ラーメン(中盛) 750円」
例によって「硬め、濃い目、多めで」をコール。チャーシューの上に載せたのはニンニクと豆板醤。表面に浮いているのは「多め」で頼んだ脂。そして「濃い」醤油色の豚骨スープ。やや動物臭があるのも家系らしくていい。
酒井製麺製の中太ストレート麺は「硬め」に茹でられている。具にはほうれん草と硬めのチャーシューに大きめの海苔が3枚。
海苔とほうれん草と歯ごたえのあるチャーシュー。家系らしいラーメンだ。これで不味かろうはずがない。「旨いっ、でも熱い」などと言いながら今日もまた完食。
ラーメン万歳ですな。一日一麺、麺類皆兄弟(^o^)v
◆ラーメン川崎家 榎町店
神奈川県川崎市川崎区榎町6-2 最寄駅:京急川崎・JR川崎
11:00-22:00 水曜休
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2009.05.21
今日のスペシャルの情報も、がんこ仲間の光衛門さんのブログで知ることができた。なんとか職場を早めに抜け出して、目指すは「元祖一条流がんこ西早稲田」。
19時少し前に着いてみると、骨もかかっているし、今日のスペシャルを示す告知文も出ている。良かった、間に合った。
「魚介風味塩ラーメン(大盛)+味玉 1,100円」
鯛とスルメイカの清湯スープだそうだ。やや茶濁した黄金色のスープをすすってみると、うんたしかに魚介が効いて旨い。もちろんがんこらしいショッパさも健在だ。西早稲田の魚介風味塩はこれで三作目になるのだけど、なんとなく鯛を使った場合の味ってこんな感じかというのが把めてきた。スルメの部分はピンと来なかったけど、やっぱりさすがというスープに仕上がっている。
麺はいつもの極細ストレート麺が、硬めに茹でられている。この麺もお馴染みだけどやっぱりがんこのショッパいスープには良く合っている。
バラ肉ロールのチャーシューは、右側のヤツがいつものと違ってスペシャル仕様。チャーシューの端ッコの部分を切り落としたもので、上からの見た目はいつものチャーシューだけど、かなり厚みがあってブロック状になっている。その分、味も濃い。他のトッピン具はトロトロの半熟味玉とキザミねぎ、メンマ。
さすがO店主。いつもながらに美味しい塩ラーメンだった。
さて、お次のスペシャルは・・・まだ決まっていないそうだ。たぶん来週の水曜日あたりには何かやってくれることだろう。
◆元祖一条流がんこ 西早稲田店
新宿区西早稲田3-15-7 最寄駅:西早稲田、高田馬場
12:00-20:00頃(売り切れ迄) 土日祝休
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一昨年の7月にオープンした「尾道らーめん 七鐘屋(ななや)」がいつの間にか閉店してしまったと思っていたら、もう次の店が開店準備中だった。
「むつみ屋」系の別ブランド「らーめん ぶぅ」である。
中野ラーメンストリートの中ほど、「青葉」の少し北側になる。どうもこういう大手チェーン店系とか資本系と聞くと、わざわざ行ってみる気にならないのだけど、名前に親近感があるのと(^^;、帰り道でもあるので、一度くらいは酔ってみる、ぢゃなくて寄ってみるかなと。
何十年も続いた「萬来」から「七鐘屋」へと続いたラーメンの店だ。激戦地中野ラーメンストリートにおいて大手チェーン店系やいかに?といったところだろう。
◆らーめん ぶぅ(5/25(月)オープン予定)
http://www.mutsumiya.co.jp/boo/index.htm
東京都中野区中野5丁目57-4 最寄駅:中野
営業時間・定休日:不明
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2009.05.20
先日伝えたように、今日「横浜家系らーめん 二代目 武道家」が中野駅南口にオープンした。南口を出て、旧マルイの向こう側、大勝軒の手前並びになる。
夜7時頃に着いてみると、店の前には文字通り華々しく有名人や取引先からの生花が並び、いかにもグランドオープンという雰囲気を出している。
前回書いたとおり「武蔵家@新中野」系列の「武道家@早稲田」の二号店にあたる。
店にはいると正面にL字型のカウンター、左手に券売機がある。メニューは上の画のとおり。単にラーメンを買って着席。すると「お好みはありますか?」と店員さん。これも家系の特徴で、麺の硬さ、たれの濃さ、脂の量をオーダーすることができる。いつもどおり「固め、濃いめ、多め」をコール。
「ラーメン 650円」
大きめの海苔が3枚に、ほうれん草、チャーシューといかにも家系らしい見た目だ。チャーシューの上に載っている、薬味というか調味料は、自分で載せたもの。左から生姜、ニンニク、豆板醤。
これまたいかにもというスープは、動物臭のする家系らしい豚骨醤油味で、「武蔵家」の味をちゃんと継承した正統派横浜家系に仕上がっている。そしてこの濃いめ多めが私には合っている。
家系御用達、酒井製麺所製の太ストレート麺は、家系にしては細めに感じたけど、最近極太麺ばかり見ているから気のせいかもしれない。加水率低めの麺が注文通り硬めに茹でられていて、旨い。
久々に「らしい家系」を食べることが出来て大満足。旨い旨いとアッという間に完食してしまった。デフォルトだと麺がちょっと少ない。これなら中盛りか大盛りにしておけば良かったか。それにしても武蔵家らしく、ライスを注文しているお客さんが多かったなぁ。
家系らしいラーメンを出すお店です。この系統が好きな人も、あるいは食べたことが無い人も、一度どうぞとお薦めしておきます。
◆横浜家系らーめん 二代目 武道家 (2009.5.20オープン)
中野区中野3-34-32 最寄駅:中野
11:00-15:00 16:00-23:00 無休
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2009.05.19
あの「中華麺屋 喜紳@中野」の支店が昨日品川にオープンした。
品川店という位置づけで、ご主人も当面そちらに詰めているそうだ。未訪問なので詳しい場所は不明。聞いた住所からすると、高輪口を出て、国道沿いに北上、レクサス高輪の北側並びになるみたいだ。
