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2008.11.29

秋葉原でお買い物を-2

 さて、SDカードを衝動買いして(って言うほどの金額ではないけど)ニコニコ顔で、本来の目的である 2.5"HDDを買いにすぐお隣の店へ移動。

 いつものT-ZONE。あちこち探せばもっと安い店があるのは知っているけれど、ここは3ヶ月保証が無償で付くんですね。最近でこそ HDDの信頼性も上がってきたけれど、これまでにずいぶん痛い目に遭っているから、この保証期間は大事というわけだ。何よりもここはカードが使えるし(^^ゞ

 店に入って 2.5"HDDの機種と価格を見比べてと。ほんとは 7200rpmのモデルが欲しかったんだけど、売り切れだった。320GBにしようか迷った。でも私の場合動画を置くわけではないし、今のところノートでそこまでは必要あるまいと、買ったのはこれ。

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HGST HTS542516L9A300 160GB 5400rpm 8MB 5,754円

 私の場合はとにかく IBM製(現HGST)の HDDを買うことが多い。何度も痛い目に遭っているのだけど、不思議と愛着がある。HDDのテスト用ツールソフトが豊富で、かつて一度逝ったHDDを、そのツールを使って何台か復活させたことがあるからかも知れない。

 それにしても安くなったものだ。ノート用 且つ このスペックで、この値段とは畏れ入る。デスクトップ用の 3.5"のものだと、shannonさんがコメントで教えてくれたように、1TBでなんと 10,000円を切っていたりする。ウソみたいだ。

 メモリにしても HDDにしても、ここのところの下落ぶりは凄い。これで石と板が安くなってくれたら、化石と呼ばれた NorthWood 3GHzのメインマシンをレベルアップするのも夢ではなくなるのだけど・・・。今度レベルアップとなると、今使っているものでそのままでいいのは、筐体とHDD、光学ドライブだけ。他は全てを買い換えることになってしまう。石と母板はもちろん 羊肉(RAM(^^;)に画板も買い換えかぁ。あ、電源は使えるかな? どうせならTVチューナーも地デジ対応のモノにしたいしぃ。やっぱしダメダメ(^^ゞ

 というわけで、お次は そのHDDの換装へと続く。

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秋葉原でお買い物を

 と言っても高価なものではないし、もちろんメインPCを今時の石と板に換えようというものではない。秋葉原に来た本来の目的は「がんこ八代目」・・・ぢゃなくて、ノートPC用の 2.5"HDDと DVD-Rメディアを買おうというものだ。

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 電脳ストリートを下って、いつもの「秋葉原の王様」みたいな名前の店の前を通ると、つい先日アミーゴさんから聞いていたとおり、フラッシュメモリ系がとにかく安い。Micro SD 2GBが 366円だって。驚き。
 で、思わず買ってしまったのがこれ。

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 「Kingstone製 SDカード 2GB 499円」
 512MBを1万円も出して買っていたのがウソみたいだ。この値段ならハズレに当たったとしても、そう惜しくはない。実際、早速デジカメとノートPCで使ってみたけど、何の問題もなし。ちょっとしたデータのやりとりにちょうどいい。USBメモリみたいに 飛び出してて、邪魔になったりしないし。

 たまに秋葉に来ると新鮮な驚きがある。八代目にも寄れるしね。

 さて、本来の目的である 2.5"HDDとメディアを買わなくちゃ。そちらの顛末はまた後日。

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「がんこ八代目」の塩ラーメン

 ノートパソコンのハードディスクを換装したい。そう思って秋葉原にでかけることにした。久しぶりの電脳ストリートだ。でも真っ先に目指したのは、その電脳ストリートを越えた末広町。そう「がんこ八代目」である。私にとって秋葉原は、そのまんまこの店なんですね。
 でも、それほど好きな八代目に来るのは、なんともう一年ぶりになる。不思議なくらい久しぶりだ。「こんにちは」と店にはいると、親父さんがいつもの笑顔で迎えてくれた。

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 「塩コッテリ(大盛り)+味玉 1,000円」
 たまには「ニッコリ」を食べてみようかとも思ったけど、久しぶりの八代目だから、やっぱりこれ。がんこらしいショッパめのスープに紫蘇の風味。そうして大きなチャーシューが二枚に、コリコリのメンマ、キザミねぎ、海苔。いつもと変わらない姿。これに今日はトロットロの味玉を追加して貰った。

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 さらに大好きな八代目の背脂。これが硬めに茹でられた細縮れ麺によく絡むんですな。そして、この大きなチャーシューが溶けてきたところを麺と一緒に頬張ると、もう至福の一時なのですね。

 この「塩コッテリ」は一種の裏メニュー。人によってはせっかくの紫蘇風味を壊してしまうではないかと。でも私は八代目の背脂の魅力に勝てないので、塩でもコッテリにしてもらうことが多い。だって、どっちにしても旨いんだもの。

 次回はこんなに間をあけずに食べに来よう。また塩か醤油か、時間帯によってはニッコリか迷うことだろう。

 秋葉原へ行ったら、是非ここへどうぞ。「がんこ」らしい美味しいお店です。

◆元祖一条流がんこ 八代目
 千代田区外神田3-7-8 最寄駅: 末広町・秋葉原
 11:30-16:00 17:00-19:00(スープ切れ終了)  日月祝休

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2008.11.26

「ジャポネ@銀座」de ナポリタン

 出先からの帰り道、銀座一丁目で途中下車をすることにした。18時半過ぎという時間、お腹も空いている。そうここには、この店があるんですな。実に久しぶりの「ジャポネ@銀座1丁目」。前回行ってからもう1年半ほどにもなる。

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 INZ3に着いてみると、行列は店の角を回り込むところまで行っていない。8人待ち。しめた、この程度なら並ばない手はない。時間的にはもっと長い行列を想像していたんだけど、タイミングが良かったのだろう。私の後にあっという間に5人ほど並んだ。本を読みながらしばしのお待ち。でも着席まではわずか10分ほど。この店は回転がいいのだ。行列でも有名な店だけど、急いでさえいなければ10人程度までなら迷わず並ぶことをお薦めする。

 最初は「ジャリコ」か「ジャポネ」をイクつもりでいたのだけど、先に頼んでいた人のを見ていたら、どうしてもこれを食べたくなってしまった。

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 「ナポリタン(ジャンボ)700円」
 この見るからに日本的ナポリタンというところがいいのですな。って、「ナポリタン」は日本にしかないだろっ!なんて言うツッコミはおいといてと。
 この見事にケチャップケッチャプしたナポリタンが大好きなのですよ。もちろん粉チーズを雪のようにふりかけて、タバスコもエイヤッ。

 アルデンテとかなんとか、ややこしいことは抜き。茹で置いた麺をガシッとワシ掴みして、大きなフライパンに投じ、そこへケチャップをドバッ。そうしてひたすらフライパンをアオる。出てきたスパゲッティには、コシなんてものはないけれど、これはこれでよし。食べる方もみんな無口でワシワシ食べていくわけです。そうしてこれこそがジャポネなんですね。とはいえ、ジャンボ(大盛り)でナポリタンだと、最後の方はさすがに飽きるな(^^;

 お腹いっぱい、満足いっぱいの「ジャポネ」なのでした。

 帰り際に気がついたのだけど「キムチスパゲッティ」なる新メニューが登場していた。これは是非食べてみなくてはなるまい。近いうちにまたなんとか食べに行こう。そうして、いつかは「横綱(特大盛り)」にも挑戦してみたい。

 お会計をすませて振り返ると、15人ほども並んでる。いやはやこのお店の人気は相変わらず凄い。

 1日1麺。麺類皆兄弟(^o^)v

◆スパゲッティー&カレー ジャポネ
 中央区銀座1-2 銀座 INZ3
 最寄駅:銀座一丁目 or 有楽町 or 京橋
 月~金 10:30-19:30 土曜日 10:30-15:00 日祝休

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2008.11.24

「オリオン食堂2」の辛味噌まぜそば

 久しぶりに「二郎系」が食べたいと思った。休日でもここならやってるだろうと「どっと屋@江古田」へ行ったら、昼の部は休みだった。あれま残念。

 さて、どうしよう。しっかりした太麺が食べたいなぁ・・・というわけでお隣の東長崎まで足を伸ばして、ここ「研究食房 オリオン食堂2」である。前回来て以来もう半年ぶりになる。店の前に着いてみると外観がガラッと変わっていた。

