カーナビの遅(おそ)走り
先日BUSH号のタイヤをスタッドレスタイヤに買い換えたと書いた。
そうしたら妙なところに副作用が出てしまった。カーナビが極端に遅走りするようになってしまったのだ。ここのところ近場しか走らなかったのでカーナビの画面を注視することもなかった。だから気づかなかったのだけど、少し長い距離を走ってみたらもうボロボロ。
8年ほど前の SONY CD-ROMナビ NVX-FW8 というモデルを、友人から譲り受けてもう6年も愛用している。自車位置の表示が今時のナビに比べればずっと甘いのはもう慣れっこなのだけど、これほどヒドイ遅走りは初めて。今まではむしろ早走りしていたくらいなのに。
「一体どーしたんだぁ!壊れたのか?」と一瞬慌てたけど、すぐに「そっか」と思いついた。タイヤをスタッドレスに変えた際に、これまで14インチだったホイール径を15インチに上げたからだ。
と原因が判ったのはいいのだけど、学習機能で自然に自車位置が追いつくのを待ってはいられない。昔の機種だから学習にも時間がかかるのだ。でも、こんな時のために車速パルスを調整するサービス会社向けの隠しメニューがあったはず。更にそのメニューに入るための隠しコマンドをどこかにメモしといたはずだ、と思い出し、あっちこっち探してみたのだけど、どうにも見つからない。
結局、FCARNAVI時代の過去ログなどを検索しまくってようやく見つけた。そう「三三七拍子」だったのだ。(謎)
その後、近所の衛星を拾いやすい道を走りながら、自社位置の調整。なんとか許容範囲内に収まったようだ。今週末から信州へ行く。これで知らない道や細街路も怖くなくなった。
今時のナビが欲しいのは山々なんだけどなぁ。
・・・と書いていたら、タイヤなどを変えた場合、一度リセットすべきだということを友人に思い出させられた。車速パルスをいじったまま走るか、リセットして学習しなおさせるか、考えどころだ。
注:「遅走り」とは、実際の自車位置よりもナビの現在位置表示が常に後ろにズレている状態。この逆は「早走り」。
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