麺類のメニューは中野の本店と同じ。値段も同じでやるようだ。他にカレーライスなどもあるようだ。計画段階では、中華系のメニューも出したいという話だったから、それらはオペレーションが安定してからということなのかもしれない。
なかなか品川までは行く機会がないのだけど、なんとか出かけてみたいと思っている。
◆麺処 喜紳 品川店
http://ameblo.jp/kishin1484/
港区高輪3-22-8 最寄駅:品川
11:30-たぶん夜まで(売切終了) 無休らしい
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2009.05.18
久しぶりに代々木で途中下車。代々木というと今では真っ先に「めじろ」を、次いで「たけにぼ」を連想するのだけど、今回はこの店「麺恋処 いそじ」である。
2007/7月にオープンしたお店で、当時話題になったのだけど、すっかりその存在を忘れていた。だから今回が初訪問となる。この店を奨めてくれた友人Gによると、つけ麺がお奨めだという。
「つけ麺(中盛) 740円」
並盛 210g、中盛 315g、大盛 425g で中盛まで無料。大盛は 100円増し。
豚骨魚介の醤油スープに太ストレート麺。トロミがかった濃厚スープは2年前当時も今時の流行りだ。美味しいつけ汁なんだけど、若干魚粉っぽいのが気になる。フワリと香るのは柚子。
自家製の極太ストレート麺はかなり硬めに茹でられていて、コシが強いタイプ。美味しい麺だ。
具はチャーシュー、メンマにナルト、海苔。スープ割りは豚骨スープ。
つけ汁と麺が非常に高いレベルで融合していて、とても美味しいのだけど、ガツン度には欠けるかな。でもこういう店が勤務先の近くにあったら、きっと通うことだろう。
今度機会があったら、ラーメンの方も食べてみることにしよう。
◆麺恋処 いそじ
渋谷区代々木1-14-5 最寄駅:代々木
11:30-19:00 (売切終了)
日祝および第2・第4月曜休
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2009.05.17
家内と出かけた帰り道。少し早いけど昼飯はどうしようかと聞くと、ラーメンなら「麺彩房」がいいという。あの大成食品の直営店で、地元の人だけで行列ができる家内もお気に入りの店だ。
11時少し過ぎに着くともうやっている。営業時間が変わったみたいだ。幸いまだ行列はない。店に入ってみると、既に8割ほどの入り。相変わらず繁盛しているみたいだ。
「つけそば 大盛(400g) 750円」
この店の場合は自家製麺と言ってもいいのだろうか。当然だけど大成食品製の太ストレート麺はツルツルのモチモチで本当にうまい。このツルっモチっの食感に匹敵するのはあの「好日」だけではないだうか。
つけ汁はトロミのある濃厚な豚骨魚介系。このつけ汁も美味しくて、これだけを飲んでしまいたい誘惑に駆られるほど。そしてツルツルの麺が、不思議とこのつけ汁をよく持ち上げる。具には細切りにしたチャーシューとナルト、メンマ、きざみネギ。
うまい麺をうまいつけ汁に浸して、口一杯に頬張る幸せ。これがつけ麺の醍醐味なんなですね。400gという量の麺もあっという間。
完食して、つけ汁もそのまんま全汁。そうしてテーブルに置かれたポットに入っているスープ割りを、空になったつけ汁の器に受けて飲んでみる。煮干しと鰹節の風味がフワリと立って、これだけでも旨い。
右は家内が食べた「中華そば+味玉 750円」。麺はつけ麺と違って、中細麺。私はこの店に来るとつけ麺ばかり食べてしまうけど、ラーメンも凄く旨いのです。
中野で美味しいラーメン屋さんはどこ?と問われると、必ず五本の指に入れるお店で、今では「麺彩房系」という言葉ができるほどの有名店の総本山。
駅から離れているけれど、わざわざ行ってみるだけの価値がある店かと。未食の方は是非どうぞとお薦めしておきます。
◆中華そば専門店 麺彩房(めんさいぼう)
中野区新井3-6-7 最寄駅: 沼袋 >新井薬師 >中野
11:00-15:00 17:30-20:30 日曜のみ 11:00-16:00
いずれもスープ切れ終了 月曜休
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2009.05.16
先週とは打って変わっての曇天。薫風とはほど遠い風が吹いて肌寒いくらい。それでも今日は優勝に向けて大事な一戦。母校を応援せねばと神宮まで出かけてみることにした。プロ併用日の今日は試合開始時間も早い。
外野席入り口で友人たちを待つうちに場内からは歓声と「紺碧の空」が何度も聞こえてくる。イヤな感じだなぁと思いつつ、遅れてきた友人達と席へと向かうと、あれま、いきなり4-0でリードされてる。
学生席も内野席スタンドも、そして外野席も応援の人数ではあきらかに優っているのだけどなぁ。敵はエースの佑ちゃん先発だってのに、先制それも4点も取られちゃダメぢゃん。なんて思っていると案の定、佑ちゃんスイスイと投げて、母校は凡退の山。8回終わって7-0とされたところで、寒いこともあって見切りをつけることにした。うーん残念。気分も曇天だ。
明日は所用があって応援に来ることができない。なんとか雪辱してほしいものだ。
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先月東中野にオープンしたばかりの「らーめん 一」。この店もまた二郎インスパイヤ系だそうだ。東中野駅西口を南側に出て最初の信号を左折。すぐの左側にある。つまり「好日」のちょっと手前ね。「はじめ」なのか「いち」なのか正確な名前の読みは不明。
各二郎直系店の行列ぶりやインスパイヤ系の新店ラッシュを見ると、今はホントに「二郎ブーム」なんだなぁと思う。ファンとしては嬉しいことなんだけど、いつか反動が来るような・・・てなことはおいといてラーメン。
店の作りとしては「二郎@品川」に似たL字型のカウンター。店内右側に小さな券売機がある。二郎で言うところの「小」にあたるラーメンは 580円。今時のインスパイヤ系としては良心的な値段だ。左手には製麺機。
麺を茹で始めてしばらくすると「ニンニクはお入れしていいですか?」と聞かれたので、「他にも入れて貰えるんですか?」と聞くと「はい」というので、「じゃあゼンマシでお願いします。」
「らーめん 580円」
