エイサー in 鍋横夏祭り
地下鉄丸の内線新中野駅を東に出ると、すぐに「鍋屋横丁(通称:鍋横)」と呼ばれる交差点がある。かつてここに「鍋屋」という茶店があったことから根付いた名前だそうだ。この交差点が、元々は厄除けで有名な「堀の内妙法寺」に向かう参道への入り口だったことを知る人は意外に少ないのかもしれない。そうして、その茶店こそが参道への目印だったそうだ。
さて、その「鍋横交差点」から「十貫坂上」にかけてのわずか400mほどの商店街が、今回の「エイサー in 鍋横夏祭り」の舞台である。午後2時頃から4車線の道路を封鎖して、まさに商店街をあげての夏祭りという雰囲気になっている。

この道で午後3時から始まった「エイサー」の「道じゅねー(練り歩き)」は、なかなか迫力があった。前回の「チャンプルーフェスタ」の時は、狭い道ばかりだったので、エイサーの隊列も縦に延びがちだったのが、ここでは横に広がることができる。太鼓打ちが横に広がるとやはり壮観ではある。
上の画は「ガーエー」の様子を撮ったもの。「ガーエー」とは本来、闘争とかケンカを意味する言葉のようで、この場合はエイサー同士が「道じゅねー」中にハチ合わせた際に、ライバル心を剥き出しにして激しく互いの技量を競い合うことらしい。
実際、この4車線の道に「新風(あらかじ)エイサー」と「中野真南風(まはい)エイサー」の二つの団体がガーエーを繰り広げる様は、大変な迫力だった。きっと沿道の観客の皆さんも満足してくれたに違いない。
(ちなみに、こちらのサイトにアクセスすると、このときの模様を動画で見ることができます。)

この画は最終演目の「ガーエー」が終わって「中野真南風エイサー」が全員集合したときのもの。皆さん、いい顔してる。体感的には35度を優に越えた真夏日。本当によく演じてくれました。
最近エイサーにハマッているなぁ。その迫力はもちろんだし、顔見知りが多いというのも理由ではあるけれど、何より彼らの一生懸命さがいい。まるで高校野球を見るようなとでも言おうか。しばらくこの「中野真南風エイサー」を都合の許す限り追ってみたいと思っている。
もし、エイサーをご覧になったことがない方がいらしたら、一度是非ご覧ください。彼らの出演予定が判りましたら、またここでご案内します。
ちなみに次回は 8/24 20時から、中野 川島商店街のお祭りに出演予定のようです。
これまでの活動実績や出演依頼(^o^)vは、下記のHPからどうぞ。
◇中野真南風(まはい)エイサー
http://mahai.daa.jp/
◇新風(あらかじ)エイサー
http://arakajieisa.web.fc2.com/
◇関連記事:「エイサー in 鍋横夏祭り 2008」
注:海外・通販サイト等からの迷惑トラックバックが増えているので、しばらくの間トラックバックは承認制にさせて貰っています。
| 固定リンク | 0
コメント
私も近所なので、このお祭りを見てきました。
夜だったので阿波踊りだったのですかね?
キャロットと武蔵家の日記にトラックバックさせてもらいました。
宜しくお願いします。
投稿: Zen | 2007.08.09 15:31
Zenさん、コメントどうもです。
鍋横商店街の場合、メインの夜の部はずっと阿波踊りだそうです。エイサーは昼から夕方にかけてと、今のところ前座扱いのようです。もったいないと思いますが、阿波踊りに比べて全国的な知名度にはかけるので、まだ仕方がないのかもしれません。
ブログの方、よく拝見しています。
最近は次郎系を食べずに済んでいるのですが、Zenさんのところを拝見すると、またぞろ次郎の虫が騒ぎ始めてしまいます(^^ゞ
TB、ありがとうございました。後ほど、こちらからもTBさせてもらいますね。
投稿: BUSH | 2007.08.09 16:40
むむむ、これは知りませんでした。
中野は奥が深いですね(^^ゞ
投稿: Nylaicanai | 2007.08.09 19:13
Nylaicanai さん。
先日は板橋区大山の商店街からも、エイサーの出演依頼があって出かけてきたそうです。沖縄みたいにエイサー祭りとまではまだ行かないでしょうが、いくつかの団体というか隊が活動しています。
一度見に行ってみてください。
投稿: BUSH | 2007.08.10 08:17