青空の下で
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3月末に家元が旅立って以来だから、ちょうど5ヶ月ぶり。どうやらその人は今、外国にいて大型獣でダシを取ろうとしているらしい(^^;
てなことはおいといて「がんこ池袋」の「悪魔の日」である。
ネット上ではどこにも告知はされていなかったみたいだけど、念のため早めに行って整理券をゲット。いつの間にかお隣りの洋服屋さんがトルコ料理?の店になっていた。近くの家電量販店で時間をつぶして、11時過ぎに改めて店の前に着いてみると、塩哲さんをはじめ、たけぞうさんに、ビッグスクーターさん、FILEさんという「いつものがんこな面々」が揃っている。他の皆さんとは覆面のデスマッチでお会いしているけど、たけぞうさんとは3月末以来となる。例によって井戸端会議ならぬ路端会議だ。家元の後を引き継いだご主人ルイスさんにとって、初めて一人で作る悪魔だそうだ。
店先には今日の「スペシャル悪魔」を告知する貼り紙と、メインとなるダシの烏骨鶏がディスプレイされていた。それによると今日は「白悪魔」で、この烏骨鶏を10kg使うという。
定刻の12時少し前に開店。店内にはスープのいいニオイが漂っていた。寸胴の中には、長ねぎや昆布に混じって、烏骨鶏が浮いている。右は「悪魔肉」だ。豚バラ肉を醤油をベースにショッパく煮込んだもの。いつものように黒っぽい醤油色が付いていないのは、今回は「白醤油」を使ったからだそうだ。そう「白悪魔」に合わせてね。
「烏骨鶏ダシの白悪魔(中盛り) 1,000円」
見た目はなるほど、いつもの悪魔ほど色が濃くない。真っ白とまで言わないまでも白っぽい悪魔だ。
早速スープを啜ってみると、おおショッパい。そして魚介と烏骨鶏と思われる鶏のダシが後からついてくる。具には、普通のチャーシューと、メンマ、海苔、キザミねぎ。そうして、やはりちゃんとショッパい「悪魔肉」が2枚。麺はいつもの中細ストレート麺。いやぁ、ホントに旨い。ショッパいにも拘わらず、例によって完食の全汁(R)してしまった。
久しぶりにショッパくて、でもきっちりダシの旨味が効いた美味しい悪魔を食べることができた。昔の「悪魔」に比べれば、それでもまだマイルドではあるけれど、旅に出てしまったままの家元亡き後(^^;、この悪魔は貴重だ。
また定期的に悪魔をやってくれるのかと某氏が聞いたところ、たまたま助手がいたから、今回だけはできたとのこと。定期的にというのはやはり難しいみたいだ。残念。
◆元祖一条流がんこ 池袋店
豊島区東池袋1-13-12 最寄駅:池袋
営業時間:11:30頃-22:00頃(中休みありかも)ほぼ無休
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約2週間ぶりの「覆麺@神保町」である。11時ちょうどくらいに着いたのだけど、開店がわずかに遅れたせいでシャッター状態になってしまった。
店内に入って貼り紙を見ると「あなたが探している問題のあの人は今、アフリカで象でラーメン造ろうとして捕まったそうです! 本当に困ったものです.アンガーラ.続く!!」ですって。
ワハハ、この店は貼り紙を見るのも楽しみの一つだ。
座って待っていると、黒覆面氏が私に向かって「アンガーラっ!」と言いながら指し示したのが、その隣りの貼り紙。「日・祝日はホタテ貝柱のスープです!」と書いてある。了解の意味で「コンガ、コンガ!」と答えておいたけど、すでに「とら会」で知っていた情報ではあった。
右の画は今日の寸胴の様子。いつものように大量の長ネギの中に昆布とモミジ、煮干しが見える。
「味玉覆麺 880円」
右側の味玉は自分の箸で割ったもの。だからちょっとカッコ悪い。ブラックペッパーを軽く振って、備え付けのニンニクと豆板醤を香り付け程度に入れてやるのが最近の好みだ。
やっぱり今のスープはいい。「らしい」ショッパさはやはり影を潜めたままだけど、このマイルドでいて、しっかり豚と鶏、魚介、昆布の旨味が出たスープは秀逸だと思う。揚げネギが、この旨味に一役買っていることは間違いない。ツルツルの細ストレート麺は、このスープによく合っている。
今度は日曜日の限定メニュー「ホタテ貝柱スープ」の覆面を食べてみたいものだ。
◆覆麺(ふくめん)
千代田区神田神保町2-2-12のあたり 最寄駅:神保町
11:00-22:00 日祝 11:00-22:00(ともにスープ切れまで)
不定休
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前回来たのは一体いつのことだったろうと過去ログを検索してみると、ちょうど1年半前のことだった。都内にいくつかある旭川系ラーメンの中で、一番のお気に入り「山形家@岩本町」である。
実に久しぶりの訪問となったわけだけど、店内に入っての第一印象は、イケメンのご主人、随分痩せたなぁ、というもの。何事も無ければいいのだけど。
「醤油ラーメン 700円」
さて、ラーメンの方。この店の「限定塩」は有名だけど、旭川系と言えばやっぱり醤油でしょう。豚骨ベースに魚介、そしてこれに低加水の細麺というのが、まさに旭川系の特徴。トロトロのチャーシューも健在だ。他の具はキザミねぎにメンマ、海苔、ナルト。
やっぱり、ここの醤油ラーメンが好きだなぁ。
恵比寿の「山頭火」出身だというご主人。「風来居@西新宿」同様、何故か独立して「山頭火」の名前を使わずにやっているところの方が旨いと思うのは私だけだろうか。
@神田と書いたけど、最寄り駅は岩本町。お近くへ行く機会があったら是非どうぞとお薦めしておきます。
◆らーめん神田 山形家
千代田区神田須田町2-12 最寄駅:岩本町・神田
11:30-21:00 土曜のみ15:00まで 日祝休
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いつもの帰り道、中野ラーメンストリートを歩いていると「おーくら家」の前で「油そば」の貼り紙に気が付いた。そういえば、いつも拝見している「なかのひと」さんのブログでも紹介されていたっけ。
というわけで、もの凄く久しぶりに入ってみることにした。横浜家系らしいのだけど、「らしさ」に今ひとつ欠ける印象をずっと持っていたので、あまり食べることはなかった。
入り口脇の券売機で「油そば」を買って着席。前の人の丼ぶりが片づけられていなかったので、天板の上に置いて、ティッシュでテーブルを拭いてと(^^; 二人いるスタッフのどちらからも、ウンともスンとも反応なかったけど。まぁいい、気が付かないこともあるでしょう。
「油そば 680円」
しばらくして出てきたのがこれ。キムチが載っている以外は見た目は普通ですな。他の具は、きざみ海苔、しらがネギ、モヤシにチャーシューを細切りにしたもの。香り付けにテーブルの上のニンニクと辛味噌?を少々足してと。
マゼマゼして麺を頬張ると、うーんたしかに普通に油そばだよなぁ。これと言って何か特徴があるというわけでもなく、キムチもあまりアクセントの役割を果たしていないし・・・結構チャーシューの食感が良かったかなと。
麺は通常のラーメンと同じもののようだけど、「油そば」って、つけ麺と一緒で何より麺が旨くないとね。
中野では貴重な「油そば」を食べられる店になったわけだけど、初めて油そばを食べるというかたには・・・。「おーくら家が作る油そば」とはどんなもの?というかたには一度どうぞとお薦めしておきます。
◆おーくら家
中野区中野5-59-14 最寄駅:中野
11:00-26:00 金土 28時、日曜24時まで 不定休
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今にも雨が降り出しそうな空模様のした、「洋食 エリーゼ」目指して四谷で途中下車。13時過ぎで行列は5人。無問題。この程度なら迷うことなく並びますな。実際待ち時間は10分もなかったと思う。短かすぎて、いつもなら並んでいるうちに取られるはずの注文が席についてからだった・・・って、こっちが正常か(^^;
「ビーフトマト定食(肉大盛り)1,050円」
今日のオーダーはこれ。先日コメント欄でKYさんにお奨め頂いたものだ。毎度店先のショーケースでは見ていたメニューなのだけど、食べてみるのは初めてになる。
薄切りの牛肉にトマトの酸味が効いて、これはウマイ。でも待てよ、この味はどこかで食べたことが・・・。そうかハッシュドビーフに近いんだ。炒系でこの味が出せるんだなぁ。となれば煮込まなくてもすむから、家庭でもずっと手軽に「ハッシュドビーフ風」が作れるということではないかいな。って、デミグラスソースがないとダメか。
気取らずお箸でグイグイ食べられるのも、この店のいいところ。これはウマイと、あっというまに完食。定食もいいけど、これの丼ぶり版があってもいいと思った。もっとも、そうすると「洋食」じゃなくなっちゃうか(^^ゞ
炒系もうまいとなると、この店に死角は無し? 今度はまだ食べていないフライ系に挑戦してみようと思っている。
◆洋食 エリーゼ
新宿区四谷1-4-2 最寄駅:四ツ谷
11:00-15:00 17:00-21:00 土曜11:00-15:00
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新店と言っても、できてからもう1ヶ月以上は経つように思う。以前、早稲田通り沿いの沖縄料理の「ちゃんぷる亭なんくるないさ」があった場所を改築してオープンした中華屋さん「点心拉満(てんしんらんまん)」である。たぶんだけど資本系だと思われる。
屋号だけで何屋さんか判るというのが商売繁盛の鉄則だとすると、実に判り易い店名だ。点心と拉麺(ラーメン)がメインの店であることがすぐわかる。
毎日のようにこの店の脇を通る。気になっていたので、寄ってみることにした。
明るい店内は、新しくて清潔そうだ(って当たり前か)。
「あんかけ焼きそば 680円?(値段忘れた)」 点心はちょっと置いといて、久しぶりに好物のあんかけ焼きそばを食べてみることにした。
