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2006.10.31

「無骨地味そば 短太固」2 加藤製麺編

 昨日に続いての「短太固@中野新橋」である。もちろん「変玉(北海道麺)」の「加藤製麺」の方を食べてみたかったからだ。そんなわけで、再び昼食時間を利用して電車でGO!
 13時少し前のお店は、開店日の昨日よりも少しすいていて、お待ちはなし。すぐ座ることができました。するとご主人から、今日は「加藤ラーメンで行きますか?」と聞かれてしまった。うーむ、覚えられている。というか覚えやすい体型してるからでしょうね(^^; 「はい、そっちでお願いします。」

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「短太固そば 600円+変玉(加藤製麺)100円」
 やはり、この短太固な麺(左の絵)は美味しい。今日聞いてみたら、オーションというパン粉などに使う小麦粉を使っているのだとか。調べてみると、どうやら二郎もこの粉を使っているらしい。なるほどねぇ。

 で「変玉」。最初に「短太固そば」が出て来た時点で「すぐに替え玉お願いします」と頼んでおいたのが正解。短太固な麺を食べ終わると同時に「変玉(右の絵)」登場。お馴染みの玉子色の麺です。加藤製麺の麺というと「旭龍@神田」や「旭鳳@新宿」のような、もっと低加水のものを予想していたのだけど、それらよりは若干加水率高めに感じた。果たして実際のところはどうなんだろう。

 そうそう、小林製麺の「変玉」の時には、麺の量は「札幌ラーメンの一玉分がそのまま入っているよう」に感じたのだけど、今日のは替え玉なりに少なめでした。

 食べ終わると、ご主人から「昨日の小林製麺のと比べてどうでしたか?」と聞かれたので、「今日の方がこのスープには合っているように思います」と答えると「そうなんですよねぇ。ピッタリなんですよ」とおっしゃってました。
 でも、ベストマッチはオリジナルな短太固麺だと思う。

 それと、メニューにある「短太固朝そば」とはどういうものかと尋ねてみたら、通常より魚介系ダシの割合を強くして、細麺で行くそうです。「とら会」のOOSAKIさんの書込によると「動物3+魚7」なんだそう。なんでも朝でも食べられるラーメンにしたいのだとか。それはそれでとっても楽しみなのだけど、当面オペレーションが間に合わないらしく、しばらくお預けのようです。

 予定どおりなら、今日から通常営業のはず。近いうちにまた行ってみよう。

◆無骨地味そば「短太固」tantako (たんたこ)
 中野区本町5-4-1 最寄駅:中野新橋
 11:45-15:00 18:00-23:45 不定休(水曜日かも?)

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2006.10.30

「無骨地味そば 短太固」開店

 先日無料試食会をやってくれた「短太固@中野新橋」である。その時点では11月初旬にオープン予定とのことだったのだけど、結局本日 11:30にオープンするとのこと。少し早まりましたね。今日明日の二日間は 限定100食のみらしい。そうと聞いてはじっとしてられない。先日来ずっと楽しみにしていたこともあって、昼休み時間を利用して電車でGO!

 13時少し前の店先は3名のお待ち。短太固な麺だけあって茹で時間はそれなりにかかるようで、しばらくお待ち。

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 「短太固そば 600円」
 この絵のとおり、無料試食会の時と同じ「短くて太くて固い」ラーメン。違うのは、チャーシューがスライスのものではなくて、ブロックになっていたことくらい。かなり熱々のスープに浅草開花楼製の短太固な麺が浮かんでいます。スープの方も前回と同じく、旭川系というより、ちょっと家系を感じさせるもので、試食会の時より少しマイルドになっていたかなぁ。

 麺の量は試食会の時にも感じたけど、最初から替え玉を意識しているようで、かなり少なめ。ほんとにアッというまに食べ終わってしまいます。ですんで替え玉(変え玉)のオーダーも早めが良さそう。

061030t3 「替え玉 100円」は、最初と同じ「替玉(短太固麺)」と、「変玉(北海道麺)」と称して、旭川系の加藤製麺または札幌系の小林製麺のものから選べます。今日は全てあったので、たぶん食べたことのない小林製麺の麺をオーダー。私の知っている加藤製麺系よりも加水率が高いみたいで、このスープにも合いますね。あと短太固な麺が凄く少なかったのでスープが薄まるということも殆どなかったみたい(^^;

 そうそう、この「変玉」は、よくある博多豚骨系の替え玉みたいに量的に少ないものではなくて、札幌ラーメンの一玉分がそのまま入っているようなので、頼もうと思っている人はそのおつもりで。

 えー、浅草開花楼特製の短太固な麺に、北海道系の「変え」玉という面白さはあるけれど、ラーメンそのものとしては、なにかガツンというものが足りなかったように思いました。全体のレベルは高いと思うのですけどね。まぁ、オープンしたばかりだから、まだ変わっていく可能性は大きいのでしょう。「ぽつぽつ屋」の創業者自らが立ち上げたニューコンセプトのお店だから、今後も期待しています。

 ともあれ、次回は加藤製麺の「変玉」も試してみたいし、メニューにあった「不思議なゆで玉子」というのも食べてみたいので、近々再訪は必至です。

◇前回の記事:新店「短太固@中野新橋」の無料試食会

◆無骨地味そば「短太固」tantako (たんたこ)
 中野区本町5-4-1 最寄駅:中野新橋
 11:45-15:00 18:00-23:45 不定休(水曜日かも?)

