懐かしのチキンライス
昔ながらのチキンライスが食べたいと思っていた。私にとってのそれは、子供のころよく出前や近所のおそば屋さんで食べた、言い方は悪いが、大好きなケチャップが大量に絡まって下品なほどにベチャベターっとしたチキンライスをである。むろん最近話題になったダウンタウンの松本人志氏の詩ほど感傷があるわけではない。
その後ある年代からは何故かすっかり食べることがなくなってしまっていて、たまに食堂や街のレストラン風のところで食べるそれは、妙にパサパサッとしたピラフ風のものばかりであった。
「中華料理・玉林@練馬」。この店は、もうかれこれ10年以上も前に、この近くのテニスクラブに通っていた頃によくきた店で、まさに昔ながらのチキンライスを食べさせてくれるお店である。当時クラブ仲間に餃子や麺類が旨いぞと連れて行って貰ったのが最初なのだが、一度このチキンライスを食べてしまってからは、いつもこればかりであった。それほど「私のチキンライス」の味なのであったのだ。
そんなわけで、まだ店があるかどうかも不安だったが行ってみることにした。幸いお店は前の場所にあった。改築されて新しくなっていたが雰囲気は昔のままだ。
チキンライスと餃子。いやぁ、期待通り、まさにこの味だ。嬉しくなってしまったのと美味しいのとで、ニコニコ顔である。
今でも街の中華屋さんやおそば屋さんで「チキンライス」を食すことができるのかも知れないが、あまり見かけないような気がする。40代未満の同僚にチキンライスと言っても、チキンピラフと混同してるように思えるし、どうやらこのまま衰退していってしまいそうな気がするなぁ・・・。
また、近々食べに行こうっと(^o^)v
中華料理 玉林
練馬区春日町5-4-10
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