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2006.01.31

旭川ラーメン「旭龍@神田」

 久しぶりの「旭龍」。実は何度も店の前に行っては振られている。中休み時間を間違えていたり臨時休業だったりと、もう2年くらい食べていないような気がする。
 新橋の「旭王」が閉店してしまって、都内では数少ない純旭川系となってしまった。是非末永く続いて欲しいものだ。行列ができるほどではないにしても繁盛しているらしいので、この店は心配無用だとは思うのだけど。

060131_k 今日食べたのは「正油ラーメン 700円」
 やっぱり旭川系は醤油が旨い。単に好みというだけかもしれないけれど、茶濁した煮干しの効いた豚骨スープと低加水の黄色い玉子麺の組合せがいいのだなぁ。ロース肉?のチャーシューは薄いけど大きめのものが2枚。特別ではないけれど、これはこれでよし。割りと見た目は地味なラーメンだ。・・・と書いても画像がないので雰囲気が伝わらないかと思う。だって店の中に「混雑時禁煙、撮影禁止」と大書してあるんだもの。いくらストロボを使わないようにして気を遣っているからといっても、さすがに撮れなかった。残念。
 禁煙の方は、混雑時でなくてもずっと実施して欲しいのですけどね。

 都内に残る数少ない旭川「加藤製麺」直系店です。未食の方は是非にとお薦めしておきます。

◆旭川ラーメン 旭龍
 千代田区鍛冶町2-12-9 最寄駅: 神田
 11:30-15:00 17:00-20:30 土11:30-15:00 日祝休

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2006.01.30

一風堂@御徒町の赤丸新味

 ちょうど昼飯時に秋葉原。でも今日は月曜日だから「がんこ@末広町」が開いていない。いつもなら迷わず「山彦」に行くところだけど、最近「鶏白湯」づいているので、「豚白濁」もいいなということで「博多一風堂」にした。
 末広町の交差点から中央通り沿いに北へ300m強。いつのまにか、こんなところにも出来てたのね。と調べてみると、もう都内に9店舗もあるらしい。

060130_1 「赤丸新味 700円」
 博多トンコツのコッテリ系ラーメンで、相変わらず旨い。「うん、一風堂の味だよね」という感じ。でも、恵比寿に一号店ができて間もない頃、初めてこれを食べたときの感動はもう感じない。何がどう違うのかはバカ舌の私には判らないけど、その後沢山の博多系トンコツを食べてきているから、というだけかも知れない。

 有名店の割りにはお昼時でもさほど待たずに済む。ご近所に行かれることがあったらどうぞ。そうそう、となりに「山頭火」もあります。近くには「御徒町ラーメン横丁」もあり、ここいらへんはラーメン激戦区の様相を呈しています。

◆博多一風堂 上野広小路店
 台東区上野3-17-5 最寄駅:上野広小路
 11:00-27:00 無休

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2006.01.29

福粋@中野の「福(29)の日」

 今日は前回の記事でも少し触れた「福粋」のサービスデー。毎月29日を「福の日」と称して、通常 650円の「とりこってりめん」を 290円で提供するそうだ。
 それではというわけで家内と二人で食べに行くことにした。

060129_F「とりこってりめん大盛+味玉 450円」
 お味の方は前回もレポートしたとおり、なかなか美味しい。初めての家内も気に入ったようだ。家内曰く、最初は苦手な豚骨の白湯系スープかと思ったけど、食べてみたらまるで違って、トロミはあるけどすっきりしてて美味しかったそうだ。まぁ、ひと安心。

 家内が食べた味玉付と併せて 840円。いやはやお安い(^o^)v

 会計時、ご主人に「2月の福の日はどうするの?」と聞いてみたところ、「28日にやります。四年に一度じゃ寂しいですからね。」とのことだった。良かった来月もまた来よう(^^;

 えーと、ひとつだけ気になっている点を書いておくと、開店時には大きくて分厚かった鶏チャーシューがひと回り小さくなっているような・・・気のせいかも知れないけど、このチャーシューがとっても気に入っているので、ちょっと心配しています。

◆らーめん福粋 (ふくすい)
 中野区中野5-68-9 岸田ビル1F 最寄駅:中野
 11:30-23:00 定休日なし?

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2006.01.28

だって ワンコインなんだもの

 閉店した「バクエン@中野」の後に新たにテナントとして入ったステーキ屋さんである。
 1月11日にオープンしたこの店。オープニングイベントと称して1月26日から三日間、通常 1,000円のビッグステーキ 300gを 500円(税抜)で提供するという。今日がその最終日。開店時間には行列が出来ていた。

060128_S 当然オーダーしたのは その「ビッグステーキ 300g」
 ブ厚いステーキはミディアムレアに焼かれ、上に乗せられたバターが溶け出して実に良い香り。
 期待を込めて写真を撮って、いざ・・・だったのだけど、食べてみるとなんとまぁ硬い肉なんでしょう。スジもちゃんと処理されていないので噛み切れない部位まである。肉自体も牛肉らしい味がしない。これも噛み切ることに意識が集中してしまうせいだろうか。うーん、何かこういうイベント用の肉なのかなぁ。
 みそ汁はとっても上品な薄味、というか味がないし(^^;

 でもご飯とみそ汁がついて 500円なら納得。

 モヤシとご飯は美味しく頂けましたし、またこういう半額イベントがあって、目指せ腹一杯状態なら、また行ってみるかな。

 ついでに肉系つながりで書いておくと、「石松」の並びで中野五郵便局のとなりにあったラム肉炭火焼の「ふくずみ」が閉店し、後にはお好み焼き・もんじゃ焼きの「ばらえ亭」が入るようです。2月後半開店の模様。

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2006.01.27

がんこ(元五代目)@三田

 久しぶりの「がんこ@三田」である。気がつくともう10ヶ月も来ていない。これは昼の部が14時で終わってしまうということと、三田に来るとどうしても「二郎」に並んでしまうせいだろう。

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 「塩・大盛 900円」
 期間限定で 100円安くなっていた。ここのラーメンは数ある「がんこ」の中でもかなりショッぱいほうだ。久しぶりに食べる三田の「塩」はやはりしょっぱかったが、以前より少しだけマイルドになったような気がした。それでも充分他よりはショッパイのだけどね。
 チャーシューをスープに溶かしながら、カタメに茹でられた細麺とともにすすり込むのが気に入っている。うーん、相変わらず旨いなぁ。「がんこ」を離れたといっても、とっても「がんこ」らしいラーメンだ。近いうちにまた来ることにしよう。
 「がんこ」好きな人で未食の人がいらしたら、是非どうぞとお薦めしておきます。