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 なんだか以前の「2」になる前の「オリオン食堂」のイメージに近づいたみたいだ。参考のために並べておくと、こんな感じ。

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 左が5年前の「オリオン食堂」で、右が「2」になって間もなくのもの。看板の基本的な構成が同じなのがわかるでしょう。

 てなことはおいといて、今日食べたのはこれ。

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 「まぜそば(辛味噌)大盛り 800円」
 正確なメニュー名を忘れてしまったのだけど、「辛味噌」とか「辛うま」みたいな名前だった。いわゆる油そばね。具は別皿で提供される。ぶつ切りにしたチャーシューと大きめのメンマ、海苔、揚げ桜エビ、味玉の半身。そしてトロけるチーズ。

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 こちらはマゼマゼした後にそれらの具をトッピングしたもの。あんまり見映えが良くない。盛りつけの才能がないのがよく判ると(^^ゞ 辛味噌と行っても私が食べられるくらいだから大して辛くはない。これが太縮れ麺によく絡んで、いかにも油そばっぽくていい。

 期待どおりの「油そば」だった。どうもここに来ると、つけ麺か油そばばかりだけど、ラーメンも美味しい。たまには食べに来てみようと思っている。お近くにお越しの際には是非どうぞ。

◆研究食房 オリオン食堂2
 http://www.orion-syokudo.com/
 豊島区南長崎5-15-3 最寄駅:東長崎
 11:00-0:50 無休

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哲学堂の「いろはもみじ」

 ガソリンを入れたついでに哲学堂に寄ってみることにした。今年は一度も紅葉を撮ってないなぁと思い立ったからだ。

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 引いて撮ると、周りのゴチャゴチャがみんな写ってしまうので、寄って寄って(^^; 公園といえども、都内で紅葉を撮るのは気を遣う。
 コンデジのオートで「あらよっ」とばかり撮ったモノなのでピンが甘いのはご勘弁。

 東京の紅葉は、ようやく今が盛りみたいだ。

◇RICOH Caplio R6

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2008.11.23

「がんこ池袋」南瓜とフォアグラのラーメン

 今日は「がんこ池袋」のスペシャルデイだ。昨日の「覆麺」に続いてのイベントで、ファンとしては嬉しい限り。あっ「覆麺」とこちらは、特別に何か関係があるというわけではありません。問題のあの人はメキシコでルチャリブレをやっているらしいしね(^^;

081123ig11 例によって定刻のしばらく前に着いてみると、昨日神保町でお会いした顔がいくつも揃っている。例によってあれこれ情報交換を兼ねた路端会議。そうこうしているうちに開店時間・・・のはずが、10分ほど遅れてようやく牛骨が下げられてと。

 私はちょっと出遅れたために今回は2巡目。いつもだとすぐに一巡目の人たちが出てくるのだけど、今日は随分時間がかかった。

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 店内に入ると、いつもとはちょっと違ういいニオイがする。ふと寸胴をと見ると、南瓜(カボチャ)が丸のままいくつも入っているのが見える。ほほぅ、一体どういう味になるのだろうと見ていると、スープは思いのほか澄んでいる様子。

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 「南瓜仕立てのフォアグラ・ラーメン(中盛り) 1,200円」
 実際、目の前に出てくると、カボチャとフォアグラというイメージとはまるでかけ離れた黄金色の見た目。まずはスープを啜ってみると、おおっ、これはたしかにカボチャの味だわ。そして表面に黄色く浮いているのが、フォアグラから出たアブラだろう。これが澄んだ見た目と違う、濃厚なスープの元になっているみたいだ。ベースは塩なのだろうか、それとも白醤油? ショッパさ的には「がんこ」らしくはないけれど、コクのある感動的に旨いスープだった。

 手前に二つトッピングされた、まるで「クリ」のようなのは、旭川の「花まる亭」で開発された「ペロンタン」という一種のカボチャ団子だそうだ。そして、このカボチャの練り物の中に入っていたのはフォアグラの小片。白玉のようなツルンとした食感のカボチャ、そしてフォアグラのコクというアンバランス。でもこれが旨い。

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 いつもの細ストレート麺がこのコクのあるスープをよく持ち上げる。いいなぁ。
 他のトッピングはいつもの、がんこらしいバラ肉ロールのチャーシューと、かなり酒の効いた同じく悪魔肉風のバラ肉。これがまた旨かった。そしてメンマに海苔、キザミねぎ。

 とにかく「このスープ、旨いわぁ」と何度もつぶやきながら完食の全汁。こんなに旨いスープは「がんこ」であろうと、どこか他の有名店であろうと、ほんと久しぶりだ。

 と、思っていたところに出てきたのがコレ。数量限定のオマケみたいだ。

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 フォアグラ・ダシの「茶碗蒸し」ならぬ「コップ蒸し」。コップを持てないくらい熱々で、表明に浮いた黄色い油が印象的だ。なるほど、一巡目の人たちが遅かったのは、こいつのせいね。食後のサッパリさとはまた別の、濃厚でいて旨い「フォアグラ味茶碗蒸し」なのでした。

 1,200円というお値段だけど、これなら納得。大満足のスペシャルだった。ご主人のルイスさん「やるなぁ」というのが正直な感想。やっぱり実力ありますな。

 さて、次回は年末にもやってくれるのかな?

◆元祖一条流がんこ 池袋店
 豊島区東池袋1-13-12 最寄駅:池袋
 営業時間:11:30頃-22:00頃(中休みありかも)ほぼ無休

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2008.11.22

「三四郎@小川町」の醤油らーめん

 10/18に華々しくオープンしたあの「中村屋」の4thブランド「麺処 三四郎」である。先日は塩ラーメンの「うしお」を食べたので、今日は行列さえ出来てなければ、醤油の方を食べてみたいと思ったのだ。「覆麺」で「悪夢」を食べたばかりだったけど、ここは麺の量もお上品だし、大丈夫だろうと、駿河台下まで歩いて5分ほど。

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 店の前に着いてみると、土曜日の 12:30という時間だというのに行列がない。どころか、14席ほどある店内に先客は二人だけ。ガラガラだ。行列が出来ていたのは開店後しばらくの間だけとは聞いていたけれど、この時間帯でもこの状態とは意外な気がする。でもじきに雑誌やTVが「あの中村屋の」と取り上げるだろうから、心配はしてないか。
 その有名人の店主もいないし、美人と誉れ高い奥さんもいないのが、ちと残念。でもまぁせっかくだから、券売機で食券を買って着席。

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 「むらさき 770円」
 「むらさき」はいわゆる醤油ラーメンのこと。澄んだ醤油色のスープに三河屋製麺製で加水率高めの極細麺。醤油味が前面に出ているけれど、きっちり鶏と魚介も感じることのできる、水準の高いラーメンだ。

 でもね、「覆麺」の「悪夢」の後に食べてはいけない。いくら醤油の立ったラーメンといえども、その風味、ダシの旨味ともに、もの足りないものに終わってしまう。これに対抗できるのは唯一「二郎」だけではないだろうか。って食べられればだけど(^^;

 上品に美味しい醤油ラーメンだけど、パンチには欠ける。と感じるもそのせいなんだろうな。私的には塩の「うしお」の方がいい。

 「三四郎」、お腹の空いている時に行くのがお薦めです。でも、それだと量的にもの足りないかも知れない。

◆麺処 三四郎
 http://www.dearest-style.com/sanshiro/index.html
 千代田区神田小川町3-26
 最寄駅:新御茶ノ水>小川町>お茶の水>神保町>淡路町
 11:00-15:00 17:00-23:00(スープ切れ迄) 水曜休

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「覆麺@神保町」の悪夢地獄ラーメン

 今日は第4土曜日。「覆麺@神保町」の「覆面デスマッチの日」である。先月のデスマッチの時もそうだったけど、今日の行列も凄い。初めての「悪夢」だということもあってか、開店時間の11時には50人を超える行列になっていたようだ。

