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2007.06.30

ステもりチキン「キャロット@西荻窪」

 「パニパニ」のマスターから聞いていた西荻窪の洋食屋さん、「キッチン・キャロット」である。なんでも、ステーキを中心としたボリュームのあるメニューが有名で、マスコミなどにもよく取り上げられる行列店なのだとか。オーナーシェフのご主人と奥さん?、若いお兄さんの3人だけでやっている、席数20ほどの小さなお店だ。 
 「青葉」した後だったけど、せっかく西荻まで来たのだし、まぁなんとか大丈夫だろうとタカを括って訪問。

 開店時間の15分ほど前についてみると、既にお待ちが二人。店の入り口や横には沢山のメニューが貼ってある。脇のショーウインドーには見るからにボリュームがありそうな盛り合わせメニューのサンプルが何種類も並べられていて、これを見るだけでも壮観だ。
 ステーキとエビフライにクリームコロッケのセットなど、とにかくステーキまたはハンバーグステーキをメインにした盛り合わせメニューが豊富なのだ。これほど種類があると何をオーダーしようか迷う・・・のだけど、初志貫徹。お値段は一番高いようだったけど、最も有名なこれ。

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 「ステもりチキンのセット 1,580円」
 ステもりとはステーキ盛り合わせの略のようだ。牛のガーリックステーキとチーズハンバーグの盛り合わせに、チキンソテー。隠れて見えないけれど、付き合わせにポテトフライにニンジン、インゲンなど。これにセットメニューのライス、味噌汁にドリンクが付く。
 「こ、コ、これは・・・」。出て来た瞬間に思い切り後悔しましたね。ラーメンなんか喰ってから来られる店ぢゃない。だってもの凄いボリュームなんだもの。一つ一つが大きいの。強いて言えば牛ステーキだけが普通の量で(でも200gあるらしい)、ハンバーグもチキンソテーもそこらの「くいしんぼ」やファミレスなんかのほぼ倍はあるよなぁという大きさ。いやはや参った。とは言うものの、腹ペコの若者には、ここは楽園かも知れない。

 もう後は肉との格闘だ。食べても食べても肉が攻めてくる感じ。ガーリックステーキは、柔らかいというほどではないもののなかなか美味しいし、デミグラソースのハンバーグとチキンもなかなか旨い・・・のだけど、途中からは食べることにのみ集中してしまったせいで、もう味も何もあったものじゃぁない。牛肉をしっかり噛んで食べ、ハンバーグを飲み下し、チキンソテーを頬張る。そうしてライスと味噌汁に救いを求める(^^;
 それほど肉、にく、ニクの世界だった。口惜しいけどライスは半分以上残してしまった。
 砕けるプライド、ハチ切れる腹、蓄積されるメタボ。嗚呼・・・

 食べ終えてアイスコーヒーを貰ったのだけど、もうそれもどうでもいい感じ。なんというお店なのだろう。とにかく凄い。次回は必ず腹ペコにしてから来よう。ちゃんと味わうのだ。そう再訪というか再挑戦必至のお店なのでした。

 男児なら、一度は挑戦すべきメニューの一つと心得て、是非挑戦されたい。あ、メタボのことは忘れないと無理です。
 他に盛り合わせ系のランチメニューもたくさんあって、殆どが 980円。女性も一度どうぞ。土曜日ということもあって、家族連れが多かったなぁ。

 ・・・食べ過ぎもいいところで、中野に着いて間もなく、キッチリとクーパーさんの急襲が。ギリギリでブロードウエイに飛び込んで事なきを得たのでした(^^ゞ でもこの日、午後の時間の多くをトイレで過ごすハメに。バカだよなぁ。

◆キッチン・キャロット
 杉並区西荻北3-13-7 最寄駅:西荻窪
 11:45-14:30 17:00-21:50 木曜休

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【新店・新味】青葉@西荻窪

 6月28日木曜日、西荻窪にオープンした「青葉@西荻窪」である。もちろん中野に本店のある、あの「青葉」の支店だ。
 都内を中心に既に11店舗もの支店を持つ「青葉」。これまでと同じように単に支店が増えるというだけだったら、わざわざ別の町まで足を伸ばすことはなかっただろう。実際地元中野の本店も、最近では行列なしで食べられる時間帯も多くなっているのだから。

 でも、今回の出店は「新味」で勝負するのだという。暖簾もこれまでの白地に赤字ではなくて、黒字で「青葉」。スープも麺も変えたのだとか。となれば、古くからの青葉ファンとしては行かないわけにはいかない。

070630a0 西荻窪駅北口を出てバス通りを北に200mほど。開店の10分ほど前に着いてみると、予想に反して行列は無し。一等賞だった。店内から聞き慣れた芳賀さんの低音が聞こえてくる。さすがに新味での開店ともなると、殆ど本店でも見かけることのない総帥が、自ら指揮を取っているようだ。
 行列店となる前からさんざん通ったというのに、私も芳賀さんが店に出なくなってから足が遠のいていた。定刻となり暖簾を掛けに出てきた芳賀さんと目が合うと、なんとか顔を覚えていてくれたみたいで、挨拶を含め一言二言。実際の麺上げなどの作業は中野本店の店長がやるらしく、ご本人は普段着のままだ。

 カウンターのみ12席の店内は広々としていて清潔。最近の青葉に共通の大きな釜が奥に鎮座してる。入ってすぐ右側に食券の券売機があった。

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 「特製中華そば 900円」
 取り敢えず比較のために「特製」を選択。お値段が他の「青葉」より全て50円づつ高くなってる。全てと言っても「中華そば」と「つけ麺」の他にはそれぞれの「特製」と4種類しかメニューがないのは、既存店と全く同じ。でも、出てきたラーメンは違っていた。
 既存店のスープは茶色がかった豚骨白濁だったのが、ここのはほぼ濁りのない清湯スープ。香りはまさに豚骨魚介のものなのだけど、スープをすすってみると、既存店とは違う、少し抑え気味な魚介風味。「とら会」によると、なんでも「鰹やいりこ、海老などを目立たせないように加えている」のだそうだ。

070630a7 麺は、これまでの大成食品のものではなくて、サッポロのカネジン食品の中太ストレート麺。これは以前「青葉@中野」の10周年記念で貰った麺と確かによく似た食感だった。わざと柔らかめに茹でてあるらしいのだけど、ちゃんとコシもあってなかなか良い。まぁそれはいいとして、もう少しスープの持ち上げがいいと良かったかなぁ。個人的には大成食品の麺の方が好き。

 具のメイン、チャーシューは大胆に薄めにカット(^^;されたものが5枚。こんなところでケチらないで欲しいなぁ。お味の方はいかにも青葉のチャーシューというもの。
 青葉のウリの一つである味玉は、本店みたいな半熟トローリではなかった。たまたまそうだったのか、それとも意識してそうしているのか。
 他に、本店より多めなキザミネギにメンマ、海苔。そして青葉らしくナルト。胡椒はデフォルトでは入ってなかった。

 店を出る頃には満席。でも芳賀さんの姿は既に店内にはなかった。
 この日1時過ぎには15人ほどの行列も出来ていたみたいだ。さすがは「青葉」。今のところ旧来の味の方が好きだけど、なんと言っても私がラヲタとなるキッカケとなった店だ。この新味も定着してくれると嬉しい。

 次回は「つけ麺」を食べてみることにしよう。

◆中華そば 青葉 西荻窪店
 杉並区西荻北2-11-7 最寄駅:西荻窪
 11:00-22:00頃(スープ切れ終了)当面無休

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2007.06.29

金曜日の中野オールスターズ

 大変な夜だった。日付が変わるまで呑んでるなんてのは、もうあまりない。

 仕事が長引いたせいで、いつもより遅い時間に「石待つ」がてら「パニパニ」でスタート。R嬢が登場。まぁまぁなどと言いながら乾杯。新メニューの「タイ風カレー」も旨かったなぁ。タイ風でもあまりカラくないので、私でも充分いけた。

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 頃合いを見計らって、お向かいの「石松」へ。すると今度はM氏、H氏、NK氏、NN氏らが登場。もう全員顔見知り状態でワイワイガヤガヤ。
 一通り食べたところで、まだ「パニパニ」未経験だというH氏とNK氏を「パニパニ」へお連れすることにした。
 今日はご主人のお誕生日だそうだ。そのせいか「パニパニ」は大盛況で大変な盛り上がり。そうこうしてるうちに、かなり出来上がっていてロレツの方が怪しくなったC氏が登場。総勢7人での立ち呑みとなった。

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 そうして、もちろん仕上げは「GOMA」だ。タクシー2台に分乗して全員で沼袋へ。いやはや、ここいらへんからは記憶もかなり怪しい。「King of 呑んだ後つけ麺」をイッたことは覚えているのだけどね。念写されていた画像を載せておこう。
 自宅へたどり着いたのは、たぶん午前2時をずっと廻っていたと思われる。

 お付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。

◆立ち呑み パニパニ
 中野区中野5-49-3
 月~金 17:00~24:00(LO 23:30)
 土 16:00~24:00(LO 23:30)日祝休

◆もつやき 石松(いしまつ) 旧「もつ焼き春」
 中野区中野5-50-8  最寄駅:中野
 本来の営業時間 20:00~未明または早朝まで。木曜休
 日祝は休み多し。営業時間もあまりアテにはなりません。

◆GOMA (ごま)
 中野区沼袋1-44-10 最寄り駅:沼袋
 18:00-2:00  休日: 3, 13, 23日

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2007.06.28

KANAYA (旧香名屋)@新宿

 久しぶりに「思い出横丁」で飲んだ。友人がどこか旨いラーメン屋さんへ連れてってくれという。「若月はどう?」と聞くと「そこは何度か行ったことがあるから別のところ」と言う。それじゃあということで大ガードを越えて西武新宿駅前へ移動。「麺酒房 KANAYA(旧香名屋)」である。新宿界隈に数店舗を持つ蕎麦屋さんの別形態だ。
 21時近い時間だと、殆ど若者向けのバーとして機能しているようで、ほぼ満席という状態。それでもちょうど何人かが帰ったあとだったらしく、なんとか3人とも座ることが出来た。

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 「黒豚ラーメン 700円」
 濃い醤油色のスープに低加水の中太ストレート麺。スープは鰹節とたぶん鯖節がよく効いた、そばつゆに近いもので、日本蕎麦のカエシとラーメン風のダシを合わせてスープにした感じ。これが低加水の麺とよく合っていて、ちゃんとラーメンとして成立している。 トンコツや鶏ガラは使っていないそうだけど、黒豚の大きなチャーシューが入っているせいか、動物系のダシも感じた。

 友人は「こんなラーメンもあるんだ」と驚きながらも「なかなか旨い」と言ってくれた。決して色モノではない「ラーメン」だと思う。未食の方は是非どうぞ。

◆麺酒房 KANAYA (旧香名屋)
 http://www.kana-ya.co.jp/
 新宿区歌舞伎町1-26-2 京屋ビルB1F 最寄駅:西武新宿
 営業時間: 18:30-04:00、土日祝 昼の部あり 18:00-ラスト 無休
 入り口が判りにくいのでご注意

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新宿御苑でお弁当2

 今日も新宿御苑近くの事務所に用事があった。今日も暑いけど、幸い風がある。せっかくだから再び「新宿御苑でお弁当作戦」だ。路傍で並べて売られているお弁当を買って、新宿御苑へGO!