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2006.10.29

吉田拓郎&かぐや姫 inつま恋

 NHK-BS2で、「吉田拓郎&かぐや姫 Concert in つま恋 2006総集編」というのを2時間づつ前後半に分けて放送してくれた。

061029t1 この9月23日につま恋で31年ぶりに開かれたコンサートのダイジェスト版だ。元は8時間のコンサートだから、ほぼ半分にまとめたものだけど、やっぱり録っておいてよかった。ゲストに「かまやつひろし」や「中島みゆき」が出てきたりして、若干ウルウルしながらも、とっても楽しめた。何より懐かしい曲ばかりなんだもの。

 昼のうちに録画しておいた前半から続けざまに観たのだけど、4時間がアッという間。ライブで観た人達の8時間もきっとアッという間だったんだろうなぁと。いいな、行きたかったなぁ。

 一緒に口ずさんでいるうちに、あの頃の思いやあの時のことなんかが、思い出されてきてジワリ。ラスト少し前、拓郎の「今日までそして明日から」で、感極まって・・・更に拓郎が深々と頭を下げ続けたシーンでは、彼の思いまでもが全て伝わって来るような気がして、「そう色々あったよね、お互い」みたいに。もう涙そうそう状態。そうして、かぐや姫の「神田川」で、もう一度感極まって・・・。
 涙もろくなったよなぁ(^^;

 またいつかこんな機会があったら、今度こそ是非現地へ行きたい。切にそう思ったのでした。

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二郎不足 de 荻窪まで

 先週のあたまから二郎モードに入っている。たまたま友人の日記で「馬場二郎」の記事を読んでしまったのがキッカケだ。ラーメンは毎日食べているのに何かもの足りない。そういえば、ここのところ直系二郎してないよなぁと。そんなわけで朝メシ抜いて、「二郎でなきゃダメ」スイッチオン。

 ちょっと出遅れたんだけど、目指すは「馬場二郎」。コインPにクルマを停めて店の前についたのが 11:30。うわぁっ、すでに長蛇の列。甘かった、こりゃ30-40分待ちじゃきかないよなぁ、と方針転換。コインPの 200円がもったいないけど、しかたない。直系じゃないけど、馬場から行きやすくて、且つお気に入りの堀切二郎系「どっと屋@江古田」を目指すことにした。日曜日もやってる二郎系というのは少ないから貴重な存在なのだ。
 ところが着いてみると、ここもやってない。よくある開店の遅れというだけなのかもしれないけれど、クルマだとそこが不便。いつも使っているパーキングは2箇所とも満車だったので、確かめることもできず、ここも諦め。

 朝メシ抜いてるから腹は減ってくるし、「この際、二郎でなくてもいいか」という軟弱な気持ちももたげたのだけど、そこはすでにスイッチオンなのだから、もうどうしようもない。エイヤッと荻窪まで行くことにした。幸い日曜日の道路は七環も青梅街道もすいていたので、およそ10分ほどで「荻窪二郎」着。店の外の行列は4人ほど。中にも3人はいるだろうけど、この程度なら大したことはない。取り敢えずクルマをパーキングにおいてと。

 店の前まで歩いてくると外の行列はなくなっている。ラッキー! 券売機で食券を買って、しばらくお待ち。

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 「小ブタ 650円+カツオブシ 50円= 700円」
 今日の呪文は「ヤサイダブルニンニクカラメ」。何度か書いているけれど、この店の「ヤサイマシ」は多い方ではないので、マシマシまたはダブルをコールするとちょうどいい。そしていつもどおり鰹節をトッピング。胡椒と一味をしっかりかけてと。
 いやぁ、旨いなぁ。3箇所も廻った甲斐があったよねぇ。妥協しなくて良かった。今日は「麺硬め」をコールし忘れたのだけど、これはこれでよし。スープはいつもよりカラく感じたけど、これも嫌いではなし。ブタは相変わらずいいですねぇ。腹減ってたから、今日だったら大ダブルでも良かったかも知れない。そんなことを考えながら、きっちり完食。

 久しぶりの二郎。やっぱいいわぁ。何かもの足りなく感じてた、ここしばらくのラ生活も、リセットできそうな塩梅です。(^o^)v

◆ラーメン二郎 荻窪店
 杉並区荻窪4-33-1 最寄駅: 荻窪
 11:30-14:30 18:00-22:00 土曜11:30-14:30 18:00-21:00
 日曜のみ通しで 21:00まで (臨休あり) 木曜・祝日休

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「ぢゃぶ屋@沼袋」11/3開店

 池尻大橋にある「紀州和歌山ラーメンまっち棒」の系列で、つけそば専門店として店舗展開している「ぢゃぶ屋」が沼袋にオープンする。以前から「とら会」では話題になっていたのだけど、店の前を通ったら開店予告の貼り紙があった。

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 11/3(金) 12:00 のオープンだそうだ。場所は沼袋駅から青梅街道方向北上してすぐ右側。北口からだと徒歩1分という距離。「○月や」が閉店してしまって寂しくなる沼袋に新店ができる。

 なんにせよ、開店したら一度は行ってみようと思っている。

◆つけそば ぢゃぶ屋 沼袋店
 中野区沼袋1丁目36−5 のあたり 最寄駅:沼袋
 11:00-25:00 年中無休

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2006.10.28

閉店「○月や@沼袋」

 沼袋駅の線路沿い南側「四文屋」のとなりにあって、なかなか繁盛してた「○月や(まんげつや)」が今日で閉店するという。気になっていたのだけど、最終日の今日になってようやく訪れることができた。

061028mn「ラーメン(濃口醤油)650円」
 つけ麺にしようか、それとも大山地鶏の塩にしようか、ちょっと迷ったのだけど今日はメニューの一番右側にあるこれ。
 相変わらず美味しいですね。火傷するくらい熱々のスープと細麺の組合せもいいし、やはりこの店がなくなってしまうのは惜しいなぁ。店内の告知によると、なんでもご主人の体調の問題らしい。よくなって復活してくれるといいのだけど、ラーメン店って激務みたいだし、まずは健康優先でしょう。

 常連らしき高校生二人組が帰り際に、ちゃんと「長い間お世話になりました。ご馳走様でした」なんて言ってたのを聞いて、ちょっとジーンと来てしまった。
 愛されてましたね「○月や」さん。

◆○月や(まんげつや)
 中野区沼袋3-4-18 最寄駅: 沼袋
 2006.10/28を以て閉店

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新店「むらさき@野方」

 所用で新青梅街道を走っていると元「三厨(天雅)」のあった場所に、新たにラーメン屋さんがオープンしているではないですか。「横浜豚骨らーめん むらさき」とある。はて?いつオープンしたのだろう。9月初旬に通ったときには、そんな雰囲気はなかったと思うから、たぶんここ一ヶ月以内にできたのでしょう。
 ちょうど昼飯時でもあったので、早速入ってみることにした。

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 元「三厨」というか「天雅」の内装を少しいじっただけという感じのお店は、入るといきなりキツイ豚骨臭が漂って来る。これ、豚骨メインの店には付きものだけど苦手な人は引くだろうなぁ。まぁともかく入り口脇の券売機で食券を買ってと。