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 開店時間を過ぎてしばらくした頃、黒覆面のミスターブラックが出てきて、恒例のパフォーマンス。店の前でラーメンを食べて見せ、OKサインを出すというという例のヤツだ・・・あれ?このパフォーマンス、どこかの誰かさんの十八番じゃなかったっけ(^^;

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 11:15過ぎに開店。私と同行の友人Sは2巡目だ。上の画は今日の「寸胴(左)」と某所ではお馴染みの豚バラ肉をショウガと一緒にショッパ辛く煮込んだ「悪夢肉(^^;」ね。

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 「貝柱スープの悪夢地獄ラーメン 1,000円」
 醤油色が濃いでしょう。ミスターブラックが作る「悪夢」は初めてのはずなのに、きっちり懐かしい味がする。でも、かつて某所で食べたことがあるショッパ辛いラーメンに比べるとライト系に感じた。「タレ、足して貰えます?」と言うと、ミスターブラックが嬉しそうにタレを足してくれた。2杯も・・・(^^; おかげで想定以上にショッパ辛くなった「悪夢」の旨いこと(^o^)v

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 麺はいつもの細ストレート麺。見てのとおり、この濃い醤油色のスープをよく持ち上げる。具のモヤシとメンマも普段と同じだけど「悪夢肉」は、ちゃんとショッパイ。この逃げ場のないショッパさこそが「悪夢」なんですな。

 少し遅れてとなりの友人ののところへ出てきた同じラーメンを見ると、あれま背脂がトッピングされてる。ってことは私のは忘れられたのね。しっかりしてよ>ミスターホワイト。でもまぁ、背脂の甘さは悪夢には邪魔者だよな。そう考えて納得することにした。

 先月、店内の貼り紙にはこの「悪夢」について、「初めての方、要注意」と書いてあった。全員が「覆麺」の「悪夢」は初めてのはずだけど、本当に初めての人は、このラーメンをどう感じたろうか。実際、こんなショッバいの二度とゴメンだと言う人もいるに違いない。

 でもね、これの中毒というかフリークもまた多いんですよ。そういう私もその一人。今月も美味しく「悪夢」注入完了。

◇年内のデスマッチ予定
 12/27 グランドデスマッチ アンキモを10kg使ったスープの味噌ラーメン

◆覆麺(ふくめん)
 千代田区神田神保町2-2 のあたり 最寄駅:神保町
 月~金 11:00-22:00 土 11:00-20:00
日・祝 11:00-18:00 いずれもスープ切れ終了
 土日祝は別バージョンのスープ 不定休(無休らしい)

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2008.11.21

「エリーゼ@四谷」の大きなロースカツ定食

 今日は四谷で途中下車。久しぶりの「洋食 エリーゼ」である。四谷駅からだと外堀通りを渡って「しんみち通り」に入ってすぐ右手。いつも行列ができているので、すぐにわかる。
 今日も13時過ぎだというのに8人の行列が出来ていた。この程度なら許容範囲。この店の回転は早いので、実際席に案内されるまで10分。席に着いてからは5分ほどで目指す料理が出てきた。

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 「大きなロースカツのおろしポン酢定食 1,300円」
 今まで何度も食べてみたいと思いながら、見送っていたメニューだ。この画でそのボリューム感が伝わるだろうか。出てきた瞬間に、おっデカい! まずは目が喜ぶとでも言うか、思わず嬉しくなってしまう厚さと大きさなんですね。

 ここの揚げ物はほんとにいい。分厚い肉の内側はピンク色のレア状態で絶妙な揚げ加減なんですな。実際食べてみても、その柔らかさと肉の旨味にビックリ。そこらの気取ったトンカツ屋さんの同じ値段のものと比べると、どれだけお得感が高いか。

 この大きさだと、おろしポン酢にしない方が良かったかなぁ。普通にソースで食べた方が良かったかもしれない。大きい分だけ食べるのに時間がかかるから、おろしポン酢だとトンカツが冷めてしまう気がする。これはこれで大変美味しいのだけどね。

 山盛りのキャベツとマッシュポテトのサラダはいつもどおり。そしてスープなどではなくて、やっぱり味噌汁が似合う。いつもの昼食よりはお高くついてしまったけど、この味と量なら、文句ない文句ない。

 いつ食べても、また食べに来たい。そう思わせられるお店です。四谷にご用の際は是非どうぞとお薦めしておきます。

◆洋食 エリーゼ
 新宿区四谷1-4-2 最寄駅:四ツ谷
 11:00-15:00 17:00-21:00 土曜11:00-15:00

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2008.11.20

「夕やけ@新宿御苑」のシチュー丼セット

 ちょうど10日ほど前にも食べたばかりなんだけど、美味しいのだからいいじゃないか。時間をハズして行ったつもりなのに、今日は混雑していたなぁ。
 店に入ると、ご主人と奥さんがいつもの笑顔で迎えてくれる。これも、こり店の良さの一つなんですね。さて、今日はなににしようか、ちょっとだけ迷った。セットを「牡蛎めし」にすべきか「ビーフシチュー丼」にすべきかという、難しい選択だ(^^;

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 「塩らーめんとビーフシチュー丼のセット 980円」
 結局頼んだのは、この組み合わせ。ビーフシチュー丼には塩の方が合う、ような気がする(^^;

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 何度も書いているけど、ここの塩ラーメンはゴマ油がほどよい芳香がなんともいえない一杯だ。そうして今日のビーフシチューの肉も、もうトロトロ。言うことありませんな。ご飯は少なめでお願いしたんだけど、それでも腹一杯。
 大満足のランチセットなのでした。

 下記のHPで割引券をプリントして持っていくと 100円引きになります。これを持って是非一度どうぞ。

◆北海道上川らーめん「夕やけ」
 http://www.yuuyake.jp/
 新宿区新宿1丁目2-5 最寄駅:新宿御苑前
 11:30-14:30 17:30-21:30
 土日祝 12:00-14:30(但し悪天候の土日祝は休業)

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「覆麺@神保町」問題のアノ人は今6

 先日「覆麺@神保町」に行ってきた友人S氏からの情報。

081120ano1_4 壁の貼り紙が変わっていたそうだ。彼によると、

 問題のあの人は今、「今度は覆面の本場、メキシコでガラガラ蛇とサボテンでスープを作ってるとの事。そして夜はアルバイトで覆面プロレスをやってるらしい。」本当に困ったものです。アンガーラ!

 ですって。この貼り紙を見るのも楽しみの一つ。

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 (この画は 2008.11.22 に追加したもの)

 最近やたらマスコミへの露出が増えてきた「覆麺」。人気が出るのは嬉しいけど、あまり混んでしまうのは困りものだ。

 アンガーラっ! コンガコンガ!

◆覆麺(ふくめん)
 千代田区神田神保町2-2 のあたり 最寄駅:神保町
 11:00-22:00 不定休(無休らしい)

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2008.11.19

「むろや@御苑」限定梅塩つけめん再び

 ここのところ新宿御苑から四谷にかけてのネタが多いなぁ。というか、今のところそればっかし(^^ゞ 今日も「むろや@新宿御苑」の限定が食べたくなったので、新宿どおりから外苑西通りを北上。

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 「限定 梅塩つけめん(中盛り) 800円」
 つい先日も食べたばかりなりで詳細は割愛。梅の香りと豚骨魚介の見事なハーモニーとでもいておきましょうか。文句なしです。
 そして先週は気が付かなかった麺。この限定専用の太平打ち麺だった。まぁ、私の観察力なんてそんなもん(^^;

 この限定は今月待つまで、興味のある方はお早めにどうぞ。

 食べ終わって、そろそろ席を立とうかというタイミング、突然後ろから「BUSHさん!」と声をかけられた。なんと、がんこ仲間のたけぞうさんではないですか。やぁやぁなどとご挨拶。また週末に会いましょう。

◆ラーメン むろや
 新宿区四谷4-25-10 最寄駅:新宿御苑前 or 四谷三丁目
 11:00-15:00 17:00-21:00 日曜休?

