立呑酒場 魚屋よ蔵@中野
この絵を見て、この店は何屋さんだと思うだろうか。

間口1軒ほどしかない店の入り口においてあるショーケースだ。中を覗くと刺身や小魚の丸干しなどがずらっと並んでいる。ちんまりした魚やさんの店先という雰囲気作り出しているようにも見える。
6/21のオープンだというから、もう一ヶ月になる。しかも私の通勤経路に入っているというにもかかわらず、この雰囲気にだまされたのか、つい先日まで気が付かなかった。前を通っても、まさかそんな店だとは思いもしなかったからだろう。でも「立呑み屋だ」と気が付いた瞬間には店に入っていた(^^ゞ
「立呑酒場魚屋よ蔵@中野」である。
このショーケースの奥にカウンターがあり、客は刺身や小鉢類についてはショーケースから自由に取ってきて、店員さんに自己申告する。ショーケースの上の棚にある丸干し等の焼き物系は、店員さんにオーダーして奥で焼いて貰うという段取りだ。メニューは「魚屋」というだけあって魚介系が殆ど。焼鳥系や煮込系の肉類がないというのも立ち呑みとしては珍しいのかもしれない。強いて上げれば「白モツ炒め」と「ミミガーの燻製」というメニューがあるくらいだ。お値段の方はどれも 200円~300円程度。
ホッピー1+中2に、つまみ類2~3品という、ちょうど気持ちが良くなるくらいの量で 1,500円以内か。
店員さんの感じもいいし、こんな店が帰宅途中にできてしまうと困るではないか。中野駅を降りて「四文屋」の誘惑を振り切り、「加賀屋」の香りに鼻にセンをし、「もつ焼き春」のレバサシの魅惑をもくぐり抜けて、ようやく自由世界との境界線である早稲田通りにたどり着こうとすると、その寸前にこの店。嗚呼、と深いタメイキをつく私なのであった。
◆立呑酒場魚屋よ蔵 (よぞう と読むらしい)
中野区中野5-48-5 昭和新道商店街
16:00-23:00 日祝休
2005.7.23補足:「ミミガーの燻製」や「白モツ炒め」は常時あるわけではなく、日によって変わるらしい。ちなみに昨日はなく、代わって「ガツの炒め物」があった。
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コメント
ああ、たぶん、アソコかなってわかる。
魚屋も考えたもんよね。
私も行きたくなっちゃうもの。
今度、もこしいさん誘って行ってみませんこと?
ここも一人じゃ行きにくい・・・
投稿: xiao | 2005.07.22 21:52
たしかに、ここは一人では行きにくいでしょう。いつでもお伴します。あとは、みんなの都合が合うかどうかだね。
投稿: BUSH | 2005.07.23 09:09