「横浜豚骨醤油らーめん 580円」
 きっと家系チックなんだろうなと思ってたら、見た目とニオイは正にそのとおり。獣系、その名の通り豚骨醤油ベースに太麺は、強く家系を意識したものなのでしょう。でも、味の方はそれほどの強さはなくて、かなりマイルド方向に振った家系といった感じ。
 麺は、店の奥に置いてあった箱の名前から「麻生製麺」のものらしい。と言ってもここ以外で食べたことがあるかどうかはわからないんだけど。

 BGMには割りと大きな音量で "Deep Purple" の "Machine Head"がかかってた。ちょうど"Speed King"が始まったところ。なんとなく嬉しくなって小さな声で一緒に口ずさんだりして。食べ終わるのと "Child in Time" が終わるのが同時でした。

◆横浜豚骨らーめん むらさき
 中野区丸山2-20-3 最寄駅: 野方
 営業時間・休日 不詳

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2006.10.27

藁屋@曙橋のあぶらそば

 曙橋まで出かけたついで。もう昼食時を随分過ぎているけれど、さてどこで何を食べようか。そういえば「藁屋」にあぶらそばがあったっけな、と寄ってみることにした。

061027w1「あぶらそば(中盛り) 700円」
 つけ麺の旨い店はあぶらそばも旨いハズ、という勝手な思い込みで臨んだのだけど、あぶらそばはもう一つかな。とっても丁寧な仕事ぶりだし、つけ麺とたぶん同じ太麺は、茹で具合にしても文句無し。なかな美味しいし、完成度は高いと思うのだけど、もう一つ旨味がたりないような気がした。まだ店自体が新しいし、きっとまだ改良されていくのに違いない。
 このあたりでは「あぶらそば」が食べられる貴重なお店。また来てみることにしよう。
 あと、うれしいことに、ここのあぶらそばには醤油味のスープが付いてくる。これはこれで有り難いことですね。

 今度はラーメンの方も食べてみなくては。

◆めん処 藁屋 (わらや)
 新宿区市ヶ谷台町4-1 最寄駅: 曙橋
 11:00-15:00 17:30-21:00 日祝休

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2006.10.26

お風呂屋さんに行こう

 半年ほど前から調子の悪かった我が家のガス給湯器。だましだまし使っていたのだけど、ついにご臨終の時を迎えてしまった。さぁて困った。これでは風呂にも入れなければシャワーも使えないではないか。

 というわけで、かれこれ37年ぶりの銭湯である。キャンプなどで山から町まで下りて、地場の銭湯に行くことはまれにあったけど、近所の「お風呂やさん」に行くことは本当になかった。中学一年までは家風呂がなかったので、あたり前のように毎日通っていたのに。母親に「早くお風呂やさんに行ってきなさい」なんて言われながらね。
 当時我が家の周辺には徒歩5分以内に4軒もの銭湯があったのだけど、今も残っているのはそのうちの1軒だけ。
 ともかくも石けんとタオル、それに着替えを持って、出かけることにした。

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 玄関からしてもう昔日の面影はない。入り口の靴箱の横に券売機があって、そこで入浴券を買う仕組みになっている。昔は銭湯と言えば、入り口からして既に男湯と女湯に分かれていて、入るとすぐに番台があったものだけど、それも違っていた。入り口を入り、番台代わりにご主人らしき人が座っている場所は、待合いスペースのようになっていて、主に飲み物や小物などを買ったり、両替をするために存在しているようだった。奥には小上がりみたいな座敷があって、他にマッサージチェアが2台と、テーブル・イスのセット、牛乳やジュースの入った冷蔵ショーケースが置いてある。そしてTVを見ながらノンビリしているお父さんが一人。
 そこから男湯女湯それぞれの入り口があるという寸法だ。

 脱衣スペースに入ってみると、衣服が入ったままのカゴが一つも床に置かれていなかった。銭湯と言えど、着替えは全てロッカーへいれるのが当たり前なのだろう。もちろん床に脱衣カゴがいくつも重ね積みされていたりすることない。物騒な世の中、今時としては当然なのかもしれない。

 そうして風呂場。あれ?正面の壁に大きな絵がない。たいがい富士山の絵があったものなのだけどなぁ。まぁ、維持するのもきっと大変なのでしょう。
 浴槽はいくつにも分かれてて、寝湯やら座湯やら気泡やらといろいろ。
 カランは昔懐かしい蛇口を押すタイプ。押している間だけ、お湯なり水なりが出る。すっかり忘れてて、つい捻ってしまった(^^;。
 桶はなんとケロリン桶だもの。思わずニヤリ。嬉しくなってしまいました。

 頭と身体を洗って湯船へ。いやぁ気持ちいい。脱衣場も風呂場も空いているし、もちろん湯船にだって先客が一人しかいない。平日の20時過ぎだというのに、これじゃあ廃業が相次ぐわけだ。それとも日本シリーズの影響でもあったのだろうか。

 手足を伸ばして入れるのが、お風呂やさんのいいところ。じっくり温まってから湯船を出た。身体を拭いて、桶とイスを所定の場所に置いてと。もちろんイスには軽くお湯を流しかけてからね。

 着替え終わって、待合いスペースの冷蔵ショーケースからビンの「コーヒー牛乳」を取り出す。子供の頃は風呂上がりのコーヒー牛乳がどれほど楽しみだったことだろう。銘柄はたしか「メイトー」だったっけな。今ではそれがビールに代わってしまったのだけどね。
 100円で 8分間のマッサージチェアに座って、しばしノンビリ。ああ、気持ちいい。

 いやはや、お風呂屋さんに行くのもいいものですねぇ。季節もよくて帰り道の夜風さえも心地いい。大満足の「お風呂やさん」体験なのでした。

 これを読んだ皆さんも、たまには「お風呂やさん」に行ってみませんか。

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2006.10.25

新店「短太固@中野新橋」の無料試食会

 中野新橋は「ぽつぽつ屋」の跡地に居抜きで入った無骨地味そば「短太固」である。居抜きでというよりも「ぽつぽつ屋」創業者のオーナーが前店長の後を受け継ぎ、「山頭火」とのコラボという形で新らしくお店をオープンさせるというものらしい。
 オーナーによると厨房設備が揃い切っていないので、正式オープンは11月のアタマ頃になりそうだとのこと。