・麺の量(中盛まで同じ値段)
 ラーメン: 並 180g (700円) 大盛 270g(+100円)
 つけ麺 : 並 200g 中盛 300g(750円) 大盛 400g(+100円)

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2008.11.18

「サルガム@四谷三丁目」のチキンカレー

 新宿御苑から四谷方向に向かって歩いていると、四谷三丁目交差点の100mほど手前に新しいお店ができていた。と言っても2階なので、ちょっと判りにくい。店の前で肌の色が濃くて、且つ綺麗なお姉さんがチラシを配っていなかったら見落としていたことだろう。

 11/10のオープンだそうで、13時過ぎの店内はガラガラだった。インド系にしては落ち着いた雰囲気で好感が持てる。ウェイトレスのお姉さんがみなさん綺麗なのが何よりいい(^^ゞ

081118sy11 700円のエコノミーセットから 1,150円のスペシャルランチまで、ランチセットは種類が豊富だ。お子様セットにレディースセットなんてのもあって、どんな客層にでも対応できるということだろう。辛さは三種類から選べるようだ。
 で、そんなメニューの中から選んだのは、これ。

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 「チキンカレーセット 850円」 辛さ=普通
 大きなナンとカレー、ミニサラダに飲み物(これはラッシー=ヨーグルトドリンク)がつく。もちろんライスを選ぶこともできる。飲み物のオプションは他にマサラティー(ミルクティー)とコーヒー。

 で、とにかくナンが旨かった。出来立てのホカホカだったせいもあるかもしれないけど、これまで食べたナンの中では一等賞かもしれない(って、そんなに沢山食べたわけじゃないけど)。カレーに入っているチキンも旨みが濃厚に詰まっていたし、この店なかなかですよ。 もとろんカレー自体も美味しかったことは言うまでもない。ラッシーとかいうヨーグルトドリンクも、カレーの後に結構合うんだと、新たな発見だった。

 インド系のお姉さんはきれいだし、再訪必至。他のカレーも是非食べてみたいと思わされた。

 夜の部はグリル&バーでもあるそうだ。未食の方は是非どうぞとお奨めしておきます。

◆インド&アジアンダイニング サルガム
 新宿区四谷3-13 ミズキビル2F 最寄駅:四谷三丁目
 11:00-30:00 無休

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2008.11.17

安心の「和鉄@四谷三丁目」

 久しぶりに「和鉄」である。2003年12月のオープンだから、もう5年。オープン日に口開けの客として入った店だから、思い入れもある。お昼時は行列は出来ないまでも、結構混雑している。

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 「中華そば(大盛)青海苔付き 600円」
 青海苔(と言うにはかなり黒っぽいけど)のせいで見た目がイマイチかな? 豚骨魚介でカツオだしが効いたスープはいつもどおり美味しくて安定している。今となっては珍しくはなくなった青葉インスパイヤーかもしれないけど、和鉄は和鉄。ずっと変わらぬ味を提供してくれている。
 加水率低めの中細ストレート麺のちょっとボソッとした食感も、もうおなじみだ。青海苔が絡んで、こんなのもなかなかいい。

 ランチタイムは大盛りが無料で、サービス券を持っていると、この青海苔や味玉、メンマなどのトッピングがどれか無料になる。ありがたいことだ。

 いつ来ても安心の味「和鉄」。機会があったら一度どうぞとお薦めしておきます。

◆和風ラーメン和鉄 四谷店
 新宿区四谷4-2-16 最寄駅: 四谷三丁目
 11:30-23:30 土日祝22:00時終了 無休と思われる

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2008.11.16

「麺彩房@中野」のつけ麺

 中野で美味しいラーメン屋さんはどこ?と問われると、五本の指に必ず入れるのが、この店、「麺彩房」である。

081116mn01 中野駅からは徒歩15分、沼袋駅からだと7分程度の距離だろう。駅からはちょっと離れていて不便ですが、と前置きが必要になる。それでも行ってみるだけの価値はありますよと。
 有名製麺所「大成食品」の直営店で「麺彩房系」の総本山だということは、ラーメン好きの間では良く知られたことだ。最近では西日暮里や五反田の他に南阿佐ヶ谷にも直営店を出している。他の「麺彩房系」の独立店も含め、どこも繁盛しているようだ。

 土日の行列は以前からだし、最近では平日でも昼時は混んでいるという。そのせいで、気が付くともう殆ど1年近くも行っていない。でも、幸い今日はタイミングが良かったのか、ちょうど行列が途切れたところだった。

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 「つけそば 大盛(400g) 650円+味玉 100円」
 麺は当然ながら大成食品製。ラーメンは中太の麺を使っているけれど、つけ麺は専用の極太麺。とにかく「麺」がうまい。

 なんとも言えない、ツルツル感とモチモチ感のある麺で、この麺を口一杯に頬張るのが、楽しみの一つだ。
 つけ汁は濃厚な豚骨魚介系。かなりトロミがあるタイプで、つけ汁にお酢をあまり使っていないであろうことも私好みだ。
 うまい麺をこのつけ汁に浸し口に運ぶ。「やっぱり麺彩房は旨い」などとうなりながら、400gをあっという間に完食。出てきた時は、そのボリュームに圧倒されるのだけど、食べ始めると、やめられない止らない。

081116mn03 スープ割りのスープがポットに入れられて好きなだけ注ぐことができるようになっているのも嬉しいことだ。飲み干したつけ汁の丼ぶりに、このスープだけを注いで飲んでみるというのもお薦め。澄んだスープに、煮干しを主とした魚介の風味ががフワリと香って、二度楽しめる。

 未食の方は、是非どうぞとお薦めしておきます。

◆中華そば専門店 麺彩房(めんさいぼう)
 中野区新井3-6-7 最寄駅: 沼袋 >新井薬師 >中野
 11:00-15:00 17:30-20:30 日曜のみ 11:00-16:00
 いずれもスープ切れ終了 月曜休

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映画「ハッピーフライト」

 昨日封切りされたばかりの「ハッピーフライト」である。あの「ウォーターボーイズ」や「スイングガールズ」の矢口史靖監督の作品だというので、以前から注目していたのだけど、昨日になって娘から、もう始まってるよと教えられた。
 というわけで、試験期間中で遊んでられない娘を残し、家内と二人で出かけることにした。

 映画館はいつもどおり「夫婦50割引」を利用できる「ユナイテッドシネマ豊島園」。昨日の早いうちにネット上で座席を予約しておいたので、席もほぼベストという後ろよりのど真ん中。並ぶ必要もないから 10:00の上映時間に合わせてクルマでGO!

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 以下若干ネタバレありのため、ご注意。
 冒頭はパイロット役の田辺誠一が、計器トラブルにより旅客機を海に突っ込ませるという007的ツカミのシーンから始まる。のだけど、最初からシミュレーターによる訓練だということが想像ついてしまっていたので、それほどの効果はなかったかな。

 そして主演はなんとなく、その田辺誠一と綾瀬はるかみたいな扱いになっているけど、実際のところ、この映画に主役はいない。いるとすれば、旅客機とそれに関わる人々みたいなところだろうか。(綾瀬はるかの天然っぷりは、実は素でやっているのではないかと(^^;)

 コックピット内のパイロットとコーパイのやりとりやCAの舞台裏などは、今更これといって目新しいものではなくても、グラウンドの様々なセクションの活動や様子をわかりやすく、且つ親しみやすく紹介してくれている点は、結構新鮮みがあって面白い。

 でも、やはり矢口監督と言えば「ウォーターボーイズ」であり「スイングガールズ」だろう。それに対してこの作品は、出演者自身が実際にシンクロや楽器を特訓して覚えて行くみたいな課程があるわけではないし、その出演者達もほぼ無名の新人達というわけでもない。だからそんな雰囲気を期待していった家内の感想は日光の手前(今市)だったようだ。

 でも私はそこそこ楽しめた。前述のような普段目にすることのない管制塔やOCC(オペレーション・コントロールセンター)の様子、さらには嵐の中でクラブ状態でのランディング、なんてシーンは飛行機モノ好きには必見の映画かもしれない。対気速度を測るピトー管なんて専門用語も初めて知ったしね。

 というわけで興味のある方は、矢口史靖監督の映画ではあるけれど、これまでの路線とはちょっと違うものとして、観に行くことをお薦めします。でも、見終わった後の爽やかさは、共通しているかもしれない。

