「覆麺@神保町」TV出演の影響は?
例によって「覆麺@神保町」である。先日書いた「ミスターブラック」のテレビ出演の影響で混むかも知れないと思ったので、早めに行くつもりだったのが、なんだかんだで遅れてしまった。
11時ちょうどくらいに着いてみると、行列どころか先客はゼロ。平日の朝8時、しかも12chでの放送となると、なかなか見ている人は少ないのかもしれない。放送当日はどうだったか知らないけれど、今日現在では、殆ど影響はないみたいだ。店の入り口には「本日 11:05分より アンガーラ」と書いた貼り紙がある。例によって少し遅れるようだ。
待ってるうちに一人二人と増え、開店時間の11:06頃には お待ちは7人ほどになっていた。黒覆面氏が暖簾を掛け、覆面に灯を入れ「アンガーラっ!」 いよいよ開店だ。
店に入って真っ先に見るのがカベの貼り紙。うーむ、まだ「問題のアノ人」は北海道に行ったままのようだ。熊に噛まれたお尻のキズが癒えないらしい(^^;
寸胴の中をよく見ると、表面を覆っている長ネギの他に、ニンニク、煮干し、玉ねぎ、モミジなどが見える。今日もまた旨いダシが出来ているみたいだ。
「覆麺 780円」
いわゆる醤油ラーメン。メニューは相変わらずこれと「油覆面(油そば)」の二種類しかない。
手前に見えているのは自分で香りづけ程度に入れた豆板醤とニンニク。これがお気に入りだ。ブラックペッパーを軽く振りかけてと。そして具の一番上にまさにトッピングされている揚げネギをまんべんなく混ぜてやる。こうすることで揚げネギの香ばしさと甘さが全体に行き渡るんですな。私なりのコツでもあるし、食べる前の一つの儀式でもある。そうしておもむろに麺に食らいつくと、うまぁ。
少し遅れて黒覆面氏が味玉をサービスしてくれた。自分の箸で割ったものだからちょっとカッコ悪いけど、一巡目のお客さんだけの特典みたいだ。とすると、これもどこかで見たようなサービスだなぁ(^^;
透明度の高いスッキリした見た目は変わっていないけれど、以前の黒覆面氏のラーメンを想像させるショッパさは影を潜め、むしろ大人しい味になっている。何かが突出することもない。でも豚と鶏、魚介、昆布、それぞれの旨味がしっかり出たスープだ。細ストレート麺はツルツル感がいい。もちろんこのスープによく合っている。トロトロのチャーシューはいつもどおりだ。
やっぱり旨い。わざわざ土曜日に神保町までやってくる甲斐があるというもの。また来週も来られるだろうか。
帰り際、「ごちそうさま、アンガーラ!」と言うと、「アンガーラ、キモサベ!」と返ってきた。この場合のキモサベは、very much に該当するみたいだ(^^;(^^;
◆覆麺(ふくめん)
千代田区神田神保町2-2-12のあたり 最寄駅:神保町
11:00-22:00 日祝 11:00-22:00(ともにスープ切れまで)
不定休
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