辛子を多めに使うのが私流。うん、ちゃんと美味しい。このアンが麺に絡んだ時のツルツル感とカラシが絡んだ時のピリピリがなんとも言えず、大好きなのですね。
あんかけ焼きそばって、妙に高いところが多いのだけど、このくらいの値段で食べられれば、文句はない。そんなに高級な具材を使ってもらう必要はないのだから。
味の方も特別にどこがどうと言うことはないのだけれど、充分美味しく食べられました。
メニューは点心とラーメン以外にも結構沢山ある。今度は、点心系やその他のメニューも食べてみよう。
すぐお隣には「中華・和」がある。そして、目の前の横断歩道を渡れば、そこには「鞍山」が、更に中野通りを越えれば、やはり中華の新店「幸館」が出来ている。いやぁ、いきなり中華激戦地の様相を呈してきた。安く美味しい店が競ってくれるのなら、食べる側も文句はない。
しかし「ちゃんぷる亭」がなくなって、いつの間にか「沖縄そば」を気楽に食べられる店が中野から無くなってしまったような気がするなぁ。ちょっと残念。
◆点心拉満 (てんしんらんまん)
中野区中野5-50-7 最寄駅:中野
営業時間:11時過ぎ頃~28時頃まで
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久しぶりの川崎である。中途半端な時間、「二郎@川崎」はやっていない。中休みの時間帯だ。「ラーメンシンフォニー」で食べようかとも考えたけど、家系が食べたいと思った。というわけで、駅から少し歩いて、横浜家系「ラーメン川崎家 榎町店」。二度目の訪問になる。
そんな時間帯のせいで空いていた。L字型のカウンター席に先客は1人だけ。
券売機で「ラーメン大盛り」を買って、食券を近づいてきた店員さんに渡す。「硬め、濃い目、多め」とオーダー。前回「多め」だけが通ってしまったので、そのリベンジだ。
「ラーメン(大盛り) 800円」
いかにも家系らしく無骨なチャーシューと大き目の海苔3枚に、ほうれん草とメンマ。これに、まずは紅生姜をトッピングして、ニンニクと辛味噌、おろし生姜を香り付け程度に、そして胡椒。
太麺を底の方からよーくかき混ぜてと。でないと濃いめのタレが全体に行き渡らないのですね。で、食べてみると。うん、今日のはちゃんと「硬め、濃い目、多め」になっている。しっかりと私好みの家系だ。たまに家系って無性に食べたくなるんですよね。
ウマイ、うまいと完食の全汁。・・・身体には良くないような(^^ゞ
また機会があったら、来てみよう。
◆ラーメン川崎家 榎町店
神奈川県川崎市川崎区榎町6-2
最寄駅:京急川崎・JR川崎
11:00-22:00 水曜休
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先週金曜日、中野駅前にリニューアルオープンしたばかりの「中華麺屋 喜紳」である。
今日で2度目の訪問。狙いは「塩」だ。19時少し前の店内は何故かスカスカ、というか先客ゼロ。店内にはスタッフのお姉さん一人だけ。入り口脇の外にある券売機で食券を買って、奥の方に着席。券売機のメニューには、まだ×が付いているけれど「冷やし和風つけ麺 830円」や「中盛360g 100円」「大盛480g 150円」がある。ということは近日中に正式に定番メニューになるということだろう。他にサラダや蒸し鶏、牛肉なんていうサイドメニューのボタンもあった。
そして、「やや」というか「かなり余分に」間があって出てきたのがコレ。
「塩つけ麺 830円」
先日の和風つけ麺に比べて、つけ汁がいかにも「塩」してますな。麺の方には水菜にキャベツ、穂先メンマ、キザミ海苔などが乗っている。一番上に見えるのは、ゴボウを薄く小さく刻んで揚げたものだ。中太ストレート麺は和風の時と同じで、ツルツル感を大事にしつつ柔らかなコシのあるタイプ。
つけ汁の方には、バラ肉チャーシューを厚手の短冊に切ったものと、キャベツ、キザミねぎが入っている。そうしてつけ汁そのものには強い鶏のダシを感じる。旧喜紳の塩の雰囲気を色濃く残していると言っていいだろう。
こちらも「和風つけ麺」同様、高級感を持たせつつ高い完成度のつけ麺に仕上がっている。揚げゴボウの食感が新しい。美味しいつけ麺だ。鶏のダシが好み人にはたまらない味なのではないだろうか。但し、お値段からすると。このくらいの出来は当たり前なのかもしれない。そう思われてしまうお値段というのは損だと思うけどなぁ・・・水準は非常に高いのだけど、やはりガツン度というか何か突出したものが足りないように感じる。
スープ割りは和風と同じで、白濁したとんこつスープ。ここにもう少し魚介の芳香が加わると私的には嬉しいのだけどね。
というわけで、未食の方は取り敢えずは食べてみて、ご自身で判断して貰えればと思います。
さて、ここからは余談。席について待っている時の話。
最初は私とスタッフのお姉さん二人しかいなかったのだけど、待つうちにお客さんが一人二人と増え、5人ほどの入りになった。しばらく時間がかかって、ようやく2階の厨房からエレベーターに乗って私の「塩つけ麺」が降りてきた。ところが何故かそれは私の前を通過して3番目に来たお客さんと2番目のお客さんに行ってしまった。つけ麺専門店だからメニューによる時間差はないはず。このお姉さん、最初に来て一番長い時間待っていたお客さんも覚えられないらしい(^^; まぁこんなのは良くある話で、急いでいない限りイライラすることもない。
でもね、店主が上にいてお客さんの顔が見えないのだから、スタッフの教育はよほどしっかりやらないと、同じようなこと、あるいはもっとイヤなことが起こってしまうかも。初めて来て、そんなことがあったお客さんは、よっぽど美味しくない限り、たぶんもう一度同じ店に来ようとはしないだろう、と思うのだけどなぁ。
作り手の顔が見えないということは、作り手側からお客さんの顔も見えないということ。やはりよほど気を遣わないと、うまく行かないような気がする。ご主人、一階のフロアには充分気を配ってくださいね。旧喜紳開店以来というか光麺時代からのファンの一人として、敢えて書いておきます。
◇関連記事
2008.8.20 『「喜紳@中野駅前」本日オープン』
2008.8.09 『「喜紳@中野」駅前へ移転2』
2008.8.08 『「喜紳@中野」駅前へ移転』
◆(新)中華麺屋 喜神
移転後:中野区中野5-62-7 最寄駅: 中野
11:30-23:00 (スープ切れまで) 休日不明
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続いてC氏の案内で行ったのは、東京都日の出町。ここに珍しいうどん屋さんがあるというのだ。なんでも多摩地区から秩父にかけて「武蔵野うどん」とはまた少し違ったジャンルのうどんがあるという。C氏によると、「ずり出しうどん」というのがその代表で、釜揚げのような状態のうどんを「引きずり出して」食べるところから、その名がついたらしいとのこと。それはまた楽しみではないですか。
雨模様の中、八王子からいくつか山を越えてたどり着いてみると、おお、こんなところに。路地の奥に昔風の田舎家があって「母家」という暖簾がかかっている。
どこかで見たような佇(たたず)まいだ。そう、田舎の農家を改築して店にした、安曇野は穂高の「常念」や、有明の「くるまや」の雰囲気に実に似ている。(って、判る人には判りますね(^^;) そしてこのアプローチは「有明」のそれに良く似ている。
中に入ってみると、いっそうその感を強くした。家はふた回りほど小さいし、庭に築山や池があるわけではないけれど、店内は本当に「常念」によく似ている。引き戸を開けると三和土があって、そこが靴脱ぎになっている。右手には帳場というかお会計場所。そして左へ行くと二間ぶっ通しの座敷になっている。座敷の横には縁側というか廊下があって、長押には写真や表彰状などが掛かっている。
築後90年から経っている民家だそうだから、造作には多くの共通点があるのだろう。安曇野のそれはもっと古そうだけど、入り口から座敷に至る作りや店内の雰囲気は実によく似ている。
「ずり出しうどん 700円」
せっかくだから、このメニューにした。多摩・秩父地区にゆかりの一品だ。土鍋に茹で揚げられたうどん、中には昆布が一切れ入っている。うどんをお椀に引きずり出して、そば猪口のような容器に入った鰹節と醤油をかけて食べるのだそうだ。薬味にはキザミねぎと柚子の皮の粉末。
一口食べてみると、うんなるほど旨い。醤油はかけすぎない方がいいようだ。確かに一般的な武蔵野うどんのように太くもないし、ゴワッとするくらいの強いコシがあるのでもない。また讃岐のようなツルツル感があるわけでもない、でも、ちゃんと小麦粉(地粉)の風味がして「うどん」として美味しいのですね。
うどん好きがこうじて最近では自らうどんを打つようになってしまったC氏も、大納得の地粉うどんだったようだ。
「単品天ぷら 500円」
見てください。旨そうでしょう? サクサクに揚げられた旬の夏野菜がズラリ。たぶん自家製かあるいは近所の畑で穫れたものなんでしょう。ナスなんてみずみずしくて、思わず目を細めながら味わってしまった。
いやぁ、「みんみん」で大盛りを食べた後だというのに、またまた美味しく大満足の「母家」なのでした。
メニューは他に「ざるうどん」「豚つゆうどん」「鴨せいろ」「天ざるうどん」に、夏季限定の「冷汁うどん」「梅じそうどん」などがある。そして甘味として「母家だんご」「安倍川もち」なども。
八王子以上になかなか行かない場所かもしれないけれど、五日市方面にご用がありましたら、是非とも寄ってみてください。何よりもこの店が醸し出す「雰囲気」を味わって貰えればと思います。あ、営業時間が短いのでご注意。
もう腹一杯なので、今回のミニ旅はこの2軒で終わり。次はいつ、どこへ行きましょうかね。
◆母家
西多摩郡日の出町大久野990-4 最寄駅:武蔵五日市
11:00-14:30 (LO 14:15) 火曜・第2水曜休
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前夜C氏から「旅に出よう」という連絡が来た。どうやら多摩方面を考えているらしい。というわけで10時に荻窪で拾って貰ってクルマでGO!
