小金井公園で「うどん」?
小金井公園に行った目的の一つは、この「江戸東京たてもの園」に行ってみたかったからだ。園内を一周したところ、建物が建てられたのは江戸時代というのもあるのだけど、その「江戸」の部分よりも「昭和の東京」の部分が殆どだったように思う。とりわけ、昭和30年代から以前が多かったかなぁ。
なつかしい建物や家具、小道具などにしばし時を忘れた。中には私が子供の頃に確かに見たことがあるような居酒屋もあって(もちろん飲んだことはない)、こんな店で飲んでみたいなぁと、シミジミ思ってしまった。
さて、小腹がすいたなぁと入ってみたのが、「たてもの園」内の「蔵」と言う名のうどん屋さんだ。「手打ちうどん」という看板につられて入ったわけだけど、正直味の方は期待していなかった。
「武蔵野うどん 600円」
ところが、これが旨い。ちょっと太めの蕎麦のような細さの「うどん」は、よくしめられていて、硬すぎず柔らかすぎず。小麦粉の香りもよくて実にうまい。お店の能書きによれば、貧しい武蔵野には田んぼがほとんどなくて、慶事弔事には小麦粉をうどんにして食したそうで、その小麦粉も充分な量があったわけではなく「かて」と呼ばれる季節の野菜を添えてお腹を満たした」とのことだ。
そんな昔のことを思いながら、旨いうどんをすするのもまた良し。
もちろん温かいうどんもあるし、この店ではビールなどを飲むこともできる。「江戸東京たてもの園」と併せてお薦めしておきます。
◆江戸東京たてもの園(都立 小金井公園内)
4月-9月 9:30-17:30 10月-3月 9:30-16:30
毎週月曜休園(月曜祝日の場合は翌日)
入園料: 一般 400円 都内在学在住の小中生は無料
| 固定リンク | 0
コメント
BUSHさん、こんにちは
うまそうなうどんですね。うどんVSそば、ということになると、私はどちらかといえばそば党なんですが、画像のうどんは風情があってとてもおいしそうです。
あと、いつもBUSHさんが書かれている記事の内容から考えると、はたしてこのうどんの量で満足できたのか、このあと二郎にいったのか、興味があるところです。
投稿: ヲタ | 2006.02.14 23:27
ヲタさん、いつもどうもです。
私も蕎麦っ喰いでして、そばとうどんがメニューに並んでいたら間違いなくそばを注文していたことでしょう。
でも、この蕎麦は実際旨かったので、うどんしかメニューになくて大正解。入園料を払わなくては食べられないというのが難点ではあります。
で、うどんは、もちろん大盛もあるわけですが、この日は「小腹が空いた」というおやつレベルだったので、この量で充分だったのでした(^^ゞ
投稿: BUSH | 2006.02.16 09:44