哀愁のラーメン納め@安曇野
信州は安曇野に来て、年越しラーメンと言えばここばかり。地元に愛されているラーメン屋さんというのもあるけれど、大晦日にやっているところが他にないというのが最大の理由(^^;
というわけで、家族三人で今年も松本市は梓川倭にある町のラーメン屋さんである。
「チャーシュー麺大盛り 1,000円」
キャベツのサラダが付くのがこの店の特徴。そして豚骨と鶏ガラのダシに醤油ダレという昔ながらのスープに中細縮れ麺。まぁ、実にスタンダードな町のラーメン。
でもこんな普通の味が地場では支持されているいるんですな。我々が入ったときは幸い空いていたけど、あっという間に行列ができたことからもそれがわかる。もちろん私も結構気に入っているラーメンだ。
もう一つ。今回のオペレーションには驚いた。我々が頼んだ大盛りチャーシューを一つと普通のラーメン二つというのを、ご主人が勘違いしたらしく、チャーシューメン三つとラーメンを一つで作り始めたようだ。
何かヘンだなと思っていたのだけど、チャーシューとメンマのトッピングをやり終えたあたりで、ご主人も奥さんに言われて気がついたらしく、なんとこれを大盛りチャーシュー×1とラーメン×2に作り変え始めた。一度トッピングしたチャーシューとメンマを一旦取り出して、大きな器にスープと麺を移し、更に麺を増量し、再度トッピングするという離れ業というか荒技だ。
いやもう目の前でやっているのだから、手に取るようにわかってしまうのだけど、ご主人全く臆することがない(^^; 滅多にないことかもしれないけど、それでもきっとこの店では当たり前の大ワザなんだろうなぁ。
ご主人に「はい、どうぞ」と目の前に出された時には、思わず笑ってしまいしたね。ベチャベチャのチャーシューにいつもより濁ったスープ。そしてブヨブヨの麺。いやはや、もう笑うしかない。東京でこれをやられたら、間違いなく文句を言ってしまうところだけど、そこはそれ。郷に入っては郷に従えと言うではないかいな。
きっと来年もここでラーメン納めをするのだろうなぁ・・・他にないんだもの。
というわけで、最後はちょっとナンだったけど、今年の「ぶぅログのーと」はこれでおしまい。来年もまた宜しくお願いいたします。皆様、良いお年を。
| 固定リンク | 0
| コメント (2)
| トラックバック (0)
最近のコメント