新設「江古田の森公園」
この4月1日に開園したばかりだという「江古田の森公園」に足を伸ばしてみた。
場所は江古田3丁目の「通称チャンチキ通り」の中程、バス停でいうと江古田「地域センター前」から西へ少し入った高台になる。元「国立療養所」の跡地にできた区立公園だ。
かなり広いと聞いていたのだけど、そうでもなかった。左の図中、多目的広場と書いてある部分は、以前からある江古田川沿いの「北江古田公園」で、子供達向けの遊具もあるし、テニスの壁打ちなどもできるようだ。またここは大雨が降った時の水量調節用遊水池も兼ねている。
「多目的広場」(旧北江古田公園)と 園内の「森」部分
それ以外の新設された高台部分は、福祉センターを取り囲むように芝生と森になっているのだけど、ここは散策すると言っても、せいぜい10分。森の方はテーブルとベンチのセットが二つだけ。確かに雰囲気の良い森になっているし、武蔵野の自然の豊かさをノンビリと感じて貰おう、というような意図は感じるのだけど、なんか違和感が・・・。
芝生ではボール等での遊びは禁止、森には一休みするイスさえも殆どない。となると人々はここへ来て一体何をしたらいいのだろう。軽く散歩(にもならないけど)でもしたら、さっさと出て行きなさいって?(^^; 長く留まらせないようにとでも考えられているのだろうか。それともホームレス対策とかで、私が知らない何か他の理由があるのかなぁ。
「どうですか? 自然を活かした素敵な公園でしょう?」 そうお役人さんは言っているような気がする。でもね、利用する人のことは考えてくれているんでしょうか。そんな風に思わせる新設公園なのでした。・・・私が意地悪く考えすぎなんだろうか(^^ゞ
ちなみに「江古田」の読みは、西武池袋線の江古田駅は「えこだ」、中野区の正式地名としての読みは「えごた」となっています。大江戸線の新江古田駅は「しんえごた」ですって。
なお「チャンチキ通り」とは、三波春夫のお屋敷があった道なので、ヒット曲「チャンチキおけさ」から俗称として根付いたものだと思われます。かつてあったお屋敷は「ちゃんちき屋敷」とも「おけさ御殿」とも言われたとか。
・・・豆知識だよっ!(桜塚やっくん風に(^^;)
◆江古田の森公園
http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/024/01/d00500133.html
中野区江古田三丁目14番
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コメント
長〜いこと工事していましたが、公園を造っていたんですね。
うちから散歩するのに、ちょうど良い距離なんですが、椅子がなければ寝ころんで休むしかないですね(^^ゞ
投稿: Nylaicanai | 2007.04.23 19:29
イスなどはこれから整備するのかもしれませんね。
雰囲気はいいのに、惜しいと思います。芝生の広場の方は外の道から丸見えなので、あそこで寝ころぶのは、勇気が要ります。みんながそうすれば、違和感はなてかもしれませんが。
投稿: BUSH | 2007.04.24 07:01
あたしは折りたたみござ持参で♪
BUSHさん お久しぶりでございます 少々こもってお仕事三昧
している間にこんな公園ができていたのですね~
使う人のことじゃないところに意識のいきがちな方たちの管轄
お仕事って感じが…ゴホゴホっ 我が社も同様なのですが
利用者が工夫して素敵な場所にしなくてはいけないのかな?
あたしはどこでもなんでも楽しんじゃいます
石松行きたいなぁ…
投稿: mi87 | 2007.04.24 13:03
ども、mi87 さん。
芝生の公園の方は。ゴザなりシートなり持参でピクニック気分?が味わえる鴨。ただ前のコメントに書いたように外の道路と境界がないので、なんか違和感があると思います。
森の方はシート等を持ち込むのはちと無理かな。
ともあれ、お休みの日にでも一度行ってみてはいかがでしょう?
投稿: BUSH | 2007.04.25 22:33