◆名前のない店 (がんこ元五代目)
 港区芝5-25-2 最寄駅: 三田 or 田町
 11:30-13:30 18:00-24:00頃 土日祝休

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2006.01.26

新店・らーめん香家@信濃町

 この 1月16日にオープンしたばかりだそうだ。「とら会」にそう書込があったので出かけてみることにした。
060126_1 場所はJR信濃町駅から外苑東通りを北上して 500mほどのところ。丸ノ内線「四谷三丁目」駅の方が少しだけ近いけど、住所が「信濃町1番地」なので、これに敬意を表することにして「@信濃町」とさせて貰った。
 本日 12:30過ぎの訪問で先客は3名。お昼時だと考えると、まだ知名度が足りないのかもしれない。

060126_2 「巧ラーメン 700円」
 メニューはまだこれしかないようだ。他に「替え玉」と「ライス」がそれぞれ 100円というだけの実にシンプルなメニュー構成。見てのとおり、ラーメンの方も実にシンプルで、トッピングもチャーシューとメンマと海苔だけ。まだ味玉さえない。

 カウンターに貼ってあった能書きを要約すると、スープは魚介系と鶏白湯のダブルスープに鰹節を効かせた醤油ダレ。麺は国内産小麦 100%なのだそうだ。チャーシューについては何も書いてなかったけど、青葉のそれにちょっと似たものだった。

 で、食べてみたところ、なかなか美味しいぢゃん(^o^)v でも多加水ぎみの細ストレート麺は替え玉には向かなかった。替え玉だとスープが薄くなって、それとともに持ち上げが悪くなってしまうのだろう。できれば大盛の登場を待ちたいところだけど、今のサイズの丼だと、麺が泳がなくなって難しいのかもしれない。

 この信濃町から四谷三丁目にかけての外苑東通りには、これで三つほど新店が並んだことになる。その中では、この店が一等賞かなぁ。お近くに用事のあるかたには、お薦めしておきます。

◆らーめん香家@信濃町
 新宿区信濃町1番地 信濃町カネコビル1F
 最寄駅:信濃町・四谷三丁目 11:00-15:00過ぎ(スープ切れまで)
 日曜休

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2006.01.25

えびらーめん じゅうねん@曙橋

060125_1 昨年11月末オープンのこのお店、綱島にあるお店の二号店だそうだ。もうじき14時という時間、先客は2名。店に入ると店員さんの元気な「いらっしゃいませ」が心地よい。接客も大変感じの良いお店のようだ。

 お昼時間をはずすと麺の大盛か半ライスがサービスになるそうだ。営業時間を聞き損ねてしまったけど、中休みはなく通しでやっているようだ。麺の大盛をお願いした。

060125_2「じゅうねんらーめん 750円」
 何が十年なのかの説明書きは無かったのでよく判らないけど、「らーめん」の方はたしかに「えび」風味だった。なんでも甘エビの頭からとったダシに塩と味噌をブレンドしたスープなのだそうだ。麺は低加水ぎみの中細ストレート。
 具もエビがメイン。甘エビの他、エビワンタン、えび玉子の半身(半熟)が乗っている。えび玉子は食紅?で色を付けただけだろうか「えび」の風味は感じられなかった。ほかにチャーシュー、メンマ、岩のり。色とりどりの具沢山で、見た目なかなか楽しい。
 
 曙橋は近い割りには不思議と縁がない土地。またついでがあったら寄ってみよう。

◆えびらーめん じゅうねん
 新宿区住吉町2-10 最寄駅: 曙橋

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2006.01.24

妻家房@四谷三丁目

 言わずと知れたというかTVや雑誌などに良く登場する超有名店である。ここに来るのも久しぶりだ。昼飯に突然ここの名物料理が食べたくなった。

 

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 「石焼きビビンバ定食 820円」  出てくるとジュージューという音とともに湯気というより煙が上がっている。写真を撮るのももどかしく、上に乗った玉子を崩しつつスプーンで良くかき混ぜる。ノンビリしてるとオコゲどころか、炭になってしまう。それくらいチンチンに器を焼いてあるからだ。このときコチュジャンを適度に加え、鍋肌にワカメスープを回しかけたりするのもお好みだ。

 

 普段、辛いのは苦手などと言っているクセに、この手の料理は別物でしょうとコチュジャンはかなりタップリ目に(^^ゞ
 キムチのおかわりなど貰いながら、ハフハフと完食。いやぁ、やっぱりここのビビンバは凄~く美味しい。

 

 割りと通いやすい環境にあるのだから、もっと頻繁に来なくちゃなぁ。家内も気に入っている店なので、たまには連れて来てやることにしよう。

 

◆妻家房(さいかぼう)四谷本店
 http://www.saikabo.com/html/sub2_s1s1.htm  新宿区四谷三丁目10-25 Tel:03-3354-0100
 最寄駅:四谷三丁目 11:30-23:00

 

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2006.01.23

チャルメラ・ラーメン40周年(2)

 先日買った「チャルメラ・ラーメン40周年記念版」をようやく食べることができた。

060123_C いつもどおり、煮立ったお湯に麺をぶち込み、間髪を入れずスープの素を投入。どこの袋麺も「スープは火を止める直前に」みたいに書いてあるけれど、私はいつもこのやり方だ。具は面倒だったので豚肉の細切れ少々と、とき卵を入れただけ。

 火を止めて「40周年版」の目玉、「スペシャルスパイス」をサッと振りかける・・・と魚介の、それも鰹節の芳香がフワぁっと。麺こそいつもの即席ラーメンのそれだけど、よく見ると従来のスパイスの他に熱処理でもしたのだろうか、ちょっと焦げ茶色っぽい粉が多めに混ざっている。最近の「節系ガツン店」で流行っている、魚粉を後から直接ドバッていうやり方そのものではないですか。考えてみると、どうして今まで即席麺にこれが無かったのだろうと不思議なくらい。

 で、実際食べてみても、この鰹節がよく効いていて実に旨いっ!

 検索してみたところ、このスパイスは「焙煎した黒胡椒、焼津産の鰹節粉末、味噌を香ばしく焼いた焼き味噌粉末などをメインに、隠し味にもろみ粉末や魚醤粉末などを配合したスパイスです。さらに、香りの良いインド産の最上級胡椒も使用し、計8種類の原料をミックスした香りと味を引き立てる香味料」なのだそうだ。

 いやいや、この「40周年記念版」を買ってみてよかった。今度スーパーに行ったら、多めに買いだめしておこう。
災害用の保存食にもなるしね(^^;
 インスタントラーメンファンで未食の方、是非一度食べてみて下さい。お薦めします。

明星食品さんへ
 このスパイス、大当たりです。できれば40周年が終わってもずっとこのまま続けくださいまし。お願い!