土曜日の午前、上を使おうという判断が間違っていたようだ。この時期はまだレジャーシーズン、調布を過ぎて間もなく渋滞に捕まった。中央拘束だ。
最初のお店は八王子。そして八王子で「ラ」と言えばここでしょう。「ラーメンみんみん」。言わずとしれた「八王子ラーメン」の老舗中の老舗で、C氏も私も年に1~2回はどうしても食べたくなるという逸品なのですな。一種の中毒かもしれない。
かなり古いというか、むしろサビれた感じのするお店なんだけど、外観からではこの店の実力はとても推し量ることはできない。
渋滞のおかげで 11:30に到着。行列を覚悟したのだけど、雨模様のせいか空いていた。先客は6人。店の奥の小上がりでアグラをかいてと。二人ともここだけで終わってもいいというくらい、この店のラーメンが好きで、できれば2~3杯食べてしまいたいところなのだけど、次の店のことを考えて大盛りで妥協。待つことしばし。
「ネギバラチャーシューメン(大盛) 890円」
ネギとチャーシューををトッピングしていなければ、何の変哲もない。そんな感じの昔懐かしい東京風醤油ラーメンなのだけど、これがまた抜群に旨い。トッピングされたキザミ玉ねぎと、すり下ろしたたまねぎが出す、なんとも言えない甘みが秀逸なのだ。まずは丼ごと持って熱々のスープをすすると、ラードと玉ねぎの甘さが口中に広がる。これこれ、これなんですねぇ、とC氏と二人思わずニンマリ。
硬めに茹でて貰った加水率低めの中細ストレート麺は、よくスープを持ち上げてくれる。豚骨と鶏ガラ、さらに煮干し系の魚介で取ったと思われるダシに合わされた醤油ダレのスープは、本当に美味しい。
そうして、バラ肉ロールのチャーシュー。薄いけどこれがまた旨いんです。肉の食感を残しつつながらもトロトロ感があるという絶妙のバランスなんですな。
ここでしか味わえない醤油ベースのスープと玉ねぎ、ラード、麺、そしてチャーシューの絶妙のバランス。本当に大満足で、申し分のない一杯なのでした。
何よりも八王子系ラーメン、是非食べてみてください。駅からは遠く離れていてクルマ以外で行くのは難しい。そんな場所なので、クルマでこちら方面へ出かけられることがありましたら、まずはこの店でとお薦めしておきます。
さて、小さなラどん旅、お次はどこへ?> Cさん
◆みんみんラーメン
八王子市楢原町437-1 最寄駅:西八王子(3.3km)
11:00-20:00 月曜休
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これまで何度かお伝えしてきた「喜紳@中野」の駅前移転。今日の帰り道、前を通ったらようやくオープンしていた。
つけ麺専門店としてのリニューアルオープンになる。予定外だったけど、早速寄ってみることにした。新しい暖簾が出され、花輪も並んで、それらしい雰囲気を出している。
コの字型に配されたカウンター席は13席ほど。事前情報どおり1階に厨房はない。その代わり店の中央に、つけ麺昇降用のエレベーターが2階までドーンと通っている。カウンターとエレベーターの間の狭い空間に男性スタッフが3人。はて、3人もいて何をするんだろう。ご主人は上で作る人に徹しているようだ。
「和風つけ麺 830円」
タレはもちろん、スープも麺も変えている。つけ汁を一口啜ってみるとトンコツベースであることが判る。
自家製の麺は中太麺。つけ麺専門と聞いていたので、太麺を想像していたのだけど違った。以前より柔らかめに仕上げてあるのだけど、コシはしっかりあるタイプだ。つけ麺には欠かせないツルツル感もいい。
麺の方には具としてキャベツ、穂先メンマ、鶏チャーシュー、きざんだ海苔、そしてゴボウを薄く小さく刻んで揚げたものだが乗っていて、高いお値段なりに高級感も出ている。とりわけ蒸し鶏のチャーシューは旨かったなぁ。細く切られているのだけど、こいつの厚い切り身を、そのまま食べてみたいものだと思った。
つけ汁の方には、ニンジンやキャベツ、キザミねぎが入っている。麺と併せて頬張った時の食感もいい。スープ割りはとんこつスープね。
さすがはラーメン職人王選手権3位のご主人。完成度の高い、とても美味しいつけ麺だと思った。でも、強いて言えば何かもう一つガツン度に欠けるようにも思う。
前にも書いたけど、作り手の顔が見えないことと併せて、この高めの値段設定。テナント料が高いからなのだろうけど、果たして受け入れられるのだろうか・・・ちょっと心配ではある。
他にメニューは、塩つけ麺 830円、からか~つけ麺 1,000円。次回は塩つけ麺を食べてみよう。いくらファンでも単品で 1,000円のメニューには手が出ないもの。カラいの苦手だし。
この店は元不動産屋だった場所。その更に前は長いこと「スコット」というテーラーがあったところだ。もう30年も前に私が初めて背広を作って貰ったのがここ。父親はここでしか背広を作らなかった。
改築にかなりお金もかかっているように見えるけど、「喜紳」がこの懐かしい場所で長く続いてくれればと思っている。
◆(新)中華麺屋 喜神
移転後:中野区中野5-62-7 最寄駅: 中野
11:30-23:00 (スープ切れまで) 休日不明
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銀行に寄りたかったので四谷で途中下車。時間はちょうど13時過ぎ。だからついでに「四谷しんみち通り」を覗いてみることにした。「洋食 エリーゼ」はと見ると行列は7人。ちょっと迷ったけど、そのまま並ぶことにした。15分ほどで着席。さらに 5分後には行列中に注文しておいた品が出てきた。
「サーモンのバター焼き定食(タルタルソース添え)880円」
一度隣の人が食べているのを見て以来、これまで何度もこれを注文しようと思ったのだけど、つい肉系に浮気してしまっていた。だから今日こそはと気合いを入れてオーダー(^^;
ピンク色をしたサーモンの身に箸をつけると、さくりと入ってフワリとほぐれる。食感も同じで、この店の焼き加減が絶妙だということがよくわかる。カツ系の揚げ具合にしても、肉の焼き具合にしてもそれは同じ。
ほどよい鮭の塩けとタルタルソースが良く合いますな。切り身自体も大きめで、これなら肉を食べるのと遜色がない。うまぁ~と思いながら、付け合わせの大盛りキャベツとマッシュポテトも完食。
四谷付近で機会があったら是非どうぞとお薦めしておきます。気取らない、町の洋食屋さんです。回転がいいので10人程度の行列なら並んでみるのが吉というものでしょう。
さて、今度は何を食べようか。
◆洋食 エリーゼ
新宿区四谷1-4-2 最寄駅:四ツ谷
11:00-15:00 17:00-21:00 土曜11:00-15:00
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野方駅からも高円寺駅からもほぼ1km、更に夜も8時過ぎだというのに、よくお客さんが入っている。ほぼ満席だ。以前のように環七に路駐することも難しくなっている。そう考えると、有名店であることはもちろんだけど、何よりも地元に親しまれているお店だということなのだろう。私にとっては久しぶりの訪問となる。
「つけ麺 750円」
野方ホープと言えば、背脂チャッチャッのラーメンが真っ先に思い浮ぶのだけど、暑いので、つけ麺にしてしまった。背脂の量は何も告げずに普通。豚骨醤油のいかにも「野方ホープ」と言った感じのトロミのあるスープは、つけ麺でも変わっていない。お酢の存在を殆ど感じさせないのが私好み。
麺はラーメンと同じ中太の縮れ麺。スープを良く持ち上げます。具には、大きめにチャーシューとメンマ、半熟玉子の半身。そしてキザミ海苔。
普通盛りだとちょっとモノ足りない感じ。でも美味しく頂けました。つけ汁はもう少し濃い方が良かったかな、と思うのは私だけか。半分ほど食べたところで、テーブルに備え付けのキムチをつけ汁に投入したら、劇的に味が変わった。キムチの辛さと酸味がつけ汁に加わり、これはこれでいいではないの。キムチ好きな人は、途中からこんな食べ方をしてみるのもいいかもしれない。
店員さんの応対が実に気持ち良くて、驕ったところを全く感じさせない有名店なのでした。未食の方は一度どうぞ。
◆野方ホープ
中野区野方2-58-4 最寄駅:野方・高円寺
11:00-28:00 無休
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西荻という土地にはそうそう来ることがないのだけど、一度来はじめると不思議と続く。ちょいとした用事を片付けに今日も西荻窪の駅に降り立った。時刻はお昼過ぎ。つい先日「はつね」したばかりなので、今日はどうしよう。「坂本屋」の「かつ丼」がチラ付いたのだけど、結局選んだのはここ、「キッチン・キャロット」である。
南口から回り込んでガードをくぐると、数人並んでいるのが見える。近くで見るとわずか3人。これならノープロブレム。結構回転のいいお店なのだ。並んでいるうちにショーウインドウと貼られているメニューを見て、さて今日は何を食べよう。
いつもここに来ると「ステもりチキン」ばかりなので、今度こそ他のメニューにしようとあれこれ思案。店の中に通されて着席するまで迷っていて、結局決めたのはこれ。ランチセットの1番目のメニューだ。
「チーズハンバーグとチキンガーリックソテーとクリームコロッケのセット 950円」
これにしっかりした量のライスと味噌汁にコーヒー(食後)が着く。
盛り合わせメニューが豊富なこのお店。一度食べたいと思っていたクリームコロッケが入っているものをと、これをチョイス。ホントは和牛のステーキとのセットが良かったのだけど、その組合せは無いみたいだった。
一番左が「チーズハンバーグ」。ランチセットだと「ステもりチキン」の半分ほどのサイズみたいだ。デミグラソースがいい。真ん中が「チキンのガーリックソテー」。ちょっと薄味だったかな。備え付けのウスターソースか醤油を少し掛ければ良かったかもしれない。クリームコロッケは美味しかったなぁ。ご飯にベストマッチ。これなら文句ない。
出てきた時にはチキンの下敷きになっていて見えなかったけど、付け合わせのポテトとニンジン、インゲンもしっかりある。ご飯と合わせると結構なボリュームだ。これで 950円というのは、かなりの割安感。
美味しくて、量があって安い。三拍子揃った文句なしのランチセットなのでした。
また来よう。そうして今度は何を食べようか。そう考えるのも楽しみだ。
◆キッチン・キャロット
杉並区西荻北3-13-7 最寄駅:西荻窪
11:45-14:30 17:00-21:50 木曜休
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昨年の2月以来だから、もう1年半ぶりの訪問となる。曙橋まで出かけたついでに寄ってみることにした。駅から坂を登って3分ほど、「北の大草原」である。2006/5にオープン。当時は味噌ラーメンの専門店だったのだけど、最近では塩や正油もやっているようだ。
「冷やし中華(大盛) 750円」
ガラスの器が涼しげでいいね。いかにも冷やし中華といった感じだけど、錦糸玉子がないなぁ。これがないと気分が出ない(^^; あと具の中ではモヤシと天カスが目を引く。麺は西山製麺に似た細縮れ麺で、硬めに締められている。美味しいのだけど、ちょっとゴワゴワするくらいの固さだ。
