写真展@新宿御苑
取り上げている地域が近いこともあって、よく拝見しているブログの作者さんが、新宿御苑で写真の個展を開いているという。
この作者氏のブログに掲載されている画像を見ていると、それが単にラーメンの画であれ、猫の表情を捉えたものであれ、どーしてこんなにキレイに撮れるの? この人タダモノではないな、と思っていたのだけど、やっぱりタダモノではなかった。そっち方面の人だったのだ(って、どっちや!?) 今日実際にその個展を見てさらにその思いを強くした。


この写真展のタイトルは「とどかない」。殆どモノクロで撮られた写真は、どこにでもある町の路傍のもので、「あ、ここ知ってる!」みたいな場所ばかりだ。それほどなじみのある路地や小道に小学生くらいの子供達の後姿がフレーム内に納まっている。ラケットを持って駆け出した女の子や、ランドセルを背負って歩いて行く子供達がいる風景は、モノクロであるがゆえに余計に懐かしさを感じてしまう。そうしてまた、後ろ姿なのに子供達の表情が見えるような気がするのはどうしてだ。
「とどかない」というタイトルの真意が奈辺にあるかは、凡人たる私には判らないのだけど、この子供達のいるどこにでもあるような景色から伝わってくる暖かさみたいなものは、確かにとどいたと思ったのでした。
お昼時のほんのわずかな時間だったけど、行って見て良かった。お時間のある方は、ひと休みしに行かれてはいかがだろうか。
ご本人にお会いできなかったのだけが、ちょっと残念。
◆「とどかない」 atsushisaito
2008.6.9-6.15 13:00-19:00
Photo Gallery SPACE M
新宿区新宿1-2-11 近代ビル3F 最寄駅:新宿御苑前
| 固定リンク | 0
コメント
どうも紹介までしていただいて、ありがとうございます。
投稿: atsushisaito | 2008.06.13 12:39
ども、atsushisaitoさん。
どういたしまして。本当にわずかな時間でしたが、楽しませて貰いました。
投稿: BUSH | 2008.06.13 18:52