見た目は正にインスパイヤ。そして味の方も。スープは若干乳化していて、いい感じ。甘辛い豚骨醤油、きっちり二郎系している旨いスープだ。
自家製の麺の方は丸い断面で、二郎に比べれば半分ほどの太さの中太麺。でも、この麺がなかなか旨かった。ツルツルのシコシコでいい。スープも良く持ち上げてくれる。ヤサイはキャベツ比率が高め。豚はやや小さめのが一枚。
インスパイヤ系としてよく出来たラーメンだった。塩ラーメンやつけ麺のメニューもある。また来てみよう。
二郎ファンの方ならずとも、一度どうぞとお薦めしておきます。
◆らーめん 一
中野区東中野1-56-4 最寄駅:東中野
11:30-15:00 17:30-23:00(日曜は21時迄)無休
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2009.05.15
久しぶりに「二郎が食べたい」「二郎でなきゃダメ!」症候群を発症した。何と2年ぶりの「二郎@神保町」である。とにかく行列が長すぎて、並ぶ気になれないというのが、こんなに間があいてしまった理由だ。
今日もお昼時を少しハズしたつもりだったけど、相変わらず神保町二郎の行列は凄い。気持ちはかなり萎えて、目の前の「用心棒」に逃げてしまおうかと一瞬思ったけど、その行列は靖国通りまでは到達していない。ある意味チャンスかも?(^^; それに何よりこの匂いを嗅いでしまったら、もう他へは行けないというのが、二郎ファンの悲しい性なのだ。幸い次の予定まで時間がある。本でも読みながら待つことにした。
店内に入り着席できたのが1時間半後。もう腹ペコだ。これだけ待てばなんでも旨いよなぁ、などと思いつつ座っていると、助手君から「小ブタのかた、ニンニク入れますか?」 一瞬迷ったけど、結局今日の呪文は「ゼンマシ」。
「小ブタ 750円」
やはり神保町のヤサイの盛りはいい。少な目の店の「マシマシ」くらいは楽にある。どうですか、このビジュアル。いかにも「二郎」という雰囲気でしょう? ゼンマシとは、野菜、ニンニク、カラメ(タレ)、(背)アブラのそれぞれを増量で、という意味。手前左にあるのがブタ(チャーシュー)で、右がきざみニンニク。その上がヤサイ(モヤシが大半)で、その上に載っているのが背アブラと判りにくいけどタレ。
ヤサイをこぼさないように上手にかき分けて、なんとか麺に喰らいつく。うん、旨いっ。並んだ甲斐がったというものだ。久しぶりのカネシの味に舌もヨロコンでいる。乳化度は少ないけど、この甘辛いスープはとにかく食欲を刺激してくれる。
更に麺が旨い。デフォルトの茹で加減も私好みで、麺の量も僚店よりも多い。(上の絵はヤサイをあらかた食べ終わってかなり麺も減った状態のものね)
やっぱり神保町は、三田本店を別格とすれば、都区内に数ある二郎の中でもナンバーワンなのではないかと思う。
あの行列に並んででもという気になったら、また行こう。あるいは台風でも来て、行列がなかったりしたら、決死の覚悟で行くかもしれない(^^;;
◆ラーメン二郎 神田神保町店
千代田区神田神保町2-4-11 最寄駅: 神保町
11:00-14:00 18:00-21:00 日祝休
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2009.05.14
青梅街道沿いにある「武蔵屋@新中野」の系列「武道家@早稲田」が、2号店を中野駅南口に出すそうだ。開店予定は 5/20(水)と貼り紙に告知されていた。場所は西部信金本店の対面というか「大勝軒」の駅寄りの隣。風月堂が入っているビルね。
前を通ると内装工事も殆ど終わり、もうじき開店という雰囲気だった。
「武道家@早稲田」は「武蔵家」のテイストをきちんと受け継いでいて、横浜家系らしいラーメンを出すと聞いている。かつて北口の「福粋」で「松壱家@藤沢」の味を出していたことがあるけれど、もうやめてしまって久しい。中野駅界隈で「らしい」家系を食べられるようになるのなら嬉しい限りだ。来週の開店を楽しみにしていよう。
◆二代目 武道家 (2009.5.20オープン予定)
中野区中野3-34-32 最寄駅:中野
営業時間・休業日不明
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2009.05.13
がんこ仲間の光衛門さんの情報で、今日のスペシャルを知った。例によってなんとか職場を抜け出して、東西線西早稲田駅からダラダラと坂を登って、目指すは「元祖一条流がんこ西早稲田」。
19時少し前に着いてみると、牛骨が下がっている。そして回り込むと、今日のスペシャルを伝える告知文も置かれている。よかった間に合った。店に入ると例によってご主人がカウンターの端っこに座って新聞を読んでいた。
「塩こってり+味玉+煮干し油 1,000円」
今日は通常メニューの「ネギ油」の他に「エビ油」「煮干し油」の三種類の中から油を選ぶことが出来る。せっかくだから滅多に出たことのない「煮干し油」をお願いした。
黄金色だったはずの塩ベースのスープに西早稲田独特の「こってり一作目」のコラーゲンが合体して、やや茶濁した濃い色になっている。そしてトロミが強い。かといってしつこさはなくて、がんこらしくショッパ旨い。熱くて美味しいスープだ。
そして、煮干しの素晴らしい芳香が鼻腔を満たす。煮干し星人たる私には堪らない味だ。がんこの塩スープにこってりコラーゲン、さらにこの煮干し風味と来ては、もうメロメロ。
さらにこの麺に合わせるのは、いつもより加水率低め(だと思う)の極細ストレート麺。もちろん硬めに茹でられて、博多系や旭川系に似た大好きな食感に仕上がっている。そしてこの麺がトロミのあるスープをよく持ち上げる。いやぁ、文句ない文句ない。
具はいつものバラ肉ロールのトロトロチャーシューにメンマ、きざみネギ。
半分くらいはスープを残そうと思っているのだけど、こんなに煮干しの効いたスープの前では、やっぱりそれは難しい。例によって完食の全汁。
来客を拒んでいるかのようなお店の外観に無愛想に見える店主。入りにくいかもしれないけれど、今では正統派のがんこらしいラーメンを出す数少ないお店の一つだ。興味のある方は是非どうぞ。
◆元祖一条流がんこ 西早稲田店
新宿区西早稲田3-15-7 最寄駅:西早稲田、高田馬場
12:00-19:00 土日祝休
