亡国のイージス
近頃ラーメンネタばっかしなので、最近読了した本の中から一冊。
『亡国のイージス』. 福井晴敏/講談社文庫
1999年の日本冒険小説協会大賞に輝いた作品。もう随分前のベストセラーであるが、何故か最近まで読む機会がなかったものだ。
なんでも、昨年からはコミックにもなっているらしいし、今年の夏には実写で映画化もされるらしい。これはこれで楽しみではあるが、軍事スリラーを実写でというのが日本映画の泣き所かもしれない。観る前からちと悲観的。
大ベストセラーでもあるので、敢えてあらすじなど書かないが、このblogを読んでくれている人の中で未読の方がいらしたら、是非読んで頂きたい。軍事スリラーとして一級品であるというだけでなく、国とは何か国民とは何かを少しだけでも真剣に考えてみるいい機会になるかも知れない。
これを読んで、現在の日本を巡る情勢を鑑みるに付け、今までも何ら自らの安全保障なるものを顧みることがなかった我が身を憂う・・・のだが、すぐ忘れてしまう「亡記憶のBUSH」なのであった。
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コメント
「Twelve Y.O.」と「川の深さ」は読んだんですが。イージスとローレライは、なかなか掘り出し物がなくてねぇ。
投稿: 梅 | 2005.08.01 14:33
ローレライは私も探しています。「亡国の」はお貸ししようと思いますが、いーじすか? (^o☆)\カンッ
投稿: BUSH | 2005.08.01 14:47
亡国、お借りできるならよろしくお願いします。
新宿でお目にかかる際にでも。
投稿: 梅 | 2005.08.02 05:21