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 苑内の休憩所に入ると日なたとはうってかわって、涼しくなった。風が抜けていってくれるのだ。他にもノンビリお弁当を食べているお年寄りのご夫婦がいたりする。ここ、なんとなくホッとする空間でもある。
 日本庭園を眺めながら、いつもの倍以上の時間をかけて昼食。ちょっとだけ気持ちが軽くなる感じだ。
 200円の入園料を取られるので、弁当代と併せて 690円也。

 このまま、昼寝が出来たらどれだけいいだろう。そんな風に思いながらまったりと時間を過ごした。真夏ともなれば暑くてこうはいかなくなるだろうから今のうちだ。

 さて今日のおまけ。ついでに近くに咲いていた花たち。

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 「ツルバラ(左)」と「タイサンボクの花」をパチリ。この絵からはわかりにくいだろうけれど、「タイサンボクの花」は、とても大きい。完全に花を広げると直系は30cmにもなるようだ。

◇PENTAX Optio A10

◆新宿御苑
 新宿区内藤町11 P有り
 最寄駅:丸の内線新宿御苑前 JR千駄ケ谷駅
 入園料:大人200円 小中学生50円

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二郎症候群?から脱却か

 先に書いたとおり、友人に促されるようにして久しぶりに「二郎」を食べた。

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 「ジロリアン」とは言わないまでも「二郎ファン」の私。週に1~2度二郎系を食し、2週間も二郎系を食べないと「二郎が食べたい。二郎でなきゃダメ」症候群が発症していたものだ。ところが 4月末に「どっと屋@江古田」で食べたのを最後に、もう2ヶ月近くも二郎系を食べずにいられた。その間、なぜか食べたいとも思わなかったのだ。そう、憑き物がとれたように。

 どうしたことかと考えてみると、「がんこ総本家」が池袋に復活したのとほぼ時を同じくして「二郎系」しなくなっている。つまり「総本家」の塩気の強いラーメンや「悪魔」を食べることで、不思議なことに「二郎熱」が抑えられているといった案配だ。
 「毒をもって毒を制す」(^^;の例えどおりになっているのかも知れない。「がんこ」の「悪魔」が「二郎」を制したのか?

 一度「二郎」食べれば復活するだろうと思っていた「二郎症候群」だけど、お気に入りの「荻二郎」を食べた後でも、変わることはなかった。

 これはひょっとすると、「二郎症候群」から脱却できるチャンスかもしれない。だとしたらメタボリックな私にとって、いいことに違いない。しばらくの間、二郎から離れていることができれば、とも思っている。

 上の画像は、開店後間もなくの「小岩二郎」のもの。なんとなくメタボリックでしょう?(^^;

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2007.06.27

今日も中野北口千鳥足

 「荻二郎」でヤサイダブルをした後である。中野にはたどり着いたけど、もう腹はパンパンなので「パニパニ」で軽く一杯だけやっていくことにした。

070627pp 入り口近くで飲み始めて間もなく「BUSHさん」と声をかけてくれる佳人がある。一瞬誰だろうと思ったけど、すぐにわかった。なんとなく思い描いていたイメージどおりの人だったからだ。「mさん?」。当たり。よくこのブログにコメントをくれる女性だ。嬉しいなぁ。
 あれこれ四方山話などするうちに彼女の仲良しだという可愛らしいお嬢さん方3人グループが合流。一緒に「石松」するつもりだったようだ。あいにく満席だったので「パニパニ」で飲み食べがてら「石待つ」してもらうことになった。
 本当は一杯だけのつもりだったお父さんは、女性4人に囲まれてすっかり舞い上がってしまった。こんなことないものね。

 しばらくすると腹もこなれてきた。結局露払いを兼ねて「石松」にも行って、いつもの「レバサシ」やら「ナンコツ」やらでキンミヤを一杯二杯三杯・・・。私は、奥の席の常連さん達とラーメン話に花が咲く。某有名ラーメン店のご主人も加わり賑やかな一時となった。お嬢さん達もレバサシ、もつ焼きともに満足してくれたようだ。

 私だけお先に失礼したのだけど、気が付くと何故か「パニパニ」に戻ってまた一杯・・・嗚呼、今日も千鳥足。

 mさん、お声がけ頂いてどうもありがとう。おかげさまでいつもよりずっと楽しい千鳥足コースになりました。

 さて今度こそ帰ろう。

◆立ち呑み パニパニ
 中野区中野5-49-3
 月~金 17:00~24:00(LO 23:30)
 土 16:00~24:00(LO 23:30)日祝休

◆もつやき 石松(いしまつ) 旧「もつ焼き春」
 中野区中野5-50-8  最寄駅:中野
 本来の営業時間 20:00~未明または早朝まで。木曜休
 日祝は休み多し。営業時間もあまりアテにはなりません。

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「二郎@荻窪」でヤサイダブル

 友人が「二郎に連れて行ってくれ」という。かつて「二郎」に何回か行ったことがあるだけという二郎初心者な彼は、初めての店には独りでは行きづらいらしい。というわけで、お互いが帰りやすい場所、「二郎@荻窪」である。
 20時少し前に店に着いてみると、幸いお待ちは無し。すぐに座ることが出来た。二人とも入り口脇の券売機で迷わず「小ブタ」を選択。

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 「小ブタ+カツオブシ 750円」
 今日の呪文は「ヤサイダブルニンニクカラメアブラ」。要するに「全マシに野菜だけダブル」である。
 ちょっとライトなスープも麺もいつもどおりだ。休みがちな「荻二郎」。ちゃんと営業さえしてくれていれば、安心の味だ。

070627jo02 残念ながら、今日のブタはイマイチだった。脂身が少なくて全体に硬めでモソッとした食感だった。まぁ、仕方ない。そんなこともあるだろう。それも含めて二郎ではある。
 友人には、この「荻二郎」がツボだったようで、しきりに「旨い旨い」を連発していた。よかった、連れてきた甲斐があったというものだ。

 食べ終わって店を出ようとすると、お待ちが6人ほどになっていた。運がよかったようだ。

◆ラーメン二郎 荻窪店
 杉並区荻窪4-33-1 最寄駅: 荻窪
 11:30-14:30 18:00-22:00 土曜11:30-14:30 18:00-21:00
 日曜のみ通しで 21:00まで 木曜・祝日休 臨休多し

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2007.06.26

行き着く先は「GOMA@沼袋」

070626_1 「立ち呑みパニパニ」で信州から遠来の友人を迎撃した。
 と言っても彼は21時ちょうどの「あずさ」で帰らねばならない。「暖々@平和島」で油そばを食べてからの中野着だから、わずか45分ほど一緒に呑んだだけで慌ただしく帰っていった。Pさん、今度はゆっくり来てね。

070626_2 さて、その後は例によって「中野昭和新道通り千鳥足コース」だ。5歩先の「石松」へと移動して、キンミヤともつ焼きでマッタリ。ここのユルーイ時間がいいのです。 そうこうしているうちに、どうしても食べたくなったのが
「GOMA@沼袋」の「キングオブ呑んだ後つけ麺」
 そう思うともう堪らない。居合わせたカップルを拉致ってタクシーでGO!

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 「GOMA風つけ麺(大盛)また値段聞き忘れた」
 やっぱり旨い。何度も書いているけど、硬く締められているのにスルスルのツルツルで、まるでそうめんを食べているみたい。つけ汁はGOMAらしいコンソメスープのような風味のもの。これにまた薬味のミョウガがよく合うんですな。

 ああ、書いているうちにまた食べたくなってきた。でも今度は、湯麺(とんみん)も食べたいし、その後の「冷やし中華」も気になる。また誰かを拉致って行ってこよう。

◆GOMA (ごま)
 中野区沼袋1-44-10 最寄り駅:沼袋
 18:00-2:00  休日: 3, 13, 23日

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2007.06.25

「福粋@中野」日向地鶏の炭火焼き

 今日は軽く呑んで食べて、さっと帰るつもり。久しぶりに「スープ屋福粋@中野」へ行ってみることにした。ここの地鶏を食べたくなったからだ。
 まずはビール。嬉しいことに8時までの間、最初の一杯は半額で呑むことが出来る。

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 「日向地鶏の炭火焼き 980円」
 ススで黒くなるのが特徴だそうだ。うん、焼き加減がいい。ふんわりと柔らかく焼き上がっている。幸い苦手なスス臭さもあまり気にならない。ひょっとするとススが付き過ぎないように気を遣ってくれたのかも知れない。
 そして、強めの塩加減が私好みだ。ビール、そしてホッピーが進みますな。これならウイスキーも合いそう。できれば BUSHMILLSをロックで飲りたいものだ。

070625f2 「とんこつらーめん 700円」
 そうして仕上げには、いつものこれ。お気に入りのメニューだ。麺はバリカタで、トッピングの紅ショウガは、自分で載せたもの。ちょっと入れすぎたみたいだ(^^ゞ
 低加水の博多系極細ストレート麺に、トロミの強い豚骨スープが良く合う。トロミと言っても、脂が前面に出ているわけではない。きっとコラーゲンなのだろう。美味しいスープに仕上がっているように思う。
 そして、分厚いチャーシューもこの店の特徴。しっかりと噛み応えがあって、ジワッと旨味が広がる感じ。
 美味しい。だけど今日はなんとか替え玉を思いとどまることができた。

 ラーメン屋さんで呑むと仕上げも一辺にすむ。たまには、こんなのもいい。

◆すーぷ屋 福粋
 中野区中野5-68-9 岸田ビル1F 最寄駅:中野
 11:30過ぎ~翌2:00頃? 無休らしい

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2007.06.24

優しい悪魔@新がんこ総本家

 今日は「がんこ総本家」の「悪魔の日」。開店10分ほど前に店の前に着くと雨が降り始めた。池袋に移転してからというもの、スペシャルや悪魔の日というと、何故か雨のことが多い。

 行列を見ると、スペシャルの時のいつものメンバー塩哲さん、須賀川から遠来のアミーゴさんFILEさん、そしていつもバイクのライダーさんらがズラッと並んでいる。

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 さて今日の悪魔は「渡り蟹」10kgでダシを取ったスープだという。店頭には、その渡り蟹の他、イカゲソ、どんこ椎茸、昆布、生姜などのダシの元が並んでいる。見るからに旨そうだ。開店寸前に家元が出てきて、出来上がったばかりのラーメンをすすり始めた。「どうですか?」と聞くと「うん、旨い」という(^^;