 そして今日はそのオープン前に 17:00-20:00という時間で無料試食会をやってくれるという。この情報は「とら会」で得たものなのだけど、そうと聞いたら行かないわけにはいかないではないか。前「ぽつぽつ屋中野新橋店」がオープンする前日にも無料試食会をやってくれたのを覚えているけれど、なんにせよ嬉しい催しには違いない。中野新橋駅でD氏と待ち合わせて、お店へGO! 18時半頃の店内はちょうど満席だったけど、さほど待つこともなく着席。メニューも何もないので、とにかく座って待つ。

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 待つことしばし。で、出て来たのがこれ。なるほど見た目は名前のとおり「和風地味そば」だ。麺は浅草開花楼製の「短太固」麺で、もちろん硬めに茹でられていて私好みに仕上がっている。麺の量は無料試食会ということもあってか、少なめ。
 若干茶濁したスープは、豚骨ベースの醤油で、コラボの旭川系「山頭火」を彷彿とさせるというよりも、むしろ「家系」に近いと感じた。退出時、オーナーに「とても美味しかった」ということと、「家系に近いと感じた」と伝えたところ、意外そうな顔をされたので、いつもの私のバカ舌がそう感じさせたのかもしれない。

 トッピン具には、チャーシュー、メンマにネギ。チャーシューは「ぽつぽつ屋」風の豚バラ肉ではなくて、わりとアッサリした噛み応えのあるもの。確かに「和風地味そば」の雰囲気を出してますね。

 正式オープン時には、替え玉ならぬ「変え玉」として、旭川は「加藤製麺」の麺と札幌の「小林製麺」の麺(いずれも細麺)のどちらかを選ぶことができるようにするそうだ。なんでも、1玉食べ終わったあとの若干うすくなったスープに「短太固」な麺は合わないだろうという配慮からだそうだ。なんと実に嬉しい話ではないですか。このスープで大好きな加藤製麺の麺が食せるというのだから。(小林製麺は食べたことあったかなぁ)

 冒頭に書いたように正式オープンは 11月に入ってからとのことだけど、本当に待ち遠しい。

◆無骨地味そば「短太固」tantako (たんたこ)
 中野区本町5-4-1 最寄駅:中野新橋
 営業時間・休日等不明

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2006.10.24

むろや@新宿御苑の限定海老塩

 先日の日記へのコメントで「限定塩ラーメン」が更にパワーアップしているらしいという話を聞いた。となれば、それも行って見ない手はない。
 13時少し前の店内は7割の入り。繁盛しているようで何よりですね。いつもどおり 750円の食券を券売機で買って「限定お願いします。あ、中盛りで」

061026m1「限定海老塩らーめん(中盛) 750円」
 前回と明らかに違うのは、小さな桜海老が多めに入っているのと、まさにその桜海老の香りが立っていること。実際食べてみても、海老、えび、エビぃという感じで、夏に食べた「限定冷やし」を思い出してしまった。
 個人的には、前回の「限定塩」の方が好きだったなぁ。まぁ、今のところ発展途上なのだろうから、今後も変わっていくのでしょう。それはそれで楽しみなので、ご主人の研究熱心さには大いに期待したいところではありますね。
 チャーシューや穂先メンマのおいしさは変わらず。白髪ネギや水菜、柚子のトッピングも同じです。

 そうそう、今回初めて真っ白な深型の丼で食しました。丼を深くして開口部を狭くするのは、スープの保温に効果があるのだとか。でも、中盛りという麺の量には合わなかったかも知れない。麺同士が窮屈そうに身を寄せ合って、くっついてしまう感じ。スープの量も、それなりに増やすべきなのかもしれない。

 なお、限定を頼むときは、ラーメン、つけ麺それぞれ大盛りの食券を買って「限定で」とコールして下さい。繁忙時間帯は避けた方が良いようです。

◇最近の記事
 2006.10.09 「むろや@新宿御苑の限定塩2」

 2006.10.03 「むろや@新宿御苑の限定塩」 

◆ラーメン むろや
 新宿区四谷4-25-10 最寄駅:新宿御苑前 or 四谷三丁目
 11:00-15:00 17:00-21:00 無休らしい

・麺の量(中盛まで同じ値段)
 ラーメン: 並 160g 中盛 240g(650円) 大盛 320g(+100円)
 つけ麺 : 並 200g 中盛 300g(700円) 大盛 400g(+100円)

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2006.10.21

げん@野方のあぶらそば

 久しぶりの「げん@野方」である。「一時期、もしや閉店か?」というような噂もほんの一部で流れていたのだけど、そんな気配は全くなく、普通に営業してくれている。東池袋大勝軒の味を忠実に受け継ぐというこの店の一ファンとしては、嬉しい限りだ。

061021g1r_r 「あぶらそば 650円」
 何人かから薦められていたこともあって、以前からこの「あぶらそば」を一度食べて見ようと思っていたのだけど、ついつい大好きな「つけ麺」の方にいってしまうので、なかなか機会がなかった。

 で、とにかく旨い! これは大当たりです。つけ麺の旨い店はあぶらそばも旨い、というのはよくあることだけど、ここのはほんとにおいしいや。たぶん塩ベース?の味付けにニンニクと生姜の風味が効いた、ピリ辛。

 まぁ、とにかく一度ご賞味あれ。これは食べておかないと損しますよ。もちろん、つけ麺の方も美味しいので、未食の方は是非どうぞとお薦めしておきます。

◆げん(GEN)
 中野区野方2-59-4 最寄駅:野方
 12:00-15:00 18:00-21:00 日曜休

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2006.10.20

大井町のディープな夜 再び

 先週に続いて今週末も「お父さん達のゆりかご大井町」である。大井町線よりの東側にお父さん達を引きつけてやまない飲み屋街がかたまっているゾーンがあって、夕方からどの店も繁盛しているようだ。

 今週も最初は「うなぎのむら上」で軽く一杯。18時過ぎの店内は既にほぼ満席(と言っても立ち呑みだけど)で、私とD氏の二人でギリギリという状態。
 いつもどおりオヤジさんがテンポよく鰻串を目の前のバットにおいていってくれるので、自分のペースで好きな串を食べていく。今日は串5本とビール小瓶2本。かなり混んでいるので、軽く勢いをつけるだけにして次の店へ。

