【新店】麺処 三四郎@小川町
夏に「あの『中村屋』が駿河台下に」で伝えた、「中村屋@海老名」のセカンドブランドというか4thブランドが、この10/28、ようやくオープンした。その名も「麺処 三四郎」。
「覆麺@神保町」にフラれたので、こっちへ廻ってみることにした。神保町からは徒歩で5分弱。話題の新店でもあり、大行列だったら諦めようと思ったのだけど、行ってみたらそれほどでもない。開店時間の直前で15人ほど。それならばと並んで待つことにした。 先頭はと見ると、見覚えのある顔が。がんこ仲間のSさんではないですか。こちらのお薦めなどを聞いたりしているうちに開店。
今日は天才の誉れ高い店主中村栄利氏はいない。本人による有名な「天空落とし」が見られないのは、ちと残念。
「特うしお 980円」
「うしお」はいわゆる塩ラーメンのこの店での名称。澄んだ清湯スープに加水率高めの極細麺。その名のとおり「潮汁」に近いくらい魚介の香りが強い塩味スープを、この三河屋製麺製の麺がよく持ち上げる。なかなが美味しい、なるほど「中村屋」と思わせる一杯ではあります。
トッピングは、海苔5枚とチャーシュー、ワンタン、ほうれん草、半身の味玉子にキザミねぎ。残念ながら、このトッピングの中でもメインと思われるワンタンは、無造作にホイと載せられた海苔で隠れてしまっている。どれも美味しい具材なのに惜しい。盛り付けって製作工程の一番最後で最も気を遣うところだと思うのだけど、見ていてもちょっと雑な気がする。惜しい。
あと、この「特うしお」は「特」と名の付くほどのものではないみたい。となりの人の「うしお」と比べたら、違うのは海苔が5枚載っているのと半身の玉子が付いているというだけの差みたい。ひょっとするとチャーシューが1枚多いのかも。これで 200円差というのは、なんだかなぁと。もの凄く上質なブランドものの海苔と玉子なんだろうか。
というわけで、もしも食べられるのなら普通の「うしお」が正解かと。
初日に中村氏がいたときの評価は凄く高いみたいなんだけど、ご本人がいないと、オペレーションまでを同じレベルで維持するのはなかなか難しいことなのかもしれない。オープン間もなくでまだ安定していないのだと理解しておこう。勝手に期待値を上げ過ぎていたせいかもしれないけど・・・。
他にメニューは醤油ベースの「むらさき」とカレー味の「まさら」など。
自分で書いといて何ですが、「あの中村屋の」と思わず、駿河台下にできたアッサリ風味の美味しいお店として、どうぞとお薦めしておきます。
なお、最も近い駅は千代田線の新御茶ノ水ですが、小川町や淡路町、お茶の水、神保町からも近い場所にあるので、敢えて地名の小川町をとって「@小川町」と標記することにしました。イメージ的には「駿河台下」が一番シックリくるのだけどね。
◆麺処 三四郎
http://www.dearest-style.com/sanshiro/index.html
千代田区神田小川町3-26
最寄駅:新御茶ノ水>小川町>神保町>淡路町>お茶の水
11:00-15:00 17:00-23:00(スープ切れ迄) 水曜休
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コメント
チャーシューが一枚プラスされてますよ。
投稿: 通りすがり | 2008.11.04 02:50
ども、通りすがり さん。
やはりそうでしたか。私が
》ひょっとするとチャーシューが1枚多いのかも。
と書いたのは、お隣さんのチャーシューの枚数がよく判らなかったからなんです。
どうもありがとうございました。
投稿: BUSH | 2008.11.04 02:57
ここのチャーシュー香ばしくて美味しいですね~。
これで、チャーシュー丼食べてみたいです~。
投稿: ジン | 2008.11.08 23:55
ども、ジンさん。
コメントどうもです。
チャーシューにしてもワンタンにしても、麺もスープもどれも美味しいですね。非常に水準が高いラーメンだと思います。
チャーシュー丼、いいですね。
投稿: BUSH | 2008.11.09 23:52