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 「ワタリガニ・スープの悪魔(大盛り)1,000円」
 まずは、恐る恐るスープをすすってみる。あれ?悪魔にしてはかなりマイルド。「優しい悪魔」という感じだ。ワタリガニの味が何たるかは私のバカ舌ではわからないのだけれど、甲殻類らしい旨味は充分出ていたように思う。そして、しょっぱすぎることもなく、スープを呑むことができた。豚バラ肉の悪魔肉も、前回よりマイルドな気がする。色も全体に茶色っぽくて悪魔らしさは薄まっているようにも感じる。でも旨味は濃い。そして美味しい。

070624g6 がんこでは珍しい「太平打ち麺」は、茹でるのに5分かかるそうだ。悪魔スープをよく持ち上げてくれる。そうして、何よりもツルツルのシコシコで麺自体が凄く旨い。先日「福粋@中野」で食べた「つけ麺」の麺に、非常によく似ているように感じた。こちらの方が若干加水率が低めかもしれない。

 ちょっとマイルドな優しい悪魔だったけど、とても美味しかった。そしてこの方が身体にも優しいしね。私としては、これくらいの悪魔も好きだなぁ。

 家元は「今日の材料費は 15,000円。悪魔にしてはかなり安く上がった」とか、「今日のスープはあと2時間後くらいが一番良くなる」(オイオイ)とか、いろいろ話してくれた。やはり総本家は楽しい。

 帰り道、ずっと頭の中ではキャンディーズの「優しい悪魔」が響いていたのでした。

 なお、次の「スペシャル」は第2日曜の7/8。スープはまだ未定だそうだ。

◆新・元祖一条流がんこ 総本家
 新らしい店名は「新がんこラーメン総本家」らしい
 豊島区東池袋1-13-12 最寄駅:池袋
 営業時間:11:30頃-22:00頃(中休みありかも) 休業日未定
 スペシャルまたは悪魔の日は 12:00から

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2007.06.23

もつ焼き「ホルモン」@沼袋

 C氏に誘われて、久しぶりの「もつ焼き・ホルモン」である。「パニパニ」で一杯飲った後、最初は「石松」のつもりだったのに開く様子がない。ここのところ真面目に早く開けていたのになぁ(^^;
 で、沼袋まで足を伸ばした次第。実は「GOMA」へとも思っていたのだけど、今日は3の日だから休業日だった。

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 さて「ホルモン」。運良く手前カウンターの2席が空いていた。焼酎を梅割りでやりつつ、焼き物をズラっと。相変わらずというか、いつもながら、ここのモツ焼きは旨い。すぐそばに「石松」があると、ついそちらばかりになってしまうのだけど、たまにはコッチにも来なきゃ。
 C氏とやっぱりこの店はいいねぇなどと言いながら、土曜日の夜も更けて行くのでした。

 キングオブ呑んだ後ラーメンか、同つけ麺を食べたかったなぁ。

◆もつ焼き「ホルモン」
 中野区沼袋1-38-3 最寄り駅:沼袋
 17:00-22:00 日祝休

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「丹愚@沼袋」カレーうどん再び

 今週も沼袋の「うどん 純手打ち工房・丹愚(たんぐ)」である。

070623t1_1 梅雨などどこに行ったのだ?という良い天気の中、家からプラプラ歩いて20分強。ちょうど開店時間に到着すると、幸い先客は無し。二人掛けの奥の席に座っていると、最初にいつもどおり紫蘇のジュースが出された。でも、今日も暑い。だから、ジュースには手を付けずにまずはビール。
 そうして今日はこれ。

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 「丹愚カレーうどん 850円」
 前にも紹介しているけれど、温かいつゆ無しうどんの上に、まるでシチューのようなカレーがかかっている。とにかく旨い。うどんもカレーも、トロトロに煮込まれた肉も、別々に食べても旨いのだもの。

070623t3 そうして、うどんを食べ終わっても底の方に残っているカレー・・・これでご飯が食べたい。あるいはパンでもいい。全てを根こそぎすくい取って食べたい。そんな気にさせる美味しいカレーうどんなのでした。


 未食の方は是非どうぞ。・・・と、何度もこのお店を紹介しておいて何なのですが・・・。以前にも書きましたが、

 土日の二時間だけしか営業しない 且つ たったの6席しかないお店です。もちろん玉数にも限りがあります。
 いっぺんに席が埋まってしまう、またはそれに近い人数で行くようなことは、できるだけ避けて頂けますように。
 そうして、並んで待っている人達のために「早めに」を心がけてください。

 慌てて食べる必要はありませんが、食べ終わった人から席を空けて頂けますように。太麺ですし、ご主人がお一人で作っています。だからメニューが出揃うのに時間がかかります。グループで行った場合、最後の人に合わせていると、かなりの時間席をシェアしてしまうことになりますので。
 同じように、口開けでない限り、グループでまとまって座りたいと考えるのは、まず難しいとお考え下さい。どうしてもという場合には、お一人またはお二人のお客さんを優先して頂けますように。

 これらの「お願い」、くれぐれも宜しくお願いいたしますm(__)m

 また、もしもこのブログを読んで「丹愚」に行かれた方で、ご自分のブログなり何か他の媒体なりで、このお店を紹介しようと思われた方は、このお願いの趣旨も同時に掲載頂けると助かります。

 なお、気になる夏季休業ですが、7月中旬(たぶん7/15)まで営業して、以降9月一杯休業の見込みとのこと。まだ2~3週チャンスがありそうです。

◆うどん 純手打ち工房「丹愚」(たんぐ)
 中野区沼袋2-38-4  最寄駅:沼袋
 11:50-14:00 土日のみ営業(祝祭日等の営業は不定)

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2007.06.22

「パニパニ@中野」deつけ麺?

 いつもの中野駅北口。今日も「昭和新道通り千鳥足コース」である。いつもどおり「石松」でレバサシやもつ焼きを堪能した後「パニパニ」でまったり。
 締めには「GOMA@沼袋」で「つけ麺」を食べに行こうと思っていた。帰ろうと思ってご主人にそう言うと、「それならば、ちょうど今日は麺があるから」と、つけ麺を作ってくれることになった。

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 「パニパニ特製・限定つけ麺 (お値段不詳)」
 まず中太の縮れ麺が旨い。ご主人からは大勝軒系の麺だと聞いたのだけど、見た目も食感も「浅草開花楼」製の麺に近い色合いと食感だと思った。これに合わせるつけ汁は、ご主人があるもので即興で作ったものだ。豚ベースと野菜でとったかなり濃い味のスープだけど、わざわざお酢を抑えて私好みに仕上がっている。
 これは旨い。何の用意もないのに、これだけのものをすぐに作ってしまうなんて・・・まるでプロの中華屋さんみたい(^o☆)\カシッ

 いやはや、参りましたのご馳走様でした。

 なお、このメニューは、あくまでも今回のみ運良く食べられたものです。(^o^)v

◆立ち呑み パニパニ
 中野区中野5-49-3
 月~金 17:00~24:00(LO 23:30)
 土 16:00~24:00(LO 23:30)日祝休

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2007.06.21

山本屋本店@名古屋だがね

 名古屋である。それも太閤通りというのだから、それらしい。

070621y1 そこで昼飯にと立ち寄ったのがこのお店「山本屋本店 大門本店」である。わざわざ「本店」を重ねて名乗っているところを見ると他にも類似称号のライバル店があるのだろう。「味噌煮込みうどん」の老舗として有名なお店なのだそうだ。

 

 メニューを見てビックリしましたねぇ。昼のセットメニューが 1,980円もするのだもの。ゲッと思ったけど、せっかく名古屋に来たのだから仕方ないかと諦めてと。

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 「名古屋コーチン入り味噌煮込みうどん (ご飯と漬け物のセット付) 1,980円」

 最初に漬け物とサラダが出て来て、お代わりが自由なのですね。ご飯も同じらしい。しばらく待つと、湯気を噴き出す土鍋に入った「味噌煮込みうどん」が登場。生玉子がトッピングされていて、見るからに美味しそう。

 実際、食べてみると美味しかった。何よりカツオがよく効いたダシがいい。甘辛い味噌の風味も良いけれど、このカツオ節とムロアジ節に鶏ガラでとったというダシが素晴らしい。そして、「名古屋コーチン」だという鶏肉もプリプリしてて美味しい。

 濃い味のスープをよく持ち上げる長~い「うどん」や「名古屋コーチン」をおかずにして、ご飯を食べると、いやぁさすがに老舗。ほんとに旨い。ご飯はアッという間になくなり、完食の全汁。お代わりだけはグッとこらえたのでした。

 でもね。いくら漬け物とご飯のお代わりが自由だとしても、お昼のセットで 1,980円はなぁ・・・うまくて当たり前だがね。

山本屋本店 大門本店
 http://www.yamamotoyahonten.co.jp/yamamotoya.html  名古屋市中村区太閤通6-5(大門交差点西)
 P13台 11:00-02:00 無休

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2007.06.20

立ち呑み「かわら亭@御堂筋本町」

 大阪である。友人と合流するまでしばらく時間が余った。さて、どうしようと考えて向かったのが、ここ「かわら亭@御堂筋本町」である。大阪には全く土地勘のない私がたどり着けたのは、まさにネットのお陰だ。なんでも「部課長さんたちがひそかに集う立ち呑み店」として有名なのだそうだ。「ひそかに」は大袈裟にしても、確かに年齢層は高いし、皆さんそれなりのお立場のようにも見える。

 実際、大阪化学繊維会館なんて難しい名前のビルの地下にポツンとあるものだから、若者には入りにくいだろうし、きっと常連さんばかりなのだろう。元は大手繊維会社の社員クラブだったそうで、その一部を利用して「立ち呑み屋」としたらしい。だから料理は、その社員クラブの方から運ばれてくるのだそうだ。

070620k1 てなことはおいといて、独り呑み開始。先客は5人ほど。生ビールでスタート。今日の大阪は暑かったもの。飲み物はどれも 300円均一だって。ありがたいですねぇ。そうしてこの生ビールが実に旨かった。たぶん樽詰めしたのがかなり新しいのだと思う。昨日とか今日っていうレベルじゃないかなぁ。注ぎ方も上手い。久しぶりにコレハという美味しい生ビールを飲んだ。

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 アテには「枝豆」の他に「串揚げ」。これがまた旨い。下町っぽい「二度漬け禁止」みたいなスタイルではないのだけれど、旨ければいいではないの。「ナス・エビ・牛肉・豚肉・ししとう・うずらタマネギ、など。たぶん火の通り加減がいいのだと思う。衣はサクっとしてて、中身はふんわり柔らかい。うずらの半熟さ加減が絶妙だったなぁ。これが、どれも1本 100円均一とはとても思えない。いやぁ、驚いた。さすがは大阪だ。