◆ハッピーフライト "Happy Flight"
 http://www.happyflight.jp/index.html

◇ユナイテッドシネマ豊島園
 http://www.unitedcinemas.jp/toshimaen/index.html
 新しくて座席の間隔にゆとりがあって、映画館利用者は上映時間+αの駐車場利用券を貰えるので、クルマでも便利。ネット予約もできる。

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2008.11.15

「喜紳@中野駅前」の味噌らーめん

 昨夜に続き「中華麺屋 喜紳」である。昨日から始めたラーメン。喜紳のラーメンが食べたいとずっと思っていたので、待ちに待ったという感じだ。つけ麺はもちろん美味しかったけど、やっぱりラーメンとどちらかを、その時の気分で選択できるようになっている方がずっといい。

 昨日は「塩らーめん」を食べたので、普段は一部の例外を除いてどこの店へ行っても滅多に食べることのない味噌を選択。

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 「味噌らーめん 880円」
 具材をスープと一緒に炒めるタイプの味噌ラーメンだ。頭上から中華鍋を振る音が聞こえていた。
 レンゲですくってスープを飲むと、アッチっち。猫舌の私には若干ツライけど、熱々のスープがいかにも味噌ラーメンらしくて、これからの季節に合う。具材の挽肉やキャベツ、玉ねぎから出る甘さが、私には強めに感じる味噌味を柔らかくしてくれているようだ。

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 麺は「塩」と同じ自家製中太ストレート麺。240gもの量があって食べ応えも充分ある。そして何よりこの麺が旨い。熱々のスープに浸かっていても、最後までダレないだけの強さを持っている。いいなぁ、この麺。
 強いて言うと、麺の量が多いせいでラーメン丼ぶりの中で麺が詰まりすぎている感じがある。できれば器を大きくして、スープも少し増やしてくれると嬉しいのだけど、バランスを取るのが難しいのかもしれない。

 トッピングは、塩と同じくバラ肉のチャーシューに炙った穂先メンマ、キザミねぎ。

 考えてみると、「喜紳」で味噌を食べるのは、これが初めてとなるのだけど、やはりさすがと思わせる完成度だ。

 でもねでもね、880円という値段設定はどうだろう。未食の「からかーらーめん」は 950円だ。味噌で有名な「味七」が目の前だし、この強気なお値段がちょっと心配。チャーシューを追加した「味噌チャーシュー」とか「塩チャーシュー」とかのバージョンだと、それぞれ 300円UPで全て 1,000円を超えてしまう。大きくて旨いチャーシューが載るのかも知れないけど、それでもちょっと頼む気になれないお値段のような気が・・・。

 できれば醤油らーめんもやってほしい。そうもう一度書いておこう(^^;

◆(新)中華麺屋 喜神
 http://ameblo.jp/kishin1484
 移転後:中野区中野5-62-7 最寄駅: 中野
 11:30-23:00 (スープ切れまで) 無休らしい

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2008.11.14

「喜紳@中野駅前」今日からラーメン開始

 先日ちょっと伝えたように、つけ麺専門店としてこの夏、中野駅前に移転オープンした「中華麺屋 喜紳」が、いよいよラーメンを始めるという。じゃあ、いつからやるのだろうと毎日チェックしていた。

 いつもの帰り道。中野駅北口からケンタッキーの横を入って「喜紳」の前で券売機のメニューを確認すると、おっ「らーめん」の文字がある。今日から始まったみたいだ。となれば、何はともあれ食べてみねばなるまい。
 「からかー」と「塩」「味噌」の三種類ある「らーめん」の中から選んだのはこれ。

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 「塩らーめん 780円」
 キャベツとニンジンが目立つ見た目は、ちょっとタンメン風だ。スープを啜ってみると、見た目と名前ほど塩シオしていない。トンコツと鶏のダシに野菜の甘みが加わって、思ったよりマイルドなスープになっている。以前の「喜紳」だと、もっと鶏が強かった気がするのだけど、ずいぶん変えてきたようだ。

081114kn02 麺は自家製の中太ストレート麺。つけめんの麺と同じ粉だろうか。2回りほど細くなっていて、ラーメン専用に作ったもののようだ。つけ麺より若干加水率低めかな? やや硬めで私の好きな食感だ。そうして何よりこの麺が旨い。麺にこだわるご主人の面目約如というところだろう。
 この旨い麺の量が多いのも嬉しいところだ。なんとつけ麺と同じ量、240gだそうだ。

 トッピングは、バラ肉のチャーシューにキャベツ、ニンジン、キザミねぎ、ごま。そして炙った穂先メンマ。この炙ってある穂先メンマというのがいい。ちょっと食感が変わって、麺と一緒に頬張るとチこれがまた旨い。チャーシューが旨いのは相変わらずだ。

 さすがは「喜紳」。バランスのとれた、ほんとにレベルの高い美味しいラーメンに仕上がっている。強いて欠点を上げるのなら、何かガツンというインパクトに欠けるかもしれない。でも、ご主人がそんなところを目指しているわけでもないだろう。

 できればこのダシで醤油をやってほしいものだと思っている。きっとこれも旨いに違いない。

 喜紳」がようやくラーメンを始めてくれました。ファンの方ならずとも、一度どうぞとお薦めしておきます。

◆(新)中華麺屋 喜神
 http://ameblo.jp/kishin1484
 移転後:中野区中野5-62-7 最寄駅: 中野
 11:30-23:00 (スープ切れまで) 無休らしい

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「温洲軒@四谷三丁目」のタンメン

 四谷三丁目の駅で降りて、外苑東通りを北上。しばらく行くと右側にあるのが、ここ「支那そば温洲軒」である。元々文化放送前で営業していたお店が、しばらく休業後ここへ移転してきたものだそうだ。
 それが昨年5月のこと。それ以来しっかりお客さんもつき、頑張っているようだ。私はといえば、あれま気が付けばもう半年以上も行ってないや。

 お店はカウンター6席だけで、見るからに人の良さそうなご主人と奥さんの二人だけでやっている。

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 「タンメン 700円+ワンタン 100円」
 携帯で撮った画像なので、ちょっと判りにくいかもしれないけど、一番上に載っているのはワンタンね。そして、ここのタンメンは豚肉は一緒に炒めない。普通にチャーシューをトッピングするのです。いいような悪いような(^^;
 非常によく澄んだスープを出す西荻の「はつね」あたりとは対極をなす、とでも言うか、昔ながらのタンメンだ。野菜を炒める手際のよさがいい。そして注文を受けてから包んだワンタンが4つ載っていて、ツルッツル。思わず頬笑んでしまう、そんな優しくも美味しいタンメンとワンタンなのでした。

 どこがどうという特別なものではありません。むしろ普通の町のラーメン屋さんなんだけど、そこがまたいい。時々無性にこんなラーメン(タンメン)を食べてみたくなるものなのです。

 お近くへお越しの際には是非どうぞとお薦めしておきます。

2009.10.16追記
 この10/9をもって閉店したそうです。移転・再開等の情報は現時点では何もわかりません。
 心温まるラーメンをありがとうございました。

◆支那そば 温洲軒
 東京都新宿区荒木町8-3 のあたり
 最寄駅:曙橋・四谷三丁目
 11:30-15:00 18:00-23:00 土曜 11:30-23:00 日祝休

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2008.11.12

「むろや@御苑」限定梅塩つけめん

 富久町にある取引先に行くついで。新宿御苑からとなると、ここが行きやすい。「むろや@新宿御苑」である。時々無性にここの塩つけ麺が食べたくなるのですな。お昼過ぎという時間、さいわい空いている。券売機をと見ると「限定 梅塩つけめん」の文字が。おおっ、ラッキー!