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 「武蔵屋酒店」で、角打ちしながら友人R氏と合流して「肉のまえかわ」で、またまた立ち呑み。幸い我々三人が立ち呑みできるスペースが出来たので、ここでしばらく歓談。上の絵のとおり、焼き鳥にレバサシ、鶏のササミにコロッケ、そして缶ビール。いやはや、この店もいいよねぇ。

 もうしっかり出来上がったところで楽園大井町を後にすることにした。結局先週と殆ど同じコース、3店で合計4,000円弱だったろうか。まさにセンベロの街なんですなぁ。

 早めに帰途につくことができたし、今日は実によい気持ち。山手線で寝てしまわないようにしなくては。

 ・・・実は、このあと中野で再び。。。嗚呼

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2006.10.17

新店「ラーメン髭@平和島」

 この10/1に平和島は元「大勝」の跡地にオープンした「ラーメン髭」である。すでに食べた人達の感想では、二郎風のラーメンだということ以外に、麺の評判がすこぶるよい。

 となれば、二郎好き、うまい麺好きとしては行かないわけには行かない。ちょっと遠いのだけど、平和島まで足を延ばしてみることにした。

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「チャーシューメン 700円」
 見てのとおりまさに二郎風。トッピングの聞き方が「ニンニクはお入れしますか?」という独特の言い回しである他は、見た目だけでなく味も二郎風だ。ただし、スープはあまりカネシカネシしていないので、直系二郎的なものを期待していくと、ちょっと違うと感じる人もいるかもしれない。濃い味好きな私としても、もう一つか。今回は「ニンニクヤサイ」だけだったので、次回は「カラメ」を付け加えてみようと思っている。
 分厚く切られた豚バラ肉のチャーシューは柔らかくて旨い。そして何よりも麺がいい。自家製だというちょっと茶色がかった太麺(二郎よりは細い)は、茹で加減も絶妙で、食感・味ともに文句なし。ほんとに評判通り旨い麺だった。

 いやぁ、このラーメンなかなかです。二郎好きならずとも、ここの麺は一度食べてみる価値ありかと。是非に是非にとお薦めしておきます。

 ・・・「暖々」に行く回数が確実に減りそうだなぁ。両方は絶対に食えないし。

◆ラーメン髭(ひげ)
 http://hige.gourmet.coocan.jp/
 大田区大森本町2-28-5 最寄駅:平和島
 平日  11:30-14:30, 17:00-22:00
 土日祝 11:30~22:00 麺切れ終了 火曜休

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2006.10.15

福粋@中野の「みそラーメン」

 いつも参考にさせて貰っているブログで、「福粋」が「みそらーめん」を始めていると知ったので、早速行ってみることにした。

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 「みそらーめん 750円」
 この絵のとおり、白濁したスープはこの店の他のメニューと同じ鶏白湯ベースのものだ。これに北海道から空輸しているという味噌を入れて、モヤシやネギ、挽き肉と一緒に炒めると、トロミのある味噌スープとなって、うーんなかなかいいじゃないですか。味噌が強すぎず、弱過ぎずで私的には大変好みのスープに仕上がってます。普段あまり味噌を食すことのない私としては、鶏白湯と味噌がこんなに合うものだとは思わなかったなぁ。

 麺はこれまでの白い中細ストレート麺と違って、やや黄色みがかっていて、コシの強い細麺。聞いてみるとやっぱり西山製麺のもの。よく鶏白湯味噌と合ってます。って、何より西山製麺の麺が好きなので、文句ない文句ない状態(^^ゞ

 かなり多めに載ったネギも私には好ましいし、これからの季節には良さそうですねえ。

 お近くのお越しの際には、是非どうぞとお薦めしておきます。

◆らーめん福粋
 中野区中野5-68-9 岸田ビル1F 最寄駅:中野
 11:30-23:00 無休らしい

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2006.10.13

大井町のディープな夜

 早めの時間にi氏と待ち合わせ。今日は大井町の夜を再訪する日だ。あとで東京ディープサウスに詳しいC氏も合流する予定である。この町は線路沿い西側を中心にレトロで素敵な飲み屋さんがかたまっているんですな。
 まぁ、要するに久しぶりに「お父さん達のゆりかご大井町」を堪能しようというわけ。

 最初はiさんと二人で、うなぎの「むら上」。まだ早い時間だったので先客は4人ほど。カウンターの左隅に二人で陣取って、まずはビール。すると、ご主人が勝手にうなぎ串をバットに並べ始めるんですね。客の方もまたこれを勝手にパクつくという不思議なやりかた。もちろん、旨いし安い。うなぎ串5本とビール2本で、1,350円だったっけな。

 続いて、駅前方向に少し戻って「肉のまえかわ」。この店はご存じのとおり昼はお肉屋さん。ところが夕方近くになると、肉屋がそのまま立ち呑み屋に変身してまう。店内にはビールの入った冷蔵ショーケースが置いてあり、客は勝手にそこから缶ビールを持ち出して、お勘定をするという方式。

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 幸い道路に面した小さなテーブルが空いていたので、そこでそろそろ来るであろうC氏を待つことにした。そういえば、ここは待ち合わせにもちょうど良い店かもしれない。
 焼き鳥を6本と鶏ササミの刺しに、発泡酒を2缶。いやぁ。いいですねぇ。この感じ。そうこうしているうちにC氏合流。

 ちょっと気持ちよくなったところで、斜め向かいの「武蔵屋酒店」まで10歩ほど移動。

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 ここは今時珍しい角打ちができる酒屋さんだ。当然、酒屋さんであるからして、店の飲み物はもちろん、乾きモノから缶詰に至るまで全てが角打ちで賞味できる対象となるわけだ。この日は「ホッピー」のセットに「コーンビーフ」と「ウインナー」の缶詰。あと何か乾きモノも頼んだ気がするなぁ。いいよねぇ、角打ち。

 そうして、大井町ディープナイトのトリは「大山酒場」

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 超レトロな店内は、もう昭和30年代そのものという感じ。メニューは豊富だし、安くて旨いしと言うことなしの、そう、「The 大衆酒場」なんですねぇ。
 R氏も合流。たしかここでは酎ハイを沢山と、他のメニューもあれこれ。このあたりになってくるとかなり記憶も怪しくて・・・そうそう、ここは「ニラタマ」や「オムレツ」なんかの玉子料理も旨かったんだっけ。

