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2007.03.07

リニューアル「福粋」夜の部で

 いつもの店で軽く呑んだ後、お向かいさんを覗いてみると、うわっ、イッパイじゃないの。というわけで、先日来「夜の部」が気になっていた「福粋@中野」へ行ってみることにした。果たして今日は狙い目の「地鶏の炭火焼き」があるだろうか。
 店の外からは地鶏の有無は判らない。まぁ無ければラーメンを食べて帰ればいいやと、まずは入店。カウンターに座って「今日は地鶏の炭火焼きはありますか?」と聞いてみると「あります」との答え。「じゃあ、それお願いします。あ、あとホッピーをお願い」と私。スープはもちろん麺にしてもチャーシューにしても、どの素材に対しても真面目なこだわりを見せて、これまでも美味しいラーメンを提供してくれているご主人のこと、期待度は高まりますね。

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 「日向地鶏の炭火焼き 980円 +ホッピー 350円」
 焼き上げるのに、それなりに時間がかかるようですな。その間、鶏の焼ける香ばしいニオイを嗅ぎながらホッピーで一杯。で、出て来たのが上の絵。この絵ではわかりにくいかも知れないけれど、残念ながらかなり「スス(煤)」が着いてしまっている。上品な塩味がつけられているのだけど、ススの味は余計な気がする。我々キャンパーが炭火を使うとよく経験するアレと同じように思えるからなのだけどね。
 鶏の脂が炭火の上に落ちて燃え、ススが出る。それが鶏肉に付着する。煙がかかって結果的に燻煙と同じことになり返っていい状態になるのとは違って、ススの味が肉に着いてしまうことで、せっかくの地鶏の風味が台無しになってしまうような気がするのだけど、どうなんだろう。

 酔ったイキオイも手伝って「せっかくの地鶏炭火焼きなのに惜しい。地鶏を炭火で焼いたら旨いのは当たり前。でもこれじゃあ・・・」などとご主人に向かって生意気にも苦言をていしてしまった。
 でもご主人(奥さん?も)、酔っぱらいの戯言を真剣に受け止めてくれたみたいで、返って恐縮してしまう。今思えば冷や汗ものだ。
 ススっぽいなぁと思いながらも、せっかくの日向地鶏なんだからとホッピーのおかわりをしつつ完食(^^ゞ

 何より素材はいいし、ご主人の真摯な姿勢もいいお店だ。スープ屋たる部分は、まだそれほど種類もないみたいだけど、間違いなく美味しいモノを提供してくれると思うので、楽しみにしている。

 このあと「とんこつラーメン」で仕上げた。するとこれがまた実に旨かった。というのはまた別の記事で報告します。

◇2007.3.8追記
 この記事のUP後、Bonno さんからのコメントで、宮崎の地鶏炭火焼きはススで真っ黒になるほど焼くのが流儀だと教えて頂いた。早速調べてみると確かにそういう流儀があるらしい。随分前に宮崎へ出張した折りにも地鶏の炭火焼きを食べた記憶はあるのだけど、ススけたイメージはなかったというだけの完全に私の早とちりだ。
 とすると、私は生意気なだけでなく、無知でもあったわけなのね・・・というわけで、私の恥じっかき発言はそのままに、他の文章を一部改変しました。
 「福粋」には近日中にまた行って謝ってこなきゃいけないなぁ。なんて、また食べに行く口実ができた(^^ゞ

◆すーぷ屋 福粋
 中野区中野5-68-9 岸田ビル1F 最寄駅:中野
 11:50頃?~不明? 無休らしい

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コメント

お初です。いつも涎を溜めながらうまそうな話を読ませてもらってます。
今回の「地鶏の炭焼き」の件ですが、宮崎風はみんな真っ黒なスス焼きにするのが流儀みたいです。網の上で脂ボトボト落としてボウボウと火にまみれて焼いてます。(万人の好みに合うかは別として,あれはそういうモノらしいです)
宮崎県のアンテナショップ『Konne』でも真空パックの地鶏焼きには黒いススが付いてます。

投稿: Bonno | 2007.03.08 14:55

早!
もう行かれたんですか? (^^ゞ
肴的なメニューはたくさんありますか?

投稿: Nylaicanai | 2007.03.08 15:54

 Bonnoさん、コメントありがとうございます。
 いつも読んで頂いてるみたいで、嬉しく思います。

 地鶏の炭火焼きの話、知りませんでした。教えて頂いてどうもありがとうございます。調べてみたら、たしかにススで黒くなるような焼き方をする流儀があると知りました。
 早速、記事の一部を修正させて貰いました。いやはや、早とちりの赤っ恥でした(^^ゞ

投稿: BUSH | 2007.03.08 16:46

 ども、Nylaicanai さん。

 はい、早速(^^ゞ

 肴的メニューは下記のとおりです。
 もつ鍋・ちゃんこ鍋(一人前 1,300円 二人前から注文可)、
 地鶏炭焼き980円、炙りチャーシュー800円、黒豚餃子400円、
 黒豚シューマイ480円、フライドポテト380円、鶏の唐揚げ400円
 枝豆200円、冷や奴150円、つまみメンマ300円。

投稿: BUSH | 2007.03.08 17:04

これまた早! のご返事、ありがとうございます(^^ゞ

ちょっとした飲み屋さんになるんですね。
ありがとうございます。
ホッピー目当てに、行ってみようと思います。


投稿: Nylaicanai | 2007.03.08 17:53

 是非、行ってみて下さい。

 そして黒くススけた「地鶏の炭火焼き」を見ても、ヘンだなどと思わないように(^^;
 知らないのは私だけか。恥かいてしまった。

投稿: BUSH | 2007.03.08 19:00

うん。
煤はデフォルト。>宮崎地鶏焼

あの焼き方では避けられないよ。

鶏が好きだったら、こんなのもあるから
遠征してみるのもいいかも
http://www.ikkaku.co.jp/

(類似商品を、西武池袋で見かけました)

投稿: 井筒屋 卯乃助 | 2007.03.12 10:00

 ども、井筒屋 卯乃助さん。

》煤はデフォルト。>宮崎地鶏焼

 そうなんですってねぇ。無知とは恐ろしいもので恥じかいてしまった。でも、全部がそうだというわけではないようで・・・
 もう少し勉強のために南九州の地鶏を喰いに行こうと思っとります(^o^)v

投稿: BUSH | 2007.03.12 10:49

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