でも、タレが少ない。底の方からいくらマゼようとしても、基本的にタレが少ないので冷たくて油っけのない油そば?を食べてるみたいだ。少しツルツル感としっかりした味が欲しい。
外で待っている時に注文を取ってくれたのだけど、それから着席までに結構間があった。で、着席と同時に「冷やし中華」が出てきた。とすると、作り置きしといたのが裏目に出てタレを吸ってしまったとか。でも麺がダレた感じはしなかったしなぁ。元々タレは少なめにしているのかもしれないけど、美味しいお店だけに、これだけはちょっと残念。但し、そのタレがお酢お酢してないところは私好みだった。
もう少し涼しくなったら、今度は塩か正油ラーメンを食べに来ることにしよう。
◆北海道味噌ラーメン専門店 北の大草原
新宿区舟町12 最寄駅:曙橋
11:00-22:00 無休らしい(臨休あり)
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「喜紳」に振られ、並びをと見ると「へいぼん」も今日まで夏休み。さてどうしよう。悲しいことに中野北口地域には他に「行きたい」と思わせるラーメン屋さんがない。せっかく駅前まで来ているのだから、電車でどこかに行こう。
というわけで降り立ったのは西荻。目指すは「はつね」である。過去ログを見てみたらほぼ1年ぶりだ。
南口に出て線路沿いに右。最初の辻を左に曲がると、そこに暖簾が見えている。12時半過ぎというこの時間。行列は3人。良かった、この程度なら苦にはならない。でも間が悪かったみたいで、思ったより時間がかかってしまった。着席して目の前にオーダーが出てくるまで約25分。まぁ仕方ない、こんなこともある。
「タンメン 700円」
スッキリと澄んだスープに野菜だけという、とてもシンプルなタンメン。レンゲでそのスープを一口啜ってみると、そうこの味。肉を一切使わず、野菜の甘みと旨味だけが上手に引き出されたスープは、今まで食べていたタンメンとは一体何だったのだろうと思ってしまうほどだ。
麺は白みの強い細ストレート麺。タンメンの場合には野菜をやっつけつつ食べていると、終わりの方では若干伸びてしまう感じがあるけれど、麺自体はスープに良く合うし美味しい。でもこのタンメンにあっては、麺は完全に脇役。野菜さえも同じだ。主役はあくまでもスープ。
暑い夏だというのに、熱いスープを飲み尽くしたい。そんな美味しい一杯なのです。
未食の方は、是非是非どうぞとお薦めしておきます。
◆はつね
杉並区西荻南3-11-9 最寄駅:西荻窪
12:00-17:00 土日祝休
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日曜日の朝起きて今日のラーメンはどんなのだろうと想像する。これは今年3月までは月に2回のお楽しみだった。あれからもう5ヶ月。このワクワク感は久しぶりだ。雨模様だったので、いつもより早めに家を出てクルマでGO! お盆の連休最終日の都内はとにかく空いていた。特別に飛ばしたわけでもないのに中野~神保町間がなんと18分。これまでの最短記録かもしれない。
てなことはおいといて、「覆麺@神保町」である。ワクワク感の原因はこれ。今日は先日の予告どおり、「第1回覆面デスマッチ」のメインイベントの日だ。干し貝柱の特濃ダレを使った油そばだということは事前にわかっているわけだけど、さてどんな「油そば」に仕上がるのだろう。
着いてしばらくすると、塩哲さんが登場。今日は道が空いていたせいで私の方が少しだけ早かったようだ。さらに時間が過ぎてビッグスクーターさんと光右衛門さん。お客さんは徐々に増えていき、開店時間の11時には25人ほどの行列になった。途中で偵察に来たFILEさんは、これを見て一旦会社に戻ることにしたようだ。
定刻を10分ほど過ぎていよいよ開店。黒覆面氏の「アンガーラ!」に導かれて入店。あ、今日はパフォーマンスはナシなのね。
「濃厚干し貝柱のタレ 及び 干し貝柱の油による究極の油そば(大盛300g) 1,100円」
丁寧に揚げた見た目が長粒米みたいなヤツ(なんだろう?)が一番上を覆っていて、かなりお多めにトッピングされた貝柱が殆ど見えないのがちと残念だ。この貝柱のトッピングは開店時に並んでいた人達だけに提供されたようだ。麺はいつもの細ストレート麺ね。
左の画の奥にあるのが、今回の「濃厚干し貝柱のタレ」で手前がトッピング用の「干し貝柱」。
マゼマゼしてやると、貝柱の香りが立ち上がる。テーブルに置かれたタレを少し足してやると私好みのショッパさになった。香り付けにニンニクを少々。うん、これくらいがいい。そして揚げたお米みたいなの(何もの?)が食感上のアクセントになっている。
チャーシューはいつもと同じ。他にキザミねぎにメンマ。シンプルだけど美味しい「油そば」に仕上がっていたのでした。
そうそう、黒覆面氏がアンガーラ語とカタコトのニホンゴで「いつもの揚げネギを使わないのは貝柱の香りが飛んでしまうからだ」というような意味のことを言っていた。なるほど、だから豊かな貝柱の風味を楽しめたのね。
例によって、「ごちそうさま」の代わりに「アンガーラっ!」。どうやら来月には、第2回デスマッチをやってくれるようだ。楽しみにしていよう。
◇関連記事
2008.8.15 「覆麺@神保町」干し小柱の塩ラーメン
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2008.8.09 「覆麺@神保町」スープ進化中
2008.7.26 新店「覆麺@神保町」の油覆麺
2008.7.25 新店「覆麺@神保町」の味玉覆麺
◆覆麺(ふくめん)
千代田区神田神保町2-2-12のあたり 最寄駅:神保町
11:00-22:00 不定休(無休らしい)
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この7/24にオープンした「高田光幸@都立家政」である。
頭に「麺屋」とか「ラーメン」とか付くわけでもなく、単に「高田光幸」。店主の名前をそのまま店名にしてしまったのだそうだ。それだけ聞くと何屋さんだか判らないというのはハンデだと思うけど、認知されれば返ってわかりやすいのかもしれない。
私にとって懐かしい駅、都立家政を出て家政銀座を南へ3分ほど。もうそろそろ商店街も終わりかという左側。店の前にメニューと写真が無かったら、本当に何屋さんだか判らなかったことだろう。店は黒のイメージで統一されていて、カウンターのみの7席。
メニューを見ると右から「つけ麺」「ラーメン」「まぜそば」と並んでいる。一瞬「まぜそば」に行きかけたけど、初訪問的にはここは一番右でと。
「つけ麺(大盛り 300g) 750円」
並盛りと大盛りは同じ値段ね。丁寧な仕事ぶりの後に出てきたのがこれ。まずは浅草開花楼製だという麺だけを食べてみる。見た目は開花楼製にはよくある極太縮れ麺。あれ?でも短い。そして硬め。この食感はどこかで食べた記憶があって・・・そう、かつて中野新橋にあった「ぽっぽっ屋」と「山頭火」とのコラボ「無骨地味そば 短太固」で食べた麺に近いんだ。そう思った。ひょっとして同じものだろうか。それはそれで美味しいのだけど、短かすぎて、すすり込む感じがない。「短太固」の時にも感じたことだけど、ちょっともの足りないんだよなぁ。
つけ汁の方は、いわゆる今時の豚骨魚介でクリーミーなタイプ。誰もが納得する味に仕上がってます。チャーシューはしっかり食感のあるタイプで、塩加減もグッド。
スープ割りをして貰った後のスープが実に良かった。魚介、それも煮干しの芳香がフワリと立って、これは絶品。これならラーメンの方が旨いかもしれない。麺は細麺もあったように見えたし、ラーメンにはそっちを使うのだろうか。短い麺だとどうしても雰囲気が出ないので、普通の長さの麺だとしたら是非ラーメンを食べてみたいものだと思った。
また機会があったら、食べに来てみよう。
◆高田光幸 (たかだみつゆき)
中野区若宮3-3-13 最寄駅:都立家政
11:00-15:00 18:00-21:00 水曜休
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お盆休みに入って3日連続で「覆麺@神保町」である。今日は先日の予告どおり、「第1回覆面デスマッチ」の日だ。
念のためにと早めに着くと、やっぱしポールポジションは塩哲さんだ。「やぁやぁ、ご無沙汰様ぁ。やっぱりいましたね」などと話していると、ビッグスクーターさんが登場。しばらくしてFILEさんに、光右衛門さんも。なんだか、かつて何処かであったスペシャルイベントの日みたいだ(^^;
開店時間直前に黒覆面氏が、できたばかりのラーメンを手に店の前に出てきて食べてみせるというパフォーマンス。これもいつか何処かでみたことがあるような・・・覆面したままじゃ食べにくかろうに(^^;
そうして掛けられた暖簾には「第1回覆面デスマッチ! 本日はエキジェビジョンマッチ! 干し小柱のダシ 塩ラーメン!800円 ◎メインエベントは17日!!」と書いた貼り紙が。「エキジビション」でもなく「イベント」でもないところが黒覆面氏たる由縁だろう。いいなぁ(^^;
ちなみにこの時点での行列は14人。
券売機で食券を買って席に着く。今日もまた寸胴の前の席だった。その寸胴はと見るといつもの大量の長ネギがない。透き通ったダシの中に浮かんでいるのは玉ねぎと枝豆。その名の通りまだ鞘ごと枝についているやつだ。黒覆面氏がカタコトのニホンゴと怪しいアンガーラ語とで語ってくれたところによると、どうやらこれを1kg使ったらしい。
「干し小柱ダシの塩ラーメン(大盛)+味玉 1,000円」
澄んだスープに、いつもより細い(たぶん20番手の)ストレート麺。具にはいつものバラ肉ロールのチャーシューに、メンマとキザミねぎというシンプルさ。今日の味玉はスープに合わせて塩味になっている。
やはり開店当初に比べると、この店というか黒覆面氏の原点?であるショッパさが抑えられている。スッキリした塩ベースのスープは柔らかくも旨い。この柔らかさを出しているのが、さきほどの枝豆なのだろうか。
うん、滋味溢れるとでも言おうか、穏やかで美味しい一杯だった。明後日の「メインエベント」が楽しみだ。
帰りがけ、「ごちそうさま」の代わりに「マサラ、アンガーラっ!」と言うと、「アンガーラっ!コンガコンガっ!」だって(^o^)v
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◆覆麺(ふくめん)
千代田区神田神保町2-2-12のあたり 最寄駅:神保町
11:00-22:00 不定休(無休らしい)
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いつもの「パニパニ@中野昭和新道」である。ゴーヤチャンプルーを注文したら、比較的お客さんが少なかったせいか、こんなものを作ってくれた。
「パニパニ特製 焼きそば 緑一色(リューイーソー)」
系列の「みんぱい」でお馴染みの「翡翠(ひすい)麺」を使って、ゴーヤとキャベツで炒めた特製焼きそば。ね、緑色が美しいでしょう?
