「喜紳@中野駅前」本日オープン
これまで何度かお伝えしてきた「喜紳@中野」の駅前移転。今日の帰り道、前を通ったらようやくオープンしていた。
つけ麺専門店としてのリニューアルオープンになる。予定外だったけど、早速寄ってみることにした。新しい暖簾が出され、花輪も並んで、それらしい雰囲気を出している。
コの字型に配されたカウンター席は13席ほど。事前情報どおり1階に厨房はない。その代わり店の中央に、つけ麺昇降用のエレベーターが2階までドーンと通っている。カウンターとエレベーターの間の狭い空間に男性スタッフが3人。はて、3人もいて何をするんだろう。ご主人は上で作る人に徹しているようだ。
「和風つけ麺 830円」
タレはもちろん、スープも麺も変えている。つけ汁を一口啜ってみるとトンコツベースであることが判る。
自家製の麺は中太麺。つけ麺専門と聞いていたので、太麺を想像していたのだけど違った。以前より柔らかめに仕上げてあるのだけど、コシはしっかりあるタイプだ。つけ麺には欠かせないツルツル感もいい。
麺の方には具としてキャベツ、穂先メンマ、鶏チャーシュー、きざんだ海苔、そしてゴボウを薄く小さく刻んで揚げたものだが乗っていて、高いお値段なりに高級感も出ている。とりわけ蒸し鶏のチャーシューは旨かったなぁ。細く切られているのだけど、こいつの厚い切り身を、そのまま食べてみたいものだと思った。
つけ汁の方には、ニンジンやキャベツ、キザミねぎが入っている。麺と併せて頬張った時の食感もいい。スープ割りはとんこつスープね。
さすがはラーメン職人王選手権3位のご主人。完成度の高い、とても美味しいつけ麺だと思った。でも、強いて言えば何かもう一つガツン度に欠けるようにも思う。
前にも書いたけど、作り手の顔が見えないことと併せて、この高めの値段設定。テナント料が高いからなのだろうけど、果たして受け入れられるのだろうか・・・ちょっと心配ではある。
他にメニューは、塩つけ麺 830円、からか~つけ麺 1,000円。次回は塩つけ麺を食べてみよう。いくらファンでも単品で 1,000円のメニューには手が出ないもの。カラいの苦手だし。
この店は元不動産屋だった場所。その更に前は長いこと「スコット」というテーラーがあったところだ。もう30年も前に私が初めて背広を作って貰ったのがここ。父親はここでしか背広を作らなかった。
改築にかなりお金もかかっているように見えるけど、「喜紳」がこの懐かしい場所で長く続いてくれればと思っている。
◆(新)中華麺屋 喜神
移転後:中野区中野5-62-7 最寄駅: 中野
11:30-23:00 (スープ切れまで) 休日不明
| 固定リンク | 0
コメント
土曜日に行きましたよ!
私も醤油を食べて同じことを思いました。
完成度は高いけど、個性にかける、面白みにかけるな~と。
私は以前は麺を柔らかめで頼みましたが、あの麺なら固めで
食べてみようと思います。
投稿: しんぺー | 2008.08.25 12:26
ども、しんぺーさん。
同じ感想でしたか。今度は塩を食べてみてください。果たしてどう感じるか。是非教えてください増し。
投稿: BUSH | 2008.08.26 03:10
こんにちは!
土曜日に行ってきました
和風ってことで余裕こいてましたが
かなりボリューム的にも重いメニューでした
TBさせてください
投稿: しらけん | 2008.09.01 13:50
ども、しらけん さん。
コメントありがとうございます。
「重い」感じでしたか? 私には「厚み」のように感じられましたが、果たしてどうでしょう。たしかに和風というイメージほど「軽く」はありませんね。
後ほど、こちらからもTBさせて頂きます。
投稿: BUSH | 2008.09.01 20:29