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2006.01.22

福粋@中野の高菜ごはん

 ほぼ一ヶ月ぶりの再訪。友人の日記で「高菜ごはん」とのセットメニューが登場していると知ったからだ。

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 「とりこってりめん+高菜ごはん 750円」
 コラーゲンたっぷりでトロみの強いスープ、厚めに切られた鶏チャーシューは秀逸だ。この「とりこってりめん」は相変わらず旨い。
 セットメニューだから少なめかなと思っていた「高菜ごはん」もしっかり量があるので、腹ペコさんにもお薦めできそうだ。お好みで高菜に七味を振りかけるとまた旨い。高菜だけでごはんがイケてしまいそうだ。

060122_5 店の前に置いてあるサービス券提示で無料となる「水餃子(3コ)」もなかなか旨い。ついでに、この水餃子も載せてチャドってしまったのがこの絵。うーん、何か足んないと思っていたら味玉を頼み忘れてた。チャドラー初心者としては、まぁこんなものだ(^^;

 そうそう、そのサービス券には「鶏白湯専門店」と書いてあった。「とんこつらーめん」もあるのにねぇ。
 また毎月29日を「福の日」と称して、先着500名に限り「とりこってりめん」650円を 290円で提供するそうだ。1月は日曜だし、家族で攻めてみるかなっと(^^ゞ

◆らーめん福粋 (ふくすい)
 中野区中野5-68-9 岸田ビル1F 最寄駅:中野
 11:30-23:00 定休日不明

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2006.01.21

雪だるま2

 昨夜遅くから降り始めた雪は、午後3時頃には 3-4cmほど積もっていた。豪雪地帯にお住まいの皆さんには申し訳ないけれど、子供の頃から雪が積もるとなぜか嬉しいのは、この年にっても変わらない。

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 学校から戻ってきた長女が、早速雪だるま作り。ほんとはお父さんと雪かきをするはずで外へ出たのだけど、娘は雪だるま作りに夢中。お父さんが雪かきを終える頃、目鼻口を入れて雪だるまが完成。

 どういうわけか雪だるまが大好きな長女は、この後にもう二つ雪だるまを作っていた。

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がんこ八代目直系@落合4

 最初は秋葉原へ用足しがてら、末広町の本店「がんこ八代目」の方に行くつもりでいた。でも、今日は結構な雪降り。仕方ない秋葉は諦めよう。でも気分はすでに「がんこ」。となれば「がんこ@落合」があるではないか。

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 「塩大盛+味玉 1,000円」
 末広町と同じように「塩コッテリで」というと、「はい」と応じてくれた。メニューにはないけれど、八代目直系ならやっぱりこれは受けてくれなくちゃ困る。
 うん、やはり八代目系の塩は旨い。紫蘇の風味がいいよね。今日のアジタマは割りとハードボイルドだったのだけが、ちと残念。いつものトローリではなかった。あと、強いていうと、チャーシューが一回り小さいような気がした。厚さも少し足りないような・・・(^^;
 ともあれ、今年の「初がんこ」。美味しくいただきました。

◆宗家一条流がんこ 八代目直系 小滝橋店
 新宿区上落合2-25-2 最寄駅:落合(東京メトロ)
 11:30~20:00 中休み 15:00~17:00 日祝休

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2006.01.20

爆乳「二郎@品川」

 品川でのバス待ち合わせが中途半端な時間になってしまった。それではと久しぶりに「品二郎」へ。13:30過ぎだというのに、私の前には12人のお待ち。条件の良くない場所だと思うけど、いつも繁盛しているなぁ。

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 「小ブタ 700円 」
 唱えた呪文は「ヤサイマシマシニンニクカラメ」。しかしまぁ、前回もそうだったけどヤサイの量が凄い。モヤシの一本たりともこぼさずに麺までたどり着くのは、ちょっと大変だった。それと今日のヤサイは茹で時間が短かったらしくかなりシャキシャキ感が強かった。前回はやたらショッパかったブタも今日はグッド。そして圧巻だったのがスープ。見事に乳化していた。旨いっ! これほどいい状態だとスープを残すのは難しい。しっかり完食。

 やっぱり品二郎はこうでなくっちゃね。

◆ラーメン二郎 品川店
 品川区北品川1-18-5 最寄駅:北品川
 11:00-14:30、17:00-21:00 土のみ11:00-14:00 日祝休

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2006.01.19

ラーメン天神下「大喜@湯島」

 実に久しぶりの大喜である。超有名店だし、たいそう気に入っている店だというのに、湯島という土地が普段の行動範囲にないせいで滅多に来ることがない。あと日テレで一等賞になってしまって以来、大行列の心配が常にあった。でも今日は常磐線方面に用事があったのと、友人のブログに載っていた丼画像に刺激されていたこともあって、珍しく途中下車となった。
 18時過ぎの店内は7割ほどの入り。よかった行列がなくて。寒風吹きすさぶ路上でのお待ちはツライものねぇ。

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 「わんたんめん+味玉930円」
 とにかく寒かったので暖かくなるものをと考えて「わんたんめん」にした。うー、旨い! ここの味は今更説明する必要などないくらいだけど、なんというか、つくづく旨いのだ。スープにしても麺にしても具にしても、それぞれとっても旨いのに、強過ぎることがない。言葉で表現するのは難しいけど、上品な美味しさとでも言うのだろうか。細く切った柔らかな味のメンマと麺を同時に食べるときの食感が実にいい。熱々のワンタンからにじみ出す肉汁の甘美なこと(^o^)v
 一般にB級とかC級グルメとか思われているラーメンだけど、ここのはラ界で唯一A級にランクされてしかるべき「作品」なのではないか、とさえ思う・・・誉めすぎか(^^;

 ここで食べるたびに、またすぐにでも再訪しようと強く思うのだけど、ついつい間が空いてしまうのもいつものこと。あと、毎度必ず忘れているのは味玉の半身が既に入っているということ。これを忘れて味玉を注文すると、半身が三つになって、なんか間の抜けた絵になってしまう。まぁ、美味しいからいいんだけどね。