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 「限定 梅塩つけめん(中盛り) 800円」
 10月末に食べた試作と基本的に変わりはないようだ。「手前の小皿に載っている『梅肉』を麺に絡めて食べてください」といつもの助手君に言われたけど、つけ汁の方に溶かしこんでも、かなりいける。梅肉をストレートに楽しみたい人は、麺に絡めて。少しマイルドにという人は、つけ汁に溶かし込んでというのがよさそうだ。梅肉自体は割りとショッパめで、それだけでも美味しい。
 具はチャーシュー、穂先メンマに水菜、キザミねぎ、そしていつもの柚子。チャーシューは薄切りりにしたものとブツに切ったものが入っている。

 前にも書いたけど、魚介風味の後から梅の香りがついてくる。「塩梅(あんばい)」とはよくいったもので、この組み合わせは本当によく合う。(って、本来の意味とは違うけど)
 浅草開花楼製の極太縮れ麺が旨いのはいつもどおり。本当に美味しい限定なのでした。

 なお、この「限定梅塩つけめん」は、今月末までの予定だそうだ。でも寒くなってきたので、味噌を始めた場合には、この限定はやめるかもしれないとのこと。

 いずれにしても、一度食べておくことをお奨めしておきます。

◆ラーメン むろや
 新宿区四谷4-25-10 最寄駅:新宿御苑前 or 四谷三丁目
 11:00-15:00 17:00-21:00 日曜休?

・麺の量(中盛まで同じ値段)
 ラーメン: 並 180g (700円) 大盛 270g(+100円)
 つけ麺 : 並 200g 中盛 300g(750円) 大盛 400g(+100円)

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2008.11.11

「夕やけ@新宿御苑」進化した牡蠣めし

 ここのところご無沙汰だった、東京で唯一北海道は上川のラーメンが食べられる店、「夕やけ@新宿御苑」である。

 13時過ぎに行って見ると、幸い先客はわずか。席に着いて1日10食限定のランチメニュー「牡蠣めしセット」がまだあるか聞いてみたところ、「はい、ありますよ」と嬉しい返事。

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 「味噌らーめんと牡蛎めしのセット 880円」
 今日は割引券を持っているから 880円なのだ。割引券はお店のホームページから印刷できるので、これをもって行けばどのメニューも 100円引きになる。いくら美味しいセットメニューとはいえ、980円となるとちょっと尻込みしてしまうけど、この内容で 880円なら文句なし。

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 以前は隠れていた大つぶの「牡蛎」が三つ載っている。具は他にごぼうとアサリ。見るからに美味しそうでしょう? 実際、前回食べたときよりも明らかに美味しいんです。どこがどう進化したのかは、私のバカ舌ではわからないんだけど、前回よりもしっかりと味がご飯になじんでいて、牡蠣がなくても全部食べられるくらい。もちろん牡蠣のプリッとした食感は健在で、これまた文句なし。

081111ys05 大好きな味噌ラーメンの方は、いつもどおり美味しい。ニンジン、たまねぎ、りんごをジューサーにかけ、特製のみそに練り込んで更に寝かせるという、この店の味噌ラーメンはほんとにマイルドで、私にとって「味噌ラーメン覚醒の味」と言ってもいいほどだ。

 加水率低目の細縮れ麺がこのスープをよく持ち上げてくれる。そうして、またチャーシューが秀逸。このチャーシューを、もったいなくても1枚丸々頬張ってみて下さいな。そこには、ちょっとした桃源郷が広がることでしょう。大げさか(^^;

 前にも書いたように、この「牡蠣めし」との組み合わせだと量的に多すぎるという人には、半ラーメンとのセット(-100円)がお奨め。もちろんご飯の量を減らして貰うこともできる。

 この牡蛎めしセット、未食の人には是非にとお奨めしておきます。

◆北海道上川らーめん「夕やけ」
 http://www.yuuyake.jp/
 http://www.yuuyake.jp/
 新宿区新宿1丁目2-5 最寄駅:新宿御苑前
 11:30-14:30 17:30-21:30
 土日祝 12:00-14:30(但し悪天候の土日祝は休業)

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2008.11.10

「喜紳@中野駅前」ラーメンを始める?

 この夏、中野駅前にリニューアルオープンした「中華麺屋 喜紳」。早いもので開店からもう3ヶ月近くが経つ。つけ麺専門店だということと、高級感はあるものの値段設定が若干高めということもあって、ちょっと心配していたのだけど、お味はもちろん、場所の良さも相まって、結構お客さんが入っているようだ。

 とはいえ、これからの季節はつけ麺一本では厳しいだろうなと思っていたら、どうやら冬場はラーメンも出すらしい。信憑性の高い消息筋からそんなウワサを耳にしたので、寄ってみることにした・・・のだけど、まだやってなかった。聞いてみようにもご主人はフロアにはいないし、わざわざ降りてきて貰うのもエラソーなので、聞くのはまたの機会にして、今日はこれ。

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 「塩つけ麺 830円」
 早稲田通り時代の喜紳テイストを唯一感じさせるのが、この塩つけ麺のタレというか、つけ汁と細めに切られたバラ肉のチャーシュー。つけ汁は鶏のダシが強くてちょっと懐かしい。

 中太のストレート麺は、昔と比べて加水率高め。きっと粉も変えているのだろう。茶とグレーの中間のような色をしている。柔らかなコシとツルツル感が秀逸だ。
 麺の方にトッピングされているのは水菜にキャベツ、穂先メンマ、キザミ海苔、薄切りゴボウ揚げなどが乗っている。

 非常に水準の高い、美味しい一杯だ。ただ、このお値段なら中盛り300gまでは、サービスで出してくれたら嬉しいのだけどなぁ。普通の量だとちょっと物足りないと。かと言って、あと 100円だすと、もう 930円だもの。ちょっと考えてしまう。

 ともあれ、美味しいつけ麺です。未食の方は一度どうぞ。

 とはいえ、そろそろ季節的には暖かいのが欲しいところ。たぶん今頃はスープを試作中なのだろう。早くラーメンを始めて欲しいものだ。

◆(新)中華麺屋 喜神
 http://ameblo.jp/kishin1484
 移転後:中野区中野5-62-7 最寄駅: 中野
 11:30-23:00 (スープ切れまで) 休日不明

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2008.11.09

「元(そもそも)@江古田」の裏油そば

 江古田の知人宅へお届け物。ここまで来たら、当然ラーメンが食べたい。どこにしようかと家内に聞いてみたら、油そばを食べたいという。となれば、当然ここ「元(そもそも)@江古田」である。

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 「裏油そば+温泉玉子 880円」
 背脂(20円)とニンニク(20円)を足して貰った。見た目がジャンキーでしょう? 他にトッピングされているのは、魚粉に炙りチャーシュー、紅生姜、揚げ玉、青海苔。そしてキャベツにモヤシ。

081109ge03 これを一生懸命マゼマゼしてやってと。実際マゼるのにも結構パワーがいる。西山製麺製の極太縮れ麺にピリ辛の濃いタレ。更に魚粉やら背脂やら揚げ玉やらも絡んで、もう「これでどうよ」みたいな油そば。大量のニンニクのせいで家内からは臭いクサイと嫌がられたけど、これでいいのだ。だって、旨いんだもの。ちょっと二郎チックでボリューム的にも大満足な一杯なのでした。

 「油そばって何よ」と思っている人がいらしたら、一度どうぞ。ラーメンの一種とは思わずに、是非食べてみてください増し。

◆油そば専門店 元(そもそも)
 練馬区栄町4-3 最寄駅:江古田
 11:30-23:00(売り切れ迄) 無休らしい

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2008.11.08

「オリエント・スパゲティ」で牡蠣のメニュー

 久しぶりの「オリエント・スパゲティ@中野」である。中野と言っても駅からはちょっと遠く、薬師アイロードの中程にある。そういえば早いもので、この店がリニューアルオープンして、もう丸2年にもなる。通算では20年を越えるだろうか。スパゲッティの名店として、すっかり地元に根付いている感じだ。

 店に入ってカウンターに座ると、「今日は何でも作れますよ」と声を掛けられた。この季節になると食べたくなるのが、この店の牡蠣シリーズ。メニューにはまだ載っていないみたいだけど「牡蠣もできる?」と聞いてみると「大丈夫ですよ」という嬉しいお返事。正式な名前は忘れてしまっていたので、「じゃぁ、あの醤油ベースのヤツで」とお願いして出てきたのがこれ。

