背脂ブラック?「潤@蒲田」
はたして、こんなタイトルでいいのかわからない。でも私の脳裏には、そんなイメージで焼きついている。強烈な背脂と濃い醤油色のスープの「らーめん 潤@蒲田」である。
蒲田で飲んでいるとT氏が「呑んだ後は『潤』でしょう。鬼油(おにあぶら)ね」としきりに言う。名前は聞いていたけど未食だった私は、それじゃ是非となった次第。
なんでも新潟は燕三条の有名店が、2年前東京に初出店したもので、背油と極太麺が特徴なのだという。それだけ聞くと二郎インスパイヤーか?と思ってしまうのだけど、全く違うのだそうだ。燕三条ではスタンダードなラーメンらしい。
夜10時頃の店内は半分ほどの入り。店に入ると「鬼油」の上に「地獄油」というのができているのがわかった。それではそいつをと、C氏とR氏と私の三人で「地獄油」をイクことにした。
背油の量が「小→標準→中→大→鬼→地獄」と区別されているのだ。鬼油とか地獄油とか聞いて、すぐそれを頼むのも凄いと思うけど、この店では、この二つのオーダーがやはり一番多いらしい。
「中華そば(地獄油)680円」
来た瞬間に思わず笑ってしまいそうになりましたね。麺どころか具もスープさえも見えやしない。白いのは全部背油なんですな。知らない人が見たら「やまかけドンブリ?」みたいに勘違いするかもしれない。んなわけないか(^^ゞ
真っ白な背油の下には、濃い醤油色のスープと極太麺が隠れている。トンコツ系のスープは煮干の香りが強くて私好み。北海道産の昆布が使われているらしく深みのある味になっている。
極太の縮れ麺はスープをよく持ち上げてくれるし、なかなか美味い麺だ。食感もいい。
具はバラ肉のチャーシュー、メンマにタマネギ、刻みネギ、岩海苔が少々。だけどスープと背油が強烈だっので具の印象は殆どない(^^;
見た目どおりかなりアブラが強いラーメンなのだけど不快感はなかった。どころかハマりそうなくらいだ。
「燕三条 背脂ブラック」、未食のかたは是非にとお勧めしておきます。
ちなみに「潤で鬼油」を連呼していたT氏は不戦敗。漢(オトコ)ぢゃないなぁ(^^; しっかし、間違いなくヘビメタだった(^^ゞ
◆らーめん 潤 蒲田店
http://www.ramenjun.co.jp/
大田区蒲田5-20-7 最寄駅:蒲田
平日11:00-25:00 土日祝11:00-23:00 水曜休
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コメント
すみませんが私は標準で逝きましたよ。あれだけ食べた後では流石に鬼なんて無理でした。
投稿: reuters | 2007.09.14 21:57
この極太麺はおいしそうですね。ちぢれているというのも好み。蒲田は行く機会がありませんが、とても心惹かれます。しかし食べるとしたら、…やっぱり標準をお願いしたいと思います(^_^;)
投稿: shannon | 2007.09.15 00:37
ワォ!
久々の超背油仕様
画像を拝見すると
「韃靼ラーメン一周@池袋」を思い出します
投稿: HIRO'S | 2007.09.15 12:16
▼Rさん
おや、そうでしたか。何か具入りのを頼んでいたような記憶はあるのですが。
▼shannonさん
麺もスープも旨かったですよ。背脂は、まぁ標準程度でイクのが無難かと。でも、あの背脂増しはハマるかもです。
▼HIRO'Sさん
一周の方は知らないのですが、「久々の超背脂仕様」は同感です。最近では、ここまでというのはホント珍しいですよね(^o^)/
投稿: BUSH | 2007.09.15 21:48