◆ラーメン天神下 大喜 (だいき)
 文京区湯島3-47-2 最寄駅:湯島・上野広小路
 11:30-15:00 17:30-22:00 祝日は昼のみ 日休

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2006.01.18

今年初の聖地「二郎本店」

 13:45頃に着いてみると、いつもの行列はKO大学側の角を回り込んでいた。ざっと1時間待ちのコースだ。それでも今年お初の「二郎本店」。このニオイを嗅いでしまったら、もう他の食事はありえない。

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 「小ブタ 600円」
 券売機側一番奥の席からだとオペレーションが良く見える。
 オヤジさんはいつだって大ざっぱだ。ちょうど私の分のロットになったとき、5つとも「小」のはずなのに、ひときわ麺の盛りのいい丼があった。私のところでなければいいがと思って見ていたのだけど、悪い予感は当たるモノで、私のところに廻ってきた。ただでさえ他店よりも盛りのよい本店だから、嬉しいと言うよりもヤバイという感覚の方が先に立つ。もう若くはないのだもの。

 オヤジさん、「小ブタの人?」。私、一瞬迷いつつ「ヤサイニンニクカラメで」。
 目の前にドンと置かれた時点で、もうすでにスープがこぼれ出しているんだもの(^^; 
 ブタの切り方も大ざっぱで、つながってるの。食べにくいったらありゃしない・・・のだけど、これも三田本店ならではのご愛敬、かぶりついて喰らいましたとも。
 今日は体調が良かったのか、旨い旨いとうなりつつ無理なく完食できました。

 丼を上げてテーブル拭いて、ごちそうさまでした。

◆ラーメン二郎 三田本店
 港区三田2-16-4 最寄駅: 田町
 10:00-16:00頃(麺切れ終了) 日祝休

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2006.01.17

毎度の「もつやき石松」

 仕事帰りの22時頃、いつもの帰り道に店を覗いてみた。火曜日は刺しがないと思っているお客さんが多いのかもしれない。意外と空いていた。

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 左の絵は「レバ刺しハーフ」、右の絵は手前から「テッポウ」「ハラミ」「レバ半生」。いつもながら旨い。焼き加減が絶妙なのだなぁ。キンミヤとホッピーで軽く一杯。小一時間ほどで店を出た。

 そうそう、今日はこの「ぶぅログのーと」の読者だというお客さんが、わざわざ挨拶をしてくれた。有り難いものだ。でもちょっと面映ゆい気もする(^^ゞ

 なお、この店は木曜が定休日だけど、当面のあいだ休み無しで営業する(つもりだ)そうだ。だから、この木曜日も営業する。かどうかは行ってみないとわからない(^^;。

◆もつやき 石松(いしまつ) 旧「もつ焼き春」
 中野区中野5丁目50-8  最寄駅:中野
 本来の営業時間 21:00~未明または早朝まで。木曜休

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2006.01.16

チャルメラ40周年

 近所のスーパーでこのパッケージで見かけて即買い。

060116_1 明星食品の「チャルメラ」が登場したのが 1966年(s41)9月だそうだ。私が小学校4年生の頃だ。まだ「三丁目の夕日」の雰囲気が色濃く残っていた時代でもある。そういえば「チャルメラおじさん」のCMは好きだったなぁ。
 ちょうどこの頃、サンヨー食品から「サッポロ一番」が、しばらくして日清から「出前一丁」が発売されたと思う。(順番は違うかも知れない) まだカップ麺は登場していなくて、即席ラーメン華やかなりし頃だ。

 中でもこの「チャルメラ」と「出前一丁」が大好きだった。今でも日曜の遅い朝飯はこの二つのどちらかを作るくらいだもの。「チャルメラ」の場合には「木の実スパイス」が、「出前一丁」の場合は「ごまラー油」が気に入っているのかも知れない。子供時代、まだ週休二日制なんてものは影も形もなかった頃、日曜日には父親と二人で、インスタントラーメンと炒飯を作って食べるのを楽しみにしていたことを思い出す。

 サッポロ一番は、袋麺ではダントツのシェアを保っていると聞いたことがある。今も同じなのかは知らないけれど、チャルメラも出前一丁もずっと永く残っていて欲しいものだ。

 ともあれ、40周年記念のこの「チャルメラ」。佐野実氏の「スペシャルスパイス」が付いているそうだ。次の日曜日が楽しみである。

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2006.01.15

「一福@幡ヶ谷」の囲炉裏麺

 この店に最後に来たのは一体いつだろう。そう思って過去ログを調べてみると、なんともう4年も前のことだった。

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 我が家からは割りと近いのに、なぜこんなに間が空いてしまうのだろうと考えてみると、この辺lりに親戚が多いということが理由の一つとして思い当たる。この店のある幡ヶ谷と呼ばれる、清水橋から不動通り、笹塚にかけての一帯には親戚がいくつもあって、叔父叔母の家の前を素通りするようで気が引けてしまう。そんな感覚があって、身構えてしまうからかも知れない。
 でも昨日、同じ幡ヶ谷の「不如帰」に行ったことで、久しぶりに食べてみたくなった。

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 「囲炉裏麺 980円」
 酒粕と豆乳を溶かし込んである味噌ベースのラーメン。実にまろやかでいいなぁ。なんというか、ここのラーメンはどれをとっても柔らかくて優しいのだ。
 サメの軟骨に絡みついている味噌を溶かしながら食べ進んでいくと、ちょっとピリ辛感も加わって良いアクセントになる。他に水菜や焦げ目の付いた焼きネギ、クルトンのカリッとした食感もいい。ああ、旨いなぁ。
 このスープを残すのは難しい。あっという間に完食。身体ばかりか心まで暖まる逸品だった。
 もっと、マメに来なくっちゃね。

◆らぁめん 一福 (いちふく)
 渋谷区本町6-6-4 最寄駅:幡ヶ谷
 火木土:11:30-15:00 18:00-20:30
 水金日:11:30-15:00 夜の部なし 月曜休

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2006.01.14

新店「不如帰」@幡ヶ谷

 「ほととぎす」と読む。この1月11日オープンで、ご主人は永福町大勝軒出身だとのこと。とら会でも話題になっていた。

060114_1 場所は、幡ヶ谷6号通り商店街の中ほど。「一英」というラーメン屋さんの角を曲がってすぐにある。
 狭い路地なので、注意していないと見過ごしてしまいそうだ。客商売をやるのに条件のいい場所とは言いがたいけど、もしかするとそれは、ご主人の自信の現れなのかも知れない。
 黒が基調の店内はテーブルだけが白。ちょっとおしゃれな雰囲気で、女性も入りやすそうだ。