現物はもっと緑色が鮮やかに輝いていたのだけど、コンデジだとこんなもの。え、お味の方? もちろん、旨かったっす。ゴーヤの苦みがほどよく消えて旨味に変わるところ。そこを上手に捉えた逸品なのでした。うーん、まるでプロみたい(^o^)v
比較的空いていて材料があって、更に運が良ければ食べられるかもしれませんね。あ、緑一色は私が勝手に名付けたものです。
◆立ち呑み パニパニ
中野区中野5-49-3
月~金 17:00~24:00(LO 23:30)
土 16:00~24:00(LO 23:30)日祝休
◇中国風家庭料理 みんぱい
http://www.minpai.co.jp/top.html
中野区中野5-60-2 最寄駅:中野
11:30~LO 14:00 17:30-23:00(LO.22:30 月休
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お盆休みに入り、都内は人もクルマも減ってハッキリと空きはじめている。中野から神田神保町までクルマでわずか25分。信号にも殆どひっかからない。
連日の「覆麺@神保町」である。シャッター狙いというわけではなかったのだけど、思いのほか早く着いたので、店の前でしばしお待ち。どこかでお見かけしたようなご夫妻が後ろに並ばれた。はて?
開店と同時に店内に入って「アンガーラっ!」。油そばにしようかとも思ったけど。結局今日も昨日と同じこれ。
ラーメンの提供までに若干時間がかかるのは、この画のように、その都度キザんだ長ネギを揚げてくれるからだ。揚げタマネギの方は市販品でも、こちらは違う。決して揚げ置きをしないから、あの芳ばしさが活きてくるのだろう。右の寸胴には、沢山の長ネギの他煮干しやモミジ、ニンニクなどが見える。
「味玉覆麺 880円」
味玉は自分で割ったもの。汚くてゴメンナサイ。他は昨日も書いているので、細かいことは省略。とにかくショッパくなくて、すっきりしてマイルドな。豚と鶏、それに魚介の旨味がよく引き出されたうまいスープ。これが細ストレート麺に本当に良く合うのです。今日のチャーシューは、いつもに増して旨かったなぁ。
さて、今日は黒覆面氏となんとかカタコトのニホンゴとカタコトのアンガーラ語?とで会話できた。昨日はもの凄く忙しかったみたいた。どうやら、昼時ほどではなくても夜まで行列が絶えることがなかったみたいだ。いいことではないですか。
ショッパくなくても、こんなに美味しいのだという、黒覆面氏自信の一杯。未食の方は一度是非どうぞ。・・・果たして今の味をいつまで続けてくれるのだろうか(^^;
業務連絡、整理券はナシ。マサラ、アンガーラっ!コンガコンガっ!
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◆覆麺(ふくめん)
千代田区神田神保町2-2-12のあたり 最寄駅:神保町
11:00-22:00 不定休(無休らしい)
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「とら会」にあの「中村屋@海老名」が、神田駿河台下にやって来るという情報が載っていた。この秋開店予定だという。せっかくだから「覆麺」に行ったついでに出店予定地を見ておくことにした。
行ってみると「あぁここかぁ」という懐かしい場所。学生時代によく千円会費で飲んだ安居酒屋があったあたりだ。ビール1~2本とツマミは何か1品だけ。そんな程度でも放歌高吟。充分楽しかったし、また酔えもしたのがウソみたいだ。座敷でお隣、中大の学生さん達と校歌や応援歌合戦をやったのを鮮やかに思い出した。
今ではそんな面影はなく、すっかりビジネス街に変身してしまっているのだけどね。
店の前には店員募集と、開店を知らせる貼り紙があった。単に「2008年 秋 中村屋 お茶の水」とだけある。カッコイイねぇ。まさに自信の表れそのものなんだろうなぁ。
いずれにせよ、あの「中村屋」が来るとなれば、それは嬉しいことだ。開店を楽しみにしていよう。
◆中村屋(お茶の水店?)
http://www.dearest-style.com/index.html
千代田区神田小川町3-26 最寄駅:小川町・新お茶の水
2008年秋 開店予定
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また店内の貼り紙が変わっていた。「例の『アノ人?』は今、屋台を引いて全国を廻っているそうです。アンガーラ! 続く・・・」ですって(^^;
というわけで「覆麺@神保町」である。先週土曜日に続いての訪問。お盆だし、すいてるだろうとタカをくくって12時少し前に着いてみると、ざっと10人ほどの行列。とっくに有名店になってたのね。
店内に入って券売機で食券を買おうとすると、私に気づいた黒覆面氏が右手を半分上げて、インディアン宜しく「ハーウ」のジェスチャー。タドタドしいニホンゴは知っていたけど、アメリカ先住民系の人だったのだろうか(^^;
「味玉覆麺 880円」
前回食べて気に入ってしまったのが、今のスープ。開店当初感じた「例のショッパ旨い」から、ショッパイの部分がなくなって、きっちり旨味が残ったスッキリしているけどマロヤカなスープになっている。
これにそのたび毎に黒覆面氏が揚げてくれる揚げネギが本当に良く合うんですなぁ。もちろんいつもの細ストレート麺にも良く合っていて、スープの持ち上げもいい。
ブラックペッパーを軽く振って、備え付けのニンニクを香り付け程度に入れてやると、もうこれは文句なしに私好みの正油ラーメンに仕上がってくれる。
今日の味玉は、何故かいつもの半熟トロ~リではなかったけど、同伴の友人のは超半熟だったみたいだから、たまたま運が悪かっただけだろう。
さて、先日もちょっと触れたけど、黒覆面氏が言っていた「デスマッチ」の件が店内の貼り紙に告知されていた。とら会にも載ってたけど、やっぱしこれでなくちゃ。懐かしくも嬉しい貼り紙なのです(^^;
8/15 エキジェビジョンマッチ 「小柱ダシの塩ラーメン 800円」
8/16 休業
8/17 メインエベント 第1回 覆面デスマッチ 「濃厚干し貝柱の
タレ及び 干し貝柱の油による究極の油そば 1,000円」
(原価率6割) 11:00~特濃ダレが無くなり次第終了
食べ終わって「アンガーラっ!」と挨拶すると「アンガーラっ!コンガコンガっ!」だって(^^;
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◆覆麺(ふくめん)
千代田区神田神保町2-2-26 最寄駅:神保町
11:00-22:00 不定休(無休らしい)
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家に帰り着くと、いつもラ旅やうどん旅を一緒にしている友人C氏が打ったうどんが届いていた。この人、ついに自分で地粉を調達し自分で打つようになってしまった。凄い。で、打った直後にそのまま冷凍しておいてくれたものを届けてくれたというわけだ。(C氏が言うには、うどんは熟成が進んでしまうので寝かせちゃいけないのだそうだ。だから、すぐに食べない分は冷凍しておくべきなんだって。)
当然ながら、これは即食べたい。使った小麦はあの「エン座」と同じ「農林61号」のみだそうだ。帰宅後風呂に入るのももどかしく、早速茹でにかかりまして。
大きめの鍋に多めに水を張って、沸騰したところに冷凍のままのうどんを投入。少し柔らかすぎるかなというところで鍋から上げて水でキッチリ締める。
どうです、旨そうでしょ。ちゃぁんと一反木綿も入ってるし(^o^)v 左にあるのは同時に作り始めた肉汁。と言っても市販の濃縮つゆを3倍ほどにも伸ばして、ネギとバラ肉を加え、うどんとほぼ同じ時間煮ただけ。これで結構旨いんですよ。
で、肝心のうどんの方。麺が短く切れてしまうのはプロならぬお手製のご愛敬。コシは強いというほどではなく・・・って、冷凍だし、ちょっと長く茹ですぎたのかもしれないから、その分は割り引いてと(^^ゞ
でも、しっかり小麦粉の風味がする美味しいうどんに仕上がってましたよ。何よりまた食べたいと思ったもの。
結構うまい武蔵野うどんを食べ慣れている私をしてそう思わせるのだから、充分水準の高いシロウトハダシの手打ちうどんになっているのでした。
まだ3玉残っている。それはまた近日中に釜玉にでもして食べてみよう。どうもありがとうね>Cさん
え?奥さんには食べさせないのかって? そりゃそう、ほっておくと、せっかく東村山で買ってきた「こせがわ」のうどんを「サラダうどん」なんかにしちゃう家内にはもったいなくって(^^;
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またまた「FILEさんのブログ」で、「むろや@新宿御苑」の限定メニューを知った。となれば行かないわけにはいかない。
「冷やしつけ麺(中盛り)850円」
「生玉子おつけできますが」と言われたので「ではお願い」と行って出来たのがこれ。麺とつけ汁はキンキンに冷やされた器で出てきた。
麺の方に載っているのは、地鶏のチャーシューにミョウガ、とろろ昆布。つけ汁を一口すすってみると、強めの海老油が真っ先に来る。かなりトガッた海老の風味と塩気という感じのつけ汁だ。麺をつけて食べてみても、その感覚は同じ。でもこれはウマイわぁ。海老が強いのに、嫌みがない。こんなにうまく感じるのは、海老エビしたのが苦手な私としてはかなり珍しいことだ。
麺は極細麺。ただでさえ硬いイメージのある浅草開花楼製の麺が、更に硬めに締められて出て来るのだけど、これもこのつけ汁に良く合っている。実にうまい一杯だった。
で、生玉子。この使い方が判らなかった。トガッた感じの海老油と塩気を中和させるためのものなのかと思って、つけ汁の中に少し入れてみたのだけど、麺に生卵ばかりが絡みついて、どうにも合わない。失敗したと思って生玉子をすくって、それだけを飲んだ。私には、つけ汁だけで食べる方がいいみたいだ。
生玉子の効能はイマイチ判らなかったものの「明日もまた行ってしまおうかしらん」そう思わされた「冷やしつけ麺」なのでした。
今週一週間の期間限定だそうだ。気になる方は是非どうぞ。
◆ラーメン むろや
新宿区四谷4-25-10 最寄駅:新宿御苑前 or 四谷三丁目
11:00-15:00 17:00-21:00 日曜休?