 旨い串揚げをアテに更に旨い生ビール。最初からビールばかり。だってこんな鮮度のビールはなかなか飲めませんよ。たまたま運が良かったのか、それとも普段からそうなのか・・・たぶん後者なのだろう。

 お隣で「最近自分の周りは巨人ファンばかりや」と嘆いていたお父さんと、一瞬で意気投合。「私も巨人ファンですが」と言ったんだけど、なんでだぁ? 不思議だなぁ。
 そんなわけで友人が現れた頃には完璧に出来上がっていたのでした。

 いいですね、大阪の夜。大阪のお父さん。

◇スポニチの記事
http://www.sponichi.co.jp/osaka/ser1/gourmet/gourmet061017.html

◆かわら亭
 大阪市中央区瓦町4-6-8 大阪化繊会館B1F
 最寄り駅:御堂筋線 本町
 17:00-22:00  土日祝休

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2007.06.19

「GOMA@沼袋」の夏メニュー

 そうして夜の部は「GOMA@沼袋」である。例によって「中野昭和新道通り千鳥足コース」で「石松→パニパニ」した後だ。
 昼は「がんこ総本家」でコッテリ。夜は「GOMA」でアッサリ。なんてバランスのとれていることだろう(^o☆)\カンッ

 さて、これまでも何度か伝えているけれど、「GOMA」の夏メニューである。

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 「冷やし中華 800円」   「GOMA風つけ麺 (値段不明)」
 「冷やし中華」はまだ試作段階といことなのかも知れないけれど、もうほぼ完成と言っていいレベルだと思う。強いて言えば、もう少しタレにGOMAらしさがあると言うことないのだけど・・・といつまでも言っているのは私だけらしい(^^ゞ

 「GOMA風つけ麺」の方は、もう完璧。まるで「そうめん」のようにスルスルのツルツルと入ってしまう。とにかくも「キングオブ呑んだ後つけ麺」なのだ。

 まだメニューに載っていないから、必ずしも「ある」とは限らないけれど、GOMAファンの方には、是非にとお薦めしておきます。

◇以前の関連記事
 2007.06.11 「GOMA@沼袋」の試作冷やし中華2
 2007.06.08 「GOMA@沼袋」の試作冷やし中華
 2007.06.08 「GOMA@沼袋」新作つけ麺2
 2007.04.09 「GOMA@沼袋」の新作つけ麺

◆GOMA (ごま)
 中野区沼袋1-44-10 最寄り駅:沼袋
 18:00-2:00  休日: 3, 13, 23日

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「がんこ総本家」次回悪魔はカニの予定

 例によって?「新がんこラーメン総本家」である。
 6月はかねてより、カニをベースにしたスープで「悪魔」をやると聞いていたのだけど、そのカニが何であるかが不明だった。当初は「モクズ蟹」を使おうとしたそうなのだけど、季節的に入手が難しいので決まらなかったらしい。
 現時点では、どうやら「コウバコガニ」でやるという説と「ワタリガニ」でやるという説があるみたいだ。「ワタリガニ」の悪魔は食べたことがあるような気がするけど、「コウバコガニ」どんな味になるのか想像がつかな。いずれにせよ家元のことだから、きっと心配無用のことだろう。

 さて、今日食べたのはこれ。

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 「醤油ラーメン コッテリ3(中盛り)+味玉 900円」
 前回も書いたので、詳しいことは割愛。「塩」を食べる人が多いのだそうだけど、醤油ダレも美味しい逸品だ。お好みで、背脂の濃度を3段階に注文できるのも「醤油」の良いところ。がんこの背脂がお好きな人は、こちらを「3」で是非どうぞ。

 今日も「揚げネギ」があった。タップリ入れて、うまいウマイと完食。

 今度の日曜日は「悪魔」。なんとか行かなくては。

※コッテリ度合い:1・2・3(ワン・ツー・スリー)とあり、背脂の投入量を現している。これは「がんこ八代目」で言うところの、それぞれ「アッサリ、チョッテリ、コッテリ」にあたる。

◆新・元祖一条流がんこ 総本家
 新らしい店名は「新がんこラーメン総本家」らしい
 豊島区東池袋1-13-12 最寄駅:池袋
 営業時間:11:30頃-22:00頃(中休みありかも) 休業日未定
 スペシャルまたは悪魔の日は 12:00から

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新宿御苑でお弁当

 新宿御苑近くの事務所に寄った帰り道。ちょうどお昼の時間だ。路傍ではいくつかのお店がお弁当を並べて売っている。今日はちょっと蒸し暑いけど良い天気だ。

070619gy01 というわけで、お弁当買って新宿御苑。苑内の休憩所でノンビリ食べようという寸法だ。200円の入園料を取られるので、弁当代の 480円、生茶 120円と併せて ちょうど 800円也。広い日本庭園を見渡しながらのお弁当は、なんともリッチな気分になれる。

 食べおわった後もしばらくポケ~。幸い日陰にいると暑さも気にならない。こんな昼飯もたまにはいい。というか、こっちへ来るたびにハマリそう。

 ついでに近くに咲いていたお花たち。

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 ニワナナカマドと紫陽花をパチリ。ほんとに初夏ですな。

◇PENTAX Optio A10

◆新宿御苑
 新宿区内藤町11 P有り
 最寄駅:丸の内線新宿御苑前 JR千駄ケ谷駅
 入園料:大人200円 小中学生50円

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2007.06.18

至高のレバサシ「石松@中野」

 いつもの「もつ焼き 石松」である。でも、今日は「いつもの」ではなかった。
 これまでに一体何度この店に来たことだろう。一体どれだけここのレバサシを食べたことだろう。数え切れないのだけは確かだ。

 ここのレバサシは注文されてからブロックから切り出す。もちろん今朝落としたばかりのレバーだ。先に串を打っておいたり、切り身にしたりしてないから、新鮮なことこの上ない。
 これまでも随分あちこちのレバサシを食べ歩いてはいるけれど、この店のレバサシの前では、どんな有名店のそれも色あせてしまう。そんな素晴らしいレバサシをいつも提供してくれているのだけど、今日のはいつにも増して凄かった。

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 どうか、この色の違いを見てほしい。右側の赤いのがいつもの脂肪肝状態のレバサシ。よくエッジが立っているでしょう。そうして左側の白っぽいのが、今回初めて食べる見事にフォアグラ状態になったレバサシだ。
 いつものデジカメを忘れてきたので、今日の画は携帯で撮ったものだ。そのせいでうまく伝えることができないかもしれない。現物は、もっと白いのだけどね。

 食べてみると、これまで食べていたレバサシが嘘みたい。軽く噛んでやると、口の中でとろけてクリームみたいに広がるの。もう、たまりません。さらにこれをチョイ焼きにしたものと、よく焼きにした串焼きを1本づつ。これまた絶品。こんなレバー、今まで食べたことない。そう、旧「春」時代から現在までを含めて、これまでで最高のレバーだった。

 取れる量も少ないみたいで、遅い時間まではきっともたないだろう。今日、早い時間に偶然居合わせたお客さんは、もの凄くラッキーだ。マスターをして、年に一回手に入るかどうかと言わしめるブツなんだもの。

 いやはや、参りました。次回またこんなレバサシを食べることができるのは、いつの日のことだろう。いや、もちろん普段のレバーだって、もの凄くレベルが高いのは間違いないのだけどね。よほど運がいいか、そうでなければ、とにかく通った者勝ち。そんな今日の「石松」なのでした。

 あまりの美味しさに舞い上がってしまっていて、串焼きの方の画を取り損ねた。残念。

◆もつやき 石松(いしまつ) 旧「もつ焼き春」
 中野区中野5丁目50-8  最寄駅:中野
 本来の営業時間 20:00~深夜または早朝まで。木曜休
 日祝は休み多し。営業時間もあまりアテにはなりません。

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「河童一@新井薬師前」のカレー丼セット

 久しぶりに「上方うどん処 河童一@新井薬師前」に行ってみた。一昨年8月にオープンした時は「カレーうどんの専門店」という方向性だったのが、その後「上方うどん」と「丼モノ」の美味しいお店として定着しているように思える。

 前回食べた「親子丼」の、とき玉子トロトロ状態は秀逸だったのを覚えている。
 店の前を通ってみると、お薦めメニューに「カレー丼」の文字が載っている。「カレーライス」でなくて「カレー丼」。なぜかこれに惹かれてしまって、即入店。

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 「カレー丼とワカメうどんのセット 800円」
 見た目は、もう「カレー丼」なんだか「カレーうどん」なんだか判らない。でも、レンゲですくってみると、白いご飯が顔を出すんですな。この瞬間がたまらない(^^; 実際食べてみると、いかにもうどん用カエシの効いたカレーで、実に美味しい。具には豚肉と長ネギに玉葱。
 熱いご飯もいいのだけど、個人的には冷めかけたご飯の上にこのカレーがかかっていたら、もっと嬉しい。って無理か(^^ゞ

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 そして「ワカメうどん」。見てのとおり、かなりの細麺。ラーメンの太平打ち麺に近い感じだ。最近、コシの固まりみたいなうどんばかり食べているので、ちょっと頼りなく感じる。実際、麺は茹で置きしていたみたいで、再度熱湯にサッとくぐらせてから出て来た。以前は「こんなに細いのに結構コシもあるなぁ」と感じていたのだけど、今日のはちょっと残念。茹で置きが一概に悪いとは思わないので、茹で加減なんだろうか。

 そして透明感のある関西風スープは鰹のダシが良く効いていてグッド。それだけに「うどん」がもったいないと感じた。・・・なぁんて書いたけど「カレー丼」とのセットメニューとしては充分優れものです。

 食べ物屋さんとしては、あまりいい立地条件とはいえない場所。この辺では関西風うどんを食べさせる数少ないお店だから、長く続いて欲しいものだと思う。
 未食の方で、お近くに来る機会がありましたら、一度是非どうぞ。

 しかし、ここのところ「うどん」づいているなぁ。他に「がんこ」と「GOMA」ばかりのような。そろそろ「二郎はどうした?」という声が聞こえてきそうな・・・(^^ゞ

◆上方うどん処 河童一
 中野区新井1-30-5 最寄駅:西武新宿線 新井薬師前
 11:30-24:00 定休日不明(無休かも)

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2007.06.17

「丹愚@沼袋」の冷やぶっかけ

 連日の隠れ家的名店、沼袋の「うどん 純手打ち工房・丹愚(たんぐ)」である。昨日書いたように、この店は7月に入るとじきに長期の夏季休業に入ってしまう。となれば、今のうちにできるだけ多く行っておきたい。

 そんなわけで、A嬢を誘って今日も「丹愚」まで出かけることにした。少し早く店の前に着いて待っていると、おやま、Nylaicanaiさんと遭遇。ほぼ同時にA嬢も到着。ご挨拶などしながら待つことしばし。じきに開店となった。

