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2006.02.18

新井薬師の縁日

 八(はち)の日、今日はお薬師さんの縁日だ。まだ早い時間だったので人出は殆どないし、お店の方もようやく準備ができたくらいのタイミングだ。

06021801 06021802

 この絵ではあまりそう見えないかもしれないけれど、随分寂しい光景になってしまっている。私が子供の頃には、このお薬師さんの門前から石畳沿いに裏手の薬師公園まで、露天が軒を連ねていた。また学校の休みと重なれば、お小遣いを握りしめた子供達が、露天が並ぶのを今や遅しと待ちかねていたものだ。今でもある普通の屋台はもちろん、バナナの叩き売りなんてのもあったなぁ。まだ娯楽の少ない頃、大変な賑わいでもあった。
 朝10時頃には、縁日を知らせる花火が10分間隔?程度で打ち上げられ、それを聞いた子供達というか当時の私は胸をワクワクさせながら母親に小遣いをねだった。

 その花火もウルサイとか危険とかいう理由で随分前になくなってしまい、縁日自体もかなり廃れてしまった感じだ。ちょうど「三丁目の夕日」の時代でもある。あの頃の光景や露天商、屋台のおやじさん達を、今でも鮮明に思い出すことが出来る。

 娘に「縁日に行かない?」と聞くと、もう中2であることもあって、「行かない。だって何にもないじゃん」だって。
 またの隆盛を願わずにはいられない。

◆新井薬師
 正式名は「新井山梅照院薬王寺」
 中野区新井5-3-5 最寄駅:新井薬師前

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コメント

かつては、そんなに賑わっていたのですか?
近所のお寺さんの中では(というよりも、ほとんどここだけですが)、賑わってるなぁ、と感じていたんですが。

でも、縁日って、良いですね(^^ゞ
なぜか、ホッとできる空間です。

投稿: Nylaicanai | 2006.02.19 13:28

 Nylaicanai さん、コメントどうもです。

 はい、賑やかでしたよ。近所中の子供達がみんな出てきてたくらいの感覚があります。行けば必ず誰か友達がいましたしね。
 行き帰りに今もある門前の駄菓子やさんで、何か買うのも楽しみでした。

 縁日って言葉を聞くと今でも嬉しくなります。ほんとにいいですよね。この雰囲気が永く続いてくれるといいのだけど。

投稿: BUSH | 2006.02.19 19:39

高校時代に行ってたときは、骨董品をいっぱい売ってたけど、
そういうお店もなくなっちゃったのかな・・・・

今年初詣に行った時も、何か前より「こじんまり」したように感じた。
ちょっぴり淋しいね。

投稿: とぱーず | 2006.02.20 09:46

 骨董市というかガラクタ市というかは、現在では毎月第一日曜日に開催されていて、こっちの方は結構な賑わいのようです。

 初詣はねぇ、桃耳の頃はまるでガラガラでしたよ。その後、昭和60年過ぎ頃からTVやラジオで「初詣は新井薬師へ」みたいなCMを入れるようになって、大変な人手になったというわけです。
 家内の里で正月を過ごすようになって、もう何年もここへ初詣に行ってないなぁ。

投稿: BUSH | 2006.02.20 10:50

懐かしい風景ですね。
なぜか縁日の屋台で思い出すのは、屋台のおじさんが
様々な曲線でガラスを切る、ガラス切りの実演販売。
なぜあんなに上手く切れるのか不思議で、ずっと見つめて
いた記憶があります。

家の近くで露店が出るといえば、夏休みの終わりに、
富士鮨のある川島商店街と氷川神社が連係しての夏祭り。
少子化の影響で、子供神輿は毎年人集めが大変だそうです。

投稿: ko1 | 2006.02.20 11:29

 ども、ko1さん。

 ガラス切りありました。なつかしいですねぇ。

 なるほど、考えてみると露天が出る催しが10日に1回あるなんて、贅沢なことだったのかも。ひょっとすると廃れてしまったのは、その辺にも理由がありそうな気がしてきました。骨董市みたいに月一程度の日曜日にしたら、往年の賑わいを取り戻せそうにも思います。
 でも、縁日なんだからそうはいきそうにないですね。

投稿: BUSH | 2006.02.20 21:57

骨董市には、よく顔を出します。
確かに、縁日よりも賑わっていますね。
それに、今年の初詣は新井薬師でした。
もう、すっかり忘れてた(^^ゞ

投稿: Nylaicanai | 2006.02.21 00:24

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