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 「牡蠣とベーコンと野菜の醤油味(大盛)1,250円」
 この名前は昨年のメニューから引っ張ってきたもの。画像とこの名前で結構イメージできるよね。醤油色のソースなので、見た目はちょっと地味かも知れないけど、これがまた旨いんです。そりゃそうだ、牡蠣とベーコンに醤油が合わないはずがないもの。そして、海苔の風味が加わると、アルデンテなスパゲッテイと合わさって、言うこと無し。大つぶの牡蠣を口に含むと、もう文句ない文句ない状態。

 牡蠣が美味しい季節。またこの店に来るたびにメニューで悩むことになりそうだ。

 というわけで、今年も恒例「牡蠣シリーズ」が始まっています。但し、メニューはまだ冬仕様になっていないみたいなので、載っていない場合はお店の人に聞いてみてくださいまし。

◆オリエント スパゲッテイ orient spaghetti
 http://www.arthur-seaton.com/orient/
 中野区新井1-23-22 ヒグチビル1F
 11:30~22:00(LO.21:30) 金・土・祝前日 24:00(LO.23:30)
 無休

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2008.11.06

「そば清@四谷三」のミニ天丼とそば

 前回来てから、もう4ヶ月も経ってしまった。「そば清@四谷三丁目」である。久しぶりなので、ちょっとお店について書いておくことにする。

081106ss01 場所は外苑東通り沿いで、四谷三丁目と信濃町とのちょうど中間あたり。わずかに四谷三丁目の方が近い。店前の看板とノボリには「打ちたて、茹でたて、揚げたて」とある。打ちたてと言っても実際には手打ちではなく製麺機のようだけど、この店の何よりの魅力は、揚げたての天ぷらがホクホクで、安くて旨いことだ。

 

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 「ミニえび天丼とそばのセット 700円」  えび天、掻き揚げ、ピーマンのミニ天丼。ミニというには、しっかりボリュームのある天丼だ。揚げ置きなんてことはせず、注文を受けてからその場で揚げてくれるので、いつだって熱々でサクサクの天ぷらが食べられる。丼つゆも多めで私好み。

 かけそばの方も路麺にしては充分というレベル。そこらの蕎麦屋さんに行くなら、ここの方がいい。「政吉そば@四谷」と比べても蕎麦ではちょっと負けても、天ぷらではいい勝負だろう。

 この春に値上げしてからは、価格的な優位性は少し薄れてしまったけど、それでもまだまだコストパフォーマンスはいい。未食の人は是非どうぞ。掻き揚げ天そばとか、春菊天そば(各450円)なんかもお奨めです。

◆そば清 (そばせい) 2011/3閉店
 新宿区左門町21-103 最寄駅:四谷三丁目
 月-金 11:00-16:00 17:30-20:00
 土曜 11:00~15:00 日祝休(第一土曜休)

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2008.11.05

「味七@中野駅前」の味噌つけ麺

 中野駅北口を出てケンタッキーFCの脇を入るとすぐ左にあるのが、ここ「札幌ラーメン 味七 駅前店」である。これまでは白線通りにある本店の「赤のれん」に対し「味七 青のれん」として知られていた。味噌ラーメンの美味しい店としても有名だ。
 そんな駅前店だけど、この7月にすぐそばの博多系ラーメン店からのもらい火で休業を余儀なくされていた。でも先日ようやく再開にこぎ着けたようだ。トレードマークとなっていた「青のれん」は架かっておらず、代わって大きく「つけめん」と書いた垂れ幕が出ていた。目の前にできた「喜紳」に対抗して路線を少しつけ麺方向に振ったのだろうか。普段は本店の方にしか行かないのだけど、せっかくだから入ってみることにした。店内は内装から厨房設備まで全て新しくなったみたいだ。

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 「味噌つけめん 800円」
 熱々のつけ汁は、表面にラードが浮いている。さがみや製麺製の麺は、ラーメンと同じ細縮れ麺のようだ。多めのモヤシとメンマにチャーシューがトッピングされている。ボリューム感がありますな。でも、そのモヤシは冷めてしまっていた。結果的につけ汁を余計にさます役割を果たしているようだ。モヤシの食感は好きだけど、ちともったいない。

 味噌のつけ汁は秀逸。これは旨いわぁ。熱々のつけ汁に豚骨とラード、それに味噌の甘みが溶け込んで言うこと無し。これを細縮れ麺がよく持ち上げる。のだけど、麺がちょっと弱い。つけ麺にするなら、もう少し麺自体に食感と旨さがあると嬉しい。できれば、もっと太麺で食べたいものだと思った。ラーメンなら熱々のスープでも最後までダレないこの麺でいいのだけどね。まぁそれも好みの問題か。

 「つけ麺」をメインにしている目の前の「喜紳」は、つけ汁はもちろん、自家製の麺自体の旨さとトッピングたちの高級感が売り。お値段も 830円と拮抗している。はてさて、あなたはどちらがお好きでしょう?

 ちなみにその「喜紳」は、冬からはラーメンもメニューに加えるらしい。嬉しいことだ。今度はどんなラーメンをどんな麺とスープで食べさせてくれるのだろう。今から楽しみにしている。

◆札幌ラーメン 味七(青のれん)
 中野区中野5-63-6 最寄駅:中野
 営業時間: 11:30~スープ切れ迄 無休

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2008.11.04

サザンカ(山茶花)@新宿御苑

 本当は「新宿御苑でお弁当(秋編2)」とするつもりだったんだけど、「家族市場」みたいなコンビニで買った「海苔弁当」がとってもマズかったので、そっちの画像はやめ。

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 新宿御苑内に咲いていた「サザンカ(山茶花)」である。ツバキ科の花だそうだけど、この花を見て連想するのは例の「たきび」の歌。そしてその歌詞は、その由来となった地元で有名な長い「かきね」と子供の頃の思い出までを想起させる。そうして、もう冬が近いんだと。

 東京の気候は最近ようやく冷え込み始めたとはいえ、まだ晩秋というのにも程遠い感じだ。まだ紅葉にも早いしね。この花でようやく季節の変わり目を感じ始めたというところだろうか。

◇RICOH Caplio R6

◆新宿御苑
 新宿区内藤町11 P有り
 最寄駅:丸の内線新宿御苑前 JR千駄ケ谷駅
 入園料:大人200円 小中学生50円

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2008.11.03

「がんこ西早稲田」の煮干しラーメン

 文化の日。「がんこ西早稲田」では、通常だと休業日なのだけど今日も祝日スペシャルをやってくれるという。

081103gn01 昨日Sさんから聞いたところによると、家元が91年にこの西早稲田に移転してきて初めて作った頃のラーメンを再現するというものらしい。
 少し早めに着いてみると、いつもの頑固仲間たちの顔が揃っている。私は5人目、ギリギリ1巡目だ。例によってあれこれ情報交換するうちに、開店時刻となった。入り口の前に出された貼り紙によると、煮干しスープのラーメンらしい。

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 「煮干しスープのラーメン+ワンタン・味玉 1,100円」
 いつもの、西早稲田より全体にマイルドな醤油味。さほど煮干しは強くなく、ショッパさも、少しだけど控えめか。
 麺はいつもの細麺。スープに全部浸すと溶け出してしまうバラ肉ロールのチャーシューを、麺と一緒に頬張るのが、美味しいやりかただ。適度な量の肉が詰まったワンタンもいつもどおりツルッとしてうまい。

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 他にトッピングは、キザミねぎとコリコリのメンマ、海苔、そしてトロトロの味玉。どれもいつもと変わりのないものばかりだけど、やっぱり美味しい。例によって完食の全汁となった。

 食べ終わって外に出てみると、6人ほどの行列が出来ていた。すいている西早稲田にしては多い方だろう。これもいいことだ。

 今月はもう一度月曜の休日がある。またスペシャルをやってくれると嬉しいのだけど、まだ11月のイベントは告知されていなかった。

◆元祖一条流がんこ 西早稲田店
 新宿区西早稲田3-15-7 最寄駅:西早稲田、高田馬場
 12:00-19:00 土日祝休

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2008.11.02

山形ラーメン 天童本部@多摩センター

 家内と二人、京王線に揺られて多摩センター駅。そこからバスに乗り継いで某都立高校へ。そして校内に入ったらこんな立て札が。

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 おいおい、ここは東京か?なんて考えても、ここは多摩。まるで「平成ポンポコ」に出てきたような、山を削り谷を埋めしてできた世界だもの。ちょっと入ればほんとうにポンポコ達がいるかもしれない。