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2009.05.10
5月の第二日曜「母の日」。例年この日は私が卒業した高校の同窓会が開かれる。学年を越え、昭和31年卒業の大先輩方から今年の卒業生までが集まる。年に一度出会える懐かしい顔たちと、懐かしい景色だ。
まずは、裏門側から見た校庭と校舎の画から。・・・って、去年と同じか(^^;
昨年、この旧校舎と体育館が取り壊されると書いた。でも実際の取り壊しは来年度になるそうだ。次の同窓会まではこの校舎が使えるらしい。とはいっても、OBといえど学校の中に入れる機会はそうそうない。
ここには沢山の思い出が染みついている。かつて我々が最も多感な時期を過ごした旧校舎を、今のうちに見ておこうと、中を歩いてみることにした。
階段を上がって、3階まで。なんてことのない階段かも知れないけど、不思議と懐かしい。
1年生の時に過ごした木造校舎はとっくになくなっていて、新校舎に取って代わられている。ここは2年と3年の頃を過ごした校舎だ。
手洗い場やロッカーのある廊下。こんな風景をとっておきたいと思った。廊下の角を曲がると、今にも長髪にTシャツ、Gパン姿の仲間達が「よぉっ!」なんて声をかけてきそうな錯覚にとらわれる。
30数年前の自分がいたはずの教室に入ってみた。見るからに後付けだけど、エアコンが完備されている。なぁんだ、それなら夏休みなんて要らないぢゃんなどと悔し紛れにつぶやいてみた。でも、それ以外は変わっていないみたいだ。
何故か上着が残されている3階の教室。窓際で一番後ろあたりに好んで座っていたような気がする。
そしてここから眺める外の景色は、当時と殆ど変わっていないように思える。木が太く高くなったかな。黒板よりもこちらを眺めている時間の方が間違いなく長かった。ピシッとした和服で授業をされるトヨ先生の古文の朗読を聞いていると、いつもまぶたが重くなってくるのだった。よく寝たなぁ。ぢゃない、よく学んだなぁ(^^;
新校舎が完成するまでには取り壊しの期間も含めて3年もかかるのだそうだ。来年入学する生徒たちはちょっと可愛そう。せっかく一度は上がったという受験倍率もまた下降してしまうのかもしれない。
今日1年ぶりに会った顔、30数年ぶりの顔。今年も近い世代同士が集まって、二次会、三次会へとなだれ込んだ。来年また、懐かしい顔達とこの風景に会いに来よう。
◇RICOH GX200
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2009.05.09
神宮球場を後にして、さて今日はどこで昼食をとろう。信濃町へ出て四谷で途中下車。久しぶりに洋食の「エリーゼ」にでも行ってみようか。外苑前から銀座線に乗って末広町で「がんこ八代目」もいいなぁ。と思っていたところでハタと気がついた。国立競技場から大江戸線なら東中野に直接出られる。東中野と言えば私にとってはこのお店。そして今日は応援に行った母校が快勝した。だから今日は「好日」である。
まるで喫茶店のような外観。店内は正面に大きな楕円形のテーブル(8席?)があって、奥には4人がけのテーブル席が二つ。こちらも喫茶店風だ。女性店主でスタッフも全員が女性。店の作りとあいまって、女性の一人客も安心して入ることが出来る。
昼の営業時間ギリギリに着いて見ると、店内は8割の入り。やっぱり繁盛している。そうして、この店に来ると必ず頼んでしまうのが、つけ麺。
「つけ麺(大盛) 800円」
注文してからものの数分で出てきた。太麺だから茹で時間がそれなりにかかるはずだ。茹で置きしてるみたいだ。はて以前もそうだったろうか。ちょっと嫌な予感がしたけど、心配は無用だった。タイミングが良かっただけなのかは判らないけど、やっぱり旨い。
清潔感のあるシンプルなデザインの平皿に盛り付けられた丸い断面の太ストレート麺は、茨城産の地鶏の卵を混ぜて一晩熟成させたものだそうだ。毎回感じることだけど、このツルツルでシコシコの食感は本当に秀逸だ。
そしてつけ汁がいい。この店のスープの特徴は、なんと言ってもこの煮干しの風味だろう。醤油ベースのつけ汁は丁寧に豚骨と鶏でとったと思われるダシにたぶん大量の煮干しが使われている。もちろん無化調。そして一味唐辛子が加えられ、ピリ辛に仕上がっている。
このつけ汁の中には細切りにされたチャーシューとメンマ。
いつもどおりスープ割りはポットに入れられて出される。これがまた旨い。少しだけ割って、まずはつけ汁を飲み干してしまう。そしてカラになった器でスープ割りだけを楽しむ。煮干しの芳香を再度堪能できるわけだ。まぁ、こんな飲み方は普通しないだろうから、興味のある人はスープ割りをレンゲに受けて試してみてはいかがだろうか。
私にとってはつけ麺覚醒のお店。だからいつもつけ麺ばかり食べてしまうのだけど、ラーメンも美味しい。是非一度どうぞ。
◆麺汁食膳 好日
中野区東中野1-53-7 最寄駅:東中野
11:30-14:30 18:00-21:00 日曜休
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久しぶりの青空。天気予報によると今日は暑くなると言う。神宮では六大学野球の春季リーグ戦をやっている。半袖のポロシャツを出して、母校の応援に出かけてみることにした。
例によってガラガラの外野席の最上段に陣取って、ズボンのスソをまくり上げ、素足を前の座席に放り出す。これがいいんですな。神宮に来たぞという感じ。
強い陽射しだ。サングラスに野球帽を忘れずに持ってきて良かった。これがなかったら結構シンドかったことだろう。
生ビールの値段が上がっている。去年は 700円だっのが 750円。ただでさえ高いと思ってたのに、これじゃぁもう二度と頼めないや。そう思ってたら販売員のミニスカートのお姉さんが可愛い。また飲もう(^^ゞ 酎ハイも 400円だったのが 450円に。うーむ、困ったもんだ。
ちなみに左が PENTAX K20D の 43mm相当の画角で、右が RICOH GX200 の 24mmの画角。比べるともの凄く広いのがよく判る。
試合の方は、相手のミスに助けられ我が母校が快勝。良かった良かった。明日勝ち点を上げることができれば、今年もまた優勝の可能性が出てくるかもしれない。来週の早大戦が鍵になるに違いない。