 いつもどおりまずはビール。のんびりビールを呑みながら、うどんが出てくるのを待つ、この時間が気に入っている。

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 「冷やぶっかけうどん 700円」
 先週まではなかったメニューだと思う。代わって「水戸納豆汁うどん」がメニューから落ちてしまっている。それはそれで未食だったので残念。

070617t2 夏向けのメニューなのだろう。見てのとおり鰹節と海苔が多めに載っているのが特徴。これにダシつゆをぶっかけて食べるわけだ。

 このメニューもいいですねぇ。いつもどおりギュウッという硬めの「うどん」の食感に鰹の旨味と海苔の風味が効いて、これまた箸が止まりません。夏だけと言わず通常のメニューにして貰いたいくらいだ。

 後から友人Yも来て、6席中5席までが知り合いという状況になってしまった。外にはお待ちの人達もいることだろう。ごちそうまでした、とお会計。なんとか来週も来られますように。

◇お願い
 たった6席の小さなお店です。いっぺんに席が埋まってしまう、またはそれに近い人数で行くようなことは避けて頂けますように。また、並んで待っている人達のために食べ終わった人から席を空けて頂けますように。
 良かったら、こちらの記事の後半をご覧下さい。 (07.06.24追記)

◆うどん 純手打ち工房「丹愚」(たんぐ)
 中野区沼袋2-38-4  最寄駅:沼袋
 11:50-14:00 土日のみ営業(祝祭日等の営業は不定)

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近所の紫陽花(アジサイ)

 昼食にでかけがてら、道筋で見つけた紫陽花たちである。

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 近所のお寺と、路傍に咲いていたのをパチリ。初夏って雰囲気がしていいでしょ。実際の気温は真夏日だったのだけどね。

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◇PENTAX Optio A10

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2007.06.16

「丹愚@沼袋」夏季は営業休止

 ここのところ毎週のように通っている沼袋の隠れ家的名店「うどん 純手打ち工房・丹愚(たんぐ)」

070616t7 何度か通われた方は気付いているかもしれないけれど、この家には冷房設備がない。そのせいで夏の暑い時期は、営業をしていないのだそうだ。暑くてとてもお客様が食べていられる状態ではなくなってしまうからだとか。今日行ったら、そう奥さんに教えて貰った。

 昨年は7月に入って早々に営業を休止し、再び営業を開始したのは10月からだとか。今年はというとやはり「お天気次第」だそうだ。梅雨の状況や暑さの具合によって流動的なんだとか。
 というわけで、土日の2時間だけ営業というレアさが更に増してしまう。早ければあと数日間ほどしか食べるチャンスがないかも知れない。

 そんなわけで、食べに行きたいと思っている方はお早めに。もちろん秋まで待てばまた食べられますが。

◇お願い
 たった6席の小さなお店です。いっぺんに席が埋まってしまう、またはそれに近い人数で行くようなことは避けて頂けますように。また、並んで待っている人達のために食べ終わった人から席を空けて頂けますように。
 良かったら、こちらの記事の後半をご覧下さい。 (07.06.24追記)

◆うどん 純手打ち工房「丹愚」(たんぐ)
 中野区沼袋2-38-4  最寄駅:沼袋
 11:50-14:00 土日のみ営業(祝祭日等の営業は不定)
 7月の初旬頃から、おおむね9月一杯まで営業休止

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「丹愚@沼袋」の掻き揚げ天せいろ

 今日も沼袋の隠れ家的名店「うどん 純手打ち工房・丹愚(たんぐ)」である。ここのところ、ほとんど毎週のように通っている。

 しかし、今日も暑い。梅雨入りしたなんてのは梅雨入り発表の当日だけで、まるで真夏の陽射し。昨日に続いて真夏日を記録していたらしい。幸い風があって湿度が低いのが救いになっている。

 いずれにせよ、まずはいつもどおりビールだ。ビールをゆっくり呑んでいると、ちょうど良い頃に、うどんが出てくる。

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 「掻き揚げ天せいろ 700円」
 掻き揚げ天には、シメジの天ぷらがプラスされていて、得した気分、そしてこれが旨かった。もちろん、サクサクの掻き揚げ天も言うことなしなのだけど、これは出来れば「せいろ」よりも「ぶっかけ」で食べた方が私の好みに合っているように感じる。サクサクの食感と、ダシに沈めた時のトロける食感の両方が味わえるからだ。

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 そうして今日のうどんは、茹で加減、締め加減ともに抜群。いつもより若干柔らかめに仕上がっていて、うどんのシコシコとはこういうのを言うのだ、とそんな感じ。これくらいの硬さが私的には一番いいなぁ。

 5月の下旬からレモネードだったサービスのジュースが、今日はまた紫蘇のジュースに戻っていた。そして長渕剛ばかりだったBGMが、前回から何かの洋楽に変わっていた。

 天ぷらもうどんもアッという間に完食。大満足の一杯なのでした。ほんとにどのメニューもハズレがない。どれもお薦めです。未食の方はお早めに。

◇お願い
 たった6席の小さなお店です。いっぺんに席が埋まってしまう、またはそれに近い人数で行くようなことは避けて頂けますように。また、並んで待っている人達のために食べ終わった人から席を空けて頂けますように。
 良かったら、こちらの記事の後半をご覧下さい。 (07.06.24追記)

◆うどん 純手打ち工房「丹愚」(たんぐ)
 中野区沼袋2-38-4  最寄駅:沼袋
 11:50-14:00 土日のみ営業(祝祭日等の営業は不定)

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2007.06.15

もつ焼き「松ちゃん@金町」

 松戸で仕事を終えた。常磐線に乗って素直に帰るつもりでいたのだけど、以前から気になっていたことを、ふと思い出して途中下車。金町には庶民派の飲み屋街があるという。
 JR金町駅南口を出て、京成金町駅を通り過ぎるとすぐに踏切があった。この踏切を越えたとたんに別世界が広がった。もつ焼き屋さんなどの大衆酒場がズラリと軒を連ねている。

 最初に目に付いたもつ焼きの店に入ってみることにした。「松ちゃん」である。昭和の雰囲気を色濃く感じさせる(と言うか古いだけかも)お店だ。カウンターだけの店内は、時間が早いせいかサラリーマン客が3人いるだけ。

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 まずは生ビール。ガツサシ、ハツ、ナンコツ、カシラ、テッポウ、タンに煮込み。どれもとっても旨かった。

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 そして安い。もつ焼きは殆どが 3本で 200円、ハイボールなどは 200円。「ジャンボ」という大ジョッキに入ったものはなんと 500円だ。

 店主が無愛想なのは、なんとなくこの店の特徴のように思える(^^; 殆どしゃべらないんだもの。その分を奥さんがカバーしてるみたいだ。

 なんら事前に情報を仕入れることもなく入ってみた店で大当たり。嬉しくなってしまう。きっと金町にはこんな店がいくつもあるのだろう。

 いいですね、金町。今度も事前に下調べなどせず、他のお店に行ってみよう。そんな気にさせる街なのでした。

◆松ちゃん
 葛飾区金町5-33のあたり 最寄駅:金町
 17:00?-10:00 日祝休

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2007.06.14

「スープ屋福粋」で新作つけ麺

 久しぶりにお気に入りの「とんこつラーメン」を食べようと、「スープ屋福粋@中野」へ行ってみた。席に座ってメニューを見ると「つけ麺」が登場していた。説明に「とんこつスープにかつおだし」と書いてある。ほほぅ、それでは早速頂いてみよう。

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 「つけめん(300g) 800円」
 極太の平打ち麺は、つけ麺専用にと製麺所に頼んだものだという。製麺所ってどこ?って聞いてみると「サッポロめんフーズ」らしい。なんだ「がんこ」と同じ製麺所ぢゃない。
 でもこの麺、見るからに旨そうだ。業者が推奨するよりも少し長めに茹でて締めたものだそうだ。実際に食べてみると、モチモチのツルツル、そしてシコシコで旨い。デフォルトで300gあるので、それも嬉しい。小食の人は「麺少なめ」をコールすればいいだろう。

070614f2 ただ「つけ汁」の方が、今ひとつだった。説明どおりトンコツのダシはよく効いているのだけと、カツオダシの方はあまり感じられなかった。そして何よりもタレが濃すぎるように思う。かなりショッパイのだ。濃い味、ショッパい味が好きな私が強すぎると感じたのだから、実際にかなり濃いつけ汁に仕上がっているように思う。

 また、お酢が強過ぎる感じがしたので、お酢無しのつけ汁を貰ってみたら、それはそれで味気ないものになってしまった。タレが強いので、きっとお酢も多めになってしまったのではないかと思うのだけど、どうだろう。難しいねぇ。

 つけ汁にはまだ改良の余地があるようにも思える。今後まだ変化というか進化があると思うので、また食べに行ってみようと思っている。

 麺の出来は凄く良いので、それだけでも食べてみる価値はあるだろう。美味しい極太平打ち麺を食べてみたい方は一度どうぞ。

◆すーぷ屋 福粋
 中野区中野5-68-9 岸田ビル1F 最寄駅:中野
 11:50頃?~翌2:00頃? 無休らしい

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「むろや@新宿御苑」のカレーつけ麺

 先日、四谷三丁目界隈では「この店」と人様に薦めた。ところが薦めた当人はというと、なんともう3ヶ月も食べていない。そんなわけで今日は新宿通りから外苑西通りを左折して、久しぶりの 「むろや」である。

 店に入って券売機を見ると、初めて見るメニューを発見。最初は普通のつけ麺を食べるつもりでいたのだけど、せっかくだから、それ。

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 「カレーつけ麺(中盛300g) 800円」
 出てきたとたん、真っ先に感じたのが、カレーのニオイとかなり強めの魚介のニオイ。なるほど「むろや」らしい「カレーつけ麺」に仕上がっている。じっっさい食べてみると、カレー以上にカツオを中心とした魚介の強烈な風味。浅草開花楼製のいつもの太麺に、これがよく絡みますな。
 食べ終わってみると、丼の底には大量の魚粉が。うーむ(^^;

 色モノ的な感覚で食べてみたのだけど、ちゃんと「むろや」のつけ麺になってます。

 未食のかたは一度是非どうぞ。

◆ラーメン むろや
 新宿区四谷4-25-10 最寄駅:新宿御苑前 or 四谷三丁目
 11:00-15:00 17:00-21:00 無休らしい

・麺の量(中盛まで同じ値段)
 ラーメン: 並 160g 中盛 240g(650円) 大盛 320g(+100円)
 つけ麺 : 並 200g 中盛 300g(700円) 大盛 400g(+100円)

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2007.06.13

中野昭和新道通り de 千鳥足

 いつもの中野駅北口である。この「昭和新道(しんみち)通り商店街」は、中野ラーメンストリートの1本東側にある。幅わずか4mほどの道の両側には小さなお店が建ち並び「飲み」を中心とした、ちょっとしたグルメゾーンになっている。