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 「味玉そば(醤油)800円」
 無化調、豚骨と魚介にはまぐりのトリプルスープとメニューに書いてあるけど、はまぐりも魚介の一種だから、そういう意味ではまぁダブルスープね。
 ハマグリはボイルした蛤を仕入れてダシを採っているようで、スープをすするといわゆる魚系よりも先にこのハマグリの風味が来る。無化調にありがちなボンヤリ感はなくて、すっきりした味わい。

 中細の平打ち麺の茹で加減も良くてスープをよく持ち上げてくる。
 バラ肉のチャーシューは柔らかすぎずこれも良し。味玉はトローリのタイプ。

 全体に大勝軒的な部分はほとんど感じられない。むしろ、この店オリジナルのスッキリした醤油ラーメンに仕上がっていると思う。

 非常にバランスのとれた美味しいラーメンだった。他に「塩」と「つけ麺」があるので、取り敢えず全部制覇してみたい。新年からレベルの高い新店に出会えてラッキーだった。

◆不如帰 (ほととぎす) SOBA HOUSE HOTOTOGISU
 渋谷区幡ケ谷2-47-12 最寄駅:幡ヶ谷
 11:00-15:00 17:30-21:30 しばらくの間休まず営業

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2006.01.13

やっぱり「小岩二郎」はいい!

 昨年初めて行った時が大当たりの大満足だったので、年末に二度トライしたのだけど、二度とも振られている。であるからして、今日こそはドーしてもというわけだ。

 店の前に着いたのが12時少し前。行列がなければいいなぁと思ってたけど、この時間帯はさすがにそうはいかなかった。店内に3人、外に8人のお待ち。最後尾に並んでから、席に着いて目の前に「二郎」が出てくるまでは20分ほどだった。

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 「小ブタ 650円」
 スープも麺も相変わらず旨い。そしてやっぱりここはブタ(叉焼)がいいなぁ。
 今日唱えた呪文はゼンマシ。周りの注文を見ているとアブラマシの量は多くないように思えたからだ。で、果たしてこれが大正解だった。
 以前この店は23区内の二郎の中でも、聖地三田を別格として、一番ではないかと書いたことがある。その味の違いを生み出しているのは、実はこのアブラではないだろうか。もちろんグルエースの量の差などでは断じてない・・・はず(^^; つまり、使っている豚肉がいいことで、ブタはもちろんスープにも良い影響を与えているように思うのだ。まぁ、バカ舌の私の言うことだからアテにはならない(^^ゞ

 麺はちょっとだけ柔らかかったかなぁ。前回、麺を鍋に入れるタイミングを変え、食感に変化を与えているようだと書いたのだけど、その時がたまたまそうだっただけで、私の勘違いだったようだ。きっと後から来たお客さんの分をギリギリで投入したのだろう。でもあの時の麺の食感はよかったなぁ。

 お昼前後はさすがに混むようだ。少し時間帯をズラしてまた来よう。

 なお今日はいつものデジカメを忘れてきたので、携帯のカメラによる画像になってしまつた。手ブレも加わって、ショボくなってしまった。ベターッとして不味そうに見えるのはご勘弁のほど・・・

◆ラーメン二郎 小岩店
 江戸川区西小岩3-31-13 最寄駅: 小岩
 11:00-14:00 18:00-21:30 土11:00-15:30 日祝休

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2006.01.12

中華料理 鞍山@中野

 中野駅方向からだと北、早稲田通りを越え、薬師アイロード(旧薬師銀座)に入ってじきに左側にある中華屋さん。ここの麺の特徴は、いわゆる手延べであるところで、麺の玉を「手」だけで麺に延ばしていく工程は、運良く見ることができれば、なかなか見応えのある職人技だ。開店直後だと、見られる可能性が高いようだ。

060112_3「ラーメン半チャーハン 680円」
 手延べの麺はシコシコのツルツルで実にグッド。鶏がらベースと思われるスープはスパイシーでちょっとショッパイ。この「ちょっとショッパイ」のはチャーハンも同じだから、この店の特徴なのかもしれない。他に杏仁豆腐がサービスで付いていた。どれも、美味しかった。

 近所に来ることがありましたら、是非どうぞとお薦めしておきます。

◆中華料理 鞍山(あんざん)
 中野区新井1-14-1 最寄駅:中野
 11:00~15:00 17:00~01:30 第2日曜休

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2006.01.11

いつもの「もつやき 石松」

 今年に入ってからもう4度目の訪問である(^^ゞ 今日は 20:00少し前に着いたにもかかわらず、店内は満席。一体どうしたんだ?と思ったら、5人組の団体様が先客にいたようだ。たった8席しかないお店だから、5人でも大人数だ(^^;
 「一番奥の補助席で良ければ」とマスターが言ってくれたので、そこで呑むことにした。この席で呑むのも移転以来3度目になるだろうか。

060111_1 この絵は「ナンコツ」。ナンコツと言っても、実際には動脈?(ハツモト?)の一部らしい。コリコリの食感が大好きで、あれば必ず頼むことにしている逸品だ。他にタン・ハツなど。レバーを切るタイミングがなかったので、今日はレバ無しだったのがちと残念。まぁ、また来ればいい。

 この日はホッピーで中3。水割りで中2。軽く呑んで沼袋方向へ移動した。

◆もつやき 石松(いしまつ) 旧「もつ焼き春」
 中野区中野5丁目50-8
 最寄駅:中野 木曜休
 本来の営業時間 21:00~未明または早朝まで

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2006.01.10

新店「ペペ@四谷三丁目」

 昨年11/30にオープンしたお店。なんでも、もとは赤坂にあったお店が都市開発の影響で、こちらに移転してきたものらしい。
 近所を通ったついでに寄ってみた。

060110_P「ラーメン大盛 600円」
 鶏ガラベースの醤油ラーメンで、なんというか昔ながらの東京のラーメンという感じ。麺はこの絵のとおり黄色みの強い細縮れ麺、チャーシューがまた懐かしいくらいショッパくて、これはこれで良し。玉子は味付けとかではなく、普通のゆで卵のハードボイルド。この黄身を、スープに溶かして呑むとまた美味しいんですな。
 他に青菜?とメンマ。今時流行りのラーメンとは違って、どこがどうということはないのだけど、これはこれで充分美味しいラーメンだった。
 ラーメン一杯 500円とお安いし、近所に来ていて小腹が空いたらまた寄ってみよう。