・麺の量(中盛まで同じ値段)
ラーメン: 並 160g 中盛 240g(700円) 大盛 320g(+100円)
つけ麺 : 並 200g 中盛 300g(750円) 大盛 400g(+100円)
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板橋区大山の商店街で開かれる「サマーフェスタ in 遊座大山」に今年も「中野真南風エイサー」が出演した。昨年初めて呼ばれてのパフォーマンスが非常に好評だったことから、今年も是非となったそうだ。前回「鍋横夏祭り」の時にも書いたとおり、彼らは今年、本場沖縄コザ市の「全島エイサー」に本土勢として初めて招待されている。有り難いことだけど、そのせいでこの夏の都内でのイベントとしてはこれが最後の出演となってしまう。是非とも見ておきたいと思ったわけだ。
大山の商店街というとアーケードのある「ハッピーロード」が有名なのだけど、この遊座大山商店街は線路をはさんで反対側にある。19時少し前に東武東上線の踏切を越えてしばらく行くと、盆踊りの音が聞こえてきた。手作りの屋台が並び、その奥にステージがある。子供達も荷物を運んだりお店の手伝いをしたりして、商店街と住民が一緒になって作り上げた夏祭りという雰囲気が色濃く漂っている。いいね、こんな夏祭り。
8時。中野真南風エイサーの演舞が開始された。狭い敷地にエイサーを一目見ようという観客が多数詰め掛けてくれた。
今回は「道じゅねー(練り歩き)」はなく、ステージでの演舞のみ。スペースもさほど広く取れるわけではない代わりに、非常にまとまりのある「エイサー」だった。
勇壮な「太鼓打ち」も可憐な「手踊り」も、よく揃っていて気持ちいい。観客の皆さんも一緒になって踊り、楽しんでくれたようだ。
曇り空の下、天気がもてばいいなと思っていたのだけど、ギリギリセーフ。催し物のトリを飾ったエイサーが「カチャーシー」で締めた直後に大雨警報が出されるほどの土砂降りとなった。昨年はよく雨にたたられた。今年は逆みたいだ。よほどみんなの精進がいいのだろう。真南風のみんなにカンパイ!
商店街の皆さんや、関係者の皆さんもご苦労さまでした。また来年お会いしましょう。
9月以降の彼らの予定が判ったら、またUPします。
◇中野真南風(まはい)エイサー
http://mahai.daa.jp/
◇新風(あらかじ)エイサー
http://arakajieisa.web.fc2.com/
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久しぶりに二郎系が食べたくなって「どっと屋@江古田」へ行ってみた。12時少し前に着いてみると「今日は 12:30からの開店」と貼り紙がしてある。30分待つのはツライ。じゃぁどこへ行こうかと考えて、ちょっと二郎チックにジャンクな油そばを食べられる「元(そもそも)@江古田」である。
行ってみると先客は一人。相変わらずすいている。油そば専門というのが、やっぱりネックなのかもしれないなぁ。
「裏油そば+温泉玉子 880円」
背脂(20円)とニンニク(20円)を足して貰うと、こんな画になる。手前に見えているのが魚粉、以降左へ、炙りチャーシュー、温泉玉子、ニンニク、背脂、隠れているけど紅生姜、揚げ玉の順に並んでいる。多めのキャベツにモヤシが乗って、さぁどうだ、みたいな(^^; 見た目がもうジャンクだよね。
西山製麺製の極太縮れ麺にピリ辛の濃いタレが良く絡んで、お味もジャンキー。これがとっても好きな味なんですな。タレはちょっとピリ辛になっていてニンニクが良く合う。紅ショウガがアクセント。
前回も感じたけど、やっぱり魚粉がうまく混ざらない。なんとか最初からタレの方に仕込むことは出来ないのだろうかと思ってしまう。温泉玉子は、その後超半熟のトローリになっていて良く麺に絡むようになっていた。
この界隈で油そばが食べたいときは、こちらへどうぞとお薦めしておきます。
◆油そば専門店 元(そもそも)
練馬区栄町4-3 最寄駅:江古田
11:30-23:00(売り切れ迄) 無休らしい
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早稲田通り沿いでお気に入りの店「中華麺屋 喜神」が駅前に移転することになったことは既報のとおり。つけ麺メインの店になるそうだ。
となれば現「喜紳」のラーメンが食べられるのは今のうち。早速寄ってみることにした。
店員さんに聞くと、オープン日は7/17頃の予定だそうだ。しかも「つけ麺メイン」ではなく「つけ麺専門」の店になるとか。なんでも、狭すぎて厨房スペースが取れないので、ラーメン作りは2階で、1階はコの字型に配したカウンター12席のみで営業していくみたいだ。ラーメンの上げ下げは小型の専用エレベーターでやるらしい。
前を通るたびに見ているけれど、確かに狭い。あれでどうやってラーメンを作るのだろうと思ってたら、そういうことだったのか。
ラーメンを作るところが見えない、あるいは作り手の顔が見えないラーメン屋さんというのは、どうなんだろう。チェーン店系にはよくあることだけど、それはそれで一定の事情がある。
この「喜紳」は麺さえも自家製で、ちゃんと真面目に全てを手作りしているというのに、もったいない。私的には大変不安な材料に思えて仕方ないのだけど・・・大丈夫だろうか。
「塩ラーメン 600円」
ともあれ、最後になるであろうラーメンを食べてみることにした。塩の細麺を選択。透き通ったスープに鶏のダシがほどよく効いて、本当に旨いラーメンだ。
このラーメンが食べられなくなってしまうのは、なんとも惜しい。ご主人にしても本意ではないのだろうと思うのだけど・・・
ポスターによると、和風つけ麺 830円、塩つけ麺 830円、からか~つけ麺 1000円と、お値段もグッと上がる。きっと、材料も高くなっているのだろうし、何よりテナント料が相当高いんだろうなとは思うものの、作り手の顔が見えないことと合わせて、ちょっと心配。
何か作っているところが判る工夫が欲しいところだけど、サンモールで営業しているチェーン店系または資本系の店の殆どは、作り手の顔が見えない。それでも繁盛しているのは、場所がいいからか。とするとそれほど心配は要らないのかもしれない・・・
ともあれ、全てはリニューアルオープン後に。
◆(新)中華麺屋 喜神
移転後:中野区中野5-62-7 最寄駅: 中野
11:30-2:00 休日不明
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この7/25に開店したばかりの「覆麺」である。先週日曜日にフラれているので、今日は満を持しててのシャッター。11時ちょうどの開店で、黒覆面氏も白覆面氏も笑顔(らしい)で「アンガーラっ!」。私も思わず「アンガーラッ!」 どうやらこのフレーズはハワイで言うところのアロハとマハロを一緒くたにしたような言葉らしい。
夏休みの土曜日、シャッター組は私ひとりだった。
店内には前回はなかったチャーシュー用のスライサーが増えていて、謎の貼り紙もあった。「だれが何と言っても わだすは『その人?』ではありません! アンガーラ.本当ダス!」だって・・・「その人」って誰さ!?みたいな(^^;
今回は初めて右側の席に座れたので、寸胴の様子を撮らせて貰った。良く澄んだきれいなスープではありませんか。となれば「覆麺(ラーメン)」と「油覆麺(油そば)」しかないメニューから、こちらを選んで正解。
「味玉覆麺 880円」
前回(7/25)とちょっと見は変わらない。チャーシューが一回り小ぶりになった以外は盛り付けも同じだし。タドタドしいニホンゴの黒覆面氏によると、このチャーシューはスライサーが必要なタイプだそうだ。そうしてスープの透明度が増しているようだ。
一口すすってみると「あれ、変わった」というのがすぐわかる。前回感じたこの店の由来を思わせる「ショッパさ」が影を潜めて、かなりあっさりしたものになっているのだ。でも旨味は変わっていない。うん、これはいい。
麺は同じ細ストレート麺。これに揚げタマネギと、そのたび毎に黒覆麺氏が揚げてくれる揚げネギの香ばしさがものすごく良く合う。是非一緒に口に含んでみて貰いたい。うまみと香ばしさがジワリと口の中に広がるのです。たまりませんな。もちろん軽くブラックペッパーを振ってある。