それにしてもこの観客の少なさはどうだ。去年もそう思ったけど今年も変わらない。学生さん達、球場に足を運ぼうよ。在学中に神宮で母校を応援できるなんてのは結構貴重な体験なのだから。
そこでこれを読んでいるOBのあなたたち。来週は一緒に応援に行こうね。
帰宅して気がつくと、膝から下と腕が赤ーく日焼けしていた。今年は早くもアロエジェルの出番となった。
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2009.05.08
「味治」を出て、さてお次は? そのまま昭和新道を北に向かって例によって「パニパニ」へと思ったら友人が自宅の近所にラーメンが美味しい中華屋さんがあるという。聞くと早稲田通り沿いの桃二小の近くらしい。早速行ってみることにした。
「梅林餃子@落合」。何度も前を通っているけれど、ここにも中華屋さんがあったっけという程度の認識だった。
まずは「紹興酒」のミニボトルを頼んでおいて、大好物の「きくらげ玉子炒め 600円」をアテに。
ちょっと脂が強くてショッパめの味付けだ。酒肴として考えるとこれくらいのショッパさがちょうどいい。
「塩ラーメン 600円」 そして仕上げに頼んだのがこれ。たしかに塩らしくアッサリした見た目だけど、少々ショッパめ。もちろんラーメンのショッパめというのは嫌いではない。
麺は細めのストレートがやや硬めに茹でられている。割りといい麺を使っているみたいだ。具はバラ肉チャーシューに茹で玉子の半身、キザミねぎ、わけぎ、海苔。
「しょうゆラーメン 600円」 こちらは友人が頼んだもの。スープを少し飲ませて貰った。さっきの「きくらげ玉子炒め」といい、ここのはショッパめというのが特徴だろうか。そして「塩ラーメン」との違いはタレだけのようだ。
さらに二つのスープに共通するのは「こうや@四谷」にも似たケモノ系の匂いだ。豚骨と鶏なのだろう。これらのダシが強く出ている。かと言って鼻につくというわけではないし、この手の香りが嫌いなわけでもない。むしろ好きな味だ。
なるほど友人が奨めるだけのことはある。なかなか美味しいラーメンだった。結構酔っていたので記憶は若干曖昧だけど、他の料理のお値段も割りと安めだった。店名の餃子を含め、また食べに行ってみようと思っている。
◆梅林餃子(ばいりんぎょうざ)
中野区上高田1-35-4
最寄駅:落合>東中野>新井薬師前>中野
11:30-15:00 18:00-23:30 月曜休
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友人と待ち合わせての中野呑み。さてどこへ行こう。心当たりをいくつか廻ってみたけれど、今日はGW明けの金曜日。どこも満杯だ。
ひょっとして、ここならと思って行ってみると・・・良かった、席に余裕がある。
「鰻蒲焼 味治(みはる)」である。
姉妹店の「川二郎」は満杯でも、こちらはちょっとだけ高級というかお高い。空いているのはそのせいかな。既に何度かお伝えしているとおり、うなぎ料理の名店「川二郎」のご主人であった親父さんがそちらを甥御さんに任せ、本人は改めて昭和新道の南端に店を構えたのが去年の暮れ。上の画のように「川二郎」と親父さんが、あの「美味しんぼ(80集)」に載ったというのは有名な話だ。
カウンターに座って、まずはビールとお新香でスタート。
そして例によって「ひと通り」を注文した。左から「えり焼き 200円」「短冊」「きも焼き」「八幡巻き(焼き)」ね。「えり焼き」以外は全て 300円。
川二郎のほぼ倍のお値段だけど、これがどれも旨いんです。山椒が大好きなのでかなり多めにかけるのが私流。ビールにも合うけど、焼酎の方がより合うんですな。ということで適当なところで「キンミヤ」に変更。
「白焼き 1,200円」
目の前でじっくり蒸されて出てくる。これがまた脂が載っていて旨い。専用のタレとワサビで食べるのだけど、ワサビだけでもいけますな。
ビールを1本とキンミヤなどを1~2杯、「お新香」で始めて「ひと通り」に「白焼き」または「蒲焼き」というコースで 3,000円強というのが、ほぼここの相場かな。
「川二郎」と比べてしまうとちょっとお高いけれど、というか「川二郎」が安すぎるわけだけど、こちらではゆっくりした時間と落ち着いた雰囲気も楽しんで貰えればと思います。
というわけで、未食の方は一度どうぞ、昼の部もやっていて、夜のメニューも出して貰えます(^o^)v
◇関連記事
2009.04.18 「うなぎ 味治@中野」のうな重
2009.04.11 「鰻蒲焼 味治(みはる)@中野」昼の部
◆味治 (みはる)
中野区中野5-57-10 最寄駅:中野
12:00-14:00 17:00-21:00 日曜休
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2009.05.07
「むろや@新宿御苑」。ひょっとして、まだ限定(裏?)の「煮干し」が残っていないかなと思って、平日にしては珍しく新宿御苑まで足を伸ばしてみることにした。でも、残念ながらとっくに終わっていた。代わって本来の限定はやっていたので、券売機で限定の食券を買って着席。
「限定 梅塩つけめん 800円」
手前の小皿に載っているのが「梅肉」。「これを麺に絡めて食べてください」といつもの助手君に言われたけれど、この限定を食べるのが三度目の私は知っている。つけ汁の方に溶かしこんでしまっても、かなりいけるのだ。
とはいえ、いきなりそれでは芸がないので、最初は麺に絡めて味わい、途中からはつけ汁に溶かし込んで食べる。どちらもうまい。梅塩というだけあって、これだけでも結構ショッパのだけど、梅肉の酸味がそれを抑えている感じ。
この限定梅塩のとき専用らしい浅草開花楼製の極太平打ち麺がまた旨い。やっぱりつけ麺は麺自体が旨くないといけないよね。美味しいつけ麺を食べるといつもそう思う。
具は細めに切ったチャーシュー、穂先メンマに水菜、キザミねぎ。
食べ終わって、梅肉がしっかり溶け込んだつけ汁にスープ割りをしてもらうと、むろやらしい魚介が再度フワリと漂っていい感じ。
この「限定梅塩つけめん」は、たぶん今週末までだろう。食べてみたい人はお早めに。
◆ラーメン むろや
新宿区四谷4-25-10 最寄駅:新宿御苑前 or 四谷三丁目
11:00-15:00 17:00-21:00 日曜休?