◆ラーメン 餃子 ぺぺ
 新宿区左門町13-2 小田ビル 最寄駅:四谷三丁目
 11:00-15:00 16:00-翌3:00 日祝休

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2006.01.09

ひるがお@新宿御苑の塩

 買い物がてら久しぶりに家内と長女、3人連れだってのラーメンである。私自身は約1ヶ月ぶり、5回目の訪問となる。
 「ひるがお」といえば、言わずと知れた「塩」の名店である。醤油のレベルもそうとう高いのだけど、今回は家族全員「塩」で行くことにした。

060109_1「炙りチャーシュー塩ラーメン+塩玉 1,050円」
 今日はちょっと奮発した(^^;。お味の方は、今更私が言うまでもなく相変わらず旨い。
 干し椎茸や干し貝柱のダシを効かせた「塩ダレ」のベースとなる塩はベトナム産だそうで、これに大山鶏の鶏ガラや豚骨、貝柱、ニンニク、鰹節、利尻・羅臼産コンブ、九十九里産の煮干しなど、こだわりの素材からとった「ダシ」を併せて作るスープは、いつ食べても絶品だ。
 「せたが屋」でも評判の炭火で炙ったチャーシューは、肩ロース肉とバラ肉、2種類の肉が使われていて、それぞれ味わいも食感も違う。
 麺は「微妙な食感を出すため」に3種類の太さの麺を使っていて、ほどよい硬さに茹でられている。一番細い麺に茹で時間を合わせているのだそうだ。左隅に写っている海苔は、四万十川のあおさ海苔だそうで、海の海苔とは違うやわらかな風味を出している。しらがネギの上にかかっているのは、貝柱の粉末だそうで、この香りがひときわ光っていた。

 ・・・何やらお店の「能書き」を丸写ししたみたいな文章になってしまったけど(^^ゞ 「味わい深い」というのは、こういうのを言うのだろう。そう思わせる旨いラーメンだった。

 もちろん、家内も長女も大満足。旨いラーメンを食べさせると豪語して連れてきた甲斐があったというものだ。未食の方には是非にとお薦めしておきます。

◆ひるがお 新宿御苑店
 新宿区新宿1-32-4 最寄駅:新宿御苑
 11:00 ~ スープ切れ(20:00頃が多い) 日曜休

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2006.01.08

二郎初め@荻窪

 年末に二郎納めをしようと小岩へ行って振られた。仕方ないと神保町へ行くと、ここも営業時間に間に合わずギリギリアウト。結局、二郎納めをしたという実感のないまま年を越してしまった。

 そんなわけで早いところ二郎初めをしたかったのだけど、今日までズレこんでしまっていた。
 で、「荻窪二郎」である。昨年のラスト二郎も荻窪だったので、年をまたいで荻窪続きとなった。

060108_J 「小ブタ+鰹節 750円」
 今日の呪文もいつもどおり「ヤサイニンニクカラメ」。ヤサイはマシマシでも良かったかなと思いながらのコールだったけど、やっぱりこれくらいでちょうど良さそうだ。
 今日のは旨かったなぁ。前回も書いたけどブタが間違いなく良くなっていると思うし、麺の茹で加減、スープの出来具合ともに実に私好みだった。
 うーむ、明日もイッてしまうかもしれない(^^ゞ

◆ラーメン二郎 荻窪店
 杉並区荻窪4-33-1 最寄駅: 荻窪
 11:30-14:30 18:00-22:00 土曜11:30-14:30 18:00-21:00
 日曜のみ通しで 21:00まで (臨休多い) 木曜・祝日休
★1/9は営業

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2006.01.07

デジカメのバッテリを買った

 普段持ち歩いているコンパクトデジカメ(PENTAX Optio-S)のバッテリーがいよいよ弱ってきた。もう3年にもなるのだから仕方がない。通販サイトを使ってサードパーティー製のバッテリーを買うことにした。
060107_B 上がこれまで使ってきた純正のもの。中央が今回買ったサードパーティー製のバッテリーだ。フル充電後、試しにUXGAのファイン+ストロボで撮り続けてみたところ、376枚撮ることができた。まだメモリー効果とかの耐久性は不明だけど充分合格レベルのように思う。
 これも友人がブログ上でバッテリーを安く買えるサイトを紹介してくれていたお陰だ。
 http://www.rowa.co.jp/cabinet/form.cgi?no=288

 それまでは、専用バッテリなので普通に買い換えると高くつくだろうと思って逡巡していた。実際調べてみると、ヨドバシでメーカー純正品が 3,780円。非純正品は 3,307円だった。でもこれが代引き手数料を加えても 1,460円で手に入った。これでもまだ半額以下。納品も注文後2日で届いた。
 良いサイトを教えてくれたT氏に感謝。これなら気楽に使うことができるお値段だ。なんかとても得した気分。

 というか、本邦メーカー・販社は、この手のサプライ用品で儲けすぎなのかも知れない。

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2006.01.06

さよなら「旭王@新橋」

 新橋の「旭王」が今日で閉店するという。旭川ラーメンの老舗「青葉」(中野の青葉とは無関係)の姉妹店だ。この閉店の話は12月半ばには知っていて、一度行ってみて振られている。ようやく食べることができたのは閉店日の今日。ギリギリで滑り込みセーフだ。

060106_k

 「醤油チャーシュー大盛 1,050円」
 茶濁した豚骨魚介のスープに玉子色の細縮れ麺。旭川系らしいラーメンで相変わらず美味しい。そしてバラ肉をロールにしたチャーシューが絶品だった。こんなに美味しかったっけなぁと思い返すくらい旨いチャーシューだった。

 最終日だから行列でもできているかなと思ったのだけど 13:20頃のお店は、客数も雰囲気もいつもどおり。店内をザッと見渡したところ、閉店を知らせる告知らしきものも見当たらなかった。閉店情報は何かの間違いではないかと思ってしまったくらいだ。もしかすると常連さんと一部のラーメンファン以外には殆ど知られていないのかも知れない。実際、完全に閉店するわけではなく、「旭王」として新橋で営業するのが今日で最後。1/14からは横浜市都筑区(あざみ野?)の方でラーメン集合施設に「青葉」の名前で出店するらしい。

 とはいえ、そうそう通える場所でもなさそうだ。つくづく惜しいと思う。東京には数少ない純旭川系の名店がまた一つなくなってしまった。

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2006.01.05

安曇野のお年取り

 先日「お年取り」について少し触れたところ、それはどういうものなんだ?という質問をいくつか頂いた。先日の記事と一部重複するところもあるけれど簡単に書いておくことにしたい。

