純粋自家製の手打ち蕎麦
家内の里での蕎麦打ちの模様である。
今年、家内の里では蕎麦を栽培していた。いくら田舎と言えど、さすがに石挽きの臼などはないので、製粉の部分だけは農協に持ち込むことになる。収穫した蕎麦の実を挽いてもらうわけだ。
そこから後は手打ち。下地だって自家製なのだから、これはもう「純粋自家製の手打ち蕎麦」と言っていいだろう。子供達も楽しみながらお手伝いだ。真っ白なそば粉に玉子をつなぎに使いヒタスラこねる。ついで、足で踏んで伸ばし、綿棒で伸ばす。製麺の部分だけは家庭用の小さな製麺機でいわゆる麺に仕上げる。
いやはや、なんと蕎麦の香り豊かな蕎麦なのだろう。蕎麦なんだから当たり前と思われるかもしれないが、必ずしもそうはいかないのだ。プロではない素人が打った蕎麦だから茹でると短く切れやすいという欠点とかはあるものの、要するに旨いのだ。
今時、純粋に自家製な手打ち蕎麦を食せるなんてのは、ちょっとない贅沢というものであろう。もちろん焼酎は、その蕎麦湯で割って飲んでいる。私服ぢゃない至福の一時である。
「どうだ、ウラヤマシぃだろぉ~」な年の瀬なのだ。
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