・麺の量(中盛まで同じ値段)
ラーメン: 並 180g (700円) 大盛 270g(+100円)
つけ麺 : 並 200g 中盛 300g(750円) 大盛 400g(+100円)
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2009.05.06
GW期間中の 5/2~5/5 までお休みしていた「がんこ西早稲田」が、今日は休み明けということでスペシャルを提供してくれるという。
12時の開店前に着いてしばらくすると、がんこファンな皆さんのお顔が揃う。珍しく定刻より数分遅れて開店。
「魚介風味塩ラーメン(大盛)+味玉+つけ汁 1,200円」
がんこらしい透明な塩ベースのスープが旨い。鯛と牡蠣でとった清湯スープだそうだけど、なるほどたしかに魚介系だ。かといってそれらが前面に出て主張するというわけではなく、鯛と牡蠣の風味をわずかに感じると言ったところだ。ややショッパめだけど、がんこにしては控えめ、且つ上品なラーメンに仕上がっている。
麺はいつもの極細ストレート麺。もちろん硬めに茹でられていて、麺自体が美味しいのが、がんこの特徴でもある。
トッピン具はオーダーしたトロトロの半熟玉子の他、バラ肉ロールのチャーシュー、キザミねぎにメンマ。そして珍しいことに、「タラコ」の小ぶりなヤツが二つ。ほんの少しだけだけど、タラコを口に入れてから麺を頬張るとまた一味変わって楽しい。こんなのもありなんだなぁ(^^;
そして、この「つけ汁」が新作らしい。とき玉子を使った塩ベースの付け汁で、玉子特有のトロミがある。かなりショッパ目のつけ汁を救っているのが、玉子のまろやかさだ。
麺を食べ終わって、ラーメンのスープでこのつけ汁を割ってみると、これはかなり旨かった。なるほどねぇ。でもラーメンの出来が凄くいいので、蛇足的な感覚は否めないかな。
さて、お次のスペシャルは・・・まだ何も発表されていないけれど、たぶん来週の水曜日あたりには、何かしらやってくれることだろう。果たして行けるだろうか。
◆元祖一条流がんこ 西早稲田店
新宿区西早稲田3-15-7 最寄駅:西早稲田、高田馬場
12:00-19:00 土日祝休
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2009.05.05
青山なんていうオシャレなイメージの街。こんなところで昼食なんてのはめったにないことだ。かつてはよく通ったものの最近ではすっかりご無沙汰。外苑前駅を出てすぐ、CIビルの真ん前にあるユニマットビルの屋上に目指すお店「青山 玻璃(ボーリー)」がある。
通常はディナータイムだけの中華レストランで、このGW期間だけランチタイムの食べ放題コースがあるという。それもオーダーバイキング形式だそうだ。お店のHPを見ると、雰囲気も料理のお値段も高級みたい。
ところが、このランチバイキングは 2,000円/1人。フリードリンクは+500円で、アルコール有りは +1,000円也。あまり世の中に認知されていないらしく空いているそうだ。となれば行かねばなるまい。と家族で出かけることにした。
天空の楽園都市というイメージからか「青山ラピュタガーデン」なる名前がつけられている。この「ガーデン」には、もう一店「ALTOMOND」というイタリア料理の店が入っている。両店とも基本的にはディナータイムだけの営業らしい。窓からは東京タワーや六本木ヒルズなどが一望できる。なるほどディナータイムにはさぞかし見事な夜景が見られることだろう。
てなことはおいといて、料理。「オーダーバイキング形式」というのがいい。並べられた中から選ぶのではなく、前菜からデザートまで全部で70週類ものメニューの中から好きなものをオーダーできるわけだ。
順に頼んだものを載せておきましょう。
まずは前菜。「玻璃風サラダ」と「蒸し鶏の冷製」
同じく前菜の「自家製チャーシュー」と「芝エビのマヨネーズソース」。これ、すんごく旨かった。
点心の「ニラ蒸し餃子」と「エビ蒸し餃子」
「黒い酢豚」と「北京ダック」
「二種海鮮のあっさり塩炒め」と「牛肉のふわふわ玉子」
「牛肉のオイスターソース炒め」と「芝エビのチリソース」
「芝エビのチリコッタソース」と「芝エビのふわふわ玉子」
「海鮮あんかけチャーハン」と「小龍包」
そうして「デザート各種」。他にもフカヒレスープや焼きそば、チャーハンなど、あれこれ頼んだのだけど、とても載せきれないので、このへんで打ち止め。どれも美味しかったなぁ。滅多にこんなお店で食べることはないから、家族も大喜び。
大人4人でもこのメニューはとても制覇しきれないだろう。もの凄くお得感のあるバイキングだった。機会があればまた来たいところだけど、今度またこんなバイキングをやってくれるのは来年のGWなのだろうか。
90分の制限時間を使い切って店を出ようとすると、雨が降り始めていた。プールに落ちる雨もまた風情があっていい。時間とサイフに余裕があったら、できればキレイなおねぇさんとディナーに来てみたいものだ(^^ゞ
◇青山ラピュタガーデン 玻璃(Bow Lee/ボーリー)
http://www.aoyama-laputa.jp/bow_lee/index.html
港区南青山2-12-14 ユニマット青山ビル9F
通常 17:30-23:00 (LO 21:30)
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2009.05.04
神保町で満腹になったあと、秋葉原に廻ってみることにした。特に用事があったわけではないのだけど、GWのアキバの様子でも見ておこうかというわけだ。
いつもの電脳ストリートを徘徊しつつ、あれこれ物色。と言っても目的はないのだけど・・・。
「メモリーカード KingMax SDHC 8GB Class6 1,399円」
安値のピークだった2月頃に比べると少し高くなったけど、この値段は充分安いっ!と、いつもの秋葉原の王様みたいな名前の店で、つい買ってしまった(^o^)v