 信州安曇野(大町・松本・塩尻を含む)には「お年取り」という儀式がある。(もしかすると信州全域 または もっと広い地域にもあるのかも。) 代わって「おせち料理」という習慣がないことは先日も書いたとおり。(注:文末参照)

 中高年以上の人たちの中には、大掃除なり年賀状書きなり、何かしら年内にやるべきことができない時に「お年取りができなくなってしまう」というような使い回しをすることがある。それくらい暮らしの中に入り込んでいる言葉でもあり大事な儀式でもある。

 「お年取り」とは、元々は年齢を数えで表していた頃の名残で、1月1日に一歳、齢を重ねる(年を取る)ことから来ているのだと思う。
 この地域で「お年取り」と言えば、大晦日に「年取り魚」の鰤(ぶり)をはじめとする年に一度のご馳走を並べ、家長が家族または親族全員に、一年の労をねぎらいつつ酒肴を振る舞うという習慣のことを言う。

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 「年取り魚」または「正月の魚」は、関東以北では「鮭」が一般的だと思うけど、こちらでは西日本の影響を受けているというよりも、日本海が近いせいなのだろう。このお年取りから正月までの間は何かにつけ「鰤」である。刺身、塩焼き、煮付け、照り焼きなどで食べる他に、お雑煮のダシと具になるのはもちろん、みそ汁の具も鰤だったりする。それくらいこの時期には大活躍する魚だ。鰤が出世魚だということも縁起が良くて好まれる理由かも知れない。

060105tt01

 上の絵は、家内の里の「お年取り」の食卓の模様。総勢8人用。かくいう私は家内の里の「お年取り」しか知らないために、これが果たしてこの地域の平均的な「お年取り」なのかどうかはわからない。「鰤」は日本海から旬の寒鰤を直送して貰ったものだそうだから、ひょっとするとこれだけは結構贅沢なものなのかも知れない。

 安曇野または信州にご在住 または ご出身のかたで「ウチのお年取りは違うよ」とか、私がここで書いたことが間違ってるよとかがある場合には、是非コメント下さいまし。

◇2006.1.7訂正
 この記事の冒頭で安曇野には「代わって『おせち料理』という習慣がない」と書きましたが、同じ里のご近所様のブログには「おせち料理」が普通に登場していました。安曇野でも「おせち料理」の習慣は、それぞれの家によって違うようです。

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2006.01.04

スタッドレスタイヤの安心感

 スタッドレスタイヤに履き替えたと前回書いてから、その後実際に積雪の可能性が高い地域に行ったのは、今回の信州行が初めてになる。

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 この五日間で積雪路を走った距離は、天候に恵まれたこともあって、全行程 約500kmのうち、わずか 2km程度。その殆どは3日明け方からの降雪によるもので、フラットな圧雪路を走ったものだ。一ケ所、山奥の蕎麦屋さんに行った際に、重い1BOXカー 且つ FR車であることの悲しさで、半凍結した隘路でスタックしかけたことがあったけれど、他は何ら不自由なく走ることができた。

 もう20年近くも前、豪雪地帯飯山を含め信州全域を走り廻っていた頃は、まだスパイクタイヤ全盛の時代だった。スパイクに比べるとどうしても凍結路面や硬い圧雪路面でのグリップでは不安が残るものの、安売りのスタッドレスでも充分な安心感を得ることができた。

 この安心感は、必ずしも積雪路だけのことではない。行く先々に雪があるかどうか、高速道路がチェーン規制されているかどうかを気にしないで移動することができるという点が最も大きいものだった。
 「積雪路を走った距離」は、わずか 2km程度と書いたけど、「積雪を気にしないといけない距離」は、全行程 500kmのうち、半分の250kmほどにもなるだろうか。

 これまで、チェーンを着けたりハズしたりの苦労や、わずかの距離をチェーンを付けなかったためにヒヤリとした経験などは一体何だったのだろうと思った。寒冷地での専用タイヤのありがたみをイヤというほど知っていたはずなのに。

 年に一回二回程度でも、毎年積雪の可能性があるところに行かれる方には、スタッドレスの着用を是非にとお薦めしておきます。

 さて、ここから先は蛇足。
 言わずもがなかもしれませんが、東京で積雪があった時にクルマで外出するのは危険。歩道のない道を歩くのも同じ。スタッドレスだからといって、試しに走ってみようなどと考えるのは是非おやめ下さい。周りを走っているクルマは殆どがノーマルタイヤのままだろうし、仮にチェーンを巻いているかスタッドレスだったとしても、私たちと同じ雪道初心者なのですから。自分は大丈夫でも、いつどこから突っ込まれても不思議はありませんよ。
 降雪地に住んでいてさえ、毎年雪の降り始めは何度も危ない思いをします。最もスリップ事故が多いのもその時期なのですから。

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2006.01.03

「そば処 常念」@穂高

 安曇野へ来たら、ここの蕎麦を食べないわけにはいかない。そう思っていたのだけど、元日はさすがにお休みだった。二日から営業とのことだったので、東京へ帰る前に食べておくことにした。

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 正月にここまで来る人は少ないのだろうか、それとも営業していること自体、あまり知られていないのだろうか、珍しくお客さんが少なく閑散としたものだった。

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 「もりそば二枚 1,050円」
 冷水でよくシメられた蕎麦は相変わらず旨い。無理してでも来て良かったと思わせる蕎麦だ。ブレのない安心の味とでも言おうか。それと、この店は蕎麦だけでなく店の雰囲気自体を楽しむ店でもある。たまたまお客さんが殆どいなかったせいで、よけいに静かさとゆっくりした時の流れを感じることができた。

 そうそう、ここは季節季節の漬け物と果物を必ず付けだし風に出してくれるのだけど、今回は野沢菜とりんご。どれもこの店の心づくしだ。

 さて、次回安曇野に来るのはいつのことだろう。また夏休みに来ることができるといいのだけど。

◆そば処 常念(じょうねん)
 長野県安曇野市穂高上原7690
 11:00~14:00 15:30~19:00 火曜休
 2005年末は31日まで、新年は 2日から

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2006.01.02

ラーメン初め「麺屋あいぜん@安曇野」

 正月二日でも開いていて美味しそうな店は?と 友人に教えて貰ったURLで検索して見つけたのがここ「麺屋あいぜん@穂高」である。

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 R147沿いで穂高駅の少し南にあるこの店は「とんこつ魚介」で有名らしい。13時少し前の店内は地元の人で一杯だった。店内にも10人ほどの待ち行列ができるくらいなのだから、よほどの人気店なのかもしれない。内装造作等はかなり新しく見えたので、店自体も比較的新しいのだろう。であるならば味の方もかなり期待できるのではないか。