 そんなこんなで「飲ん兵衛おやじの楽園 大井町」を後にしたのが10時過ぎ頃だったかなぁ。アッという間に4軒ものハシゴ酒となってしまった。


 かなり酔っていたけれど、乗り過ごすこともなく無事に中野到着。やれやれ今日は帰ってもう寝よう、と思ってた。・・・ところが、よせばいいのに「もつ焼き・石松」。だって帰り道なんだもの。だって覗いたら貴賓席が空いてたんだもの。呑んでたらHさんがいつものニコヤカなお顔で覗くんだもの。やぁやぁなんて、また酒が楽しく進んでしまうではないですか。お初にお会いしたお隣さん達とも楽しく会話したりなんかして、更に酒が進んでしまうではないですか。
 結局、H氏とともに「石松」を出たのが12時過ぎ。

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 さ・ら・に、よせばいいのに「中華麺屋 喜紳」で「塩つけ麺の大盛」を逝ってしまった念写画像が残ってる。・・・どおりで気持ち悪くって寝られなかったはずだわ。


 天に酒。
 地に麺屋。
 中野。十月。わたしの死。

 なぁんて、ちょっとだけ冒険小説ファンっぽいでしょ(^^ゞ

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2006.10.12

チャルメラ・ラーメン40周年記念「秋麺」

 今年1月にも「チャルメラ・ラーメン40周年記念版」が出たという記事を書いたけど、この9月にも同じく40周年記念で「チャルメラ 秋麺 限定しょうゆ」というのが発売されていた。 が、酔っぱらってコンビニで買ったものなので、その後すっかり忘れてた(^^ゞ

061012c1 相変わらず佐野さんの顔は怖いけど、やはりこの魚介系というか魚粉の聞いたスペシャルスパイスがいいですね。なんでも「秋をイメージして、柚子こしょう、秋刀魚節のダシ、もろみの粉末などをミックスしたこだわりの香味料」だそうだ。スープは「チキンの旨みにホタテやアサリなどの魚介ダシを合わせ、香味野菜を加えて仕上げました」ですって。

 ちょうど前回買いだめしといた最初の「40周年記念版」が切れたところだったので、これはチャルメラ(袋麺)ファンとしてはとても嬉しいことです。

 果たしてまだ店頭で売っているかどうかはわからないのだけど、チャルメラ・ファンのみならず、インスタントラーメンファンのかたで、店頭で見つけることができたら、是非どうぞとお薦めしておきます。

 まだあるのかなぁ、見つけたらまた買いだめしておこう(^^ゞ

◇以前の関連記事
 2006.1.23 「チャルメラ・ラーメン40周年(2)」

 2006.1.16 「チャルメラ・ラーメン40周年記念版」

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2006.10.09

むろや@新宿御苑の限定塩2

 あちこちの情報からすると、研究熱心なご主人の成果なのだろうか、毎日のように味が変わっているような印象を受けた。気になったので、今日も新宿御苑に出かけたついでに寄ってみることにした。
 13時前の店内は何故かスカスカで先客が一人のみ。その先客もすぐに食べ終わって出てしまったので、しばらくは一人だった。なんか落ち着かないなぁ(^^ゞ

061010mr「限定塩らーめん(中盛) 750円」
 うーん、前回と同じくなかなか旨いっす。まぁ私のバカ舌じゃ、味の微妙な変化などわかりはしないのだけど(^^; スープや麺の他、具にも変化はなし。美味しいです。
 なんとか この味でFixしてくれると私好みで嬉しいんだけどなぁ。なぁんて言うほど頻繁に食べに来るわけでもなし、変化があるのもまた良しか。

 もうじき食べ終わりそうというタイミングで1名様ご来店。なんとなくホッとした。丼の底には魚粉が残っていたけれど、もちろん全汁(R)の完食。

 またしばらくしたら来てみよう。

◆ラーメン むろや
 新宿区四谷4-25-10 最寄駅:新宿御苑前 or 四谷三丁目
11:00-15:00 17:00-21:00 無休らしい

・麺の量(中盛まで同じ値段)
 ラーメン: 並 160g 中盛 240g(650円) 大盛 320g(+100円)
 つけ麺 : 並 200g 中盛 300g(700円) 大盛 400g(+100円)

◇全汁はM姉の登録商標でーす。

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「がんこ総本家」の祝日スペシャル

 前回書いたように、今日は「体育の日」、祝日スペシャルだ。開店前のシャッターを目指して家内とクルマでGO! 近くのコインパーキングに駐車して店の前についたのが 11:20頃。先にお待ちが2人。お二人ともやはりここでお見かけしたことがあるような。
 私の前の方におそるおそる声をかけてみると、やはりFILEさんだった。いつもコメントやTBのやりとりをしている方で、7月のスペシャルでは正にお隣の席というニアミスをしていた。握手などして貰って、開店までの待ち時間にしばし歓談。後で判明したのだけど、先頭の方は「とら会」でよくお名前を拝見する塩哲さんだった。

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「牡蠣とレモンと白ワインスープの塩ラーメン(大盛) 1,000円」
 いやはや、旨い。これまでに食べた「スペシャル」の中でもピカイチに属するのではないかと思った。バカ舌の私には白ワインはよく感じられなかったのだけれど、いつもの黄金色がかった透明な塩ベースのスープは、牡蠣の風味とレモンの柑橘系がふわりときて、なんともいえない旨さ。麺はいつもの細麺。チャーシューと味玉はいつもどおり大変美味しいしね。店長さんと常連さんの会話から、鶏がダシに使われているらしいことが判ったけど、とにもかくにも大満足の一杯なのでした。
 家内もショッパイけど美味しいと満足してくれたようだ。でもショツパイと言っていたけれど(^^;

 そうして帰り道、「幸せなゲップ」が。これまで「幸せなゲップ」というと、主に「青葉」などの魚介系が多かったのだけど、今日のスペシャルはこのゲップを含めてナンバー1なのでした。