お好みででテーブルにある豆板醤とニンニクを加えるのもいい。どちらも香り付け程度に使うのがいいだろう。
バラ肉ロールのチャーシューはトロトロで、箸を付けるとホロホロと崩れてしまう。半熟トロリの味玉も変わらずで、もちろん文句なし。
というわけで、あの「ショッパ旨さ」はほぼ影を潜めて、嫌みのないスツキリした旨味が残った感じだ。それもどうやら進化中。元々引き出しが多すぎるほど多くて自分でレシピを忘れてしまうほど懐が深い黒覆面氏。これは当分目が離せない。
すでに食べたよという皆さん、味の変化を感じられるのはこの時期だけかもしれない。良かったらまた一度どうぞ。未食の人ももちろんです。あ、それとソコのアナタとあなた、ファンの人たちは強制?ね(^o^)v
そうそう黒覆面氏、「いつか余裕ができたら覆面だけに『デスマッチ』のようなものをやる鴨ぉ~」みたいなことをカタコトのニホンゴで言ってました。ムフッ
◇関連記事
2008.7.26 新店「覆麺@神保町」の油覆麺
2008.7.25 新店「覆麺@神保町」の味玉覆麺
◆覆麺(ふくめん)
千代田区神田神保町2-2-26 最寄駅:神保町
11:00-22:00 不定休(無休らしい)
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よく拝見しているブログの作者さんが、新宿御苑でまた写真の個展を開いているという。
前回拝見したときは、こんな視点もあるんだなぁと思わされたりしたので、今回も見に行くことにした。
この写真展のタイトルは「Watching you」。前回と違ってカラー、且つA1サイズ?みたいな大きなプリントは、結構な迫力だ。
「Watching you」というタイトルが示唆するものは、なんだろう。自分の内面を見せつけられたようでショックを受けたり、そのあとでホッとさせられたり。
ほんの8点?ほどの写真たち。凡人たる私にはその真意は分からないのだけど、行って見て良かった。そう思った写真展なのでした。今回の展示は8/17(日)まで。お時間のある方は寄ってみてはいかがだろうか。
◆ atsushisaito 「Watching you」
2008.08.04 - 08.17 13:00-19:00
Photo Gallery SPACE M
新宿区新宿1-2-11 近代ビル3F 最寄駅:新宿御苑前
「夕やけ」の2軒となりのビルです。
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すぐそばで催されている写真展を見に行きがてら、食べに行くことにした。猛暑日だというこの昼日中、ちょっと外に出るのもおっくうだけど、そけでも衰えぬわがラーメン魂、って一体何のこっちゃ。というわけで「夕やけ@新宿御苑」である。
一時少し過ぎに着くと不思議なことに先客ゼロ。なるほど、この暑さじゃ誰も外に出ないよなぁ。ましてやラーメンなんて。ラーメン店受難の季節ですな。でもね、この店にはこれがあるんでよ。
「冷やしらーめん(大盛) 980円」
冷やし中華の夕やけバージョンと言ったところでしょうか。どうです、この見事な野菜の盛り。盛りつけ担当は奥さんね。なんとなく二郎系のヤサイマシを想像してしまうではありませんか。このヤサイの量だとやっぱり普通盛りで良かったかなぁ。
胡麻ダレベースのタレは、黒酢、羅漢果、金胡麻をミックスしたというもので、ピリ辛仕上がっている。麺はわずかに縮れた細ストレート麺。よく合ってますな。
お酢は抑えめにしてくれたのだろうか。それとも使っているのが黒酢のせいで、そう感じるのかもしれない。お酢がキツイのは苦手な私にはちょうど良い。
ヤサイの他の具は、半熟玉子に短冊に切ったチャーシュー。ヤサイに混ざっているキュウリの千切りが「冷やし」らしい涼感を産んでます。
ちょっとお高いかもしれないけれど、それだけ材料も手間もかかっています、未食の人は是非どうぞ。
◆北海道上川らーめん「夕やけ」
http://www.yuuyake.jp/
新宿区新宿1丁目2-5 最寄駅:新宿御苑前
11:30-14:30 17:30-21:30
土日祝 12:00-14:30(但し悪天候の土日祝は休業)
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これまで中野の早稲田通り沿いで営業していた「中華麺屋 喜神」が区画整理に伴い、駅前に移転することになった。
先日から駅前の移転先予定地では内装工事が続けられていたのだけど、いよいよ8月中旬のオープンが決まったようだ。場所は中野駅北口ロータリーからケンタッキー前の路地を入ってすぐ右側。「味七 駅前店」の斜め前になる。
我が家からはちょっと遠くなってしまうのが残念だけど、あの味がもっと多くの人にふれて貰えるのなら駅前移転も仕方ないか。これまでも苦労して多くのお客さんを掴んできたわけだけど、きっとまたすぐに新しいお客さんが着くことだろう。
なお、この移転に合わせてこれまでのメニューも一新。麺(自家製麺)もスープも変えてリニューアルオープンするそうだ。どうやら「つけ麺」がメインになるらしい。
ご主人は「池袋光麺」出身で「TVチャンピオン」の「ラーメン職人王選手権」で3位という、もともと実力があって引き出しも多い人。リニューアル後のメニューが楽しみだ。
私が「中野北口でお薦めのラーメン店は?」と聞かれて、必ず5本の指にいれる店。旧店舗というか現店舗で今のラーメンを食べられるのは、この10日まで。現在の味のファンのかたはお早めにどうぞ。
それにしてもリニューアルオープンが待ち遠しい。
◆(新)中華麺屋 喜神
中野区中野5-62-7 最寄駅: 中野
11:30-2:00 休日不明
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新宿御苑で下車。そのまま四谷方向の向かって四谷4丁目の交差点を左折してと。今日は「むろや」である。前回は「涼麺」という名の冷やし中華があったのだけど、夏季限定ではなく、ほんのわずかな期間限定であったようだ。残念。というわけで、選んだのはこの店の定番メニューで一番のお気に入りのこれ。
「塩つけ麺(中盛) 750円」
浅草開花楼製の太縮れ麺とトロミのあるつけ汁とが良く合っていてとても美味しい一杯だ。「塩」と言っても、つけ汁の見た目は茶濁している。この中にブツや短冊に刻んだチャーシューと穂先メンマ、水菜、ネギなどが入っていて、麺と同時に食べると、その食感も楽しめる。今日も美味しいや。
いつ行っても、水準の高い安心の味を提供してくれる店。未食の方は一度どうぞ。
◆ラーメン むろや
新宿区四谷4-25-10 最寄駅:新宿御苑前 or 四谷三丁目
11:00-15:00 17:00-21:00 無休らしい
・麺の量(中盛まで同じ値段)
ラーメン: 並 160g 中盛 240g(700円) 大盛 320g(+100円)
つけ麺 : 並 200g 中盛 300g(750円) 大盛 400g(+100円)
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幡ヶ谷からの帰り道。バスに揺られながら、中野に着いたらどこでラーメンを食べようか。でも、ふと思いついたのはここ、「武蔵家@新中野」である。久しぶりに家系が食べたくなったら、もう止まらない。杉山公園で途中下車してしまった。
「ラーメン 650円」
例によって注文時のコールは「カタメ、コイメ、オオメ」。席に座ってしばらく待ってといると、ふとニオイが減っているのに気がついた。以前は店に入るなり、かなりキツイ家系らしいニオイがしたものだけど、それがかなり抑えられている。何か変えたのかな。換気がよくなっただけかもしれないけど、これはいいことだ。
ケモノの存在を感じさせる濃いトンコツ醤油スープに太ストレート麺。そうして、大き目の海苔が三枚とほうれん草。うん、いかにも「家系」ですなぁ。旨い。良かった変わってない。
あとチャーシューが柔らかくて旨かった。これも以前はもっとワイルドだった気がするのだけど、良い方向に変わってくれたんだろうか。それとも気のせい?
