東村山うどん旅1「宅部うどん」
C氏のお誘いでR氏(Jr.含)とともに「武蔵野うどん」のメッカ東村山まで足を伸ばしてみることにした。せっかくの機会だから朝飯も抜いて、少なくとも2軒、できれば3軒は寄っておきたいところだ。
最初に寄ったのは「宅部(やけべ)うどん」。外観は普通の民家を改築した小さなうどん屋さんといった雰囲気なのだけど、中に入ってみると、なんというか質素な小屋と言った方がしっくり来る感じ。映画「ウドン」に登場してきそうな雰囲気でもありますな。
11:30の開店後間もなく入ったのだけど 先客は4人。「20分ほどかかります」と言われたけれど、ここまで来て断念するはずもなく、奥の小上がりに座ってお待ち。
メニューは「かけうどん」と「肉汁うどん」のみ。1玉からオーダーすることができるのだけど、事実上2玉がデフォルトで、以降1玉増える毎に+80円となっている。男子一般が昼飯に食べるのなら3玉か4玉は最低欲しいところだろう。
さて、待つことしばし。とはいっても実際の待ち時間は大したことはなくて、10分とかからずに出て来たのがこれ。
「肉汁うどん(2玉) 500円」
インゲンと茄子とニンジンの天ぷらがついて、このお値段。いやぁ安いですねぇ。麺の方は見てのとおりの太麺で、武蔵野うどんらしくないくらい。かなり硬めに茹で上げられたと言うかコシの強い麺は、小麦粉の風味をふんだんに感じることができて、これは旨い。
バラ肉の旨味が溶け込んだつけ汁も実に美味しくて、この麺によく合ってます。そして薬味についている生姜を途中から投入すると、つけ汁の雰囲気がまた変わって、二度美味しい。あ、もちろん天ぷらもグッドでしたよ。
もっと食べたいところだけど、今日は連荘の予定だ。2玉でガマン我慢。
いやはや、こんな周りに何もないようなところで、こんなに安くて美味しいうどんが食べられる。東村山恐るべし。
などと思いつつ次の店への期待は高まるのでした。
◆宅部(やけべ)うどん
東村山市多摩湖町3-3のあたり
11:30-14:00頃(売り切れまで)日祝休
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