「覆麺@神保町」スープ進化中
この7/25に開店したばかりの「覆麺」である。先週日曜日にフラれているので、今日は満を持しててのシャッター。11時ちょうどの開店で、黒覆面氏も白覆面氏も笑顔(らしい)で「アンガーラっ!」。私も思わず「アンガーラッ!」 どうやらこのフレーズはハワイで言うところのアロハとマハロを一緒くたにしたような言葉らしい。
夏休みの土曜日、シャッター組は私ひとりだった。
店内には前回はなかったチャーシュー用のスライサーが増えていて、謎の貼り紙もあった。「だれが何と言っても わだすは『その人?』ではありません! アンガーラ.本当ダス!」だって・・・「その人」って誰さ!?みたいな(^^;
今回は初めて右側の席に座れたので、寸胴の様子を撮らせて貰った。良く澄んだきれいなスープではありませんか。となれば「覆麺(ラーメン)」と「油覆麺(油そば)」しかないメニューから、こちらを選んで正解。
「味玉覆麺 880円」
前回(7/25)とちょっと見は変わらない。チャーシューが一回り小ぶりになった以外は盛り付けも同じだし。タドタドしいニホンゴの黒覆面氏によると、このチャーシューはスライサーが必要なタイプだそうだ。そうしてスープの透明度が増しているようだ。
一口すすってみると「あれ、変わった」というのがすぐわかる。前回感じたこの店の由来を思わせる「ショッパさ」が影を潜めて、かなりあっさりしたものになっているのだ。でも旨味は変わっていない。うん、これはいい。
麺は同じ細ストレート麺。これに揚げタマネギと、そのたび毎に黒覆麺氏が揚げてくれる揚げネギの香ばしさがものすごく良く合う。是非一緒に口に含んでみて貰いたい。うまみと香ばしさがジワリと口の中に広がるのです。たまりませんな。もちろん軽くブラックペッパーを振ってある。
お好みででテーブルにある豆板醤とニンニクを加えるのもいい。どちらも香り付け程度に使うのがいいだろう。
バラ肉ロールのチャーシューはトロトロで、箸を付けるとホロホロと崩れてしまう。半熟トロリの味玉も変わらずで、もちろん文句なし。
というわけで、あの「ショッパ旨さ」はほぼ影を潜めて、嫌みのないスツキリした旨味が残った感じだ。それもどうやら進化中。元々引き出しが多すぎるほど多くて自分でレシピを忘れてしまうほど懐が深い黒覆面氏。これは当分目が離せない。
すでに食べたよという皆さん、味の変化を感じられるのはこの時期だけかもしれない。良かったらまた一度どうぞ。未食の人ももちろんです。あ、それとソコのアナタとあなた、ファンの人たちは強制?ね(^o^)v
そうそう黒覆面氏、「いつか余裕ができたら覆面だけに『デスマッチ』のようなものをやる鴨ぉ~」みたいなことをカタコトのニホンゴで言ってました。ムフッ
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2008.7.26 新店「覆麺@神保町」の油覆麺
2008.7.25 新店「覆麺@神保町」の味玉覆麺
◆覆麺(ふくめん)
千代田区神田神保町2-2-26 最寄駅:神保町
11:00-22:00 不定休(無休らしい)
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