070613y1 昼間こそ人通りも少ないのだけど、夕方ともなれば心優しき酔っぱらい達の街となる。「魚屋よ蔵」が午後4時に開店すると、つられるように徐々に活気づいていく。

 かく言う私は、この道筋だけで仕事帰りの時間の殆どを消費しているような気がする。狭い道をあっちの店、こっちの店と渡り歩いていると、ちょっど良い機嫌になって千鳥足でフラフラと歩いているようにも見える。私の場合、代表的なのは「パニパニ→石松→パニパニ」という千鳥足コースだ。最近では、もう一度「石松」へなんてこともある。

070613t1 それほど居心地がいいし、慣れたお店ばかりなのだ。他に「中野写真機居酒屋ときのん」にも立ち寄ることが多い。気さくなご主人ときれいな奥さん、そしてカメラ・写真好きな仲間達が集まるお店だ。本来はとんかつ屋さんだと聞いているのだけど、メニューを見ているとそんな雰囲気はない。どのメニューもボリュームがあって美味しいのが特徴だ。

 そうして、今日ももちろん「千鳥足コース」。

070613p1 「ゴーヤチャンプル 330円」
 いつもどおり「石待つ」がてら「パニパニ」でスタート。今日は暑かったので珍しく生ビールから。そしてアテにはこれ。ここのメニューはどれも旨いけど、とりわけ"炒"系がいい。ご主人の中華鍋を振る姿が様になっている。

 一杯二杯とやるうちにお向かいの準備ができてきたみたいだ。お勘定をして「石松」へ。狭い道だからほんとに4~5歩でついてしまう。
 北海道から急遽出張してきた友人"龍"とここで合流。

070613is 「レバサシ(ハーフ)」
 これが石松のレバサシね。どうだぁ~ってなもんでしょう。この色、エッジの立ち具合。こんなレバサシはここ以外じゃ食べられません。キンミヤで一杯二杯三杯・・・テッポウにレバー焼き、ハツ、つくね、ナンコツ。
 そろそろ脳味噌がシビレはじめてきた。お勘定。そうして"龍"をお向かいに連れて行くことにする。店を出てタッタッタと5歩。まさに千鳥足コースだ。

070613p2 「ねぎチャーシュー 360円」
 再び「パニパニ」である。遠来の友人向けに、ご主人が懐かしのビデオを流してくれた。私はこれまで何度も見ているというのについ見入ってしまう。このビデオが呼んだのか、不思議なことにトパーズ先輩までもが偶然顔を見せた。結局桃耳高校OB三人でまったりとビデオ観賞タイムになってしまた。
 いつのまにか閉店時間だ。お勘定して、さぁ千鳥足で帰ろう。

◆もつやき 石松(いしまつ) 旧「もつ焼き春」
 中野区中野5丁目50-8  最寄駅:中野
 本来の営業時間 21:00~未明または早朝まで。木曜休
 日祝は休み多し。営業時間もあまりアテにはなりません。

◆立ち呑み パニパニ
 中野区中野5-49-3
 月~金 17:00~24:00(LO 23:30)
 土 16:00~24:00(LO 23:30)日祝休

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初訪問「はつね@西荻窪」

 荻窪で連日のセミナー受講。今日も西荻窪まで足を伸ばすことにした。友人Yがチカラコブで薦めるお店「はつね@西荻窪」である。

070612h1 西荻窪駅南口を出て右、徒歩1分という好立地にある。この地で親子二代に渡って続いているラーメン屋さんだそうだ。
 カウンターのみの小さなお店で、席数は6。午後2時過ぎ。昼飯にはもう遅い時間だというのに、店に着いた時点では満席だった。しばらく外でお待ち。食べている間にもお客さんは入れ替わっていく。大変繁盛しているみたいだ。


 Yは「タンメン」がお薦めだという。さらに「もやしそば」も旨いと。いわゆる昔ながらの東京ラーメンの店だと聞いていたので、今回は「タンメン」は避けることにした。

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 「もやしそば 700円」
 見ていると、もやしを湯通しするのではなく、さっと炒めている。これは嬉しい、私好みだ。実際食べてみると、モヤシはただ炒めているだけではなくて、あん(水溶きカタクリ粉)でとじてある。
 きれいに澄んだ東京風醤油ラーメンに、このあんかけ風もやし炒めの食感が良く合う。中細麺はやや加水率低めか。豚と鶏で取ったと思われるスープも旨い。なるほど彼がお薦めだというだけのことはある。

 でも、彼は一言足りない。「最初は普通のラーメンから」。
 この店の場合、これが正しいと思う。まずはメニューの一番右からが基本だったよなぁ。お隣さんが食べていた「ラーメン」の旨そうなこと。メンマがなくて代わりにチクワが入っているってのも珍しい。

 タンメンのスープも見事に澄んでいて実に美味しそうだった。再訪必至のお店なのでした。

◆はつね
 杉並区西荻南3-11-9 最寄駅:西荻窪
 12:00-17:00 土日祝休

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2007.06.12

名物「坂本屋@西荻窪」のかつ丼

 レバサシ仲間のキャス坊さんのところで知ったお店である。なんでも普通の街の定食屋さんなのだけど、この店の「かつ丼」が凄くウマイのだそうだ。そう聞いて、いつかは行こうと思っていたのだけど、今日ようやく食べに行くことができた。

Sakamotoya

 西荻窪駅北口を出て広い方の道を(三井住友と三菱東京UFJを右側に見ながら)北上。徒歩わずか2分ほどの左側にある。着いてみると本当になんの変哲もない街の定食屋さんに見える。狭い店内にはテーブル席×10、カウンター席×5。
 メニューを見ると ラーメンや餃子、チャーハンなどが充実していて、元は中華系の定食屋さんだったのがわかる。

 カウンターの一番奥に腰掛けて「かつ丼お願いしま~す」。今日は暑いしほんとなら「まずはビール」と言いたいところだけど、グッと我慢。
 注文を受けてからトンカツを揚げ始めている。時間がかかるかなと思ったけど、そうでもなかった。ほどなく出て来たのがこれ。

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 「かつ丼 750円」
 味噌汁とお新香が添えられている。かつ丼=単品だと思ってたけど、定食なんですな。で、食べてみると、うん、これは旨い。キャス坊さんを始め多くの人たちが絶賛しているのがよくわかる。確かにこれは「庶民的至高のかつ丼」かもしれない。サクサクの食感を残したトンカツの揚げ具合と、玉子のトロトロとじ具合が絶妙なバランスを保っている。どんつゆの量もグッド。
 ご飯も結構ビッシリ詰まっていたし、それら全てを覆い隠すトンカツのボリューム感もいい。

 熱々のご飯の上に美味しいトンカツの玉子とじ。よくぞこのお値段で、これだけのものを出してくれている。有り難いことだ。

 西荻窪方面に行くことがありましたら、是非どうぞとお薦めしておきます。そうそう、目の前を通過していった本日の定食「メンチカツ・ライス」も美味しそうだった・・・・。

 ・・・美味しい かつ丼、モツラーを求めて、チームメタ坊ズは逝く。

坂本屋
 杉並区西荻北3-31-16 最寄駅:西荻窪
 11:30-15:00 17:00-21:00 日休

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2007.06.11

「GOMA@沼袋」の試作冷やし中華2

 先日来、ここの「新作つけ麺」が大のお気に入りである。「キングオブ呑んだ後つけ麺」の称号を勝手に贈らせてもらったのは以前の記事のとおりだ。そして他に気になっている試作メニューもある。
 そんなわけで、いつもどおり「パニパニ→石松→パニパニ」という「中野昭和新道(しんみち)通り千鳥足コース」のあと、「GOMA@沼袋」まで足を伸ばすことにした。
 気になっていた試作メニューとは、金曜日は酔っぱらっていて、味についての記憶がほとんどなかった、これ。

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 「試作 冷やし中華 (値段不明)」
 今日はさほど酔っていないはずだ。試作と書いたけど実際のところはかなり完成度が高いところまで来ているように思う。前回書いたように、具は「冷やし中華」としてはスタンダードなものばかりで、ミョウガが加わっているのが珍しいところか。

 硬めに締められたいつもの細麺に、冷やし中華のタレが絡む。一般的な冷やし中華としては文句ないレベルだろう。でも、うーむ。何か足りない。化調まみれで濃い味が好きな私には、旨味が足りないと感じるのだろうか。同行のYは、お酢を足すとグッと美味しくなると言ってた。

 否、たぶん足りないのは「GOMAらしさ」なのではないだろうか。冷やし中華風のタレにするためにお酢を足しているわけだけど、これが「GOMAらしい」まるでコンソメのようなスープの美味しさをスポイルしてしまっているような気がしてならない。

 ・・・なぁんてエラそうに書いても「冷やし中華」としては既にそこそこのレベルだよなぁ。ココまで来ると後は単に好みの問題か。
 きっとまだ進化することだろうし、しばらくは目が離せない。

 というわけで、今週中にもまた行ってみよう(^^ゞ

 まだメニューにも掲載していない試作段階。だからこれを目当てに行くのはまだ早いかと。せっかく行っても「やってません」という可能性もあるので、そのおつもりで。
 初めての方は「湯麺(とんみん)」、ついで「GOMA風つけ麺」からどうぞ。

◇以前の関連記事
 2007.6.8 「GOMA@沼袋」の試作冷やし中華
 2007.6.8 「GOMA@沼袋」新作つけ麺2
 2007.4.9 「GOMA@沼袋」の新作つけ麺

◆GOMA (ごま)
 中野区沼袋1-44-10 最寄り駅:沼袋
 18:00-2:00  休日: 3, 13, 23日

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2007.06.10

「丹愚@沼袋」の胡麻汁せいろ

 「がんこ総本家」でスペシャルを食べた後、N氏を沼袋までお連れすることにした。お気に入りの隠れた名店「うどん 純手打ち工房・丹愚(たんぐ)」である。ここもN氏にはお初となるのだけど、一昨日の中野千鳥足コースでさんざん奨めた記憶がある。
 池袋からバスに乗っての移動中、携帯にS嬢から着信があった。「丹愚」を探しているんだけど迷子になったという。なんだ、千鳥足組の三人とも同じ店を目指していたか。きっと相当しつこく薦めたに違いない(^^ゞ 道を教えて後ほど合流することにした。

 雨だからお客さんは少ないだろうと思っていたのだけど、そうでもなかった。S嬢を入れて先客は4人。我々でちょうど満席となった。
 例によってまずはビール。こいつで、がんこの塩を薄めなきゃ。

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「胡麻汁せいろ 700円」
 せいろのうどんは、よく水で締められていて、いつもどおりギュウっという食感。これを「胡麻だれ」につけて食べてやる。うん、これも旨い。うどんがすすむ。
 強いて言うと、この「胡麻だれ」だけだと飽きるかも知れない。「しゃぶしゃぶ」をゴマダレだけで食べると飽きてしまうように・・・って、私がポン酢派だからかもしれないけど、「胡麻だれ」好きの人には、むしろいいのかもしれないか(^^ゞ

 「掻き揚げぶっかけ」を食べたS嬢にも、「鶏すきせいろ」を食べたN氏にも「これは美味しい」と言って貰えた。お腹の方もパンパンで、満腹の大満足なのでした。

 そういえば奥さんが「さきほど Nylaicanaiさんが見えましたよ」と教えてくれた。ニアミスでしたねぇ。

◇お願い
 たった6席の小さなお店です。いっぺんに席が埋まってしまう、またはそれに近い人数で行くようなことは避けて頂けますように。また、並んで待っている人達のために食べ終わった人から席を空けて頂けますように。
 良かったら、こちらの記事の後半をご覧下さい。 (07.06.24追記)

◆うどん 純手打ち工房「丹愚」(たんぐ)
 中野区沼袋2-38-4  最寄駅:沼袋
 11:50-14:00 土日のみ営業(祝祭日等の営業は不定)

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新がんこ総本家の6月スペシャル

 今日は第2日曜日、月に一度の「スペシャルの日」だ。大気の状態が不安定だとかで大雨の予報が出ているし、時々雷も鳴っているけれど、何はともあれ路線バスでGO!