カメラ用には、それぞれ最適なSDなりSDHCなりが既にあるしぃ。パソコンのデータバックアップ用として? うーん、はて?、一体何に使うんだろう(^o☆)\カンッ
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3/21に「二郎@神保町」の真ん前にオープンした二郎インスパイヤー系の「用心棒」である。
初めて行って大変気に入ったのが、もう一ヶ月ほども前。また食べに行きたいと思いつつも神保町と言えば、私にとっては「覆麺」次いで「二郎」の街だ。でも今日はGWの真っ只中、その「覆麺」も「二郎」もお休み。都内の二郎系、がんこ系ともに軒並み休みだろう。
というわけで、店の前に着いたのが 11:10頃。ニンニクが吊されているのが営業中の合図だ。券売機で「豚ラーメン」を買って着席。先客は一人。今日の呪文は「ゼンマシ、カラダマ」。で、出てきたのがこれ。
「豚ラーメン 830円」
もう見るからにジャンクでしょう? 一番上に見えるのが「辛玉(カラダマ)」。一味唐辛子は自分でかけたものね。
二郎で言うところの「小豚」にあたるわけだけど、通常だとかなり分厚いチャーシューが一枚というか、一塊(ひとかたまり)のところ、これにはそのカタマリが3つも載っている。ヤサイの盛りの良さと相まって久々に見た「エサ」のレベルのような気がする(^^;
こんなのを出されてニンマリ笑うヤツの気が知れないよ、って私や一部のジロリアンの皆さんのことですが(^^ゞ
これをこぼさずに食べるのは難しい。ヤサイをまき散らしながらも、なんとか「辛玉」をアチコチに沈め、ようやく麺とスープにたどり着く。スープをすすると、うーん、いいなぁ、この甘辛い豚骨醤油味。「辛玉」が実に良く合う。あ「辛玉」と言っても、カラいのが苦手な私が食べられるのだから、それほど辛いわけではありません。
そして硬めに茹でられたきっちり歯応えのある極太麺、これも二郎系っぽくていい。って、この麺はひょっとして浅草開花楼なのかな? そう感じさせる旨い麺だ。
豚(チャーシュー)はこんな感じ。見た目よりデカいしボリュームがある。喰らいつくという表現がピッタシかな。適度に歯ごたえがあって塩加減も良し。なかなか旨い。
というわけで、腹一杯の幸せ一杯。神保町ですぐそばに「二郎」と「覆麺」という立地は大変なことかもしれないげと、残って欲しいお店だ。また機会を見つけて食べに来るとしよう。
二郎系がお好きな人は、一度是非どうぞとお薦めしておきます。
◆用心棒
千代田区神保町2ー2ー21
11:00-21:00 (売切終了) 日曜休予定
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2009.05.03
哲学堂の新緑を見ようと廻ってみると、そうかまだ梅の季節だったんだ(^^;
もちろん花の方ではない。梅の実だ。緑の葉っぱに隠れて、ちょっと見には判りにくいのだけど、結構たくさんなっていた。
この青梅を取っていって、ホワイトリカーに浸け、角砂糖をブチ込むと梅酒が成立するのだろうか(^^ゞ
こちらは園内の新緑「いろはもみじ」。秋になると真っ赤に色付くわけだけど、この時期の「もみじ」もまた美しいのです。
◇PENTAX K20D + SIGMA 28-70DG/F2.8
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昨日に続いての「覆麺@神保町」ある。二日続けてのスペシャル、それも今日は6kgもの「金華ハム」をダシに使ったスープだという。
ミスターブラックの師匠(^^;である「がんこラーメン」の総帥一条安雪氏もかつて一度しかやったことがないという金華ハムのスープ。これは何が何でも食べて見なければならない。
定刻の5分前、ミスターブラックが出てきて、本日のラーメンを食べてみせるというスペシャル恒例のパフォーマンス。OKサインが出て今日の出来もいいようだ。
左がその「金華ハム」。沈んでいて見えないけど、これが右の寸胴の中にそっくり入っているわけだ。上に見えているのはリンゴと長ネギだけ。
「金華ハムと干し貝柱スープの塩ラーメン 1,200円」
見て下さい、この澄んだスープ。透き通るような黄金色。いやぁ素晴らしい。いつもよりショッパめのスープに金華ハムの旨味がよく溶け込んで、コクのあるスープになっている。そうして覆面らしい干し貝柱の風味。こちらは 2kg使ったそうだ。
麺は極細ストレート。例によって硬めに茹でられたこの麺が良くスープを持ち上げる。麺自体が旨いのもいつもどおり。具には、バラ肉ロールのとろとろチャーシューとモヤシ、メンマにキザミねぎ。
でもこれ、具は要らないかもしれない。最初にミスターブラックが食べて見せたように、スープと麺だけで食べてみたい気がした。
それほど完成度の高い、文句なしの塩ラーメンなのでした。またいつかこんなラーメンを食べてみたい。次のスペシャルが楽しみだ。
◆覆麺(ふくめん)
千代田区神田神保町2-2 のあたり 最寄駅:神保町
11:00-22:00 土日祝は 18:00頃まで 不定休(無休らしい)
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2009.05.02
中野は薬師公園の新緑。青空と白い雲との対比がいいなぁと24mmの画角でパチリ。
五月晴れと呼ぶのがふさわしい好天。ここの木々は銀杏と桜がほとんどだ。この若葉達も秋にはすっかり葉を落としてしまうんだなぁと思うと、今の緑が一層鮮やかに見える・・・ような気がする。
中野通りから公園にかけて撮り歩くあいだ、頭の中にはずっと The BeeGees の "First of May" が流れていた。
◇RICOH GX200 24-72mm/F2.5-4.4
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今日からGW本番。「覆麺@神保町」では今日明日と二日続けてデスマッチ(いわゆるスペシャル)を催してくれるという。事前告知によると今日はイベリコ豚を使った油そば。やっぱり食べておかねばなるまい。
