大井町のディープな夜
早めの時間にi氏と待ち合わせ。今日は大井町の夜を再訪する日だ。あとで東京ディープサウスに詳しいC氏も合流する予定である。この町は線路沿い西側を中心にレトロで素敵な飲み屋さんがかたまっているんですな。
まぁ、要するに久しぶりに「お父さん達のゆりかご大井町」を堪能しようというわけ。
最初はiさんと二人で、うなぎの「むら上」。まだ早い時間だったので先客は4人ほど。カウンターの左隅に二人で陣取って、まずはビール。すると、ご主人が勝手にうなぎ串をバットに並べ始めるんですね。客の方もまたこれを勝手にパクつくという不思議なやりかた。もちろん、旨いし安い。うなぎ串5本とビール2本で、1,350円だったっけな。
続いて、駅前方向に少し戻って「肉のまえかわ」。この店はご存じのとおり昼はお肉屋さん。ところが夕方近くになると、肉屋がそのまま立ち呑み屋に変身してまう。店内にはビールの入った冷蔵ショーケースが置いてあり、客は勝手にそこから缶ビールを持ち出して、お勘定をするという方式。
幸い道路に面した小さなテーブルが空いていたので、そこでそろそろ来るであろうC氏を待つことにした。そういえば、ここは待ち合わせにもちょうど良い店かもしれない。
焼き鳥を6本と鶏ササミの刺しに、発泡酒を2缶。いやぁ。いいですねぇ。この感じ。そうこうしているうちにC氏合流。
ちょっと気持ちよくなったところで、斜め向かいの「武蔵屋酒店」まで10歩ほど移動。
ここは今時珍しい角打ちができる酒屋さんだ。当然、酒屋さんであるからして、店の飲み物はもちろん、乾きモノから缶詰に至るまで全てが角打ちで賞味できる対象となるわけだ。この日は「ホッピー」のセットに「コーンビーフ」と「ウインナー」の缶詰。あと何か乾きモノも頼んだ気がするなぁ。いいよねぇ、角打ち。
そうして、大井町ディープナイトのトリは「大山酒場」。
超レトロな店内は、もう昭和30年代そのものという感じ。メニューは豊富だし、安くて旨いしと言うことなしの、そう、「The 大衆酒場」なんですねぇ。
R氏も合流。たしかここでは酎ハイを沢山と、他のメニューもあれこれ。このあたりになってくるとかなり記憶も怪しくて・・・そうそう、ここは「ニラタマ」や「オムレツ」なんかの玉子料理も旨かったんだっけ。
そんなこんなで「飲ん兵衛おやじの楽園 大井町」を後にしたのが10時過ぎ頃だったかなぁ。アッという間に4軒ものハシゴ酒となってしまった。
かなり酔っていたけれど、乗り過ごすこともなく無事に中野到着。やれやれ今日は帰ってもう寝よう、と思ってた。・・・ところが、よせばいいのに「もつ焼き・石松」。だって帰り道なんだもの。だって覗いたら貴賓席が空いてたんだもの。呑んでたらHさんがいつものニコヤカなお顔で覗くんだもの。やぁやぁなんて、また酒が楽しく進んでしまうではないですか。お初にお会いしたお隣さん達とも楽しく会話したりなんかして、更に酒が進んでしまうではないですか。
結局、H氏とともに「石松」を出たのが12時過ぎ。
さ・ら・に、よせばいいのに「中華麺屋 喜紳」で「塩つけ麺の大盛」を逝ってしまった念写画像が残ってる。・・・どおりで気持ち悪くって寝られなかったはずだわ。
天に酒。
地に麺屋。
中野。十月。わたしの死。
なぁんて、ちょっとだけ冒険小説ファンっぽいでしょ(^^ゞ
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コメント
感動ッス。。
歩く昭和遺産、というか中野遺産、に推奨いたしたく・・
「正しい親父の成人病講座」これからも楽しみッス。。
投稿: PANIPANI | 2006.10.16 07:27
う・・・完璧に体重増える飲み方ですね~。
危ない危ない、私は良い子なので真似しないようにします。
っていうか、年のせいでしょうね、とても真似できませぬ。
投稿: とぱーず | 2006.10.16 09:37
▼PANIPANIさん
最近、ちょっと食べすぎるとすぐに胸焼けが起きたりして・・・中野遺産だなんて大げさ。今度行ったら、よく効く胃散でも用意しといて下さいませ。(^^ゞ
▼とぱーずさん
金曜日は完全にタガがはずれました。体重の方はそろそろなんとかしなきゃあなと思い始めておりまふ。
投稿: BUSH | 2006.10.16 19:49
体重を気にしているヒトは、呪文を唱えるラーメン屋には行かない
ハズでつ。
投稿: カリビアン | 2006.10.18 23:31
んなこと言ってないで、も一度「漢であること」を体感しましょぅ。平和島なら近いっしょ(^o^)v
投稿: BUSH | 2006.10.19 23:02