ともあれ、私の好きな家系です。・・・って、ラーメンなら何でも好きか(^^;
ご近所さんで、未食の方がいらしたら、あるいは今まであのニオイで入れなかった人がいらしたら、一度行ってみてはいかがでしょう。
◆武蔵家(むさしや)
中野区中央4-4-1 最寄駅:新中野
11:00-26:00 無休
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先日(7/7)オープンした「中華そば へいぼん」である。毎日のようにこの店の前というか脇を通っているけれど、いつも誰かしらお客さんがいて、それなりに認知されつつあるようだ。やはり地元に愛されていかないと難しいだろう。
今日も先客は二人。18時過ぎという時間帯としては、もう少しお客さんにいて欲しいところか。ラーメンしかメニューにないのがツライ。時期的につけ麺か冷やし系のメニューが欲しいと思う。だって、こう蒸し暑いとなかなかラーメンを食べる気にならないもの。
「塩 肉わんたんそば 900円」
今日は、初めてこの店のワンタンを食べてみることにした。普通の塩ラーメンよりは若干野菜が少なめで、代わって肉ワンタンスープに浮いている。でもやはりタンメン風かな。キクの花びらがアクセントになっているのも同じ。
薄く柚子の香りがするスープとともにワンタンを口の中にいれるとプルプルの皮の食感と肉汁の旨みが相まって、いいなぁこのワンタン。中細ストレートの麺は硬めに茹で上げていて、スープとワンタンに良く合います。
特別なものはコレといってないけれど、水準の高いラーメンだと思う。そして何より是非ともこの地に根付いてほしいと思う。中野駅北口から徒歩1分。未食の方は一度どうぞ。
◆中華そば へいぼん
中野区中野5-63-4 最寄駅:中野
11:00~スープ切れまで(20時過ぎ頃?) 無休
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今年も「鍋屋横丁(通称:鍋横)」の夏祭りである。2年続けて行ってみると、この祭りが小さな商店街のものとしては、付近の住民も楽しみにしていて、しっかり地元に根付いているものであることがわかる。
昨年の記事で、この「鍋屋横丁(通称:鍋横)」という名前は、かつてここに「鍋屋」という茶店があったことから付いたものだと書いた。今では、その代わりに「みずほ銀行(旧富士銀行)」が一種のランドマークになっている。
さて、そのわずか400mほどの商店街が今年も舞台となり、午後3時からのおよそ3時間、エイサーの「道じゅねー(練り歩き)」と「ガーエー(エイサー同士の演舞合戦)」が繰り広げられた。
立っているだけで汗が噴き出してくる。そんな37度以上はあるであろうアスファルトの路上で演舞を見せてくれたのは、「東京中野真南風(まはい)エイサー」と「中野新風(あらかじ)エイサー」の面々。中野を本拠に活動する若者達だ。
いつものことながら、素晴らしい迫力と愛らしい手踊りで魅せてくれた。昨年も書いたけど、何より彼ら彼女らの一生懸命さがいい。
今年この「中野真南風エイサー」は、本場沖縄はコザで開かれる「全島エイサー」に本土勢として初めて招待されることになった。その実力は本場まで伝わっているということだろう。名誉なことだ。応援に行けないのが本当に残念だけど、東京にも沖縄に勝るとも劣らないエイサーがあることを見せつけて来てほしい。
もしエイサーをご覧になったことがない方がいらしたら、一度是非どうぞ。
ちなみに次回は 8/10(日)、板橋区大山商店街の夏祭り「サマーフェスタ in 遊座大山」に出演予定です。時間がわかったら後日追記します。
これまでの活動実績や出演依頼(^o^)vは下記のHPからどうぞ。
そうそう、出演依頼の際には、せめて足代の実費程度は負担してやってもらえると助かります。また夏場は大量の汗をかきます。できればお茶等の飲み物のご用意も。全員手弁当での出演なのですから。
◇中野真南風(まはい)エイサー
http://mahai.daa.jp/
◇新風(あらかじ)エイサー
http://arakajieisa.web.fc2.com/
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池袋にある有名店「生粋」の神保町支店が、「つけ麺」メインの店として、この4月にオープンさせた「つけ麺生粋 四日坊主」である。
「覆麺@神保町」にフラれ、かといって「二郎」に並ぶ気にもなれず、たどり着いたのがここ。日曜日、この界隈のラーメン屋さんは休みのところが多いのだ。
焼き秋刀魚をそのままダシに使うので有名なラーメン(つけ麺)だ。四日毎に日替わりの創作メニューを出すので「四日坊主」としたらしい。
「つけナポリ 880円」
「昔なつかし喫茶店の味・つけナポリ」と書かれた看板に惹かれて、思わず定番のつけ麺ではなくて、この食券を買ってしまった。
赤のパプリカが載った麺はなるほどパスタ風だ。赤黒いトマト色をしたつけ汁が出てきたとたん、焼きサンマのニオイがした。スープをすすってみると、この焼きサンマの強いニオイ(生臭さ)とトマトがケンカしてるような・・・。麺とチャーシューはなかなかウマイのだけどね。うーん、私的には日光の手前というか、ちょっとキワモノっぽいイメージかなぁ。
機会があったら、普通のつけ麺を食べてみることにしよう。
注:「日光の手前」と書くと時々メールで質問が寄せられるので書いておきます。
日光の手前=今市 ね。JR日光線でも一つ手前の駅。現在は町村合併して日光市。今市の地名は残っています。
◆つけ麺生粋 四日坊主
千代田区三崎町2-11-11 最寄駅:水道橋
11:30-15:00 17:00-22:00 無休
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中野から神保町に行くには東西線で九段下から歩くのが一番早い。前の記事で書いたように「覆麺」へ行くつもりで歩いていくと、靖国通りに何やら行列が出来ている。何かのイベントか人気商品の発売日だろうかと思いながら歩いていくと、なんと「二郎@神保町」の行列だった。いくらなんでもここまで並ぶかぁ?というような長さだ。
おかしい、日曜日は休みのはずなのにと思って後で調べてみたら、今日(8/3)は 100食?限定で「つけ麺」を出したらしい。
いやぁ、それにしても凄いね。二郎の斜め前から靖国通り方向をみたのが上の画。
普通は、ここ(左の画)までかと思うでしょう。でも行列は靖国通り側(右の画)に廻り込んでまで続いているんですね。最後尾のお兄さんは全く逡巡せず列についたから、あらかじめ予測していたのだろうなぁ。いやはや、この炎天下、あなた達はエライっ。
「二郎」の新規開店は毎度お祭り状態で長蛇の列ができるのが恒例となっているけれど、限定のつけ麺でここまでとは。さすが人気の「神保町二郎」と言うべきか。
最近、二郎方面にアンテナを向けていなかったせいもあるけれど、まるで知らなかった。最初の人は何時頃から並んだのだろう。二郎ファンの私といえども、とてもマネはできない。神保町二郎のつけ麺は確かに食べてみたいけどね。
◆ラーメン二郎 神田神保町店
千代田区神田神保町2-4-11 最寄駅: 神保町
11:00-14:00 18:00-21:00 日祝休
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先日の記事へのコメントで「覆麺@神保町」が麺を中太の平打ち麺に変えたらしいという情報(haratakaさん)を頂いた。
ひょっとしてあの麺かなと心当たりはあるものの、黒覆面氏のやることだからサプライズもあるかもしれない。となれば早速食べてみたい。また、それが一時的なものなのかどうかも確かめてみたい。そう思って、神保町まで出かけてみることにした。カタコトの日本語でも話しを聞ければとシャッター狙いだ。
11時少し前に着いて、しばらく待ってみたけど、中からは物音もしない。もちろんスライド式のドアも鍵がかかったままだ。念のためノックして「アンガーラっ!」と呼んでみたけど反応なし。(^^;
フラれたみたい。せっかくこのクソ暑い中、わざわざ出かけたというのにぃ。不定休ということだったけど、場所柄日曜日は休みなのかもしれない。
◆覆麺 (ふくめん)
千代田区神田神保町2-2-26 最寄駅:神保町
11:00-22:00 不定休(日曜は臨休ありらしい)
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出かけたついでにわざわざ四谷で下車。今日もまた大のお気に入りとなった「洋食 エリーゼ」である。
「大きなチキンサルサカツ定食 1,050円」
これまで何度か食べているけれど、この店のカツ系は秀逸だ。揚がり具合が理想的なのだ。「ロースカツ」の時は中の肉は中心部がピンク色。先日の「チキンカツ」も、もう本当に理想的と思える柔らかさに仕上がっていた。
で「大きい」んです。比較になるものがそばにないのだけど、腹ペコ男子には最適と思われるボリューム感に思わず恍惚の人状態。顔中の筋肉が弛緩してしまいますな。普通サイズだと 900円なので、150円のアップ。でもこの大きさなら大納得の文句なし。というか得した感じ。
そして、サルサソース(←なんかヘンだな)の酸味がまた良く合うんです。夏でもすっきり食べられるチキンカツ。そんな感じ。そして、このサッパリ感のお陰で、こんなにデカクても飽きない。テーブルに置いてあるマスタードをたっぷり付けて、あっという間に完食。うーん、今日も満足ぢゃ。
ここの「カツ」の出来があまりにもいいので、今日も他のメニューを食べられなかった。今度こそ「サーモンのソテー」か、名物らしい「オムライス」を食べてみようと思う。
◆洋食 エリーゼ
新宿区四谷1-4-2 最寄駅:四ツ谷
11:00-15:00 17:00-21:00 土曜11:00-15:00
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夜、例によって中野は昭和新道通りの「パニパニ」で飲んでいると、嬉しいサプライズがあった。
ハッピーバースデイのメロディとともに、ケーキが登場。いやぁ、ほんとに嬉しいなぁ。ケーキのろうそくの火を吹き消すなんてのは、一体何年ぶりだろう。ひょっとすると小学生の頃のお誕生日会以来かもしれない。とすると40年ぶり?(^^;
パニパニのオーナーとマスター、そして一緒に祝ってくれた皆さん、本当にどうもありがとう。これで私はまた1年、強く生きて行けます。(^^ゞ
夜遅く帰宅すると、家内からのYシャツのプレゼント(と言っても、元々買う予定のものだったんだけど)が置いてありました。・・・果たしてほんとに覚えていたんだろうか(^^;
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今年も今日が誕生日だと教えてくれたのは、某SNSのメッセージと@niftyのバースデーメールだった。・・・あれ? これって去年と全く同じ書き出しだ(^^;
珍しく早起きしてきた長女が「おはよう」の代わりに突然「おめでとう!」と言ってくれた。「へぇ、覚えててくれたんだぁ」と言うと、照れくさそうに「うん」だって。よしよしウイやつ、彼女には何か好きな物を買ってやらねばなるまい。(って、なんか逆ぢゃん?)
あとは出がけにおばぁちゃんが「お誕生日おめでとう」と。さすが母親、一人息子の誕生日は忘れないものらしい。
そんなわけで、今日の昼飯は「新宿御苑でお弁当」の豪華バージョン「ビール付き」だ(^^; 「お父さんも頑張ってるんだよね」などと一人ごちながら、小さな声で「カンパイ」。
今年も合宿中の次女からは、メールも来ない。家内はと言えばすっかり忘れているか、思い出しても忘れたことにしているかのどっちかだろう(^^;
いいんだ、家族からすっかり見放されたとしても、お父さんは強く生きて行くんだい。
そうして、最後に。今年も何人かのネット仲間から「おめでとう」メールやメッセージを頂戴した。どうもありがうね>皆さん。
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