新宿御苑を散歩して腹もこなれてきたところで神保町へ移動。14時少し前に着いてみると7人のお待ち。この程度なら問題ない。
「イベリコ豚ハムボーンの油そば 1,000円」
イベリコ豚の四肢のハムから抽出した脂を使った油そば、ということだそうだ。出てきたヤツをよーくマゼマゼして、実際食べてみると、ちょっとコクのような濃さを感じるものの・・・、この油脂分がイベリコ豚のものかどうかは私のバカ舌ではよくわからなかった(^^;
でも、さすがはミスターブラックという味に仕上がっていて旨い。ちょっとタレを足して貰うと、私的にはピッタシの感じ。テーブルに置かれている豆板醤をお好みで足すのもありかもしれない。
ラップされていて判りにくいけど、左がその油脂になる前のイベリコ豚の足。麺はいつもの細ストレート麺だけど、なかなか良く合う。と言いつつも、本当は太麺にして貰った方が、マゼやすいし食べやすいんだけどなぁ、と思いつつも旨いからまぁいいか(^^ゞ
トッピングは、生卵にモヤシ、メンマ、ハム、プチトマト、コーン、きざみネギ、揚げ玉葱。そしてお好みでマヨネーズ。半分ほど食べたところで、豆板醤を適量足してみたら、味が変わって二度楽しめた。
うれしいことに明日もまた、スペシャルをやってくれる。ミスターブラックの師匠だという一条家元の時代にもたった一度だけしかやったことがないという、金華豚のハムを使った塩ラーメンだそうだ。また寝不足になりそう(^o^)v
◆覆麺(ふくめん)
千代田区神田神保町2-2 のあたり 最寄駅:神保町
11:00-22:00 土日祝は 18:00頃まで 不定休(無休らしい)
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「むろや@御苑」で限定を食べた後、腹ごなしと時間調整を兼ねて新宿御苑を散歩してみることにした。
この時期、春の花はほとんど終わっていて、目に付いたのはこの二つだけ。左が「シラン」と言ってランの仲間だそうだ。右の花の名前は知らん、ぢゃなくて 判らん(^o☆)\カシッ
そして今、新宿御苑は新緑に囲まれている。秋には真っ黄色に変わる大きな銀杏(いちょう)の木が印象的だった。
銀杏の木の下には柔らかな木漏れ日が射していていい感じ。
上を見上げると、新緑を通り抜けてくる陽射しがまぶしい。
◇RICOH GX200
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「むろや」で限定をやっているという。というわけで新宿御苑まで、ひとっ走り。11時少し過ぎに着いてみると、おやもう空いている。店内に入って券売機を見ると「限定 梅塩つけ麺」と書いてある。限定の食券を着席。しばらくして出てきたのがこれ。
あれっ?ラーメンぢゃん?!
「限定 煮干しラーメン 800円」
スーパーアシ君の勘違いで提供されたのが、裏の限定メニューであるこれ。ニャハハ、この勘違い、むしろ嬉しい。以前にも食べたことがあるダシだけで作ったタレ抜きのラーメンだ。
見た目もお味もとてもタレ抜きとは思えない。ダシの具材から出る、塩分だけでこの味が成立するというのだから恐れ入る。以前のものに比べると、煮干し煮干しした部分が若干抑えられていいて、これはこれでいい。というか、相当旨い
これに合わせる麺は浅草開花楼製の極細ストレート麺。この組合せが合わないはずもなく、文句ない文句ない状態。
他の具は、いつもの美味しいチャーシューに、穂先メンマ、ナルト、きざみネギ、水菜。
◆ラーメン むろや
新宿区四谷4-25-10 最寄駅:新宿御苑前 or 四谷三丁目
11:15-15:00 17:00-21:00 日曜は休みが多い
・麺の量(中盛まで同じ値段)
ラーメン: 並 180g (700円) 大盛 270g(+100円)
つけ麺 : 並 200g 中盛 300g(750円) 大盛 400g(+100円)
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2009.05.01
今日は「がんこ西早稲田」の連休前スペシャル。悪魔ダレを使った中華そばをやってくれるという。これまで何度も平日のスペシャルを逃しているから、早めに着きたい。なんとか仕事を切り上げて、お店に着いたのが18時半頃。
良かった、骨が下がっている。更に廻りこむと、まだスペシャルの告知が置いてある。間に合ったぁ。というわけで、一昨日に続いての訪問である。
残念ながらブタバラ肉を生姜醤油でショッパ辛く煮込んだ悪魔肉は既に無くなってしまっていたけれど、「悪魔系」が食べられるのだから文句はない。
「悪魔ダレ中華そば+味玉+コッテリ 1,100円」
この画は、スープを少しすすってみたら、悪魔系にしてはちょっと弱かったのでタレを足して貰った後のもの。きざみネギとチャーシューにかかったタレがいかにも悪魔っぽいでしょう(^o^)v
「コッテリ」は豚コラーゲンを足したモノ。このせいで悪魔の部分がまろやかになっていたのかもしれない。いつものようにショッパ辛い中に、がんこらしく魚介が主張している。スープが何故かヌルかったのだけがちょっとノーグッドだけど、これは旨いわぁ。
今日の麺は加水率低めの極細ストレート麺。もちろん硬めに茹で上げられていて、この細い麺がショッパ辛いスープを良く持ち上げてくれる。麺も美味いのだ。
今日のチャーシューも、右側の一枚が分厚い切り落としになっていて、味も濃い。しっかりした食感と口の中に入れてからとろけ出す脂の甘みとで、ほんとに旨い。
他の具は、頼んだ味玉の他、きざみねぎとメンマ。ヌルイのを除けば大満足の一杯なのでした。
西早稲田は、5/2~5/5までお休み。連休明けを楽しみにしていよう。
◆元祖一条流がんこ 西早稲田店
新宿区西早稲田3-15-7 最寄駅:西早稲田、高田馬場
12:00-19:00 土日祝休
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