 メニューは魚介醤油と醤油、塩、味噌で、それぞれに味玉入りと特製がある。「特製はチャーシュー、玉子、岩のりが増量に」というようなことがメニューに書いてあった。なんか「青葉」っぽいなぁと思ってしまった。店員さんは流行りのTシャツと頭巾のユニフォームだし、東京の今時のラーメン屋さんを強く意識している様子がうかがえる。

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 「特製魚介醤油らぁめん 950円」
 カウンターに座ることができたので、オペレーションを見ていると、魚介醤油と醤油の違いがなんとなくわかった。醤油ダレともう一つ何かのタレと油脂とを丼に入れた後、魚介醤油の場合はスプーン一杯ほどの魚粉を直接丼の中に入れている。
 決して悪い意味ではないけれど、なんとなくこの時点で味の想像がついてしまった。

 果たして実際に食べてみると、うん、まさしくとんこつ魚介!というスープ。ただし、最近流行りのトロみの強いタイプではない。
 魚介系はたぶん煮干しも効いているのだけど、直接投入されたカツオ節粉が強いせいで、全体にカツオ節一色という感じ。麺はかなり細いストレート麺。もう少し硬めに茹でた方がラヲタ的にはウケそうだけど、これはこれで良し。
 チャーシューはバラ肉とロース肉のが二枚づつで違う食感が楽しめる。どちらもトロトロで美味しかった。味玉のトローリは今時風。トッピングの岩のりは、普通の海苔とはまた違った風味を出してくれていて良し。

 美味しいし全体にバランスのとれたラーメンだった。再訪必至かな。今度は普通の醤油か塩を食べてみたい。そちらの方が煮干しの豊かな風味を味わえそうな気がするので。
 魚粉が決して嫌いというわけではないけれど、なんとなく「手っ取り早く節系にしてパンチを効かせました」みたいな・・・。私としては元のダシ自体で節系をきっちりとるか、「やすべえ」みたいに自分で魚粉を足すようにしてくれた方が嬉しいのだけどなぁ。

 ともあれ、いやいやどうして安曇野のラーメンもなかなかではないですか。流行りのと言えば博多系トンコツばかりかと勝手に思い込んでいたのだけど、こういうラーメンを出す店が増えてきてくれるのは、嬉しい限りなのです。

◆麺屋 あいぜん
 長野県安曇野市穂高2470(R127アミーの真ん前)
 11:00-21:00 月曜第二火曜休
(月曜が祭日の場合は火休)

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白鳥湖@豊科

 穂高連峰に源を発する「梓川」に、松本方向からの「奈良井川」が合流して、その名を「犀川」と変えたあたり、豊科にある三日月湖には毎年冬になると白鳥が飛来する。そしてここで越冬していく。

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 今年はその数が多いそうで、なんでも千羽を超える白鳥たちが確認されているのだとか。
 パッと見、それほどとは思えなかったのだけど、きっとあちこちに分散して羽根を休めているのだろう。白鳥たちが同じ方向を向いて整列しているように見えるのは、その先にエサを投げる人間たちがいるからだ。

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 そんな白鳥たちの中で、一番ガタイのよかったヤツの表情をパチリ。エサを投げそうな人間の方を注視しているようなのが面白い。「早くこっちへ投げろよ」とでも思っているのだろうか。
 つぶらな瞳が可愛いでしょ。白鳥のクチバシって、こんな模様してるのね。

 ちなみに、その「犀川」は長野市内で「千曲川」に合流する。そして新潟に入ると再びその名を「信濃川」と変えて日本海へとそそぐ。あの「万代橋」を越えて。
 そしてこの川が日本一長い川であることは、皆さんご存じのとおり。

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おせち料理の代わりに

 信州安曇野には「おせち料理」の習慣はない。代わって大晦日に「お年取り」という儀式がある。ここで一年の労をねぎらい、ご馳走を振る舞う。であるから正月だからといって、特別な料理が出るわけではない。それらしいのはお雑煮くらいのものかもしれない。

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 もう一つ、家内の実家には私には嬉しいご馳走「純粋自家製の手打ち蕎麦」がある。
 昨年も書いたけど、何故「純粋自家製」かというと自前の畑で蕎麦を栽培しているからだ。さらにそれを自ら手打ちにする。世の中に旨い手打ち蕎麦は数あれど、そば粉自体が自家製というのは少ない方だろう。

 昨年はその蕎麦打ちの様子を書いた。だから今年はそこは割愛して、できあがりの絵だけをお届けする。細くきれいに切るのは難しいので、無理せずうどん並みの太麺に(^^; ところが、その方がそば粉自体の旨味を感じることができて、これはこれでなかなかよいのだ。コシというよりカタい蕎麦になってしまったかな(^^;
 プロが打つ蕎麦のような食感というわけにはいかないけれど、何よりもそば粉自体の芳香がすばらしい。これも田舎ならではの贅沢だろう。

◇一昨年末の記事:「純粋自家製の手打ち蕎麦」
 http://bush.air-nifty.com/bushlog/2004/12/post_25.html

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2006.01.01

頌春 from 信州

 あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。

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 (豊科から白馬連山を望む 2006/1/1 14:08)

 blogを始めたのは 2004/11のことでしたが、取りあえず一ヶ月だけでも毎日欠かさず記事をUPしてみようと決意したのが 昨年の7/1。時折2~3日分をまとめてUPすることがあったりしたのですけれど、早いものでもう半年間継続することができました。

 今年は少しペースを落とすかもしれませんが、無理せず長く続けられたらと思っています。相変わらずジャンルはいい加減で、話はあちこち飛ぶと思いますが、BUSHのつたないblogに、また一年間お付き合い頂けたなら光栄に存じます。

 今年も美味しくラーメンが食べられますように。

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雪だるま

 安曇野はものすごく寒いわりには雪が少ない。周囲を 3,000m級の山々に囲まれているせいで、雪雲が遮られてしまうからだろう。

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 明けたからもう昨年12月は数度の大寒波襲来で、日本海側だけでなく名古屋や鹿児島までも雪が積もったというのに、この南安曇野には驚くほど雪が少なかったそうだ。

 そのせいもあって、雪だるまも小ぶり。娘が言うには、これでも日陰に残っていた周囲の雪をかき集めてようやく作ったものだそうだ。作ったのは四日前、それでも気温が低いせいで、まだ溶けずに残っている。

 そういえばその前年は、大晦日に大雪が降ったんだっけなぁ。

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