070610gs01 友人Yが整理券を代理ゲットしてくれていたので、今回はノンビリ開店時間の少し前を目指して行くことにした。雷鳴と雨の中「総本家」前に着いてみると、見慣れた顔が並んでいる。Yはもちろんスペシャルの時はいつもお会いする塩哲さんと須賀川から遠来のアミーゴさんだ。ご挨拶などしていると、土砂降りになってきた。こりゃたまらんとばかり焼肉屋さんの軒先に移動して待っていると、FILEさんと、いつもバイクで現れるライダーさんも登場。これで「がんこスペシャル」シャッター組が揃ったことになる。
 そうこうしているうちに今回が「初がんこ」となるN氏も登場。彼もまた早めに来て整理券をゲットしていたらしい。一昨日の夜、さんざんお薦めしたせいのようだ。

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 さて、今日の「がんこスペシャル」はというと「フジツボ」でダシを取ったものだそうだ。そのフジツボの絵がこれ。思ったより一つ一つが大きい。普段海で見かけるヤツよりは大きい気がするので、食用なんてのもあるのかも知れない。

 12時、開店時間だ。2巡目で店内に入ると、家元がご機嫌そうだ。聞くとこの1時間でスープがグッと旨くなったそうだ。「一時はどうなるかと思った」そうだ。オイオイ(^^;

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 「フジツボスープの塩ラーメン(中盛り)1,000円」
 例によって中盛りまで 同じ値段だそうだ。見た目がもう既に「がんこの塩」らしい黄金色をしてますね。そうしてスープを一口すすってみると、うん、美味しい。これがフジツボの味なのかどうかは判らないけど、甲殻類のダシであることはしっかりと伝わってくる。いいねぇ。
 半分ほど食べ進んだところで、カウンターに用意してくれているタレをお好みで足してみる。レンゲに 2/3ほどを取って廻し入れてみると、いきなりガツンというか、かなりがんこらしいショッパさになった。
 うん、こっちの方が好み。そう家元に言うと「甲殻類の時は、あまり塩を効かせないようにしている」そうだ。うん?待てよ。蟹ベースの悪魔もあった気がするけどなぁ・・・あれは特別か(^^;

 まぁともあれ、今月も家元のスペシャルが食べられてラッキーだった。初がんこだったN氏は、デフォ状態のスープでも充分ショッパかったという。とすると、私はもう悪魔で舌がマヒしてしまっているのかもしれない。

 なお、次の「悪魔スペシャル」は第4日曜の6/24。その「**蟹」を使ったスープの予定だそうだ。

◆新・元祖一条流がんこ 総本家
 新らしい店名は「新一条流がんこラーメン」らしい
 豊島区東池袋1-13-12 最寄駅:池袋
 営業時間:11:30頃-22:00頃(中休みありかも) 休業日未定
 スペシャルまたは悪魔の日は 12:00から売り切れ or 18:00迄

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2007.06.08

「GOMA@沼袋」の試作冷やし中華

 ネット仲間のキャス坊氏のところで「GOMA@沼袋」で「冷やし中華」の準備をしていると知った。そうと聞いてはジッとしてはいられない。それに先日食べたばかりの完成系「新作つけ麺」ももう一度食べたい。だから今日も「パニパニ→石松→パニパニ」という「中野昭和しんみち通り千鳥足コース」から、友人S嬢とN氏の二人を拉致って「目指せ、GOMA!」

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 「試作 冷やし中華 (値段不明)」
 正直なところ、中野千鳥足コースの最終地点というこのお店にたどり着く頃には、かなり酔ってしまっていて、お味の方はよく覚えていない。
 麺は湯麺(とんみん)と同じもの。具は冷やし中華としてはスタンダードなものにミョウガが加わっている。友人二人と「うん、なるほどまだ『試作』の段階だね」とか、冷やし中華のタレについて何か語っていた(^^;気がするのだけど、何が足りなかったのか覚えていない(^^ゞ

 というわけで、近々また言って味の方を確認してみなきゃ。あ、まだ試作品ですので、メニューにも載っていないし、せっかく行っても「やってません」という可能性もあるので、これを目当てには行くのは無理があるかと思います。
 まずは「湯麺(とんみん)」、ついで「GOMA風つけ麺」からどうぞ。

◇前回の関連記事
2007.4.9 「GOMA@沼袋」新作つけ麺2

◆GOMA (ごま)
 中野区沼袋1-44-10 最寄り駅:沼袋
 18:00-2:00  休日: 3, 13, 23日

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「GOMA@沼袋」新作つけ麺2

 「キングオブ呑んだ後つけ麺」である。どうしてもこの「つけ麺」が食べたくて、今日も「GOMA@沼袋」なのである。
 先日の画像が良くなかったので再度上げなおしておくのである。

070608gn01

 どうだぁ~!ってなもんなのである。大盛りにしたのである。麺は湯麺(とんみん)と同じものなのである。「つけ麺」と「冷やしラーメン」の中間のような感じなのである。

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 スルスルのツルツルですんごく旨いのである。大のお薦めなのである。

◇前回の記事
2007.4.9 「GOMA@沼袋」の新作つけ麺

◆GOMA (ごま)
 中野区沼袋1-44-10 最寄り駅:沼袋
 18:00-2:00  休日: 3, 13, 23日

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2007.06.07

「築地かんの」の三種盛り丼

 築地で遅い昼飯を食べることになった。せっかくだから「まぐろ丼」でもということになって、誘われるままに場外市場へ。
 案内されたのは「築地かんの」。よくグルメ番組などにも紹介される「まぐろ丼」の有名店だという。

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 「三種盛り丼 900円」
 何種類かある「まぐろ」系の丼をどれにしようかと眺めていると、店のおばさんから「三種盛り丼がお薦めですよ~」と声がかかる。「じゃ、それお願い」で、出てきたのがこれ。
 ビジュアルはなかなかですねぇ。そしてお味の方もまぁまぁかな。メインのまぐろの他にウニとイクラが乗っている。まぐろは見た目ほど筋っぽくはなくて美味しかった。またそれぞれそこそこの量があって、ちょっと甘すぎるかなという感じのすし飯もボリュームがある。

 築地だから特別旨いとか安いとかということはなかったけれど、まぁこの値段ならこんなもんか。
 ちなみに同時に頼んだ「シジミのみそ汁」が 100円。合計 1,000円と考えると、それなら築地でなくとも、これくらいのものは食べられるよなぁ、というのが正直な感想。

 すっかり観光客相手になってしまった感のある築地場外市場。今度はもう少し下調べをして、築地ならではという値段と味で勝負してくれるお店へ行ってみたい。

◆築地 まぐろ丼 かんの
 中央区築地4-9-5 最寄駅:築地
 5:30-15:30頃 日祝・市場休業日がお休み

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2007.06.06

「GOMA@沼袋」の新作つけ麺

 「パニパニ@中野」で呑んでいると海外出張帰りのP氏がいきなり登場。その後いつもどおり「石松」でレバサシ。信州から遠来のP氏はこの中野「パニパニ→石松」コースがお気に入りだ。そして締めのラはやはりP氏の希望で「GOMA@沼袋」。前回、試作段階の「つけ麺」を食べて以来、私もその後が気になっていたのだ。

 21時過ぎの店内は先客一人。「こんばんは~」と入るなり、マスターから「久しぶりですねぇ」と言われてしまった。
 まずは「セロリ」と「青菜炒め」で「紹興酒」をあおる。「つけ麺はその後どうですか?」とマスターに尋くと「かなり変わりましたよ」と言う。「じゃあ後で湯麺(とんみん)を貰うので、つけ麺は一人前だけお願いします。」
 で、出て来たのがこれ。(今日はデジカメを忘れてきたので携帯で撮った画像。写りが悪いのはご容赦願いたい)

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 「つけ麺 (値段聞き忘れた)」
 見てのとおり「つけ麺」と言っても、麺は冷たい水に浸かっている。つけ汁にはネギとチャーシュー、メンマが入っていて、もう一つの小皿には薬味?としてミョウガ、ネギの千切り、キュウリの千切りが載っている。
 P氏とシェアしながら食べたのだけど、これがまた絶品。硬めに締められた麺とつけ汁がいい。まるで良く締められた「冷や麦」か「そうめん」を食べているみたい。スルスルのツルツルと入ってしまう。

070606g2 前回の試作段階では、まだ湯麺スープのタレそのものの味がかなりキツかったのだけど、今回のはそれに相当改良を加えたようだ。スープのダシを足して、他にお酒やミリンなどで、タレの強さを押さえたそうだ。
 そうして、ミョウガと一緒に食べてやると、これまたベストマッチ。P氏とうまいウマイと言いながら一瞬で食べ終えてしまった。当然予定を変更して「もう一杯お願いしま~す!」
 正直、この後「湯麺」をどうしても食べるのだというP氏の強い意志がなければ、あと数杯はイッてしまっただろうと思わせる至高の「つけ麺」なのでした。
 これでほぼ完成の域だというので、メニューに載る日も近いかも知れない。

 この店の「湯麺(とんみん)」は「キング・オブ・呑んだ後ラーメン」なのだけど、まるで冷や麦のような喉ごしを持つこの「つけ麺」も「キング・オブ・呑んだ後つけ麺」に謹んで認定してしまうのでした。

