雪の狼
「雪の狼」グレン・ミード(二見文庫)読了。
時は1952年、スターリン圧制下のソビエト連邦を舞台に繰り広げられる大冒険小説。スターリン暗殺というテーマを描ききった、読み出したらやめられない止まらないの物語である。いやぁ、良かった。読もう読もうと思いつつなかなか読めなかった一冊なのだが、とにかく久しぶりの本格派に出会ったという気がする。
この本は、1997年の第16回日本冒険小説協会大賞に輝いた作品でもあり、読んだ人も多いであろうが、もしもまだ未読の方がいたら、是非に是非にとお薦めする次第である。
さてと、お次は日本軍のを読むかな。
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