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2005.09.10

らーめん雫(しずく)@福生

 C氏と久しぶりに「小さなラ旅」に出かけた。目指すは最近あちこちで話題になっている福生の「雫」という店だ。日本一ラーメンを食べた男というラーメンガイド氏や元のラーメン王達が絶賛しているのだから、気合いも入ろうというモノだ。マスコミに取り上げられ、大行列となるのは必至。であれば、その前に行ってみなくては。

050910_0 福生駅から、ものの数分の距離にあるこの店は今年の6月に出来たばかりなのだそうだが、旨いと言われる店の名が広がるのは、福生というハンデのある場所にあってさえ実に早い。
 11:40頃に店の前に着くと、先には5人ほどのお並び。我々をいれれて7人。この時間がピークだったようで、後は数人のお並び程度で済んでいたようだ。有名になりつつあると言ってもここは福生。そうそう来られるところではないからだろう。でも、それも時間の問題かもしれない。食べてみてそう思った。
 カウンター8席だけの店内は実に静かな雰囲気で、どうやら30代そこそこと思われる店主と妹さんの二人が、自宅の一階を改装してやっているようだ。
 一度に二杯づつ作るその作業はとても丁寧で好感が持てる。タレをドンブリに入れておいて、そこに温めたダシをそそぎ込むというやり方ではなくて、二人分の分量のダシだけを雪平鍋に取り分けて、そこにタレをいれてスープとして温めている。スープの温かさを大事にしているのだろう。麺の茹で時間は2分5秒。

050910_1「鶏と魚介の雫(醤油味)+味玉+鶏チャーシュー」。いやぁ、旨い。鶏のダシがメインだというスープのはずなのに全然トリトリしていない。(トリトリしてるのが嫌いという意味ではない) それでいてトロミのある濃厚なスープは魚介系もしっかり来て見事に合っている。中細の縮れ麺は大成食品の麺だそうだけど、これまたシコシコのツルツルで食感が実にいい。トッピングの鶏チャーシューは、一つ一つは小さいのだけどトロトロで美味しい。もちろん味玉も同じだ。そうそう、開店からわずか40分ほどで、この別トッピングとしての鶏チャーシューは終わってしまっていた。この日だけがそうだったのかはわからないが、食べたい人は早めに行った方が無難かもしれない。
 トロミのある魚介系スープ。「流行りの味」と言えばそうだが、実にうまいイッパイだった。今度は「鶏の雫(塩味)」を是非とも食べてみたいものだが、それを提供するのは水曜と金曜だけだというから、なかなか難しそうだ。メニューを時々入れ替えてくれるといいのだけどなぁ。
 遠いけど、わざわざ行くだけの価値のあるお店でした。

■らーめん雫(しずく)
 福生市福生1043-1 最寄駅: 福生
 11:30-14:30 17:30-22:00 土曜通し 日月休
 火木土:鶏と魚介の雫(醤油味)650円
 水・金:鶏の雫(塩味)650円
 味付玉子100 鶏チャーシュー 150円

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コメント

味玉うまそぉ~~~~♪
おいしいラーメン、食べたくなりました。

投稿: 青龍 | 2005.09.11 23:03

青龍さん。
 コメントありがとう。
 ここのは、味玉だけでなく凄くレベルが高いですよ。お薦め。
 あ、福生まで行かずとも美味しいラーメンは中野にも多いので、良かったらそちらも是非どうぞ。

投稿: BUSH | 2005.09.11 23:27

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