 実に「GOMA」らしい「つけ麺」に仕上がっています。未食の方は是非に是非にとお薦めしておきます。

◇前回の記事
2007.4.9 「GOMA@沼袋」の試作つけ麺

◆GOMA (ごま)
 中野区沼袋1-44-10 最寄り駅:沼袋
 18:00-2:00  休日: 3, 13, 23日

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「そば清@四谷三」の丼セット

 今日も外苑東通りを北上。昼飯はというと、久しぶりの「そば清@四谷三丁目」である。信濃町駅と四谷三丁目駅のちょうど中間あたり。わずかに四谷三丁目の方が近い。
 入り口横にはいつもどおり「打ちたて、茹でたて、揚げたて」とある。そう、ここは立ち喰いそば屋さんなみのお値段で、美味しいそば、うどん、そして揚げたての天ぷらを食すことが出来る貴重なお店なのだ。

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 「かき揚げミニ天丼とそばのセット 650円」
 見てのとおり、かけそばフルサイズとミニ天丼のセット。ミニと言っても「かき揚げ」は、それなりに大きいし、何より揚げたてサクサクで美味しい。丼つゆも多めにかけられていて、私好み。「かけそば」の方もいつもどおり。茹で加減も東京風の濃い色のそばつゆも嬉しい。
 これで 650円というのはやっぱり得した気分だなぁ。

 今度は海老天丼とのセットを食べてみよう。
 ・・・いつも元気のいい奥さんが厨房にいなかったのが、ちょっと気になった。

◆そば清 (そばせい)
 新宿区左門町21-103 最寄駅:四谷三丁目
 月-金 11:00-16:00 17:30-20:00
 土曜 11:00~15:00 日祝休(第一土曜休)

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2007.06.05

新がんこ総本家の「コッテリ3」

 「がんこ」が食べたい。それもできれば濃いヤツ。そんな気分だった。総本家の復活以来「がんこ」づいてしまっているなぁ。都電の早稲田駅前にあった頃に比べればはるかに行きやすくなったことが、その要因だろう。
 というわけで、今日も池袋まで足を伸ばすことにした。「新がんこラーメン総本家」である。

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 「醤油ラーメン コッテリ3(中盛り)+味玉 850円」
 トッピングされている揚げネギは(あればだけど)セルフで好きなだけ入れることができる。コレを入れると風味が増すのですね。そして、"3"の※コッテリ度合いはこんな感じだ。背脂好きな人なら、がんこの背脂はハズせないところだろう。
 これがショッパ目のスープと合って実に美味しい。もちろん、とろけるチャーシューも半熟トロリの味玉も、いつもどおり。

 やっぱり「がんこ」はいい。改めてそう思わされた初夏を思わせる日の昼下がりなのでした。

 さて、今度の日曜日は「スペシャル」だ。楽しみにしていよう。

※コッテリ度合い:1・2・3(ワン・ツー・スリー)とあり、背脂の投入量を現している。これは「八代目@末広町」で言うところの、それぞれ「アッサリ、チョッテリ、コッテリ」にあたる感じだろう。お好きな人なら迷わずに「3」をどうぞ。

◆新・元祖一条流がんこ 総本家
 新らしい店名は「新がんこラーメン総本家」らしい
 豊島区東池袋1-13-12 最寄駅:池袋
 営業時間:11:30頃-22:00頃(中休みありかも) 休業日未定
 スペシャルまたは悪魔の日は 12:00から

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2007.06.04

究極の質問?「ラーメン@四谷三丁目」

 「温州軒」を後にして、ちょうど四谷三丁目の交差点に差しかかると、とつぜん40才前後とおぼしき奥様方3人のグループに呼び止められた。

 ネットからプリントしたらしい紙を私に見せながら、「ここいらへんに**というラーメン屋さんはありませんか?」と言う。ラーメンを食べようと、わざわざここまで来たらしい。
 「ああ、この先すぐですよ」と指さしながら答えると、「美味しいですか?」だって。ちょっと首をかしげて見せると、3人で頷きあって、「じゃぁ、どこかこのへんで美味しいラーメン屋さんをご存じないですか?」ときた。
 うーむ、私はそんなにラヲタ臭を放っているのだろうか。よくぞ私を捕まえて聞いてくれたよ、この奥様方(^^;

 でも、ある意味この質問は究極の選択ですよ。嗜好には当然個人差があるし、とても難しい質問でもありますな。

 瞬時に付近のラーメン屋さんの地図が頭の中にできあがる。たった今食べてきたばかりの「温洲軒」もお薦めだけど、たぶんこの人たちは昔ながらの東京ラーメンを目指して来たのではないよな。とすると「北の大草原」「和鉄」あたりか。「こうや」「ピヤシリ」「ひるがお」は遠すぎる。二郎系の「赤道」は違うだろう。たぶん「ペペ」「大陸」も。

070604m1 070604m2

 と、わすがに考えたのち、「ここからだと少し歩きますが」と前置きして・・・
 「この先の四谷四丁目の交差点を渡って右へ少し歩くと左側に『むろや』というお店があります。お薦めですよ。つけ麺が美味しい店です」と言うと、「じゃあ、そこに行こう」とまた3人で頷き合っている。
 「ありがとうございましたー」と言って、早速そちらに歩き始めたけど、果たしてどうだったのだろうか。満足してくれたらいいんだけど。気になるなぁ。

 もしもあなただったら、四谷三丁目界隈ではどこを選びますか?

◆ラーメン むろや
 新宿区四谷4-25-10 最寄駅:新宿御苑前 or 四谷三丁目
 11:00-15:00 17:00-21:00 無休らしい

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「支那そば温洲軒」のタンメン

 優しいラーメンが食べたいな。なんとなくそう思った。四谷三丁目から外苑東通りを北へ上っていくと、右側にあるのがここ「支那そば温洲軒」である。
 この5/7にオープンしたばかり。カウンター6席だけの狭いお店なのだけど、ご主人と奥さんの柔らかい雰囲気がいい。それはラーメンにも現れていて、昔ながらの優しい東京ラーメンが食べられる。

070604os11 070604os12

 「タンメン 700円」
 メニューを見たとたん、方針変更。今回はラーメンでなくてタンメンを食べてみようと思った。
 実際食べてみると、どこがどうという特別なものはないけれど、塩が強すぎない優しいタンメンだった。野菜への火の通り具合もいい。強いて言えば、麺を茹で上げてから野菜スープをかけるまで、若干時間があったために麺がダマになってしまっていた。これだけがちと惜しい。でもまぁ、充分美味しいタンメンだったなぁ。これはこれで正解。
 でも、私のタンメンの前に出て来た「チャーシューメン」を見て、ちと後悔。そうここのチャーシューは、とても美味しかったのだ。

 ま、いいか。それはまた次の機会にとっておこう。

◇前回の記事
 2007.5.23 新店「支那そば温洲軒@四谷三丁目」

◆支那そば 温洲軒
 東京都新宿区荒木町8-3 のあたり
 最寄駅:曙橋・四谷三丁目
 11:30-15:00 18:00-23:00 土曜 11:30-23:00 日祝休

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2007.06.03

「丹愚@沼袋」の豚すきせいろ

 ようやく家内を連れて来ることができた。お気に入り沼袋の隠れた名店「うどん 純手打ち工房・丹愚(たんぐ)」である。

 いつもより遅い時間 12:45頃に着いてみると、玄関の前で夫婦連れ二人が先に並んでいる。無理もない、普通の住宅を利用した、たった6席だけの店なのだから。でもその程度なら無問題。こちらも並ぶことにする。中に入れたのはおよそ15分後。
 まずはいつもどおりビールを頼んでおいて、ゆっくり待つことにする。

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「豚すきせいろ 750円」
 最初にお椀に入った下地というかつけ汁が出てきた。具には豚バラ肉とシメジにネギ、水菜。これだけをちょっとすすってみると、なんとすき焼きの割り下に似たちょっと甘い味がする。そうしてすばらしい鰹だしの芳香。いやぁ、うどんが出てくるのが楽しみになってしまった。

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 水でよく締めたせいろのうどんは、いつもより少し柔らかめか。それでも一般的なうどんよりは充分コシがある、というか硬い。
 これをつけ汁に、つけてやると・・・、武蔵野うどんの肉入り糧もりと行った感じで言うことなし。

 今日のメニューも大のお薦めです。次は「鶏すきせいろ」をイッてみよう。強くそう思ったのでした。

070603t4 ちなみに家内が食べたのは「掻き揚げぶっかけ 700円」。桜海老と小柱がふんだんに使われている揚げたての掻き揚げが特徴的だ。これを関西風のダシに漬けると、すぐにとろけて来る。これをうどんと一緒に食べると、もうたまらない味なのです。
 少し食べさせて貰ったけど、相変わらずとっても美味しい。

 未食の方は是非にとお薦めしておきます。

◇お願い
 たった6席の小さなお店です。いっぺんに席が埋まってしまう、またはそれに近い人数で行くようなことは避けて頂けますように。また、並んで待っている人達のために食べ終わった人から席を空けて頂けますように。
 良かったら、こちらの記事の後半をご覧下さい。 (07.06.24追記)

◆うどん 純手打ち工房「丹愚」(たんぐ)
 中野区沼袋2-38-4  最寄駅:沼袋
 11:50-14:00 土日のみ営業(祝祭日等の営業は不定)

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2007.06.02

ザ・シューター/極大射程

 冒険小説ファンなら言わずと知れた、スティーブン・ハンター原作の大ベストセラー「極大射程(原題"Point of Impact")」の映画化版である。

070602pi 久しぶりにまた「夫婦50割引」を利用して観に行くことにした。夫婦のどちらかが50才以上だと二人で 2,000円という、この有り難い制度は、この6月でキャンペーン期間終了だという。果たして更に一年延長されるだろうか。
 てなことはおいといて映画の方。

 元海兵隊員で伝説の名狙撃手ボブ・リー・スワガーが、その持てる能力をフルに活かして国家的陰謀と対決するという冒険大活劇である。2時間の上映時間が全く苦にならずに観ることのできる映画だった。

 原作を読んだのは随分前のことだ。もう詳しくは覚えていないけれど、非常に複雑なプロットが絡み合っていたはずのストーリーをどう映画化するのだろうかと興味を持って観ていた。実際のところ、原作を知らない家内は「凄かったけど、よく判らなかった」そうだ。原作を読んでいた私はなんとかついて行けたのだけど、それでもちとシンドイかもしれない。
 狙撃の難しさや銃器への深い知識、後から相方となるFBI捜査官のキャラクター設定や背景などは飛ばされていたけれど、まぁあれだけの分厚い小説をわずか2時間程度にまとめようというのだから仕方のないことだろう。

 狙撃シーンや戦闘シーンの凄さは、冒険アクション映画としてよく出来ている。お時間のある人は一度ご覧になってはいかがだろう。そして、是非原作とそのシリーズを読むキッカケになってくれればと思います。

 このスティーブン・ハンターの作品は「真夜中のデッドリミット(新潮文庫)」を始めとして、どれも凄く面白いですよ。

◆ザ・シューター/極大射程
 http://www.shooter-movie.jp/

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