081102tt01 てなことはおいといて、せっかく多摩センターまで来たのだから、この地の有名店に行かない手はない。京王・小田急多摩センター駅東口に出て、線路沿いに450mほどのところにあるのが「山形ラーメン 天童本部」。今回が初めての訪問になる。17:10 という時間、15人ほど入る店内に先客は二人だけ。店員さんもこの時間は一人だけみたい。券売機で食券を買って着席。なんだか薄暗いなぁ。

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 「地鶏中華(大盛り)850円」
 スープをすすってみると、醤油ベースにまずは鶏がどんと来る。そして煮干しかな、魚介の風味がいい。

081102tt04 麺は中細の平打ち。評判どおりおいしい。これが山形ラーメンらしいものなのかは判らないのだけど、メインとなる食材は全て山形から取り寄せたものばかりだそうだ。
 トッピングには地鶏チャーシュー、メンマ、水菜、カマボコ、きざみ海苔、天カス。スープもそうだったけど、なんとなく全体に日本そばテイストな気がした。これはこれで好きな味だ。

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 「チャーシュー正油 900円」
 こちらは家内が頼んだもの。チャーシューを1枚とスープを少し飲ませてもらったけど、ちょっとニンニク風味のするスープでこちらの方が私好みだった。

 それにしても、薄暗いカウンターだったなぁ。盛り付けも丁寧だし、せっかく美味しいのにもったいない。

 もしもまた、ここまで来ることがあったら、今度は普通の中華そばを食べてみよう。

◆山形ラーメン 天童本部
 東京都多摩市豊ケ丘1-21-6 最寄駅:多摩センター
 11:30-15:00 17:00-22:00
 土日祝は通し(スープ切れ終了)
 休日:月曜(祝日の場合は翌日休み)

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【新店】麺処 三四郎@小川町

 夏に「あの『中村屋』が駿河台下に」で伝えた、「中村屋@海老名」のセカンドブランドというか4thブランドが、この10/28、ようやくオープンした。その名も「麺処 三四郎」

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 「覆麺@神保町」にフラれたので、こっちへ廻ってみることにした。神保町からは徒歩で5分弱。話題の新店でもあり、大行列だったら諦めようと思ったのだけど、行ってみたらそれほどでもない。開店時間の直前で15人ほど。それならばと並んで待つことにした。 先頭はと見ると、見覚えのある顔が。がんこ仲間のSさんではないですか。こちらのお薦めなどを聞いたりしているうちに開店。

 今日は天才の誉れ高い店主中村栄利氏はいない。本人による有名な「天空落とし」が見られないのは、ちと残念。

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 「特うしお 980円」
 「うしお」はいわゆる塩ラーメンのこの店での名称。澄んだ清湯スープに加水率高めの極細麺。その名のとおり「潮汁」に近いくらい魚介の香りが強い塩味スープを、この三河屋製麺製の麺がよく持ち上げる。なかなが美味しい、なるほど「中村屋」と思わせる一杯ではあります。

 トッピングは、海苔5枚とチャーシュー、ワンタン、ほうれん草、半身の味玉子にキザミねぎ。残念ながら、このトッピングの中でもメインと思われるワンタンは、無造作にホイと載せられた海苔で隠れてしまっている。どれも美味しい具材なのに惜しい。盛り付けって製作工程の一番最後で最も気を遣うところだと思うのだけど、見ていてもちょっと雑な気がする。惜しい。

 あと、この「特うしお」は「特」と名の付くほどのものではないみたい。となりの人の「うしお」と比べたら、違うのは海苔が5枚載っているのと半身の玉子が付いているというだけの差みたい。ひょっとするとチャーシューが1枚多いのかも。これで 200円差というのは、なんだかなぁと。もの凄く上質なブランドものの海苔と玉子なんだろうか。
 というわけで、もしも食べられるのなら普通の「うしお」が正解かと。

 初日に中村氏がいたときの評価は凄く高いみたいなんだけど、ご本人がいないと、オペレーションまでを同じレベルで維持するのはなかなか難しいことなのかもしれない。オープン間もなくでまだ安定していないのだと理解しておこう。勝手に期待値を上げ過ぎていたせいかもしれないけど・・・。

 他にメニューは醤油ベースの「むらさき」とカレー味の「まさら」など。

 自分で書いといて何ですが、「あの中村屋の」と思わず、駿河台下にできたアッサリ風味の美味しいお店として、どうぞとお薦めしておきます。

 なお、最も近い駅は千代田線の新御茶ノ水ですが、小川町や淡路町、お茶の水、神保町からも近い場所にあるので、敢えて地名の小川町をとって「@小川町」と標記することにしました。イメージ的には「駿河台下」が一番シックリくるのだけどね。

◆麺処 三四郎
 http://www.dearest-style.com/sanshiro/index.html
 千代田区神田小川町3-26
 最寄駅:新御茶ノ水>小川町>神保町>淡路町>お茶の水
 11:00-15:00 17:00-23:00(スープ切れ迄) 水曜休

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「覆麺@神保町」本日はスープ不出来

 友人Sと連れだって「覆麺@神保町」である。今日は土日祝日用の「背脂コッテリ」が食べられる日だ。例によって開店時間の少し前を狙って、着いてみると、何やら貼り紙が・・・イヤな予感。

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 うぇーん、あんまりだ。せっかく中野から来てるのにぃ~(^^;

 と言ってても仕方ないので、また後日リターンマッチということで。

 「覆麺」になってからは、初めて食らったスープ不出来。悔しいっ! えっ!?「覆麺になってからって何?」って
・・・そ、そこは、それ、えーと。           アンガーラっ!

◆覆麺(ふくめん)
 千代田区神田神保町2-2 のあたり 最寄駅:神保町
 11:00-22:00 不定休(無休らしい)

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2008.11.01

「がんこ小滝橋店@落合」の塩コッテリ

 先日は、と言ってももう小一ヶ月も前の話だけど、単に「塩」を食べた。紫蘇の風味が素晴らしい一杯だった。最近は末広町の八代目にも行けていないし、八代目らしい塩コッテリが食べたいと思って、「がんこ八代目直系 小滝橋店@落合」である。

 お昼過ぎに着くと先客は3人。まずは食券を買おうと・・・うん?よく見ると友人Sと、いつ見ても可愛らしい奥さんが二人並んで座っているではないですか。やぁやぁ久しぶりなどとご挨拶。
 券売機の前で「あれ?大盛りがない」と思ったら、ランチタイムは大盛りはサービスだって。前からそうだったっけ?

 塩の食券を出しつつ「コッテリで少しカラメ(濃いめ)にして」とオーダー。味の加減を聞いてくれるのも八代目らしくていいところだ。

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 「塩ラーメン+味玉(コッテリ&濃いめ)900円」
 コッテリ(背脂増量)にすると紫蘇の風味がやや弱まってしまうのは否めないものの、やっぱりこの八代目の上品な背脂が大好きなので、3回に2回はこの「塩コッテリ」にしてしまう。
 スープは注文どおり、ちょっとタレが増量してあって、私好みのショッパさ。八代目らしい紫蘇塩と魚介(主に煮干し)の風味が素晴らしい。

081101go02 大きなバラ肉ロールのチャーシューは八代目系ではお馴染みのもの。スープに一旦全部浸けておくと、じき溶け始める。そのトロけてきたところを、硬めに茹でられた細麺と一緒に頬張ると、これがまた堪らない。
 トッピングは他に少量の紫蘇の葉とキザミねぎ、海苔。そしてメンマに味玉。

 いつも真面目に八代目の味、というかラーメンを守ってくれていて、嬉しい限りだ。今日もまた完食の全汁。文句なしの「がんこ八代目直系」なのでした。

 ご近所で未食の人がいたら、是非どうぞ。

 さて明日は、友人Sと一緒に出かけることにした。アンガーラっ!

◆宗家一条流がんこ 八代目直系 小滝橋店
 新宿区上落合2-25-2 最寄駅:落合(東西線)
 11:30-15:00過ぎ頃まで 17:00-22:00
 但し土曜は20時まで 日曜休

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