「がんこ@池袋」獅子茸と鹿の腱の悪魔
偶数月の第4日曜日は「池袋がんこ」のスペシャル悪魔の日。ちょっと勘違いがあって、今日は少し遅い時間のスタートだ。午後2時少し前に着いてみると行列は5人。ズラッと並んでいたらどうしようかと思ったけれど、この程度なら無問題だ。さすがにこの時間には知った顔はいない。
店先にぶら下がっていたのは、今日のメインのダシとなる食材「獅子茸と鹿の腱」だ。黒いのが幻の香り茸だという「獅子茸(ししだけ)」で、長細いのが「鹿の腱」。はてさて、どんな「悪魔」になるのだろう。店に入るとご主人のルイスさんから「今日は遅いお出かけだね」と言われてしまった。
こちらが、寸胴から出したところを見せてもらった「獅子茸」。表面が毛羽立っているので獅子茸というらしい。右はいわゆる「悪魔肉」ね。豚バラ肉を生姜醤油でショッパ辛く煮込んだものだ。
「獅子茸と鹿の腱スープの悪魔(中盛り) 1,000円」
醤油色に茶濁したスープにちょっと乾きかけた(^^;悪魔肉。いかにも悪魔らしい見た目だ。実際スープをすすってみると、おおっ悪魔だ。ショッパさとともに魚介の風味がガツンと来る。でも幻の香り茸だという「獅子茸の香り」の部分をあまり感じなかった。もう風味は出切ってしまったのだろうか。「鹿の腱」の部分もいまいちピンとこないのは私のバカ舌のせいか。
でも、悪魔として充分にうまい。そして悪魔には一味唐辛子がよく合う。少し多めに一味を掛けてやって・・・ショッパイけど旨いなぁ・・・って、昨日も言ってた気がする。ちょっと乾燥気味の悪魔肉は改めてスープに浸してやって、これもショッパ旨い。
中細のストレート麺がこのショッパ旨いスープをよく持ち上げる。バラ肉ロールの方のいつものチャーシューをほぐして、ツルツルシコシコの麺と一緒に食べると、ショッパさがちょっと中和されてこれまた旨いのです。もちろん、完食の全汁ね。今日もまた午後の一日中、喉が渇いたままなのでした。
香り茸の部分は、残念ながらあまり感じることが出来なかったけど、今回もまた美味しい悪魔だった。来月は奇数月だから普通のスペシャル。そっちもまた楽しみにしていよう。
◆元祖一条流がんこ 池袋店
豊島区東池袋1-13-12 最寄駅:池袋
営業時間:11:30頃-22:00頃(中休みありかも)ほぼ無休
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コメント
BUSHさん、TB&コメントどうもです〜♪
てか、意外な時間でニアミスでしたね…(^^;)v
ルイスさんにしては
なかなかに気合いの入ったショッパさだったのは
時間帯のせいでしょうか?
でも、こういう珍しい食材は悪魔でないときに
食べてみたいような気もちょっとします…f(^^;)
投稿: FILE | 2009.04.29 09:19
ども、FILEさん。
朝からお騒がせしました。でも、結局来られたのですね。やっぱり定期的に悪魔は注入しておかないと。
せっかくの幻の香り茸だったわけですが、既に風味が飛んでしまってたんですかね。こういうのはやっぱり早い時間に行った方がよかったのかもしれませんね。
投稿: BUSH | 2009.04.29 09:36