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2007.08.17

アナログ・ビデオのDVD化2(実施編)

 さてそれではと、まずは1980年の「WIMBLEDON 男子決勝」を HDD/DVDレコーダーにダビングしてみた。

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 B.Borg と John.P.McEnroe の4時間に及ばんとする死闘をデジタル化できた。WIMBLEDON史上 BEST of BEST と称される名勝負だ。ダビングしながら完全に見入ってしまった。27年前の感動も蘇ってきた。思えばこの試合で、それまで「軟弱者のお遊び」みたいに勝手に思い込んでいたテニスを、男のスポーツとしてちゃんと認知したのだったよなぁ。標準モードで録ってあったせいか思ったより画質も良かった。ヒデオからダビングする際の画質劣化も気にならないレベルみたい。なんだかとっても嬉しい。

 というわけでこの夏休み期間中、外出できないのを口実に、かつて録画した大量のビデオ達のデジタル化に着手した。最も多いのは、1984年あたりからの WIMBLEDON や U.S.Open を中心としたテニスのもの。そしてサッカーW杯、マイケルジョーダン、NHKスペシャル(特集)の自然科学モノ等々。

 このダビング作業は当然1倍速だから、これにかかるであろう時間たるや、気が遠くなりそうなくらい。この夏休み中、朝から晩まで2台づつあるVTR(ビデオテープレコーダー)と HDD/DVDレコーダーを駆使してダビングしまくったのだけど、大変なことだった。ライブラリーとして本当に残しておきたいものだけをDVD化して、あとはどんどん捨てていこうと思っている。

 これまで1990年頃までのテープをダビングしてみた限りでは、当時3倍速で録っていたものは、かなり画質の劣化が進んでしまっていて、中にはもう見るに耐えないどころか、画像にさえならずまるでダメダメというものもあった。それに対して、標準 且つ 高画質テープで録っていたものは、画質の劣化はあるものの殆どが大丈夫のようだ。

 ヒデオからDVDに直接ダビングするもの。HDDにダビングしといて、ある程度まとまったら他のものと併せてDVDに落とすもの。とてつもなく時間のかかる作業・・・でも、楽しい作業でもあるので、苦にはならない。

 今のところテープが癒着してしまってペケなんてヤツはない。もしあったら、画像がダメダメなやつと併せてあきらめるしかない。そうでなくてなんとか再生して見られるレベルのものは、とにかく一度デジタル化してしまえば、あとはなんとかなりそうだ。なぁんて安心はできない。DVDに落とすとしても、その耐久年数ってどれくらいなんだろう。いつかどこかでまた焼き直しをしないとダメなのかもしれないなぁ。テープよりは寿命が長いんだろうけどね。
 待てよ、それまで私のほうが生きているんだろうか(^^;

  ・・・1981年と83年の WIMBLEDON決勝がないんだよなぁ。リージョンコードがアメリカとかいうヤツなら通販されているみたいなんだけどね。

 しかし、この作業、あと何ヶ月続くんだろう。

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コメント

私も去年、頑張ってやりましたぁ。
ベータ、VHS、8m/mビデオ・・・
家族関係のはDVD化の他に外付けHDDにも入れておきました。
完璧を要するにはこの状態で数年おきにバックアップ、ダビングしなければですが・・・さて (^^ゞ

投稿: たっち石川 | 2007.08.17 21:04

 ども、たっち石川さん。

 おお、既に取り組まれてましたか。

》家族関係のはDVD化の他に外付けHDDにも入れておきました。

 なるほどね。それ参考にさせて貰います。ちょうど外付けのHDDを買おうかと思ってたところなので。

 ビデオテープの方はざっと数えたら 450本ほど。この際だから大胆に捨てながらやっていくつもりです。

投稿: BUSH | 2007.08.19 21:57

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