驚きの「富士鮨@中野新橋」
中野新橋駅を出て南へ 6~7分、川島通りを東へちょっと入った場所にある。ジモティーな先輩に「とってもいいお店があるよ」と教えて貰ったお店だ。先日も一度予約にトライしたが成立せず、今回ようやく行くことができたのだ。
予約の時間は 20:15。R氏と予約時間よりも前に中野新橋で待ち合わせて、どこかで軽く一杯やりつつ待とうということになった。同じ中野でも中野新橋はラーメン屋と貴乃花部屋に、昔ここに住んでいた先輩の果物屋さん(もうない)くらいしか知らない。まずは立ち飲みができる店を探そうと歩き始めると、ありましたねぇ。店の前で焼鳥を焼いていて、すぐ脇で立ち飲みもできれば、店内でゆっくり飲ることもできるという嬉しいスタイルのお店。
・・・この店について書くのはまた後日に譲ることにして、まぁとにかく焼き鳥で一杯。
予約時間の少し前に店の前に行くと、あれ?暖簾が出ていない。おいおい休みかよ。予約の電話はなんだったんだぁ、と一瞬不安がよぎる。てっきり早い時間の客が一巡したあとなのだろうと思い込んでいたのだ。でもさにあらず。実はまだ開店前で我々の予約時間がこの日の開店時間だったのだ。
時間ちょうどに店を開けて貰って入店。ご主人と奥さんのお二人でやっているお店らしい。席数10程度でカウンターだけの小さな店は、寿司屋らしい清潔感があって、もうそれだけでも好感が持てる。
席に着くとカウンター前のショーケースに並んだネタが、まず目を和ませてくれた。見るからに新鮮そうなネタが並んでいるのだ。好物の生シラスもある。むろん期待は高まりますわな。
奥さんが「どうしましょうか」と聞いてくれたので「今日が初めてで要領がわからないので、お任せでお願いします」と告げると「一人4,000円のコースがありますよ」と奥さん。「じゃ、それでお願いします。」
既に一杯入っているので、飲み物は「八海山を」。R氏は店に入った瞬間からこれに目を付けていたようだ。じきに付け出しに出て来たのは「カツオのたたき」だ。これがまたしみじみ旨かった。付け出しでこれなのだから恐れ入る。美味しい店って実は付け出しも決しておざなりではないのが当たり前なんだよね。
勢揃いした「刺身の盛り合わせ」である。ご主人が一つ一つ刺身を盛りつけていくプロセスもたまらない。次は何が出てくるのだろうと八海山を呑んで、ぢゃない、固唾を呑んで見守るかのようだ。
で、見よ、この勇姿を。「どうだぁ、参ったかぁっ!」てなもんなのだ。いつもは VGAサイズの絵しか載せないのだけど、今回は大サービスで XGAにしてみた。どうぞクリックしてみて下さいまし。何がどれだけ載っているか見てやって下さいまし。ヨダレものでしょう。たまらないでしょう(^^;
少しでも、このネタ君達の鮮度が伝わればと思うのだけど、画質を落とさざるを得ないので難しいかもしれない。そしてもしもこの鮮度が伝われば、お味の方のレポートは無用だろう。食感、味、ともに文句なしなのでした。
刺身が一通りはけてくると、「にぎり」のお出ましだ。これも「どうだ参ったか」級のにぎりなのだ。これまたクリックして見てやって下さいましな。比較になるものがないから判りにくいかもしれないけど、ネタが大きくて美しいの。玉(ギョク)の大きさなんて、もうスーパーですよ。隠れててみえないけど、この玉の下にはちゃんとシャリがあって、これもニギリなんですよ。いやぁ、もう言語道断の量と旨さなのだ。
いやはや興奮しすぎた。
とにかく、すばらしい鮮度で量があって且つ美味しい、しかも安い。東京に居ながらにして、抜群の鮮度の刺身と鮨を腹一杯食べられるコースが4千円。いやぁ、実にいい。再訪必至どころか常連化したいお店ですなぁ。この店を紹介してくれた先輩に感謝。ありがとうね。
ちなみに、このコースは二人以上でオーダー可能。お酒を飲まない または ビール一杯程度の人なら5千円で上がることでしょう。この日は銘酒「八海山」をグビグビ飲んでしまったので@7千円強かかってしまったけど、一緒に行ったR氏ともども大納得のお店なのでした。
◆富士鮨@中野新橋
中野区弥生町3-27-18 Tel: 03-3373-1568
19:30頃~24:00 日曜休 要予約
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コメント
こんど、ご一緒させて下さい。m(__)m
投稿: じゃいあん | 2005.09.16 21:49
おやぁ、じゃいあんさん。いらっしゃいませ。ご無沙汰様です。
次回帰京される際には是非ご一緒しましょう。予約が必要なので、スケジュールがわかったら早めにご連絡を。
投稿: BUSH | 2005.09.18 02:27