08春・東村山うどん旅1「とき」
前日にカリビアンさんことC師匠から「明日、春のうどん旅はいかがっすかぁ?」とお誘いを受けた。ちょうど「パニパニ」で呑んでいる時だったので、「おお、行くべ、いくベ」と居合わせたA嬢を誘って出かけることにした。
そして今日。春らしいというより、初夏を思わせる絶好のお天気になった。普段だとクルマで出かけるのだけど、あまりのお天気の良さにお散歩がてら歩きましょっか。そんなわけで「武蔵野うどん」の聖地・東村山まで、電車でGO!と相成った次第。
3人とも西武新宿線には出やすいので、最寄の駅毎に桃太郎の猿・犬・雉宜しくメンツが増えていく。最初はワタクシB、次の駅でA嬢、更に鷺宮を過ぎたあたりでC師匠が乗ってきて、ABCの三ばかトリオ(古っ)が成立(^^;
12時少し前に西武新宿線の東村山駅へ到着。2年ほど前の「トトロの森ハイキング」以来、久しぶりに降りる駅だ。まずはここから5分ほど歩いた住宅街の中にある「手打房とき」へ行くことにした。以前にも一度来たことのあるお店だけど、東村山へ来たらここをハズすわけにはいかないでしょう。
ある程度の行列は覚悟していたのだけど、幸い店外に行列はなし。店内にのみ5人ほどのお待ち。着席までは15分ほどと、たいしたことはなかったのだけど、ここからが長かった。見るとうどんを目の前にして食べているのは4人ほどで、残りの15人ほどの先客は座って待っているだけ。奥さんがホール担当で、ご主人が一人で全てのメニューを作っている。そりゃ時間がかかるはずだわ。皆さん、それを承知でノンビリ待っている。
そうして、ようやく出てきたのがこれ。並び始めてから、うどんが出てくるまでほぼ1時間。いやはや待ちましたなぁ(^^;
左がC師匠が頼んだ「かき玉うどん 600円」で、右はA嬢が頼んだ「つけとろ 650円」。一番最初に出てきたCさんは、すぐに夢中で喰い始めた。「つけとろ」もほんとうに美味そうだ。
そして、これがワタクシめが頼んだ「カレー汁 750円」。
カレーの芳香がすばらしい。まずはカレー汁をすすってみる。うん、うまい。これなら間違いなく、うどんをつけても旨いはず。
でも、まずは「うどん」を何もつけずにそのまま食べてみると、噛んだ歯を跳ね返すような素晴らしい食感と小麦粉の味。いかにも小麦粉を喰っているなぁ、武蔵野の地粉なんだよなぁと。そう思わせる「うどん」なわけですね。
カレー汁につけて食べてみると、もちろん言うことなし。カレーの素晴らしい風味に負けないうどんのコシと小麦の味。お約束、幅広麺の一反木綿君もついて、なんだかラザニアみたい? いやはや、やはり最初に「とき」に来て良かった。
A嬢もCさんも、それぞれ大満足の一杯なのでした。
今回食べたのはどれも「普通盛り」。普通にしては結構量がある方だけど、朝飯を抜いている身には、まだ余裕あり。ということは、もちろん次の店へと続くのでした。
◇以前の記事
2006.12.16 『東村山うどん旅1「宅部うどん」』
2006.12.16 『東村山うどん旅2「手打房とき」』
2006.12.16 『東村山うどん旅3「きくや」』
◆手打房 とき
東村山市野口町1-7-10
11:30-15:30 17:30-20:30 日曜休
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