 それにしても現店長の実力は凄い。前回も書いたけど、家元がいないにもかかわらずこの味を出すんだもの。次回のスペシャルがまた楽しみだ。

◆元祖一条流がんこ 総本家
 現在の正式名称は「宗家一条流がんこラーメン・宗家」らしい
 新宿区西早稲田1-23-7 最寄駅: 都電早稲田駅
 平日 11:45-14:30頃 17:30-20:00頃
 土曜 11:45-16:30頃(売切終了) 日曜休

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2006.10.08

「中野祭り」で地酒が呑める

 今年も中野祭りである。特段この祭りに行ったからどうということはないのだけれど、ここへ行けば昼間っから酒が飲めるではないですか(^^ゞ

 で、今年は嬉しいことに地酒の屋台があった。公務員試験を目指しているという学生さん達のボランティアで運営されている模擬店で、お値段も結構リーズナブル。

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 近くの屋台でモツ焼きやシシカバブなどを調達しつつ、この屋台の前に居着いてしまった(^^; 飲んだのは「喜正」という多摩の酒と「垂氷」という信州は佐久の酒。他にもビールや梅割り・・・とまぁ、かなりいい気持ちになってご帰還と相成りました。

 いいですね、お祭り(^^;

◆中野祭り
 毎年10月の第一土曜日から二日間行われている。中野サンプラザ前の公園がメイン会場で、多くの屋台が出ていてテクさんの人でにぎわっている。

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中華そば 小淀@東中野

 今年 7/4に開店した「中華そば小淀」である。店の前を何度かクルマでは通っていたのだけど、なかなか行く機会がなかった。大成食品の「鳥居式らーめん塾」出身?らしいので、楽しみにしていた。
 最寄り駅の東中野駅東口からそのまま南下して大久保通りとの交差点近く。徒歩7分というところかな。
 パッと見、小料理屋のような外観と内装は、新しいこともあって非常に清潔でいい感じ。席は現在カウンターのみ12席ほどの様子。

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 「特製中華そば 850円」
 特製というのは、いわゆる全部入りね。見た目はいかにも豚骨醤油風のラーメンに背脂が薄く浮いている感じ。まずはスープをすすってみると、あれ?どこかで食べたことがあるような。どこだろうと考えてみて「光麺」に似ているような気もするし、「家系」にも似ているような気もする。割りと動物系をしっかり感じるスープでなかなか美味しいなぁ。
 中細の麺はもちろん大成食品製で、ツルツルのシコシコ。茹で加減もいいですねぇ。「えびにん」というエビとニンニクを混ぜた特製醤を入れると更に好みに近くなりました。
 チャーシューのできもいいし味玉もトロットロ。そしてシャキシャキのモヤシ。特別にという感じはないけれど、なかなか高水準のラーメンに仕上がってます。

 お近くに行く機会のあるかたで、未食の方がいらしたら是非どうぞとお薦めしておきます。

◆中華そば 小淀
 中野区中央1-25-3 最寄駅:東中野・中野坂上
 11:30-15:00 17:30-21:30 土日祝の夜は20:30迄
  第1.3.5月曜休

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2006.10.07

「がんこ総本家」10月のスペシャル

 最近は「宗家」と呼ぶのが正しいらしい「がんこ総本家」である。9月はスペシャルがお休みだったから2ヶ月ぶり。毎月第一土曜日がスペシャルの日なんですな。

 混雑時間を避けて13時過ぎに着いてみると、私の前にお待ちはたった3人。待つほどもなく中に入ると、新入りの助手役君がいた。7月の初旬からずっと一人でやってたので大変そうだったけど、これで人心地着いたと言うところか。

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 「上海蟹スープの塩ラーメン(中盛) 1,200円」
 お値段がちと高いのはスペシャルだから、まぁ仕方がないですな。出てきたのは、なるほど蟹風味の美味しい塩ラーメン。この蟹風味が上海蟹のものなのかどうかは、グルメならぬ私のバカ舌には判らないのだけれど、がんこらしい細麺とよく合ってます。いつもの厚切りにしたバラ肉のチャーシューも美味しいし、言うこと無しのラーメンではありました。

 それにしても家元代理の現店主。実によくやってます。どのメニューも本当に美味しいもの。早く家元に復帰して貰って、現店主がどこか私が通い安いところに店を出す、なんてことがあると嬉しいんだけどなぁ(^^ゞ

 ちなみに「体育の日」の10/9は祝日スペシャルで、確か「牡蠣とレモン風味の・・・」だった。もちろん、また行ってしまうのだ(^o^)v

 そうそう、書くの忘れてた。牛骨スープが復活しています。「厚生省の見解を信じ、元祖(昭和58年)牛骨スープ、ここに復活」と大書してありました。BSEを懸念する人もいるのでしょうが、私の場合、前にも書いたように「何を今更」というか、「おまえは既に罹っている」状態。昔から「お前の脳ミソはただのスポンジか?」みたいに言われてましたから(^^;

 今回のスペシャルも動物系は使われていると思うのだけど、果たして牛骨だったのかは?ですぅ。

◆元祖一条流がんこ 総本家
 現在の正式名称は「宗家一条流がんこラーメン・宗家」らしい
 新宿区西早稲田1-23-7 最寄駅: 都電早稲田駅
 平日 11:45-14:30頃 17:30-20:00頃
 土曜 11:45-16:30頃(売切終了) 日曜休

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2006.10.05

呑んだ後は蕎麦もいい

 新宿で友人達と呑んだ後、素直に帰ればいいのに「石松」を覗いてみる。本来今日は定休日のはずなんだけど、昨日マスターはやると言い切っていた・・・のだけれど、見事に振られた(^^; まぁなんとマスターらしいんでしょう。

061005ms というわけで、一人で軽く一杯やりつつ蕎麦を喰らおうと「武蔵野そば処」へ。いやぁ、呑んだ後の蕎麦ってのは、やっぱり旨いですなぁ。ラーメンに勝るとも劣らない(^^; いつもより、コシが強いというより若干硬めに感じたけど、まぁ酔ってるから良く判らない。でも旨い。大盛だけどスルスルと完食。

 遅くまでやっていてくれるし、このお店なかなかお薦めですよ。お近くのかたは是非どうぞ。

◇以前の記事:「武蔵野そば処@中野」

◆武蔵野そば処
 中野区中野5-55-11
 18:00-24:00(売切れまで) 日曜休

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2006.10.04

むろや@新宿御苑の限定塩つけ麺

 昨日に続き、昼の繁忙時間を少しハズして「むろや」。もちろん「限定塩つけ麺」狙いだ。昨日の「塩ラーメン」が良かったので、期待も高まろうというものです。

061004m1「限定塩つけ麺(中盛) 800円」
 一口「つけ汁」をすすってみて、あれ?昨日より魚介魚介してるなぁ。それに思ったほど「つけ汁」が濃くない。麺はいつもの極太麺をいつものように硬ーく茹でてある。硬いのは嫌いではないけれど、ボキボキ感さえあって、ちと硬すぎるかなぁ。少なくとも「つけ汁」がこの麺に負けてしまっているような印象を持った。もちろんとってもレベルは高いので、そんなことを考えつつも完食。
 具は「塩ラーメン」と同じで、チャーシュー、メンマに水菜、シラガネギ、そして柚子。

 魚粉を多めに投入しているように見えたから、そのせいかな、昨日の塩ラーメンよりも魚介魚介してるように感じたのは。

 私的には「塩ラーメン」の方が好み。いずれにせよどちらも美味しいので、未食の方は両方どうぞ。って、ひょっとすると試行錯誤中で更に改良されているのかも知れませんね。
 そうそう、この「限定塩つけ麺」を頼むときは「つけ麺大盛 800円」の食券を買って、「限定で」とコールする必要があります。

◆ラーメン むろや
 新宿区四谷4-25-10 最寄駅:新宿御苑前 or 四谷三丁目
11:00-15:00 17:00-21:00 無休らしい

・麺の量(中盛まで同じ値段)
 ラーメン: 並 160g 中盛 240g(650円) 大盛 320g(+100円)
 つけ麺 : 並 200g 中盛 300g(700円) 大盛 400g(+100円)

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2006.10.03

むろや@新宿御苑の限定塩

 友人の日記で「限定」の「塩らーめん」と「塩つけ麺」を始めていると知ったので、早速訪問してみることにした。

061003m1「限定塩らーめん(中盛) 750円」
 いやぁ、これ旨いっす。以前「塩つけ麺」を食べた時に感じた塩が突出したような感じは全くせず、見事に豚骨魚介の塩ラーメンに仕上がってました。

 具には、チャーシュー、メンマに水菜、シラガネギ、そしてお馴染みの柚子。どれもいいですねぇ。これがこの店の「塩ラーメン」の進歩系かなという感じがしましたよ。こりゃ旨い旨いと思いつつ、あっという間に完食。

 裏メニュー的扱いの「限定」ではなくて、早く表のメニューに出てくることを望みたいところです。未食の方は是非どうぞ。

 あ、この「限定塩ラーメン」を頼むときは「ラーメン大盛 750円」の食券を買って、「限定で」とコールする必要があります。お昼時の繁忙時間帯をハズしたほうが良さそうです。

◆ラーメン むろや
 新宿区四谷4-25-10 最寄駅:新宿御苑前 or 四谷三丁目
11:00-15:00 17:00-21:00 無休らしい

・麺の量(中盛まで同じ値段)
 ラーメン: 並 160g 中盛 240g(650円) 大盛 320g(+100円)
 つけ麺 : 並 200g 中盛 300g(700円) 大盛 400g(+100円)

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2006.10.02

歌舞伎町二郎で「おおっ!」

 今年の5月に行って以来、久しぶりの訪問。もう4ヵ月ぶりだ。前回食べてみて、この店の復権ぶりを実感してはいたのだけど、やはりまだ慎重になってしまう部分があったようだ。

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 「チャーシュー 700円」
 この絵のコショウと一味唐辛子は自分でかけたものね。呪文は「ヤサイニンニクカラメ」。
 いやはや今日のは前回にもまして美味しいではないですか。一口食べてみて「おっ、品二郎に似てる」と思いましたね。軽く乳化もしてるし、実際近い味に仕上がってますよ。麺は若干細めだけれど、これはなかなかの「二郎」です。ちと小さめだけどブタはもろに二郎的だし、ヤサイ・ニンニクの量ともに文句なし。うーん、歌舞伎町二郎の復権はホンマモンですよ。・・・って、昔の印象だけで勝手に偏見を持っていただけなんですけどね。

 深夜の部はまた違うとか噂はあるけれど、これなら取り敢えず文句なし。たまには歌舞伎町で飲んで、夜遅い二郎も体験してみよう。

 ・・・ひょっとするとだけど、「赤道@四谷三丁目」の例から想像すると、小滝橋二郎も久ーしぶりに行ってみる価値ありかもしれない。

◆ラーメン二郎 歌舞伎町店
 新宿区歌舞伎町1-19-3 最寄駅:西武新宿
 11:30-27:00 日祝22:00まで 無休

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2006.10.01

涙そうそう

 今週も映画である。毎月1日は「映画の日」だそうで、一人 1,000円で見ることが出来る。

061001n1 見に行ったのはタイトルどおり昨日封切りされたばかりの「涙そうそう」。妻夫木聡と長澤まさみ主演の話題作だそうだ。
 混んでいるかなと思っていたのだけど、午前10:15スタートという時間は早すぎるようでスカスカ。拍子抜けするくらい。

 あだち充氏の「みゆき」的設定で始まるストーリーなんだけど、うーむ泣けます。ジワリとかウルウルを通り越してボロボロ。まさに「涙そうそう」ってところでしょうか。制作側の思惑にきっちりハマッてしまってるのが判りますな。
 それにしても涙もろくなったものだなぁ。年のせいなんでしょう。

 妻夫木君の演技は既に定評があるとして、長澤まさみちゃんの演技力が凄いと思った。これまでは「ドラゴン桜」の生徒役のイメージしか無かったのだけど、すごみを感じるくらいの演技だった。ちょっとファンになってしまった。

 以下、ひょっとするとネタバレあり。ご注意下さい。

 終盤はちょっと無理のあるストーリー展開のような気がしたけど「涙そうそう」としては、そうせざるを得なかったというところか。というか、最初からあの結末ありきみたいな。もしもドラマ版かなんかにリメークすることがあるのなら、もう少し違った結末を望みたいものだと切に思った。

 きっとDVDを買ってしまいそう。ウェットなストーリーが苦手でないかたは是非どうぞとお薦めしておきます。

◆「涙そうそう」
 http://www.nada-so.jp/

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